はちみつ太郎 作
| ７２ 谷山里子は、産休に入った。出産まで６０日程度になった今日、出していた届出日、明日からの休暇を慰安保育所の園長にも報告している。 「産休に、入るので・・・。」 「は？・・・いい身分ね。まぁ、いいわ、他の慰安保育士のシフトを増やすだけだし、新たにパートを入れればいい。」 「パート？」 「翠・・・木島になったんだっけ・・・そろそろ、働きに出てもらっても。」 「え、まだ、・・・育休では。」 「二人目をこさえるタイミングかもね。・・・第二子は誰の種かしら？」 「そ、そんなことを。」 「あーら・・・里子だって、わからないよ。・・・妊娠発覚は、うちに来た後よねぇ。」 「・・・そんなこと、旦那の子です。」 「言い切れないよねぇ・・・どこで産み落とすの？」 「産み落とすって、・・・田山、クリニックです。」 「ほぉ・・・正信先生にねぇ・・・いい趣味ね。」 「そうしないと・・・あなたたちがっ・・・動画を・・・だからっ。」 「そう、じゃ、産み落とした赤ん坊・・・検査してもらえば？旦那のか、それとも・・・他の保護者の者か。」 「・・・し、しませんっ・・・旦那との子です。・・・それ以外なんて・・・。」 「まぁいいわ・・・どちらにしてもあばずれの子よ。」 「あばずれ・・・。」 「なに？・・・反論でも？」 「・・・。」 「そうよねぇ、新婚ホヤホヤなのに元彼のち○ぽ・・欲しがったばっかりに・・・こんな羽目になって。・・・あばずれ以外にあだ名が浮かばないわ。」 谷山里子は、江藤悟の顔が思い浮かぶ。他の慰安保育士も同じようにして落とされたことを考えると、間が挿したでは許されないだろうと悔やむ。 膨らんだお腹、マタニティー用のブラとショーツ、そこに纏っているのは慰安保育士用のエプロンだった。 待ちわびたように、ぱんだ組の一人の保護者は里子に口淫をせがむ。８ヶ月のお腹を支えながら膝立ちで口に含んだ陰茎に舌を這わせ、早漏気味の保護者へ朝の勤めを施してやっている。 佐々木は、保護者に里子の産休の話をし始める。 「お父さん・・・産休中・・・どうします？」 「あぁ、・・・仕方がないよねぇ。・・・我慢するしかないかなぁ。」 「でも、・・・いらいらしません。・・・奥さんも妊娠中でしょ。」 「まぁ・・・確かに。」 「里子先生の・・・自宅の鍵・・・お渡しする？」 「な、なんてことを・・出来ませんっ・・・そんなこと。」 「あらぁ・・・元彼には渡すのにぃ・・・残念ねぇ。」 「他の先生って・・・・？」 「あぁ、・・・そうねぇ・・・春ちゃん？・・・真知子？・・・それとも、新入りの・・・。」 「立川先生・・・いいですねぇ・・・細身で、スタイルいいし。」 「ぼて腹の里子先生に飽きが来た？」 「そんなことはないけど・・・たまには・・・ねぇ。」 「でも、まだ、教育中でね・・・クラス役員の許可が下りないわ。」 「残念ですね・・・クラス役員って、東山さん？」 「そう・・・まだ、１ヶ月ってところだし・・・パートで補うと思うの。」 「まぁ、仕方がないね・・・イライラも我慢するか。」 「くれぐれも・・・手、出しちゃ駄目ですよ・・さくらちゃんに。」 「大丈夫ですよ・・・大丈夫。」 谷山里子は、口から陰茎を離し、保護者に向かって懇願する。 「さくらちゃんに、手をださないって・・・絶対、約束してださいっ。」 「あぁ・・じゃぁ・・・産後、最初のエッチ・・・俺と予約してくれないか？」 「え・・・なんてことを。」 里子は、腹をさすりながら保護者の目を見ると、拳骨を握る拳を見るなり承諾の言葉を吐いた。 「でも、それまでに、旦那としちまうってことないかね。」 「大丈夫、出産、立会いよね旦那さんも。」 「・・・。」 「ね、出産を見た旦那、当分、妻との交尾に興味もてないのよ。」 「ほぉ、そうかぁ・・・じゃ、戴きましょうか、産み落としの穴ぼこを。」 「田山先生の承諾って事でいいわよね。・・・恐らく、３週間もすれば・・・出来るわよ。」 「じゃぁ・・・予約って事で・・・。」 「ここでする？・・・あ、そうだ、田山先生のところで、一ヶ月検診・・・その時よ。」 「・・・。」 谷山里子は、承諾を意味するように無言のまま保護者の陰茎を咥え、目に涙を浮かべながらぱんだ組の園児さくらの顔を浮かべていた。 早朝の谷山里子の慰安は、ほどなく終わり、夕方の笙子の慰安に舞台は遷っている。 『慰安保育士４ 谷山里子 ぱんだ組 産休中 ２１０日目』と表示は変えられている。その札を笙子は慰安保育士のスタイルで見つめていた。 「あら？・・・子供欲しくなった？」 「そ、そんなこと・・・ありません。」 「保育士の言葉とは思えないわ。」 「ち、違います。・・・望まない人との子供はっていう意味です。」 「旦那さん、もしくは？」 「・・・、旦那との子しか望みません。・・・も、もしかして、谷山先生のお腹の子は。」 「あら、失礼ねぇ・・・お腹の子だけが知ってるわよ。」 「ひどいっ・・・。」 「あらぁ・・・旦那に内緒が多い先生が、腹を立てる向きが違うんじゃない？子供に対して失礼なのはあなた方大人の方よ。・・・見境なくおまた、いいえ、お○んこおっぴろげて、・・・よく言えたものね。」 反論の言葉が出ない笙子は、扉の音の方向を気にした。現れたのはいつもどおりの顔だった。佐々木は、東山に声をかける。 「里子の産休で、慰安保育士が足りないのよ。」 「で？」 「立川先生に・・・シフト増やしてもらって。」 「まだ、駄目だろ・・・俺の、目標も達してないのに。」 「そうよね・・・じゃ、翠にパートで出てもらおうかしら。」 「ん・・・いや・・・もう、次のが落ちてるそうだぞ・・・小山蘭とか言ってたな。」 「へぇ・・・新卒？それとも、転勤組？」 「短大、新卒だ・・・体もいい、使える穴が多そうだし。」 「え？どういうこと。」 「もう、舐めさせやがったし・・・おもちゃ使わせてる・・・俺の穴に。」 「あらぁ・・・有望株ね。」 「けしからんよ・・・俺の穴だよ、ここは。」 佐々木の尻の穴を東山は突いた。飛び上がるように佐々木は跳ね上がり、肩を叩く。笙子は会話の内容を聞き入れることなく、簡易ベッドに腰を落とすことなく脇に顔を背けたまま立ち尽くしている。 佐々木は、東山との話を終えると姿を消した。東山は笙子に近づき、いつものように始めるよう嗾けた。簡易ベッドに腰を下ろすとベルトのバックルには笙子の指が外す動作を見せている。ファスナーを下ろし、東山は腰を浮かすとトランクスのテントは予想通りの脹らみを見せている。 「一週間ぶりか？」 「は、はい。」 「旦那とはしてるんか？」 「・・・。」 「してないんだなぁ。」 「・・・。」 「安徳寺・・・いったのか？」 「行きました。」 「違う、往かされたか？」 「・・・。」 「和尚にだよっ・・・あの、エロ坊主に・・・されたんだろ？」 「・・・、されました。」 「何回？・・・５回か？・・・６回か？」 「し、知りません。」 「抜かずに出す癖がある・・・エロ坊主の回数は、先生にはわからんかもしれん。じゃ、先生は何回、良くなった？」 「し、りません・・・お口で、すればいいんでしょ。」 「あぁ・・・ま、３、４回・・・太郎坊に１回か。」 東山は犬の名前まで正確に笙子に告げていく。全てを知りえる立場にあるのか、笙子を不安に落とす術を知っていた。 「あなたが・・・仕組んだんですか。」 「何を？」 「和尚の・・・行為。」 「まぁ、どっちが先ってことはわからんがね・・・鶏が先か、卵が先か。」 「・・・。」 笙子は、一度東山の顔をのぞいたが、謎かけの顔は恐ろしい答えを持ち合わせていると感じ顔をそらし、憎むべき陰茎に舌を這わせていく。 「鶏がいいのか、それとも・・・卵がいいのか。」 「くちゅ、くちゅ、くちゅ・・・くちゅっ。」 小気味よく口内で刺激を与えていく笙子。慣れが女を変えたのか、口淫での施しに完全な拒絶反応は見当たらないでいた。 頬は窄めと脹らませを交互にし、頬の粘膜も利用した口淫は東山も目を細め迸りを我慢せざるをえないでいた。 笙子の責めを回避すべく、東山は頬をつまみ、笙子の視線を上目つかせると、念を送るように視線を近づけた。 「６９・・・で、・・・しますか？」 「してぇんだろ？」 「・・・。」 「頷くな、どうなんだ。」 「は、早く終わるなら。」 「尻の穴・・・舐められてぇ・・・そう言え。」 「・・・違います。・・・早く終わるなら。」 「まぁいい、・・・下か上か・・・笙子先生が選べよ。」 「・・・上になります。」 「下だと、喉が苦しいんだろ・・・尻の穴は、舐められにくいし・・・じゃあ、いつも通りの下になれ、喉奥、冒して、尻の穴で喜ばせてやるよ。」 転がされるように笙子は簡易ベッドに仰向けにされる。すぐに跨った東山は、笙子の喉に狙いを定め、唇を割るように口内に挿入する。 挿入を終えると、亀頭に当たる扁桃腺を突きながら、ブルーのショーツを膝までずらさせ、片足だけ抜き去り、大きく天を向けて股を拡げさせた。 東山は指先で笙子の陰唇をもみこみ、婦人科医のように指先で大きく割ると、空洞の中に白い粘液を見つける。 「一週間・・・ご無沙汰でぬるぬるしてるな・・・そろそろ、欲しい頃か？」 「あぁ、ああぁ・・・や、めてくださいぃ。・・・あん、・・ちょっ・・・あんっ。」 「まさか、・・・和尚と生出しってこと・・・ねぇよなぁ。」 「そ、そんなことしませんっ。」 笙子は反論のため、陰茎を口から離し、唾液まみれで手のひらで掴んでいる。 親指を膣道に潜らせ、人差し指は肛門の周りを揉みこんだ。膣道には浅く潜らせた親指を肛門内の直腸をえぐる様に動かしている。人差し指は括約筋をもんで、蟻の戸渡りを爪先に力を入れた。 「だよなぁ・・・そんなことして、赤子でも孕んだ日にゃぁ・・・義母さんって・・・呼ばないかんし。それだけは、堪えてくれよ。」 「・・・お、親子？」 「あぁ、・・・正真正銘さ・・・実の父だよ。・・・慰安保育士たちとは違って紛れもねぇ実子だよ。」 東山が腰を大きく浮かし、狙いを定められた口内への侵入を再び許してしまう。実の親子同士から性的な生贄にされていると感じると、見せたくない東山の目に膣道からの分泌量の増加を視野に入れてしまっていた。 |
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| 2014.6.14掲載 |
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