| ３．帰宅部3年の尾藤久美 もえとの関係をたった一度だがもってしまった俺は、指が包み込まれるようでもあり、また押し返すような肌の感触が忘れられずにいた。耳に残る可愛いらしい喘ぎ声。 部活で顔を合わせる俺には、まるでお預けを食らった犬のようであり、日々の悶々とした生活が続けられていたのだった。 『いかん、これじゃ教員なんか無理だ！』 と思い、その悶々としたものを発散するようにイメクラへ行ってみたが、なぜか萎えてしまい余計に俺の気持ちを惑わせていた。 そんなある日、生活指導主任から3年の尾藤久美の生活指導をしてくれとお願いをされた。 体育教師＝怖いって発想がどこから来るのか？と思いながらも意外な程に縦社会の教員社会、渋々承諾をして、校内放送で尾藤を指導室に呼び出したのだった。 もう、衣替えも終わり夏へと一直線に向かう季節。狭くチープなアルミ製のテーブルとパイプ椅子、受験用の参考書がびっしりと整理された本棚だけの一室は、その本の匂いだろうか、むわっとした空気を帯びていた。そのむさ苦しい部屋に一人座り、指導主任から受け取ったメモ用紙を眺めている、【服装の乱れ、生活態度について厳しく注意してください】とだけ書いてあるが、面識ない生徒を怒るって難しい。真実を知らない訳なので。などと思っていると、部屋をノックし一人の生徒が入って来た。 「来ました〜。」 明らかに気だるくテンションの低い声。乳房の上くらいまで伸びている髪の毛は、逆光のせいか明るい色が更に茶色く発色している。学校指定のシャツのボタンは4つほど外れていて、濃紺に白い淵が色どられたブラ、それにすっぽりと納まる日に焼けた男を誘惑するかのよう乳房は、谷間をくっきりと作っている。俺を見た尾藤は、 「なんだ。あのエロ教師じゃないんだ。」 「エロ教師って誰だよ？まあ、いいやそこ座って。」 「ほ〜い。は？エロ教師ってあのはげ親父っしょ？胸見せるときょどって面白いやつ」 「は？指導主任のこと？」 「そそ。で、何用事って？」 面倒くさそうに脚を投げ出して座り始める尾藤。それを目で追いながら、というか胸見せるときょどる教師ってどうなの？と考えている俺に用件を済ませろと言わんばかりにけだるそうに話しかけてくる。 「とりあえずさ、シャツのボタンをあと一個でもいいから閉めてさ、指定のネクタイしようよ。」 視線を胸元に向けると明らかに露出が多い。なにせブラから乳房までがほぼ見えそうなのだから。 「え〜面倒〜。ネクタイすると熱いじゃん？それに、これくらいの方が可愛いし。」 胸元のシャツを指先でつまみ、自分の格好を見るようにしている尾藤は、納得したかのうに頷きながら答える。 「いや、熱いとか可愛いって問題じゃなくてな。規則だから、規則。」 至って冷静さを保ちながら指導主任から言われた指摘事項を注意している俺だが、それを聞いていている尾藤は、椅子を上下に揺らしながら聞いているのか、そうでないのかわからない受け答えをし、そして、 「規則、規則ってうざいんだよね。先生だって、規則やぶったことあるでしょ？それに誰かに迷惑かけてる訳じゃないし。先生だって生徒の胸みて興奮してんじゃん？どうなの？」 高校3年にもなると、ある程度の知識も増えて、その為か言い訳もまるで大人を見透かすような馬鹿にする口調になっている。脚をバタバタと上下させて早く終われよと言わんばかりの態度、脚の付け根、ショーツまでが見えそうな短いスカートが脚の動きと連動してふわりふわりと空気を包み日焼けした太腿から脹脛までの曲線を見せ付けるようにしながら。 悶々とした生活を送っていた俺の精神状態と、もえとは正反対の尾藤の反抗的な態度に俺は徐々に怒りが込み上げて来た。『なんなんだ。俺だって好きでこんなことしてんじゃねーよ。』と、次の瞬間に思わず机が凹むくらいに拳を叩き、 「お前な、その態度は何だ？え？親にも、こうして時間をとる先生方にも迷惑かかってるんだよ！」 俺のあまりに突然なキレ具合と机を叩く大きな音に椅子をゆらゆらと揺らしていた尾藤は、椅子に座ったまま倒れるように転んでしまい脚をMの字にして尻もちをついてしまった。尾てい骨を打ったのか痛そうな顔と、そして睨むような顔で、 「は？何怒鳴ってるの？まじ、うざい。」 挑発的な態度を撮り続ける尾藤への怒りと、目の前に転びながら細く長い日焼けした脚、その先の濃紺のショーツを露にしている体勢に、俺の理性が飛んでしまった。俺はおもむろに立ち上がると転んだ尾藤に歩みより、 「熱いんだよな。じゃあ、俺が涼しくしてやるよ。」 そう投げ捨てる様に言うと、倒れたままの尾藤に覆いかぶさるように倒れこむ。 膝が尾藤のスカートを捲りあげるように股間まで押し当てられ、両手で尾藤の手首を掴むと頭の上に押上げ、そのまま片手で握りしめる。 「ちょ、な、何すんの！離してよ、変態！」 「熱いんだろ？俺が脱がしてやるよ。」 身体をくねらせるようにしながら、もがき逃げようとする尾藤のシャツのボタンに手をかけると引きちぎるかのように外していき、左右に肌蹴させる。 夏に向けて強くなりつつある日差しが窓から差し込み明るく程よい肉付きの腹部から腰、そして濃紺のブラに包まれた乳房が照らし出される。 「や、やめろ、変態！」 既に聞く耳を持たない俺は、床と尾藤の背中に手を差し込みブラのホックを指先で外すと、ブラをたくし上げるようにするとタユンと乳房が揺れるように動き、。ブラから開放された乳房はその重みで脇に垂れるかの様な丸い乳房の形を露にさせている。 「どうせ、援助でもして、変態親父に揉まれて、吸われてしてんだろ？」 「な、訳ないだろ、離せって！」 左右に身体を振る尾藤、そのために乳房はタユタユと目下で揺れている。 逃れようと身体を振るのだが、その光景がいやらしく映り俺はその乳房を手の中に包むようにして揉みまわしながら、大きめの乳首に吸い付くようにして嘗め回す。 「ちゅぱ・・じゅる・・ちゅぱちゅぱ・・くちゅ」 「やだって、やめろよ！大声だすからね！い・・いや・・やだ！」 卑猥な音を立てて嘗め回していると、口の中で乳首が突起してくるのがわかる。そうしながら、膝に当たる股間に手を伸ばすとスカートの中に手を差し込み、腰を持ち上げるようにして、ショーツを脱がしてしまう。 熱い室内で、もがくせいで尾藤は汗をかいている。その手に吸い付くような汗ばんだ肌を撫でながら、茂みの先の秘部に指先が触れる。 「いや、そこはやだ、ほんと、お願いだから。言うこと聞くから。」 「もう、遅いんだよ。大人をからかうとどうなるか教えてやるからな。」 秘部は汗による湿り気を帯びているが愛液はそれほど出ていない。俺は手のひらから指先までべっとりと唾液を垂らすと唾液を潤滑油にして秘部の割れ目に押し付けるようにしていく。 「いや、やだ、いや、はうっあ・・あっうっあ・・やだ、離してっ。」 逃れようと腰を振るがあてがわれた指は離れる事なく執拗に秘部を刺激していく。中指を膣内へ挿入すると、襞をかき回すように指から腕を動かしていく。十分に刺激を与えている愛液が溢れ始め唾液と甘酸っぱい汗と、愛液の香りが室内を充満させていく。 「や、うっあっ・・あっん。だ、やだ、だめっ・・・くっあっはぁっはぁっうっあ・・」 「あんっあ・・はっはっ・・・んっあっあ・・はっはっはっ・・・」 教員に犯される恐怖からか、きつい表情だった尾藤の顔から涙が零れ落ち、視線が落ちつかないようにウロウロとしている。ここに来て多少の罪悪感を感じながらも、いきり立った一物と、壊れかけた精神状態のために自分を止めることが出来ずに、更に膣内を指でかき回していく。ぬるぬるとした愛液と膣内の襞が指に絡みつくようになり、締め付けを感じ始める。 「はっはっはっん・・・っあ、はっはっんっあ・・・」 「んっあ・・・あっあっはっ・・・んっあはっんはっはっ・・・」 息が途切れ途切れになり、唾を飲む際に一旦漏れる声が止まり再度、息を吐くときに声が漏れる。先ほどまでの反抗的な顔と異なり、少女のようでもあり、成熟した女のようでもある顔は上気し喉を鳴らしながら、首筋を伸ばしている。俺は、手首を掴んでいた手を離すと乳房を揉みしだきながら、親指でクリを中指を薬指で刺激させていくと、尾藤の身体がびくびくと跳ねるようになっていき、 「だめ・・はっんっあっあ・・あっうあっ！い、いやいやいや〜っあっ！」 「あっあっあっ・・・んっあ・・・あうっ・・・い・・・いくっからっ！！」 首を必死に横に振り、解かれた手で俺の腕にしがみつくように握りながら、身体が弓なりになると膣内が収縮して絶頂に達したことを伝える。犯されながらも絶頂に達してしまった自分への後悔か、尾藤は虚ろな目で俺を見るでもなく見つめている。俺はいきり立った一物を入れようと思っていたのだが、その顔に指を抜いてすぐ隣に座り込み、 「尾藤、いいかちゃんと先生の言うことを聞くんだ。わかったか？」 と尾藤の返す言葉により次の行為を決めようかと返答を待った。 「はい・・・すいませんでした。」 急にしおらしくなった尾藤は、制服の乱れを直すときちんとシャツのボタンを閉めてこちらを見ることなく部屋を出て行く。なんかまずいことをしたと急に自分が怖くなった俺は、言い訳も思いつかずにしばらく指導室に篭っていた。 次の日に校長に呼ばれる恐怖を感じながら出勤すると、校長ではなく指導主任から呼ばれた。 「先生、尾藤にちゃんと指導してくれました？今日も同じ格好なんですが。」 『？』完全に意味不明な俺。きょとんとした顔のまま主任に謝ると次の授業のために、体育館まで行くことにした。すると前から尾藤が昨日よりも派手なピンク色のブラを透けさせながら歩いてくるではないか。しかもまた乳房が見えるくらいにボタンを開けたまま。 「尾藤！お前っって、」 そこまで言おうとした瞬間に尾藤が走りよってきて抱きつくように俺の胸に飛び込んでくると、 「先生、昨日、最高だった！今度は〜、こっちでお願い！」 と俺の股間をぐにっと握りしめながら、ディープキスをしてくる。驚きのあまり俺は思わず腰が引けてしまい、尾藤を引き離すと、 「こら！大人をからかうと、」 誰かに見られたらという思いで慌て腑ためていると、尾藤は小悪魔のような笑みだけを残して、 「んじゃね〜。」 と手を振りながら走りさってしまった。全く状況が理解出来ない俺は、握られた股間の感触だけが残り、呆然と走り去る尾藤を目で追うことしか出来なかったのだった。 |
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| 2010.9.29掲載 |
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