| 33. 「徹、紹介するよ。俺の結婚相手の河合 唯さんだ。今度の日曜日に親父たちに正式に婚約を････」 渡辺 徹は大学３年、兄の雄は26歳で車メーカー勤務、紹介された婚約者の唯は24歳、兄と同じ会社の女性だった。 （エッ！････唯さんか････） 一目惚れだった。 だが兄の婚約者なのだ。 この日から徹の苦悩は始まった。 自宅に来るたびに雄と仲良く話す唯の顔を見て、徹は嬉しさと虚しさを感じていた。 そんなある日の午後、徹は資料整理のための参考に図書館に行った。 参考になる書物を広げ、パソコンで資料をまとめていると、小さく声を掛けられた。 「あら、徹君、大学の勉強？」 唯だった。 淡い色柄のワンピースで優しい微笑を浮かべていた。 「唯さん、どうして？」 徹は驚いたが図書館なので大きな声は出せなかった。 「大きな声を出せないから横に座るわね」 甘い香りが徹の鼻をくすぐった。 （いい香り････唯さんの香り････） 唯を知ってからは特定の彼女を作る気もしなくなり、淫欲の処理は唯との淫らな行為を想像して自慰をしていた。 唯の甘い香りは、そんな徹の肉棒を刺激した。 （何を考えてるんだ僕は････唯さんは兄貴の婚約者だぞ！････でも、一度だけでも唯さんと････） 「唯さんはどうして図書館に？」 隣に座った唯に徹は小声で訳を聞いた。 「会社を辞めてから、ここで手伝いをしてるの。書庫を片付けたら帰ろうと思ってたら徹さんが････」 唯は嬉しそうな顔を見せた。 「じゃぁ、ここに座ってたらマズイんじゃないの？」 徹はレポートどころじゃなかった。 「大丈夫よ！徹さんを見つけて切り上げるって言ってきたから････帰りは何か食べて一緒に帰りましょ」 唯は徹に身体を寄せてウィンクをした。 （ダメだよ！唯さんは何も感じないのだろうけど････僕はもう････ぁぁぁ、昂るばかりだ！） 徹は唯に股間の昂りを気づかれないように身体をデスクに付けた。 「まだ････少し時間が掛かるかも？」 徹は何とか唯を遠ざけて、この場を収めようと思っていた。 「エッ！そうなの？大変なのね････徹さんと初めて会った時から仲良くしたいって思ったの！」 義理の姉として義弟と早く打ち解けたかった。 「唯さんは姉と呼ぶにはあまりにも魅力的で････」 困惑顔の徹の様子を窺っていた唯は、徹の股間が大きく盛り上がってるのに気がついた。 （そうだったんだ････徹さんは、わたしのことを････） 唯は徹の昂りが自分に起因していることを悟ったが、急に離れて行っては変だと思った。 「わたし、やっぱり書庫の整理してくるわ！徹さん、まだ終わらないようだから････」 唯はカウンターの方を見遣って言った。 その時だった。 徹は唯に傍に居て欲しいという本心から、思わず唯の太腿を抑えた。 「唯さん！････」 徹の方を向いた唯と徹の顔がぶつかりそうになり、徹はそのまま唯の口唇に自分の口唇を圧し当てた。 周囲の目があるので一瞬のことだった。 「と、徹さん････」 徹は唯の太腿に置いた手をずらし、ワンピースの裾から唯の素肌の太腿に直接触った。 「ダメッ････」 唯は偶発的なキスはともかくとして、それが徹の手の動きに繋がってるのはマズイと思ったが、大きな音を立てたり騒いだりは出来ず、そのまま身体を堅くしていた。 「唯さんの口唇････柔らかくて甘い････」 偶発を装い淫らな行為に出た徹はここで中断は出来なかった。 「ごめんなさい････キスは偶然のことで････」 唯は徹の手を自分の手で抑えた。 「仲良くしたいなら････僕を解って････」 徹は唯の手を自分の股間に持っていき、自分は再び唯のワンピースの中に手を入れ太腿を擦った。 「ハァアッ････徹さん、ダメ････」 唯は慌てて周囲を見渡した。 閲覧室には他に人が居たが距離は離れていた。 「こんなになったのは唯さんのせいだよ！」 徹は姿勢を崩さず片手で唯の手に自分の昂りを圧し付け、もう一方の手で唯の太腿の付け根、パンティの上から淫部を圧し擦っていた。 唯は自分の手に感じる徹の肉棒と触られてる淫部と両方が気になり戸惑っていた。 「唯さん、まだ兄貴と結婚してるわけじゃないんだ。お互いに独身のオトコとオンナだよネ！」 徹の言葉に唯の気持ちがどこかで軽くなった。 （いけないことはお互いに分かってる！だけど････徹さんの気持ち････昂り････無視は出来ない） そう思った唯の太腿が左右に弛んだ。 （唯さん････ＯＫってこと！？） 唯の淫部を擦っていた徹の手への圧迫感が無くなり、徹はそれが唯の応えだと思った。 徹は昂った肉棒を取り出し唯の手に直接握らせ、弛んだ唯の太腿の付け根にある淫唇を、パンティの上から優しく擦り始めた。 「と、徹さん････いくらなんでもここで、こんなこと････」 唯は公共の場で自分がしている淫行に戸惑いと興奮を覚えた。 「今じゃなければ････こんな機会はもう････」 徹はこの機会を逃せば二度と唯に近づけなくなると思った。 （比べるモノじゃないと思うけど････徹さんのオチ●チ●、雄さんより太くて大きいわ････） 唯の手の中で徹の肉棒はさらに堅く太くなっていた。 （ここじゃ弄るだけで終わる････そうだ！書庫で････唯さんに隠れてついていけば････） 徹は早く唯の淫欲を昂らせようと、パンティの中に指を入れ淫らに濡れ始めた淫唇を直接弄り始めた。 「ぁぁぁ、ダ、ダメ････っぅ〜っ、あっ、ぃぃぃぃ････」 唯の口から淫らな悦びの声が洩れ始め、その高まりに合わせ徹の肉棒を扱き始めた。 （もう少し････） 徹が唯のクリトリスや淫壷を満遍なく愛撫すると、唯は堪え切れなくなったように身体が強張り出した。 「唯さん････」 徹は唯がイキそうになった淫壷から指を抜いた。 「はぁぁっ････？徹さん････」 徹を見る唯の目は淫らに潤んでいた。 「後でイカせてあげるから、僕のも････」 徹は唯の身体をデスクの下に屈ませた。 「他の人からは死角だから、安心して････」 唯は早く挿入して欲しくなり徹の肉棒を口に咥え扱いた。 （こんなことをして････もう結婚できないわ！） 唯はどうしてこうなったのかと思うより、今は火照った淫部を早く鎮めて欲しくて徹の肉棒をむしゃぶった。 （唯さんが僕のオチ●チ●を図書館の中で隠れてしゃぶってる！信じられないくらいの快感････このまま出したいけど････） 徹は射精感が込み上げるのを必死に堪えた。 「唯さん、ここじゃ、これ以上は････」 徹は唯に淫交する場所がないかと尋ねた。 「はぁ、はぁ････書庫、書庫なら誰も来ないわ」 唯はデスクの下で衣服を直した。 （徹さんの太いオチ●チ●、早くわたしのアソコに････） もう唯は徹の兄の雄との婚約は無効になったと思った。 何も無いような顔でふたりは書庫に向かい、唯がパスワードを入力し書庫の中に入った。 「今の時間なら職員も来ないけど････早くした方がいいわ」 唯は暗い書庫の壁に両手を付いてお尻を突き出した。 徹は黙って唯のワンピースを捲り上げ、肉付きの良い唯のお尻を擦り舌を這わせ淫部を弄った。 「あぁぁぁ、徹さん、もう、もうイレテ････」 唯の淫欲は限界だった。 徹も早く挿入したかったが、今舐め回さないと二度とチャンスは無いと思い、唯の言葉を無視して唯の熱く濡れた淫部を舐め回した。 「あぁぁ、あぁぁ、アッ、ダメッ、アッ、イクッ････」 唯は徹の頭を淫部に圧し付けて昇りつめた。 「じゃぁ、挿入れるよ」 まだ絶頂感の中に居た唯のお尻を掴んで引き寄せ、堪えに堪えた肉棒を唯の淫壷にゆっくりと挿入していった。 「ぅぁぁああああああ〜〜〜〜〜アッ、アッ、イイイイイッ････はぁ、はぁ、はぁ････」 徹の肉棒が唯の淫壷を縦横に責め始めると、唯は自ら腰を振って身悶え淫声をあげた。 立ちバックで責めながら徹は唯の乳房も露わにして揉み、唯の中で快感が高まると激しく肉棒で突き続けた。 書庫で淫らに交わったふたりは自宅に戻った。 「まだ皆、帰って来ないみたいネ････徹さん、もう雄さんと結婚できないわ！もう回復した？」 唯は婚約破棄を決めると大胆になった。 「大丈夫だよ！兄貴には秘密にして････結婚した後でも、僕としてくれるなら僕はいつでも････」 徹は結婚する前から唯に不倫を勧め、自分の部屋で唯を裸にし全身を舐め指を這わせ始めた。 「あぁぁ、いいわ！徹さん････もう、わたし、徹さんと離れられないかも････」 唯は淫部を舐められながら徹の肉棒を弄り、昂った太い肉棒に喜び自分も舐め始めた。 「はぁ、はぁ、はぁ、イイイイッ、イッくぅぅぅ〜〜〜〜〜」 立て続けに絶頂感に淫声を上げた唯は、しばらくの間、気を失うほど快感を感じていた。 （そうね････結婚は結婚で････エッチを楽しむのは、結婚とは別に考えれば････） 唯は徹との淫交で人格が変わったかのように、徹とだけではなく不特定多数との淫交を楽しみ始めた。 それは図書館では････ 「どんな本を探してるのですか？わたしも一緒に探しますので････静かに、ジッとして････」 そんなことを言いながら、唯は人目を避けた書棚を前にオトコの肉棒をしゃぶり、興奮したオトコから激しく突かれて淫悦を味わった････。 （いろんなセックスをしてみたいわ････） 唯の淫らなセックス歴が始まった････。 |
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| 2012.7.21掲載 |
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