禁断

41.

　三宅麻衣子は26歳、商社に勤務する三宅祐治と結婚して半年の新婚だった。

　祐治は32歳、同じ商社に入社してきた麻衣子は複数のオトコから誘われたが、最終的には祐治の求婚に応じた。

「三宅君は良い奥さんを手に入れたな！」
　この日、上司の大橋との食事に麻衣子も同席した。

　大橋は企画部のエリートで、大橋の判断で祐治の出世が左右されるほどだった。

　祐治は大橋の横に麻衣子を座らせ飲み物の世話をさせた。
「部長は40歳で執行役員を務められ、是非、いろいろとご教授お願いします」

　大橋は頷きながら麻衣子のお酌を受けた。
「妻は三宅君のファンなんだ。わがままなことを言うかも知れないが宜しく頼むよ」

　大橋の妻は淳子と言い、35歳の才色兼備の女性だった。
　今日は他の社員も同席していたが、大橋と麻衣子、祐治と淳子は２人席で、他の社員は長いテーブルに座って大橋のご機嫌を取っていた。

　酒宴が進み雑談が多くなった時だった。

「奥さんの気持ち次第で、ご主人の出世も早まるんだよ」
　大橋が麻衣子に囁き掛け、淡いスーツのタイトスカートの麻衣子の太腿に指を這わせた。

「部長････」
　麻衣子は驚くと同時に大橋の言葉が頭の中で飛び交い、どうしようもなく祐治を見るが、祐治は大橋の妻である淳子の話しに応えていた。

（部長の機嫌を損ねたら夫の出世に････こんな席でこれ以上のことは部長もできないだろうし････）
　麻衣子は膝頭を合わせて太腿を強く閉じていた。

「うちの女房は世間では才色兼備と言われてるが、僕に言わせれば、奥さんこそが正にそうだと思うが････頭の回転も速く若々しい肌が輝いて素晴らしいよ」
　大橋は麻衣子の素肌の腕を皆から見えないように擦った。

「エッ、そんなことはありませんよ。奥様はとても素敵ですし、部長も若々しく魅力的です」
　麻衣子の目一杯の気遣いだった。

「そういうところが奥さんの才女たる所以だよ。ただ、もう少し、僕の気持ちを汲んでくれないと、三宅君が明日からどんな仕事をすることになるか････」
　大橋は柔らかに脅しながら、麻衣子の膝頭を開き太腿の内側を擦り淫部まで指を這わせた。

「奥さんのような才色兼備な女性のココは、優等生で無味乾燥なのか？それとも僕の意を汲んで淫らに応えてくれるのか？」
　大橋の指が麻衣子のパンティの上から淫唇をなぞり始めた。

「ぶ、部長････」
　麻衣子はこういう席でこんなことになるとは思いもよらず、大橋の手を跳ね除けることも出来ず困惑していた。

「奥さんもほら、僕のを････」
　大橋は自分の股間の膨らみに麻衣子の手を圧しつけた。

（うわっ、本当に堅くなってる！）
　麻衣子は手を動かさないわけにもいかず、大橋の肉棒をズボンの上から扱く形になった。

　麻衣子の手に大橋の昂った肉棒の熱が伝わってくる気がした。
　堅さも大きさも次第に増したように感じた麻衣子は、自分の淫部も大橋の指による淫行で熱く火照り始めたのを感じた。

（マズイわ！このままじゃ････）
　自分の意思とは関係なく、自分の手には夫の上司の肉棒があるということだけで、淫唇からは淫らな液が滲み出ていた。

「本当に三宅君は物分りの良い奥さんを持ったな････」
　テーブルの下では大橋の右手が麻衣子のパンティの端から中に入り、淫液が滲み始めた淫唇を擦り、麻衣子の左手にはズボンから露出させた大橋の肉棒が握らされ、否が応にも愛撫を強いられていた。

（はぁ、はぁ、はぁ････イヤだ、わたし、濡れてる････）
　麻衣子は右手で大橋に酌をし、皆の目には大橋の酒の相手を粛々と務めているように見えていた。

　麻衣子が大橋に淫行を強いられていた時、夫の祐治も大橋の妻である淳子に同じように淫行を強いられていたのだ。

「わたしの言うことなら夫は何でも聞いてくれるわ！三宅さん、わたしの言うこと、分かるわよね？」
　淳子はテーブルの下で三宅の股間を弄りながら話していた。

「奥様、部長に叱られます」
　祐治は困窮した表情を見せたが淳子は全く介せず、祐治の手を自分のドレスの裾から淫部に持っていき、愛撫を強要していた。

「わたし、こんなことをするのは初めてなのよ！三宅さんだから････ネッ、分かって････主人には気づかれなければいいのよ。悪いようにはしないから････ほら、貴方も大きくなってる」
　淳子に弄られた祐治の肉棒が太く堅くなっていた。

　淳子は周囲に気づかれずにドレスの下のパンティを脱ぎ、祐治に自分の淫部を直接愛撫させ始めた。

（部長の奥さんに気に入られるのはいいけど････こんなに上品で知的な美人が、こんな淫猥なことを････）
　淳子の見た目と実際の淫行とのギャップに、祐治は次第に興奮し指を淳子の淫壷に挿入れ弄った。

　淳子は三宅が自分に応えてくれたのを悦び、祐治の肉棒を優しく弄って扱き淫部への愛撫をさらに強いた。

「三宅さん、そうよ、クリちゃんも優しく････あ、そ、そぅ････」
　淳子は淫部に淫らな液を溢れさせるように敏感に反応し、さらなる淫悦を祐治に求めていた。

　大橋は皆の視線が自分の方から外れている時に、麻衣子の身体をテーブルの下に沈め、自分の肉棒を口に咥えフェラをするよう麻衣子に強要した。

（ぅわっ！････本当に！？）
　大橋の肉棒は逞しく股間から聳え勃ち、麻衣子が咥えるのを待っているように見えた。

（もう、どうしようもないわ････）
　麻衣子は濡れている自分の淫部の言い訳もできない現実を考え、目の前で昂ってる大橋の肉棒を掴んで亀頭を舐め始めた。

　大橋の身体がピクンと反応した。

（夫より逞しく大きいわ！････とにかく射精させちゃえば････）
　それで今の異常な状況から解放されると思った麻衣子は、自分の出来る限りのテクニックで大橋の肉棒を悦ばせた。

　何分ぐらいかフェラや手で大橋の肉棒を悦ばせていた麻衣子に、大橋が急にストップを掛け肉棒をズボンの中にしまった。

「奥さん、今だ、出るんだ！」
　麻衣子は再び椅子に座らせられた。

「チョッと飲みすぎたみたいなので風にあたってくる」
　近くに居た部下に大橋は席を離れることを告げた。

「あっ、構わない。三宅君の奥さんが付き添ってくれるから････」
　心配する部下を制し、大橋は麻衣子を連れ席を離れた。

「あまり席を離れてると皆が不審に思うから････」
　大橋は麻衣子を人の居ない庭に連れ出し、タイトスカートとパンティを素早く引き下ろし、剥き出しになった麻衣子のお尻を擦って舐め始めた。

「ぶ、部長････」
　麻衣子は何も抵抗できないうちに立木を抱えさせられ、お尻から谷間を這って淫部まで大橋に舐められ、大橋の肉棒をバックから淫壷に挿入された。

「奥さん、いいオマ●コしてるよ！」
　大橋は麻衣子の淫壷の締め付けを悦びながら、腰を繰り出し始めた。

「はぁあっ････････アッ、アッ、ぁぁぁぁ････っぅ････あふっ････」
　最初は感じまいと堪えていた麻衣子だったが、夫より逞しく堅く昂った大橋の肉棒に突かれ、次第に快感を高めていった。

　立ちバックから立木を背にして前からも挿入され突き上げられ、乳房も露わにされて乳首を舐められた麻衣子は、そのまま大橋の頭を乳房に強く圧し付け昇りつめていった。

「ああぁぁぁああああっ、あ、イクッ！････････」
　激しく収縮する麻衣子の淫壷に、大橋も射精感が込み上げた。

「アッ、ダメッ、はぁぁ、部長、今日は危なくて････」
　麻衣子は慌てて大橋の前に屈み込み、射精寸前の大橋の肉棒を口に咥え激しく扱き始めた。

「ぅぅぅっ、奥さんがオチ●コを咥えた顔、最高だよ････」
　そう言うと、大橋は麻衣子の口の中に白濁の粘液を放出した。

　酒宴の席を離れて20分ほどの淫交で、大橋は出席者に不審がられることもなく麻衣子を連れて戻った。

「奥さん、携帯の情報を交換して････次はもっと時間を掛けて淫らに悦びあおう」

　大橋の言葉に麻衣子は素直に応じた････。

　一方、大橋の妻の淳子は祐治の指で淫悦を感じ、淫らに交わらないと収束できない欲求が膨れ上がった。

　大橋が麻衣子を連れて席を立った直後だった。

「チョッと化粧直しに････三宅さん、サポートして････」
　足元がふらつく淳子を支えるようにして、祐治は淳子に従っていった。

「この化粧室は特別室で････このお店ではわたしの為だけにあるの。だから安心して････でも時間は掛けられないわ」
　淳子は祐治のズボンと下着を下ろすと肉棒を口に咥え、貪るように舐め始め淫らな視線を祐治に送った。

（これは不可抗力だ････）
　祐治は次第に昂りを増す肉棒に自ら言い訳をし、淳子の淫猥なフェラでいつにも増して逞しく昂った。

「はぁ、はぁ、はぁ････美味しいわ！じゃぁ、わたしのも････そう、早くして････」
　淳子は青紫のドレスの裾を捲り剥き出しのお尻を祐治に突き出し、祐治の淫部への舌による愛撫を強要した。

　祐治は妻の麻衣子より肉感的でボリュームのあるお尻を擦り、谷間に舌を這わせて淫蕾から淫唇まで舐め回した。

「あぁあああああ～～～イィ～～ッ････はぁあっ、そこは････あふっ、イイッ！あぁぁ、はぁぁ････」
　淳子は祐治の舌と指で昇りつめ、そのまま祐治の肉棒をバックから挿入させ淫らに悦んだ。

（こんな上品な女性が････ここまで淫猥になるなんて････こうなれば毒を食らわば皿までだ！）
　祐治は淳子をバックから激しく突いた後、洗面台の上に淳子を載せて両脚を大きく開かせ、そのまま肉棒を再び挿入し責め立てた。

「あぁぁん、ああああっ････イッ、イッ、あぁああああ～～～～はぁあっ････あ、イッくぅぅぅぅ～～～～」
　淳子は祐治の身体に抱きつくようにして昇りつめた。

「奥様････アッ････」
　祐治も堪え切れなくなった。

「あぁぁ、イィッ････はぁぁ、いいわ！そのまま、イッて～～」
　祐治は再び昇りつめ始めた淳子の淫壷に、勢い良く精液を放出した。

「はぁ、はぁ、はぁ････三宅さん、先に戻って････わたし、後始末して、お化粧を直して戻るから････思ってたより三宅さん、凄くいいわ！今度は････わたしの後ろもいっぱい感じさせてネ！お尻にも出させてあげるから････でも、これは主人にもさせてないから、いいわネ！」

　祐治が断ることなど出来なかった。

（あの上品な顔にも精液を掛けて淫らに悦ばせようか！）

　開き直った祐治の頭には妻の麻衣子は居なかった････。

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2012.8.29掲載

【42】／【40】

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