個人授業で・・・

10．

　何やらお風呂の方から、ストロベリー系の甘い匂いが漂ってきます。
「イチゴ、、」
　と言うと、
　玲奈さんが、
「うふっ、ペリーのバブル風呂にしちゃった」
　と言いました。
「はあぁ・・・」
　と言いながら、浴室に向かいます。
　見ると、浴槽は、見事に泡だらけ、完全な泡風呂です。

「これって・・・・・・・玲奈、何故そんなモノ持っているの？」
「うふふ。たまたまよ。男の人は小さな事は気にしないでいいの、それより、早く一緒に入ってブクブクしましょう」
「ねぇぇぇぇ一緒に入ろうーー」

　手を引かれ、浴槽に入ります。
　見ると、玲奈さんはヘアキャップまでしていました。

　僕は、玲奈さんが初めから、こういう関係になるつもりだったと知り、愕然となっていました。
　面白いように、作戦通り、玲奈さんが落ちて僕のものになったと慢心していました。
　それは、全くの逆だったのです。
　玲奈さんの誘惑の魔の手に落ちてしまい、もう引き返すことが出来ないほど、惚れてしまった自分に気がついていました。

　そして、その泡風呂天国で、僕は自分自身も知らなかった禁断の果実を見つけて、そのまま、桃源郷の奈落の底に落ちていく、きっかけとなるのです。
　ベリーの心地よい感触と香り、玲奈さんの肌の心地よい感触に、身体がリラックスしていきます。

　玲奈さんが後ろに、僕が前になります、
　背中に、玲奈さんの豊かな胸が当たり、玲奈さんの美しい両脚が、僕の身体を挟みます。

「うふふ、ほぉぉぉら、気持ちいいでょぉぉぉ」

　正に文字通りの、夢の世界に　どこまでも落ちていきました。
　身体の全てを、委ねてしまいました。
　玲奈さんの手が、僕の身体の隅々まで、擦るように這い、お湯の温かさと、彼女の体温を感じて、気が付くと息子がそそり立っているのが見えます。
　まさに男としての至福の瞬間です。

　おもむろに立ち上がり、今度は僕が後ろ、玲奈さんが前の状態で、湯船につかります。
　そしてお構いなしに、後ろから、覆い被さり、両脇から、玲奈さんのおっぱいを鷲掴みして、モミモミし、乳首をつまんだり、し始めました。
　そして玲奈さんの耳元で、

「もう待てないよ、したいよぅぅぅぅ」
「しょうがないわね、子供なんだから・・」

　子供のように、泡を玲奈さんに擦りつけ、ジャブジャブします。
　彼女も負けずに、ジャブジャブと擦り付けます。
　そこからは互いに、子供のじゃれあいのように、ジャブジャブ合戦となり、騒いでいました。
　いつの間にか、玲奈さんが後ろ、僕がまた前になっています、僕はまた桃源郷モード。
　身体を全て任せます。

「健ちゃん、良いことしてあげようか？人妻の奥義、体験記、なんてね」
「えっ、何をするの」
「さあ～前に両手ついて、お尻をちょっと上げて、中腰になってね。」
「えぇぇぇぇぇぇぇ、何なの、この姿勢」
「グダグタ言わないの。もう健ちゃんは、私のもの。言うとおりにしなさ～い」
「そっそんなぁ・・・・」

　玲奈さんに促され、湯船のフチに、頭を下げて両手をつき、お尻を、向けます、何か女性の気分です。
　あっという間に、玲奈さんの両脚が、その僕のお尻の下に潜り込みます。
　丁度、僕の身体を支えるような感じです。
　考えもしなかった展開に不安を抱きながらも、人妻の奥義という行為への期待に、胸をときめかせてしまいます。
　息子は異常なほど硬く青い筋が浮き出るような勢いに見えます。

つづく

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2010.10.27掲載

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