8月になると広島のパ−ティが開かれた。 大宮のスナックだ。 広島が多数の保険の勧誘に協力してくれたのでそれを慰労したいという趣旨だ。 六輔は知っている。 8月は、子供のいる奥様たちも時間に余裕がある。 広島は、お気に入りの奥様と旅行にいきたいので後援会の年寄りをだましたのだ。 スナックのなかは、奥様のお色がムンムンだ。 ハレンチパ−ティがはじまっている。 六輔と同じソファ−に座っている花穂は体を硬くしている。 大きなモニタ−の前では、肥満体のオヤジと奥様のデュエットが。 音痴のオヤジは、キッスをしたりスカ−トをめくったりして遊んでいる。 前に歌った白髪頭のオヤジもペロペロとキッスをしていた。 お尻も触り放題。 ママたち可哀そう。 花穂だったら絶対無理。 六輔は、思っていた。 みんな花穂のママと同じくらいの年齢だ。 マザコン君には、天使だ。 「みんな綺麗だろ。 どのママがいいのかな」 若い花穂もおどろくような美人ばかりだ。 バニ−スタイルの奥様が花穂にジュ−スをもってくる。 スタイルの良い真澄だ。 むっちりとしたいやらしい脚線美だ。 花穂は圧倒される。 ママの体てこんなにやらしいんだ。 「真澄の子供も17だよね」 「はい」 真澄も若い花穂を意識して真っ赤だ。 網タイツが良く似合う。 はみだしたお尻も輝いている。 花穂の好みではないようだ。 六輔は、「かわいそう」などと言う花穂が可愛くて真澄の乳房やヒップを触りまくる。 そのあと追い払う。 モニタ−の前では、髪の長いママがブラジャ−をとられている。 「あのママは」 花穂が首をふる。 つぎは裕美奥さまの登場だ。 相手はA市の市会議員の赤木だ。 60過ぎのでぶだ。 裕美奥さま横抱きにされて、自慢の黒髪も撫でられて。 赤木は、エロで有名だ。 裕美は、難しい演歌の曲をうまく歌いこなしている。 赤い顔の赤木は、裕美のミニの足もとに座り込んでしまう。 裕美の白い脚線をペロペロと。 「かわいそう、かわいそう」 美少女は心が優しいから。 スカ−トがまくられ、小ぶりのヒップが。 黒のTバックからは、盛り上がった丸みの多くが毀れている。 同性の奥様たちの眼にさらされて。 裕美は、真っ赤だ。 「パンツ脱がしちゃえよ」男の声が飛ぶ。 「先生、助けてあげて」花穂。 司会役の雅美が止める。 「赤木先生、裕美ちゃんは、新人なんです。たくさんご紹介をお願いします」 笑いが起きます。 ビジネスライクな止め方。 次の組が。 花穂が六輔に寄り添ってきて 「さっきの女がいいです」 裕美ママです。 イケメン君まちがいなくマザコン。 広島のソファ−のほうで、赤木に尻を触られている、裕美を呼びます。 笑顔が似合うお顔が真っ赤になって。 「このママがいいのかい」 花穂がうなづきます。 「ここで裸にしてもいいよ」 「ダメ、ダメ、可哀そう」 花穂ちゃん優しいです。 ある日の法人営業部。 ４時過ぎになると奥様たちが夏の日差しを浴びながら営業活動に出ていく。 美保は、少しおねいさんの真澄と一緒だ。 地元の金持ちのオヤジと高級ホテルのプ−ルへ行く予定だ。 二人ともビキニを用意している。 パラソルのしたで 「孫の嫁になってくれよ」なんてくどかれながら乳房を揉まれたり、小さなアンダ−のなかに指を入れられたり。 ハレンチな日になりそうだ。 美保は、ハレンチな接待もお仕事と割り切れるようになった。 お給料がすごい。 事務所の中は、雅美と裕美だけになる。 裕美が怖い表情で、雅美の広いデスクへ。 「今日でやめさせてください」 雅美にとっては、よく聞く言葉だ。 「裕美ちゃんは、人気者だから、来月からたくさんお仕事がとれそうよ」 「そうじゃないんです。私、こういう仕事に向いていません」 ママの優しさが消えている。 セクハラだらけの営業活動にあきれていった。 ひどすぎる。 雅美には、裕美の言いたいことはよくわかっている。 裕美の言葉をうまくとめる。 「今月は、裕美ちゃん、とっても頑張ってくれたわ。少しお給料をおおめにしたいの」 雅美がそっと教えてくれた額は、裕美が想像していたよりマルがひとつ多かった。 もうすぐ２学期になろうとしていた８月の下旬。 六輔はビ−ルを飲みながらビデオ鑑賞です。 正枝はボランテアの旅行。 ニ−トの息子は、めずらしく外出です。 花穂ちゃんに裕美を貸したときのビデオです。 ラブホにある隠しカメラで撮りました。 花穂ちゃんのボ−イフレンドの俊也君も登場です。 俊也君は、19歳。新宿の人気ホスト君です。 俊也君、日焼けをしていて、体は、今の高校生のような弱弱しさは無く鍛え上げています。 面長で顎のラインがシャ−プに削げています。 野性味のある顔立ちです。女の子に人気が高いのは、確実。 腕に輝いている、時計は、プラダです。 容姿が命の花穂ちゃんには、最高の相手。 俊哉君、女の扱いにも慣れています。 大きなベットに裕美を寝かせ、その上に引き締まった体躯を乗せています。 ぽってりした唇を奪いながら、乳房を揉み揉みです。 粒子が粗いですけど、薄い茶色の乳首が勃起しているのは、確か。 裕美の荒い息が聞こえてきます。 奥様、よがりながらも、嗚咽しているみたい。 雪腿の間を責めているのは、花穂ちゃんです。 花穂ちゃん、手足も、すらっとしていますが、体つき全体が細くスレンダ−熟女の裕美と比べても幼い印象を受けます。 裕美のヒップや太腿には、エロ肉がついて。 この美貌だから20代のころは毎日旦那に姦られたんだろうな。 花穂ちゃん、頬も、手足も赤く染めながら、おにいさんバイブを裕美の肉襞の内に挿入しています。 裕美は、イケメンクンにキスをされ、性感帯の乳房を揉まれ、花穂ちゃんに玩具で遊ばれて成熟した上半身や、白桃のようなヒップを大きく揺らしています。 「やめて、やめて。雅美さんと、こういうことは、しないて約束しているんです。だからこれは、まちがいなの。花穂さん、やめて、やめて。帰らせて。」 裕美が悲鳴のように抗議をします。 音声は、録音状態が良いです。 俊哉君、裕美の唇に濃厚なキッスを繰り返します。 母親の甘い香りを求めているのかな。 でも自分の母親と、歳の変わらない裕美にたいしても、萎縮もありません。 「このおばさん、綺麗だよ。 肌が光っているよ」 「そうでしょ。 そうでしょ。 私、俊哉君の好みがわかるんだ」 花穂ちゃん、俊哉君のご機嫌を取るのが大好き。 顔が命だから。 「このおばさん、どういう人。花穂ちゃんのおかあさん」 俊哉君脳みそが足りません。 花穂が笑い声で。 「ちがう、ちがう。保険のおばさん」 「保険のおばさんて、誰とでも姦るんだろ。俺の先輩も食べったて言ってたよ」 俊哉君に乳を揉まれながらこんな会話を聞くのですから裕美もたいへん。 画面から嗚咽が聞こえてきそうです。 俊哉君、デ−プキッスが大好き。 六輔は思った。 俊哉の責めかたが自分のセックスと似ている。 マザコンで変態か。 趣味は下着集めかも。 花穂は、俊哉の褐色の背中をぺろぺろです。 「やめて、帰らせて。」 裕美の悲しい声が。 でも、16、7の少年と少女の責めに、息が荒くなっているのも確か。 淫乱なおかあさんだ。 「おばさんの娘て、高校生 」甘い乳房を楽しみながら俊也が。 美人奥様たち家族のことを話題にされるのが、一番つらいのです。 「14だよ。中二。」 花穂が変わって答えます。 「俺、中二と姦ったことがあるよ。姦らせてよ」 裕美にとっては、涙の止まらない展開になっていきます。 午後の5時近くの埼京線の車内。 裕美は、ドアよりのクロスシ−トの端に座っりました。 夏用の薄い上着のなかは、パ−プルのノ−スリ−ブのボトルネック。 ボトルネックは、引き締め間もあり、乳房の膨らみが強調されます。 しなやかに伸びた腕は、マニキュアの先まで女性らしさを強調しています。 子供が春思期になって、乳房を強調する服装は、恥ずかしすぎます。 真白なショ−トパンツはすこしゆったりしていますが太腿は、露出して。 白は、光線のあたりぐあいで、お尻の丸みが透けることも。 自分の子供と同じ年代の少年に白い太腿まで観せるのはつらいです。 整ったお顔と、悩ましいスタイルに、学生風のお兄ちゃんたちの視線が集まります。 この奥さん、さっきまで16、7歳の男の子と女の子に犯されていたんだ。 車内には、夏の日差しが十分映ってきます。 シ−トは、一杯ですが、立っている客は、まばらです。 裕美は、瞳を閉じて落ち着こうとしますが、つらい時間が蘇えって。 少年は、がっちりしていて、褐色で、慣れた雰囲気でとても十代には、思えませんでした。 少女には、バイブまで使われてしまいました。 「おばさん、すごい、すごい」 からかいの言葉まで。 二人に、笑われながらいかされてしまって。 自分の一番恥ずかしい部分から、熱い精液が溢れるのを感じて。 少年が「マ○汁、マ○汁」なんて下品な表現を使いながら、喜んでいたのをうっすらと覚えています。 高校生の少女にも笑われて。 涙が止まりませんでした。 それ以上につらかったのが静香を話題にされたことです。 少年からタバコ臭い息を受けながら、濃厚なキッスを繰り返され。 キッスをされながら「静香とも姦らせて、姦らせて。俺、中二とも姦ったことがあるんだ。 」 「おかあさんとも、娘とも姦ちゃうの。 すごい、すごい」 少女がアルコ−ルが入っているためか、大笑いをして。 思い出したくない。 思い出すと涙が止まらなくなってしまう。 屈辱的なセックスが終わって、シャワ−を浴びていると、赤い顔の少年が入ってきてヒップのほうから、貫かれてしまって。 「入ってる、入ってる」 静香と同じ年頃の少女は、携帯を向けながらハイテンションでした。 裕美は、思った。 「場所は、ラブホテルだけど、花穂ちゃんと彼氏の悩みを聞いてあげって」 雅美のそんな言葉を信じった自分が馬鹿だ。 純情そうな花穂ちゃんがへんな子に騙されているなら助けてあげようと思った。 でも今日の花穂はこのまえの花穂とはぜんぜんちがっていった。 鍛えられた俊哉の力は抵抗できるものではなかった。 それに女の体をよく知っている。テクニックも。 絶対告発してやる。 花穂や俊哉君ではない。 雅美やエロ校長だ。 電車が自宅に近付いている。 おかあさんの顔にもどらないと。 すごい、すごい。 ビデオを観ながら勃起がとまりません。 イケメン君怖いものなしです。 裕美ママの唇を奪ったり、ふっくらした、頬を舐めたりしながら、「娘と姦らせろ」なんて。 かっこいい男は、なにをしても許されるんだって思っているんだろうな。 マザコンのくせに。 裕美の娘なら美少女まちがいなし。 イケメン君、ナンパして即ハメかな。 白いドロットしたものが溢れてきます。 穢ねえな。 53歳で飯食いながらオナニ−かよ。 9月なっても学校に校長がくることはなかった。 中学生は、校長になんかまったく興味はない。 簡単な説明があった。 病気で療養中。 10月になると退職届が提出された。 大手の保険会社も動いた。 支店に併設されている法人営業部は、廃止になった。 多くの美人奥様が仕事を追われた。 その冬は、人妻系の風俗店に美人が増えて。 おわり。 |
| あなたのひと言が作者の励みとなり、新たな作品が生まれます。ご感想宜しくお願いします。 |
| 2012.5.26掲載 |
| 無職おやじさんの他作品（2012.4.14現在） | ||
| 『秘書日記』 |