龍 晃一 作
| 第４章 金田大四朗の妻として 旅行期間中はクライアントの妻として同行している方が都合が良かった。パスポートの名前は異なっていても婚約中とか帰国すれば結婚する予定ですとその場はお茶を濁してきた。真知子にすれば、次回も一緒に行くことはないと思われる。誰がクライアントと相性が良いか、クライアントの要望を聞いて決定するのは、美智子社長である。社長は社員が結婚すると戦力が低下してしまうので３０歳を越えるまでは、クライアントの強い要望があっても結婚させることはなかった。 クライアントのご機嫌取りは、美智子社長の手腕の発揮するところである。若い社員にどんなに要望されても首を縦に振ることはなかったが３０歳を越えた先輩達は、当人の了解のうえで結婚させていた。信夫が懸命に真知子を望んでいても代わりの人材をあてがっていた。真知子も美智子社長の考え方は分かっていた。携帯電話も一人のクライアントの業務が終了すると会社に返納していた。このことでクライアントからの連絡は絶たれていた。 この美智子社長の強い意志が社員の機密を保持させた。真知子は食事を済ませ、スナックで少しお酒を飲むと部屋に戻った。 部屋に入ると抱きすくめられ、ショーツを脱がされ、金田大四朗の肉棒が膣に突き刺ささっていた。丸太を股間に挿入されているかのように膣の中にずっしりと埋め込まれている。膣が締め付けようと筋肉を絞るようにするが亀頭が子宮の中まで侵入していて厳しく締め付けることが出来なかった。膣の筋肉は柔らかな筋肉であるが肉棒はこれまでのどの男よりも硬く、真知子の筋肉では太刀打ちできなかった。亀頭が子宮底を突き上げた。 真知子は余りの衝撃と歓喜に肉体を痙攣させながら逝ってしまった。 「可愛い奴だ----」 大四朗は、笑みを浮かべながら失神していても絡みついてくる子宮壁の襞襞に感動するとともに、 「この女は、掘り出しものだ」 と思っていた。こんな女とは２度と巡り合えないと思った。出来れば長く付き合いたいものだと思い、アメリカ旅行を延長しようと考えた。 大四朗はこれまでセックスしたことのある女は１００人を軽く突破していた。過去の女と比較しても超Ａ級に属すると思えた。真知子の意識が回復すると２回戦、３回戦、４回戦まで挑んだ。妻とでは１回も満足させられなかったのに真知子とは４回もできたことに満足していた。男は、女の中に精液を放出した回数で判断するが、女は逝かされた満足度で男を計った。 真知子は単に肉欲だけでなく、精神的な満足度を大切にしてくれる大四朗の思いに感謝していた。男は、気に入った女にはプレゼントをしたくなるものである。 「気にしないでください----」 と真知子の言葉に反して、ブランドもののバックとアクセサリーをデパートで購入してプレゼントした。デパートに来たので、 「私の好みの下着でアメリカに行って欲しい」 と言って------。ワコールの下着を８セット購入した。どれもビキニサイズのキュートでレースをあしらったものであった。 大四朗とは、デパートで食事して別れた。明後日の１５時に真知子の近くの公園に迎えに来てくれることで別れた。ブランドのバックの袋を下げてデパートをゆっくりと歩いていると、 「真知子先輩----」 と声を掛けられた。 大学で１年後輩の美希であった。美希の方が後輩なのにクライアントのお誘いは、美希に追い越されていた。真知子はそんなことは気にしないタイプであった。羨ましがることも嫉妬することもなかった。マイペースの真知子に対して、小悪魔的なキュートな魅力のある美希である。スリムな体型で顔は面長で長い黒髪を靡かせていた。身長は真知子の方が背が高かったが笑顔になったときの雰囲気は美希に可愛らしさがあった。真知子にはお澄ましの顔が似合っている。男から見れば美しすぎて気高い気品を感じさせた。 美希も明後日からクライアントとアメリカに行くといった。同じ飛行機になる可能性もあった。真知子は２週間の予定が３週間に延長されたことを社長からのメールで知らされた。 美希は、 「アメリカからブラジルのリオのカーニバルに行くので２ケ月は日本に戻れない」 といった。同じようなブランドの袋を持っていた。美希のクライアントは大手製紙会社の三代目の若専務であった。真知子達の仕事は、相手こそ異なれどほぼ同じようなことをするのだ。昼間は通訳をして、夜は妻を演じることになる。愛しているというよりも仕事と割り切ることで楽しみが湧いてくる。割り切ることで高額の給与と世界を旅行をすることができる仕事なのだ。 出発の日、真知子は成田国際空港のロビーで美希と出会った。美希は４０代後半の若い経営者と腕を組んでいた。真知子は頭の禿げた６０代のお年寄りである。年寄りと思っていたら一夜に４回も挑んでこられた。人間の価値は外見ではないと気持ちを押さえながら大四朗の後ろから追いかけていた。 思っていた通り美希と同じ飛行機であった。美希は同じファースト クラスでも右の一番前でいる。真知子は左の一番後方でいた。 後輩に嫉妬することもないが、美希の振る舞いは天性の明るさがあった。真知子にはとても真似のできる仕草ではなかった。ロビーで平気で口移しでお菓子を食べさせていたし、まるで恋人気分に浸っている。 頭の禿げた親父と３週間も旅をしなければならないが大四朗は真知子をトコトン逝かせてくれるし、優しさがあると思えた。飛行機は成田を夕刻に飛び立った。ロスには明日の朝になる。美希は毛布にくるまってクライアントに寄り添って眠りだした。真知子は大四朗の身体に毛布を掛け、手足を伸ばして眠ることにした。 目が覚めるとアメリカの上空に来ていた。もうすぐロスの空港に着く。真知子には真知子の仕事が待っている。通訳だけでなく身の廻りの世話をしなければならなかった。初めてアメリカに来る金田大四朗を案内できるか不安がよぎる。ロスにはガイドが待っているはずである。ロスのユニバーサル スタジオを今日と明日に見学してラスベガスに行くことになっていた。 美希はそのまま国内線に乗り換えていくようであった。ラスベガスで１週間滞在するのだ。 真知子は、空港内で美希を見送った。これからは大四朗との蜜月の旅となる。誰にも邪魔されないが年齢差が約３倍もある。この人が真知子のクライアントである。贅沢は言えなかった。この３週間で身体は捧げなければならないが約６００万円送金されていた。 同じ世代の女性の年収にもなる。 サンフランシスコでは、サンフランシスコ マリオット ユニオンスクエア予約している。ガイドの案内するリムジンでホテルに行った。ホテルにチェックインしてシワーをするということで２時間ほど余裕が出来た。大四朗の魂胆は明白であった。真知子の中に肉棒を入れることにあった。飛行機の中ではよく眠っていたと思われた分、ギンギンに元気な肉棒があった。真知子は勃起した肉棒を見るとフェラすることが義務のように思えた。 鰓の張った肉棒を咥えフェラしていると子宮が熱く燃え上がってくる。膝をモジモジさせながら花弁から愛液が流れ出てくる。男と一緒にいるとセックスをすることがごく普通のように思えるようになっていた。初めてのヨーロッパで連日連夜に渡り信夫に犯されたことでその習慣が身についていた。早く入れて貰うためには、早く精液を飲み干すことを意味していた。鈴口を強く吸い、亀頭の裏側の溝に舌を這わせ、左手で睾丸を刺激し続けた。 ３０分奉仕し続けると唇が痺れてくる。そんなとき、 「真知子、でるぞ-----飲むのだ----」 ６０歳を越えているのにドクドクと口の中に精液を遠慮なく吐き出してきた。咽喉を鳴らしながら飲み干した。 放出したのに肉棒は小さくならなかった。大四朗は、真知子をベッドに追い上げると１８０度に開かせた股間の泉にその勃起したものを入れ込んできた。愛液が溢れていたこともあり、すんなりと治まり子宮に亀頭が激突した。 「あぅあぅあぅぅぅぅぅぅ---------------------」 それだけで逝ってしまった。 「今日は、やけに激しいのう------これを待っていたのか-----」 「いいわ-----いぃぃぃぃぃぃ------」 真知子の反応はこれまでになく敏感になり、子宮を突き上げられることでこれまで以上に燃え上がっていた。信夫に何度も子宮を突き上げられたことで敏感になっていた。大四朗に突き上げられることで肉体が燃え上がり、痙攣させながら逝ってしまう真知子がいた。信じられないほど敏感で淫靡な心地になってくる。大四朗に抱きつきながらも激しく口付けを求めた。舌を吸われても吸われても男の肉棒を貪欲に咥えこもうとしている。妖艶で淫靡な発情した牝になり下がっていた。 抑えることのできない歓喜と肉欲の虜にされていた。肉体を満足させてくれるのであれば、男であれば誰でも構わないからもっともっと口も膣もアヌスも犯して欲しい欲望に目覚めてきた。 |
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| 2013.11.2掲載 |
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