眞由美
so-ji 作
眞由美 (25)

（今日もしてるわ…）
　中学生の娘が、同じく中学生の男子とセックスをしているという衝撃的な現場を目撃した月曜日から毎日、美雪は仕事がひと段落していた事もあり早目に帰宅していた。
　今日こそは止めさせようと思いながら５日が過ぎ、やめさせるどころか取り憑かれたように覗き見を続けていた。
「あぁん！翔太〜！翔太のおちんちん最高！気持ちいぃ〜！あぁ！ああぁ！いぃ！」
　玄関を開けると美咲の喘ぎ声が聞こえてくる。外に聞こえては大変と慌ててドアを閉めると大きく深呼吸し、はやる気持ちを落ち着かせる。
　靴を脱ぎ足音を忍ばせ美咲の部屋に近づくにつれ、若い２人の交わる濃密な音が大きくなってくる。
（ドアが開いてるわ…わざと？…ひょっとして…私が覗いているのも気付いている？）
　そんな懸念も浮かぶが翔太も美咲も悪びれた様子もなく、帰る時にはきちんと美雪に挨拶して帰る。
（まさか、ね…）
　そして今日もドアの前に隠れるようにして、そっと中を伺う。
（ふふふ、おばさん帰ってきたな）
　廊下に映る影が美雪の存在を翔太に教える。
　昨日、正常位で交わりながら耳元で美雪が覗いている事を伝えると、初めこそ目を丸くして驚き、止めようと言ったが見られる事に歓びを感じてしまう美咲の身体は翔太を離さなかった。
「ああぁ！ああぁ！いぃ！ああぁ！」
　翔太の肉棒を身体の奥深くに感じながら、美咲は貪欲に自分の欲求に従って腰をくねらせる。
『ねぇ、ママまた見てる？』
　美咲はドアの方を意識しながら翔太の耳元で小声で尋ねる。ドアを開けたまましようと提案した翔太に美咲は何も言わなかった。
『さっき帰ってきたみたい。ねぇ、もっと見てもらおうよ』
　翔太はそう言うと一旦身体を離し、開け放たれたドアの方に向かって脚を拡げて美咲を立たせ、背後から乳房を鷲掴みにする。
「あぁん、翔太…あぁ！」
　そのまま美咲の尻を突き出すような態勢にさせるとバックから挿入する。
「あぁん！あぁ！あぁ！あぁ！」
　不安定な態勢だが、ドアの陰に隠れるようにしてこちらを見ている美雪からは、喘ぐ美咲の表情がよく見える。
（あぁ…美咲…なんて気持ち良さそうなの…ダメなのに…こんなことしちゃダメなのに…あぁ…）
　美雪はこの数日、日課のようになっている覗きをしながらの自慰を、夫である健二に心の中で詫びながらも止めることが出来ないのでいた。
　スカートを腰まで捲り上げて下半身を露出させ、パンティの中に潜り込ませた右手を激しく動かす。
　溢れ出た愛液がクチュクチュといやらしい音をたてる。
（あぁ…こんなに濡れて…美咲たちに聞こえちゃう…）
　そんな心配をしながらも、動きを止めることができない。

　ガタン

　膝をついた体勢の美雪はバランスを崩し、ドアに当たってしまった。
（あ！）
　半開きだったドアが大きく開きお互いの姿がハッキリと見えてしまう。
「ひぃ！」
　美雪の口から悲鳴にも似た声が漏れる。
「ママ！」
　背後から乳房を揉まれながら貫かれている美咲の眼に、自ら下半身を慰める美雪の姿がハッキリと見えた。
　美雪は覗き見しながらの自慰行為を見られた事に、激しい羞恥と同時に今までに感じた事のない言いようのない感覚に襲われた。
（ああぁ！見ないで！こんなママを見ないで！！）
　あまりにも恥ずかしい姿を見られた衝撃で、服の上から胸を鷲掴みにし股間に手を入れたまま美雪は身動き出来ずにいた。
　顔から火が出そうな程の羞恥と同時に身体の奥底から湧き上がってくる、かつてない程の興奮に包まれていた。
「ああぁ…」
　時間が止まったかのように動きを止めた３人だったが美雪と美咲、両方の口から喘ぎ声が漏れたのを合図に、翔太は笑みを浮かべながら再び腰を動かし始めた。
「ああぁ！いや！ダメよ！ママが見てるのに、…ああぁ！いぃ！翔太のおちんちん最高！もっと突いて！ああぁ！そう！それ！ああぁ！いぃ〜！ああぁ！」
　母親に見られながら美咲も激しく興奮していた。

　パンパンパンパンパン

　背後から激しく腰を打ち付ける音が３人の間に響き渡り、美咲の中に出入りする翔太の肉棒が美雪の眼前で飛沫をあげている。
「ああぁ！いや！見ないで！いぃ！ああぁ！逝っちゃう！ママに見られながら逝っちゃう！ああぁ！ああぁ〜〜！！」
　母親の眼の前でオトコに貫かれながら、美咲は一気に絶頂へと向かっていく。
「あふぅ…ああぁ！」
　美雪も知らず知らずのうちに声が出てしまう。
（美咲、逝くのね？ママも逝っちゃう！あぁ、ダメ！）
　美雪は娘とその恋人の眼の前である事も忘れたかのように、再び自慰行為に没頭し始める。
「ああぁ！翔太！逝くよ！私また逝っちゃうよ！ああぁ〜！」
　美咲が絶頂を迎えると翔太はさらに動きを激しく加速していく。
「美咲、僕も逝くよ！」
　翔太はひときわ強く腰を突き入れたあと肉棒を引き抜くと、愛液で濡れた肉棒を右手で扱く。
　支えを失った美咲が床に崩れ落ち、美雪の目に翔太のそそり立つ若い肉棒から噴出する白いモノが目に飛び込んでくる。

　ドピュドピュドピュドピュ

（あぁ…すごい！）
　翔太の肉棒から噴き出た精液は美咲を飛び越え、美雪の方へと何度も飛んでくる。
　実際には届いていないのだが、美雪は自分の顔や胸に若い精液が飛び散ったような感覚に襲われる。
「ああぁ…んん！」
　それと同時に美雪は絶頂を迎えてしまう。
（逝っちゃった…）
　右手はまだ自身の中に収めたまま、肩で大きく息をしながら美雪は左手で崩れそうになる身体を支える。
（娘と…翔太さんの眼の前で…社長に知られたら…）
　きっと家に帰ったら翔太は、美雪の会社の社長である眞由美に話すに違いない。そんな事になったら会社にいられない、
　床に飛び散った白濁した飛沫を見ながら朦朧とした意識の中でそんな事を考えていると、視界の端に白い素足が入ってくる。
「おばさん」
　ハッとして顔を上げると、ぬらぬらと濡れ光る肉棒を起立させたままの翔太が立ってた。
（さっき逝ったばかりなのに…すごい…）
　射精した直後にもかかわらず、翔太の肉棒は硬度を保ったまま天を向いていた。
「あぁ…」
　美雪は股間に手を入れたまま、逞しく起立する肉棒を見つめる。それは白く細い少年の身体に似つかわしくない程の容積をたたえ娘の愛液で凶々しく濡れ光り、先端からは白濁した精液が糸を引いている。
（大きい…）
　改めて眼の前で見る少年のそれは、夫である健二のものより長く太いように思えた。
　会社をクビになるかもしれないと考えながらも、目の前のオトコから目が離せない。
　生唾を飲み込みこむ音がやけに大きく聞こえる。
「おばさんも欲しいの？」
　翔太の声が頭上から降ってくる。
　ゆっくりと顔を上げると、目の前の肉棒の持ち主とは思えない秀麗な顔立ちの翔太が微笑んでいる。
「おばさんが欲しいならあげるよ」
「な、何を言ってるの…」
　美雪は弱々しく首を背けるが、眼は翔太の肉棒から離せずにいた。
「ママも寂しいんでしょ？」
　美咲が翔太の背後から寄り添うように抱きつくと、翔太の前に手を伸ばし先ほどまで自分の中にあった肉棒をゆっくりと扱いてみせる。
「ああぁ…」
　翔太の口から少女のような喘ぎ声が漏れる。
「美咲…そんなことしちゃダメよ…」
　何とか母親らしいことを言おうとするが、ブラウスの前は大きくはだけ水色のレースに縁取られたブラジャーがのぞいており、スカートは腰まで大きく捲れ上がりブラジャーと同じデザインのショーツの中に右手を入れたままの姿では説得力はなかった。
「ママだってそんな格好して…おちんちん欲しいんでしょ？」
　娘の口からハッキリと男性器の名称を聞かされ、美雪の中で何かが壊れていく。
「何てことを…」
　それでも美雪は最後の一線を守るべく虚しい抵抗を続ける。
「今さら何言ってるの？ママがずっと私達のこと覗いてたの知ってるよ。それもただ覗くだけじゃなく自分でしてたのも、ね」
　美雪は娘の言葉に項垂れる。
（やっぱり気付いてた…）
　逃げ場がなくなった美雪に追い討ちをかけるように美咲は言葉を続けた。
「それにママが毎晩、自分でしてるのも知ってるよ」
　ハッとして顔を上げると、翔太の肉棒を扱きながら微笑む美咲の顔が見えた。その表情は淫らな母親を蔑むものではなく、むしろ慈愛にも満ちたように見えた。
「ね？だからもう我慢なんてしなくていいの」
「でも…翔太さんはあなたのボーイフレンドよ…」
　美雪の口から、すでに翔太を迎え入れる事が前提になった言葉が漏れる。
「そんな事気にしなくていいわ。翔太とちゃんと話し合ったの。可哀想なママをこれ以上見ていられない。それに翔太もママとしたいって」
　眼の前でテラテラと濡れ光る翔太の肉棒が、次の獲物を探してビクンと大きく跳ねる。
「ああぁ…」
　美雪は何かに操られるように右手を股間に入れたまま、左手を翔太のほうに伸ばしていく。
（もう私…我慢できない…）
　この異常な状況の中、美雪の思考は完全に肉欲に取り憑かれていた。
　夫の健二の事も、仕事のどうでもいい、今は目の前のオトコを存分に味わいたかった。
「熱い…」
　久し振りに触れたナマの男根は熱く固く膨れ上がっている。
「おばさん、咥えて」
　美雪は翔太に促されるまま、娘の愛液と少年の精液に汚れた肉棒を一瞬のためらいの後、大きく口を開けその先端を口にする。
「ああぁ…いい…」
　翔太の口から少女のような声が漏れると、美雪はそのまま喉の奥まで呑み込む。

　んぐ、んぐ、んぐ

（あぁ！久し振りのおちんちん！なんて固くて熱いの！たまらないわ、）
　美雪は娘の前である事も忘れ、一心不乱に翔太の肉棒を口で味わう。
「うわぁ〜、ママ凄〜い！」
　両手を翔太の尻に回しズボズボと音を立て、ディープスロートを繰り返す母親を美咲は目を丸くして見ている。
　美咲は翔太の肉棒を咥える美雪の背後に回ると、着ているものをひとつずつ脱がせていく。美雪はその行為を助けるかのように身体を動かすが、咥えたものは離さない。
「ママったら…」
　美咲は笑いながら背後から美雪に抱きつき、乳房をやんわりと掬うように揉み始める。
「んん…ん…」
　肉棒を口いっぱい頬張ったままの美雪の口から喘ぎが漏れる。
「ああぁ、おばさんの口、気持ちいいや」
　翔太はうっとりとした表情を浮かべ、美雪のやりたいようにさせている。
「んあぁ！」
　美咲の手が秘所に触れ中指を挿入すると、美雪は肉棒から口を離し大きく喘ぐ。
「あぁ！美咲…ダメ…」
　娘に背後から乳房を揉まれ、秘所に指を挿入され美雪の理性は完全に崩れ去ってしまった。
「ママったらびしょ濡れじゃない。もうすぐにでも欲しいんじゃない？」
　からかうように笑いながら乳首を摘み、秘所に埋めた指を動かすと美雪の口から悲鳴にも似た喘ぎが漏れる。
「ああぁ美咲！ダメよ！ああぁ！」
　美雪の白い裸体に絡みつくように美咲が抱きつき、背後から愛撫している姿はたまらなく淫靡な眺めだ。
（たまらないな）
　思いがけず始まった母娘レズを、食い入るように眺めながら翔太は舌舐めずりをする。
　美雪は首を背後に向け、貪るように娘と舌を絡め合っていた。
「あふぅ…ママ…あぁん」
　理性のタガが外れた母娘は唇を重ねながらお互いの乳房を揉み、秘所を愛撫しあう。
「ああぁ…美咲…」
「ママ…」
　翔太はベッドに腰掛け、母娘レズを鑑賞している。
「そんな所でしてないで、こっち来たら？」
　冷たいフローリングの床の上で、お互いを弄り合う母娘の痴態に興奮しながら翔太は２人に促す。
　美咲がよろめくように立ち上がり、ベッドに近づくと今度は背後から美雪が抱きつき乳房を掬うように揉み、下半身に手を伸ばす。
「あぁん！ママ！」
　そのまま翔太の上に崩れるように美咲が倒れ込み、３人はベッドの上に折り重なる。
　翔太のすぐ前に美雪の顔が近づくと、その目は欲情に燃え上がっていた。
　美咲を間に挟んだまま２人は唇を貪るように重ね舌を絡め合う。
　美咲は２人の間から身体を抜くと、舌を突き出して２人に近づける。
　ぴちゃぴちゃと３人の舌と唾液が絡み合う。
「ああぁ…」
　翔太の手が美雪の尻を掴み抱き寄せるようにして、下から腰を密着させるように動かす。美雪の下腹部に熱く固い肉棒が擦り付けられる。
「ああぁ…もう…」
　美雪の口から切ない声が漏れる。
「もう？なに？」
　翔太は意地悪く下腹部を密着させながら耳元で囁く。
「ああぁ…意地悪…早くちょうだい…」
「何を？ちゃんと言って」
　それでも意地悪く、美雪の口からハッキリ言わせようとする。
「そんな…ああぁ、早く…」
　娘の前で少年に焦らされ、美雪は羞恥と渇望の狭間で悶える。
「言わないなら美咲に挿れちゃおうかなぁ？」
　翔太が笑いながらそう言うと、美雪はとうとう叫ぶように口にする。
「いや〜！おちんちん、おちんちん頂戴！」
　その言葉を聞くと翔太は素早く身体を起こし、美雪の両腿を肩に抱えて反り返った肉棒を右手で下に向け狙いを定める。
「いくよ」
　そう言ってグッと腰を前に送ると半分ほどが美雪の中に浸入する。
「ああぁ〜！」
　翔太は美雪の感触を味わうようにゆっくりと腰を進めていく。
（やっぱり美咲と似てるかな）
　そんな風に思いながら美咲を見ると、母親の中に隠れていく翔太の肉棒を凝視しながら、再び自らの下半身に手を伸ばしていた。
（似た者母娘だな…ひとのこと言えないけど…）
　娘のセックスを覗き見しながら自慰をする母親、その母親と恋人が交わるさまを見ながら自慰をする娘。
　母親と交わり、その母親の眼の前で母親の友人とも交わり、今また恋人の眼の前でその母親に挿入している、そんな状況に興奮しながら翔太は根元まで美雪の中に浸入し密着させる。
「ああぁ…」
　恋人の目の前で恋人の母親と交わる、その事に翔太は興奮し思わず声が漏れる。
　美雪の肉壁はやわやわと蠢き、翔太の肉棒を締め付け奥へ奥へと引き入れるように動く。
「ああぁ〜！いや〜！」
　突然、美雪はガクガクと全身を震わせると、下から翔太にきつく抱きつき、暫くすると脱力し肩で息をする。
「逝っちゃったの？」
　美雪の様子に翔太は驚きながら耳元で囁く。
「ああぁ…」
　美雪は顔を真っ赤にして頷く。
「えぇ〜？ママもう逝っちゃったの？」
　美咲も目を丸くしている。
「そんなに気持ちいい？」
「そんなこと聞かないで…」
　久しぶりとはいえ、挿れられただけで絶頂を迎えたのは初めての経験だった。
　自慰でほぐれた身体に受け入れた久しぶりのオトコは、想像していた以上に美雪の性感を刺激する。
　娘の目の前で、娘の恋人と交わるという普通では考えられないシチュエーションが更に美雪を興奮させている。
「じゃあ、もっと気持ちよくしてあげる」
「ああぁ！ああぁ！いや！ああぁ！」
　翔太が本格的に腰を動かし始めると、美雪の意識はどこかにいってしまいそうになる。
「あぁ！あぁ！ああぁ！おちんちん！おちんちん！凄い〜！ああぁ〜〜！！」
　美雪は娘の前ということも忘れ、快楽の波にのまれていく。
「ああぁ！ああぁ！いや！あぁ！あぁ！」
「いやん！ママすごい！ああぁ！あぁ！」
　母親が自分の恋人と交わり嬌声をあげる痴態を目の当たりにしながら、美咲は自慰に耽り再び快楽の頂へと昇っていく。
「ああぁ！ダメ！逝くぅ！逝っちゃう！ああぁ〜！」
「あぁ〜！ママ〜！私も逝っちゃう！ああぁ！ああぁ〜！」
　母娘はお互いの眼をしっかりと見ながら、快楽の頂へと昇っていく。
「美咲〜！」
「ママ〜！」
　母娘は呼び合いながら同時に絶頂を迎えたのだった。
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あなたのひと言が作者の励みとなり、新たな作品が生まれます。ご感想宜しくお願いします。
2015年12月19日掲載
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