眞由美


眞由美 so-ji 作
眞由美（26）（あぁ…どうしよう…）　翌日出社すると丁度エレベーターで眞由美と鉢合わせした美雪は、強張った笑顔を無理やり浮かべる。「おはよう」「お、おはようございます」　眞由美は胸元が大きく開いた真っ赤なシルクのワンピースを身にまとい、その胸を強調するかのように突き出し姿勢よく立っている。　女子校に通っていた頃、陸上部だった美雪もスレンダーながらスタイルには密かに自信を持っていたが、身長168cmB92W60H93の眞由美のスタイルは日本人離れしていた。　いつもながら同性から見ても惚れ惚れとするスタイルだが、今朝の美雪はそれどころではなかった。「昨日は翔ちゃんがお世話になったそうでありがとう。とっても喜んでたわ」　昨日、眞由美のひとり息子であり娘の恋人である翔太と、こともあろうか娘の前で関係を結んでしまった。相手はまだ中学１年生、それが大人顔負けの肉棒とテクニックを持ち、底なしとも思えるほどの精力で母娘を責め続けた。　何度も繰り返し絶頂を迎え、今迄に経験したことのない快楽に身を任せた美雪は、眞由美の顔をまともに見る事ができない。「そ、そうですか。それは良かったです」　美雪は顔を真っ赤にし、しどろもどろに答える。　眞由美はどこか意味あり気な微笑を浮かべ、髪をかきあげ美雪を見ている。「えぇ、それは喜んでたわ。美咲さんといい美雪さんといい、よくしていただいて本当にありがとう」「いえ…そんな…」「とーっても良かった、って言ってたわよ」　意味深な眞由美の言葉に、美雪は内心の動揺を押し込めるのに必死だった。「それで何かお礼をしないといけないと思ってね。美雪さん、あとで私の部屋に来てちょうだい」　眞由美は美雪の顔を覗き込むようにして微笑み、そう言い残してエレベーターを降りていった。タイトなミニワンピースが身体に貼り付き、眞由美のスタイルの良さを強調している。尻を振るように遠ざかる後ろ姿を見送りながら、美雪は大きく息を吐いた。（なんだろう…まさか…社長が知ってるはずないわよね。セックスしたなんて言うはずないわ…）　昨日の出来事を思い出すと身体の芯が熱くなり、自然と身をよじってしまう。　久しぶりにオトコを受け入れた身体は歯止めがきかなくなり、性への渇望を満たすメスそのものだった。娘の前でありながら何度も絶頂を迎え、最後には自ら求め腰を振ってしまった。しかも翔太が帰った後も興奮は収まらず、そのまま娘の美咲を相手に母娘レズプレイで深夜まで快楽を貪ったのだ。　美雪は女子高生時代に陸上部の先輩に言い寄られて関係を持ち、その後に後輩とも関係を結んでいた過去を持っていた。しかも複数人で乱行パーティーのようにして性の快楽を貪った事もあり、その時の他人に見られながらの行為に我を忘れて夢中になった事は忘れようにも忘れる事が出来なかった。　その事で男性だけでなく同性にも性的興味を抱き、見られる事で性的興奮をする性癖を持っていた。　結婚後その性癖は封印し夫である健二にだけ身を任せていたが、幸いにも健二は真面目だが性的欲求が強く、美雪を満足させるだけの精力と技量を持っていた。　しかし長期単身赴任で離れ離れになり、積もり積もった欲求不満は娘を交えた久しぶりの性交により爆発し、本性を目覚めさせ火をつけた。　その事が娘を相手にレズプレイへと走らせたのだったのだが、驚いた事に美咲もそれを嬉々として受け入れ、母親である美雪に加えてくる愛撫は的確で何度も昇天させられたほどだった。　何処で覚えてたのか？それとも天性のものなのか？そんな疑問を持ちながらも、押し寄せる快楽の波に身を任せたのだった。　どうやらそのまま寝てしまったようで気づいた時には朝になっており、目覚めた時も一緒のベッドで全裸でシーツにくるまっていた。　流石に言葉をかわす事は恥ずかしく、そっとベッドを抜け出しシャワーを浴びて朝食もとらずに出社したのだった。　思い出すだけで顔から火が出るほどだが、一旦火の付いた身体はそう易々とは治らない。　今日は土曜日、学校が休みの子供達はおそらく朝から交わっているに違いなかった。そして家に帰った時に２人が交わっていたら…２人をやめさせる事は出来るはずはなく、再びあの倒錯した甘美な世界に身をゆだねてしまうだろう事は容易に想像できた。　夫である健二に心の中で詫びながら、再び翔太が求めてくれば拒否する自信がなかったし、むしろ自ら求めてしまうだろう。まして娘である美咲すら性欲の対象にしまった罪悪感と、それ故の甘美な世界を知ってしまった身体は、それ無しではいられないと思える程だった。　火照る身体に身悶えしそうになりながら自分のデスクに向かい、荷物を置くと社長室に向かう。　大きく深呼吸した後ノックをし、返事を待つ。「どうぞ」「失礼します」　眞由美の声がしドアを開けて中に入ると、笑みを浮かべて眞由美がドアまで出迎えた。　カチリ　眞由美はドアに鍵をかけるとソファに座るように促す。「本当にいつもありがとう。翔ちゃんったら帰ってくるなりいつも美咲さんの事ばかり話してるわ」「いえ、そんな…こちらこそ翔太さんによくしてもらってるようでありがとうございます」　当たり障りのない受け答えをしながら美雪は眞由美を見る。「昨日は美雪さんにもよくしていただいたと本当に喜んでたわ」　向かいに座った眞由美が艶然と微笑みながら、長い脚を大きく開いて組みかえる。ミニ丈のワンピースの裾が大きく捲れ上がり、両腿の付根が美雪の視線に晒される。「いえ…そんな…」　返答に詰まりながら美雪は驚きの目で眞由美の下半身を見ていた。そこには本来ならある筈の視線を遮るものは何もなかった。「ふふふ」　美雪の視線が自分の下半身に向かっているのを確認しながら、眞由美はさらに大きく開いて脚を組み替える。美雪の目に眞由美の秘所が飛び込んでくる。（社長…）　美雪は同性でありながら眞由美が下着を身につけていない事に、なんとも言えない興奮を感じていた。「美雪さん？」　眞由美の声にハッとして視線を上げると、微笑を浮かべる眞由美と視線が絡み合う。「ふふふ、どうかした？」「い、いえ。何も…」　眞由美は立ち上がると、しどろもどろに答える美雪の隣に腰掛ける。「ねぇ、美雪さん。子供同士が仲良くしているのは良い事よね。私達ももっと仲良くなった方が良いと思うの」「そ、そうですね」　ねっとりと絡みつくように話しかける眞由美の指が、美雪の腕の上を触れるか触れないかの微妙さで這っていく。　隣に座った眞由美の胸もとは大きく開き、動きに合わせて豊かな乳房がつくる谷間が揺れている。　いつもと違った眞由美の様子に美雪は身体を強張らせるが、その絶妙ともいえる指の動きが美雪の身体の芯に妖しい火を点ける。「そんなに緊張しないで…」　耳元に口を寄せ囁くように言いながら、眞由美の指が腕から首筋、そして頬へと上がってくる。「あの…社長…」　あまりにもいつもと違った眞由美の行動に美雪は戸惑いを隠せないが、その奥に燃え拡がる官能の炎も消す事が出来ないでいた。「本当、美雪さんの肌って綺麗ね…」「あ、ありがとうございます…ん！」　頬を撫ぜていた手に力が入り、眞由美の方に顔を向けさせると突然唇を重ねられ美雪は驚く。「んん！しゃ、社長！」　突然の行為に美雪は眞由美の身体を強く押し顔を背けようとするが、眞由美の力は意外に強く体重をかけて覆いかぶさるように美雪を抱き締め、頬にあった右手は美雪の胸の上へと移動していく。「あぁ…」　突然の事に驚きつつも、官能の火が燃え始めた身体は否応なしに反応してしまう。「あふぅ…社長…ダメです…」　服の上から乳房を愛撫され、口から首筋へと移動していく眞由美の舌が美雪の力を奪っていく。　普段から眞由美に対し、歳下ながら憧れにも似た感情を抱いていた美雪は強く抵抗する事ができない。　男性社員は勿論の事、女子社員の中にも同性でも眞由美になら抱かれてみたいと言っている者がいる事は知っているが、まさか自分の身に起こるとは思ってもいなかった。「ああぁ…」　眞由美の指は手慣れた手つきで、巧みに美雪のブラウスのボタンを外していく。やがてその手はブラジャーの中にまで浸入し、直接乳房に触れてくる。「あぁ！」　すでに反応し固く尖った乳房の頂に眞由美の指が触れた途端、美雪の身体は大きく跳ねるように反応してしまう。「ふふふ、感じやすいのね」　眞由美は悪戯っぽく笑い、更に顔を下げていく。「社長…いけません…」　美雪は弱い抵抗を続けるが、それは既に形だけになっていた。ソファに身を投げ出したような姿勢の美雪の脚元へと、徐々に移動していく眞由美のワンピースの裾は大きく捲れ上がり、白く丸い尻が見えている。ワインカラーのガーターベルトが、白い肌にエロティック食い込んでいる。「あぁ！」　眞由美は笑顔のまま両手で美雪のブラジャーを左右に開く。小ぶりだが形の良い乳房がぷるんと現れ、その頂に顔を近づけ口付けた。「あぁ…社長…」　眞由美の愛撫は美雪の感じる部分を的確に捉え、身体の奥底の官能の炎をさらに燃え上がらせていく。「いけません…あぁ…」「美雪さん、綺麗よ」　眞由美は美雪の乳房を柔らかく揉みながら、左右の頂を交互に口に含んで愛撫を続ける。「あぁ…社長…ダメです…ああぁ…」　美雪は眞由美にされるがままに身体を委ね、朝のオフィスでの行為にえもしれない快楽を感じていた。（社長が何故こんな事を…翔太さんとの事…知ってる？…ああぁ、でも気持ちいい…社長…上手…）　昨日の出来事と、眞由美が知っているかもしれないという思いが美雪の正常な判断力を奪い、眞由美が舌で乳首を弾くように転がす度に身体はピクンピクンと跳ねるように動き、唇から吐息のような喘ぎが漏れる。　不意にその刺激が止み、美雪はそっと目を開ける。「ふふふ、美雪さん女同士は初めてじゃないわね」　眞由美に看過され美雪は頬を染めて潤んだ眼で眞由美を見上げる。「やっぱりね。思った通りだわ」　眞由美は艶然と微笑み顔を近づけ唇を重ね、その間も乳房を愛撫し続ける。美雪も眞由美の豊かな乳房に手を当て、ゆっくり円を描くように揉み始める。「ああぁ…」　ピチャピチャと舌を絡め合う音が静かな部屋に響き、そこに濃厚な大人の女性の熱い息遣いが混じる。「あふぅ…ねぇ、これから私の家に来ない？きっともっと仲良くなれると思うの…ね？」　出勤したところなのに、そんな考えが脳裏をよぎるが既にこみ上げてくる快楽の波にのまれ始めている美雪は、ただ黙って頷くことしか出来なかった。「良かった。じゃあすぐに行きましょう…その前に…」　そう言うと美雪の背中に手を回し、ブラジャーのホックを外す。「社長…？」「これは外して行きましょう。その方が気持ちいいわよ」　家ではノーブラで過ごすこともあるし、その開放感を密かに楽しんではいた。しかし、そのまま外出するなど経験ない美雪は狼狽えるが、眞由美はさっさとストラップも外してブラジャーを抜き取ってしまった。　そして自らも後手にホックを外し、胸元に手を入れるとブラジャーを抜き取ってしまった。「私も同じ…ね？さ、行きましょう」　有無を言わせず眞由美は背を向け、外出の用意をはじめる。　ブラジャーを外された眞由美の豊かな乳房が、タイトなワンピースの中で揺れている。　美雪はどうして良いか分からず、そのままソファーに座っている。「さすがにもう少し前は止めた方が良いわよ。そのままでもセクシーでいいけど」　眞由美にそう言われ、美雪は自らの姿を改めて慌てて前をかき合わせる。　ブラウスのボタンは殆ど外され両乳房は露わになり、タイトスカートの裾は腰まで上がりストッキング越しにパンティが丸見えになった姿は、オトコが見ればむしゃぶりつきたくなるような眺めだった。「あら残念。そのままでも良かったのに」　眞由美はクスリと笑うと美雪に近づき、ブラウスのボタンをとめていく。「私がとめてあげる…これ位でいいわね」　第３ボタン迄開けられたブラウスは胸元が大きく開き、胸の谷間がハッキリと見えてしまう。　身長160cmB80W56H85のスレンダーなスタイルながら、Cカップのバストはタイトな薄いブラウスの生地を押し上げ、その頂は固く尖って存在を誇示するかのようだ。（いやだ…これじゃノーブラだって分かっちゃう…）　それでもそのままスカートの裾を直すと、眞由美の後に続いて部屋を出た。　動くと薄い布地に乳房の頂が擦れ、ジンジンと刺激を与えてくる。（やだ…感じちゃう…それに…）　胸元を見下ろすと白い生地に薄く影をつくり、押し上げる乳房の頂が見てとれる。　美雪の中に流れる見られたい欲望が、どんどんと大きくなっていく。（見て….欲しい…）　美雪は自身の奥底にある願望に、戸惑いと共に興奮を感じていた。　オフィスで眞由美が外出してそのまま直帰する旨を部下に話している間も、美雪の身体は火照って仕方なくなってきている。「美雪さん、行きましょう」　眞由美に促されて歩き出した両脚の付け根は、熱く潤んで溢れ出てきそうだった。　眞由美の家に着いた途端、あっという間に美雪は上半身を裸にされ、下半身も下着を残すだけにされていた。　昼にはまだ間がある明るいリビングで、美雪は素肌を晒されていく事に羞恥と快感を感じていた。「ふふふ、美雪さん綺麗よ」　眞由美は艶然と微笑み、背中のジッパーを下ろす。ワンピースの下はワインカラーのガーターベルトに吊るされた黒いストッキングだけの姿で、美雪を見つめるその股間を隠す布はやはり無かった。「ふふふ、さっき見てたでしょう？」　眞由美が微笑み髪をかき上げると豊かな乳房がぷるんと揺れる。「ああぁ…」　改めて目の当たりした眞由美の身体は、欧米人のようにメリハリの効いた曲線美を誇っていた。　普段から眞由美に憧れにも似た感情を抱いていた美雪は、突然のこの状況でもそんな事を思ってしまう。「ねぇ美雪さん、して見せて」「え？」　突然の言葉の意味が分からず、美雪は返答に困ったような表情を浮かべる。「自分でしてるんでしょう？ねぇ、して見せて」　眞由美は美雪を見つめながら淫蕩な笑みを浮かべ、左手で乳房を持ち上げるようにして揉み、右手を両腿の間へと這わせてゆく。　その行為で眞由美の言葉の意味する事が分かり、美雪は顔を真っ赤にする。「あふぅ…」　そんな美雪に構わず眞由美は自らの身体に這わせた手の動きを止めることなく、唇からは吐息のように喘ぎ声を漏らす。「あぁ…あん…」　眞由美は見せつけるようにしながら、自らの乳房と秘所を弄り続ける。「ああぁ…あぁ…美雪さんも一緒に…ねぇ…」　眞由美はリビングのカーペットの上に座り込むと、大きく脚を拡げ本格的に自慰を始める。「社長…あぁ…」　美雪は初めて見る眞由美の痴態に、両手で乳房を揉みはじめた。「あぁ！ああぁ…」　美雪の唇から喘ぎが漏れ始め、明るいリビングの中に成熟した大人の女性の声が響いていく。　美雪は下着も脱ぎ、全裸になると眞由美に負けじと本格的に自慰を始める。　向かいあって脚を大きくＭ字に開き、互いに見せつけるように身体を弄る。　吐息のような喘ぎに混じってクチュクチュという音が聞こえるようになると、２人はお互いの姿を食い入るように見ながら動きを早めていく。「あぁ！ん！あぁ～！」「ああぁ…いぃ…あぁ！」　２人の喘ぎ声がだんだんと大きくなっていき、やがて眞由美が短く声を発した。「あぁ！逝く！」　両脚をピンと伸ばすようにして絶頂を迎えると、美雪も全身をガクガクと震わせる。「あぁ～！ダメ！」　秘所をさらけ出し絶頂を迎えた２人は、どちらからともなく近寄り唇を合わせる。　ピチャピチャと貪るようにオンナが舌を絡める姿はひどく淫猥な光景だ。「次はベッドで…」　２人はもつれるようになりながら、眞由美の寝室へと向かった。
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2016年2月6日掲載
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