眞由美
so-ji 作
眞由美 （28）

　美雪のすぐ隣で、日本人離れしたプロポーションの女に少年がのしかかり腰を振っている。その激しい腰の動きに合わせて女の口からは、絶えず喘ぎ声が漏れている。
「あぁ！そう、そうよ！いぃ！あぁ！あぁ！あぁ！」
　少年の腰の動きが切羽詰まったものとなり、女の喘ぎもより一層大きくなっていく。
「あぁ〜ママ、逝くよ！」
「ああぁ〜翔ちゃん！きてぇ〜！」
　母親の両腿を肩に担ぐようにして激しく腰を振っていた少年は、ひと際強く腰を突き入れると一気に精を放つ。少年の薄い尻がピクピクと律動し、女の中に精を放っているのがよく分かる。

　ドピュドピュドピュドピュドピュ

「あぁ…翔ちゃんの熱いのがいっぱい…」
　女は自らの腰を密着させてより身体の奥深くで感じるように、少年の背中に手を回し引き寄せる。
「翔ちゃん…」
「ママ…」
　母と息子は互いを見つめ合い濃厚な口付けを交わす。
（中に出してる…本当に…親子でしてる…）
　娘の美咲と双頭ディルドーで繋がりながら美雪は目を離せずにいた。
　尊敬する社長が血を分けた実の息子と交わり、その精を直接受け止めている姿は美雪に驚きと感動、そして言いようのない興奮を与えていた。
　そしてそれは美咲も同じだった。
「ママ…」
　美咲は美雪に顔を寄せると唇を求めてきた。
「美咲…」
　それに応え母娘は舌を絡め合う。
「あぁ…」
　どちらからともなく手が伸び、互いの乳房を弄りあい、繋がった股間を擦り付け合う。
「ああぁ！あぁ！ああぁ！」
　それを見ながら、再び翔太と眞由美も腰を中心に動き始める。
「あぁ、翔ちゃん…見て…美雪さんと美咲さん、本当にいやらしい…ああぁ…」
　まだ硬度を失わないままの翔太の肉棒をキツく緩く締め付けながら、眞由美は母娘の交わりを見ている。
「ホントだ…美咲もだけど美雪おばさん、エッチだよねぇ」
　翔太は眞由美の豊かな乳房に顔を埋め腰をゆっくりと動かしながら、横目で母娘の様子を見ている。
「あぁ！ママ！いい！ああぁ！」
「ああぁ…美咲…ああ〜！」
　眞由美と翔太に見られながら、美雪と美咲は激しく股間を擦り付けるように腰を動かしている。
「美雪さん、気持ち良さそうね。でもそろそろ本物が欲しくなってるんじゃない？」
　眞由美は翔太と繋がったまま美雪の方に手を伸ばし、乳房の頂を摘むようにする。
「あぁ！社長、ダメ…ああぁ〜〜！」
　この異常とも言える状況で感じやすくなっていた美雪は、乳首を摘まれた刺激で一気に絶頂を迎えてしまう。
「あら…逝っちゃった？」
　驚いたような眞由美の言葉に、翔太はクスリと笑ってしまう。
「美咲と同じだね。おっぱい触るとすぐに逝っちゃうんだから」
「あぁ…ダメ…」
　美雪は美咲と繋がったまま息も絶え絶えにそう告げる。
「ふふふ、美雪さん、正直に言いなさいよ。本当は翔ちゃんのおちんちん欲しいんでしょう？」
　そう言って眞由美は摘んだままの乳首を捻るように力を入れる。
「あああぁ〜！ダメです…」
　そう言いながらも美雪の視線は、翔太の下半身に向かっていく。
「翔ちゃん、美雪さんに見せてあげたら？」
　そう言われて翔太は眞由美の中から肉棒を引き抜くと、膝立ちのまま美雪達の方を向いた。
　眞由美の愛液と自身の精液で白濁しヌラヌラと光る肉棒は、精を吐き出した後も硬度を失わず天を向き次の獲物を探してヒクヒクと蠢いていた。
「ああぁ…」
　母娘の口から溜息にも似た吐息が漏れる。
「美雪おばさん、どう？」
　翔太はこれ見よがしに右手で扱きながら、少しだけ美雪達の方に近づく。
（ああぁ…凄い…欲しい…）
　昨日味わった肉棒を目の前にして、美雪は無意識のうちに翔太の方に手を伸ばしてしまう。
「美雪さん、ちゃんと言わなきゃ駄目よ」
　眞由美が淫靡な笑みを浮かべながらそう告げる。
「そんな…」
　美雪は羞恥に頬を染めながらも、翔太の下半身から目が離せない。
「ほら、おちんちん欲しいんでしょう？」
　眞由美は翔太の背後から手を回して肉棒に手を添えると、ゆるゆると上下に動かす。
　眞由美の愛液と精液に塗れた肉棒が、にちゃにちゃとイヤらしい音をたてる。
（あぁ…凄い…欲しい…）
　身悶えしながら美雪は、眞由美の手の中で起立する翔太の肉棒から目が離せない。
「どう？美雪おばさん、欲しくない？」
　下半身を眞由美の手に委ねながら、翔太は美雪を見下ろす。
　昨日、何度も快楽の頂きに連れて行かれた肉棒が目の前にある。果てても果てても衰えることなく荒々しく蹂躙された、その生々しい記憶が美雪の肉体を支配していく。
「ああぁ…欲しい…おちんちん…」
　それを口にする羞恥より肉欲が勝った美雪は、身悶えするように自身の欲望を口にする。
　もう少し苛めてやろうかと思っていたが、意外なほどに素直に口にした美雪に眞由美は軽い失望を覚える。
（まぁ仕方ないわね。それだけ飢えてたってことね）
　眞由美自身がつい先日まで感じていた性への渇望が痛い程よく分かるだけに、これ以上言葉で責めるのは止めて実際に肉体を責めようと唇を舌で舐めるようにして美咲を見る。
「美咲さん、美雪さんに翔ちゃん貸してあげもいい？」
　眞由美の提案に美咲はコクリと頷く。
「美咲さん、こっちに来て。私と楽しみましょう」
　眞由美の言葉に美咲は、ディルドーが抜けないように注意しながら美雪から離れる。
　眞由美は大きく脚を開き、美咲の方に手を伸ばす。
「そのまま来て」
　美咲の股間から生えたようになっているディルドーを、自らの秘所に導くように手を添える。
「んん…ああぁ…」
　ズブズブと入っていくディルドーが、眞由美と美咲を繋げていく。
「あふぅ…」
　しっかりと繋がると互いの股間を擦りつけるように腰をくねらせる。
「ああぁ…美咲さん…上手よ…ああぁ…」
「おばさま…あぁ！」
　乳房を揺らしながら股間を擦りつけ、眞由美と美咲はお互いの性の快楽に没頭していく。
「ママも美咲も凄いなぁ。僕達も楽しまなきゃ。美雪おばさん、いくよ」
　眞由美と美咲を横目で見ながら翔太は、美雪の両腿を抱え肉棒に手を添えると狙いを定め、一気に根元まで突き入れる。
「あああぁ〜〜！いぃ〜〜！あぁ！あぁ！あぁ！」
　翔太はそのままの勢いで腰を激しく突き動かす。昨日の交わりで美雪が、こういう風に責められるのを好む事が分かっていたのだ。
　翔太の激しい動きに美雪のボルテージは一気に高まっていく。
「あぁ！いぃ！あぁ！すごい！あああぁ！あぁ！」
　パンパンと音をたてながら激しく突かれ、美雪は自ら乳房を掴みこねるように揉みしだく。
「あぁ！あぁ！いや！あぁ！いぃ！ああぁ！」
　美雪は辺りにはばかることなく、自らの快楽を貪るように嬌声をあげる。
「あぁ…美雪さんってこんなに淫らだったのね…美咲さんはお母さんに似たのね…あぁ、そう！そうよ！美咲さん上手よ。ああぁ！」
　お互いの乳房を弄りながら、眞由美と美咲は密着した股間を擦り付ける。
「ああぁ、おばさま！いぃ！私逝っちゃいそう…あぁ！いぃ！ああぁ！」
　母親の美雪同様に美咲は辺りにはばかることなく嬌声をあげ、自らの快楽を追求するかのように腰をくねらせる。
「本当、母娘揃ってなんていやらしいんでしょう…オトコの人じゃなくてもきもち良ければなんでも良いのね」
「あぁ、そんな意地悪言わないで…おばさまが上手だから…あぁ！いや！そんなにしたらホントに逝っちゃう！ああぁ！」
「フフフ…ありがとう。でも本当は気持ち良ければ誰でも良いんでしょう？ほら、正直に言わないと逝かせてあげないわよ」
　眞由美は焦らすように腰の動きを止める。
「あぁ…おばさまの意地悪…」
　美咲は恨めしげに眞由美を見て、なんとか快楽の高みを目指そうとするが、眞由美はそれを許さないかのように腰を上げ外そうとする。
「美咲は僕のだけじゃ足りないみたいだよ。他のおちんちんもいっぱい欲しいって言ってたから」
　美雪の両腿を抱え浅く深く腰を突き入れながら、翔太は眞由美たちの方を見てそう告げる。
「あら、そうなの？なんていやらしい娘…美咲さん本当？」
　眞由美は淫蕩な笑みを浮かべる。
「あぁ…翔太の意地悪…おばさま、お願い逝かせて…ああぁ…」
「正直に言わないとダメよ。私の言う事は何でもきくって約束したわよね？」
　美咲は逝きそうで逝けない状態に、苦悶の表情を浮かべている。
「あぁ…おばさま…私…おちんちん欲しいの…いっぱい欲しいの！だから逝かせて！」
「まぁ、翔ちゃんの言ってる事は本当になのね。なんていやらしい娘かしら。美雪さん、貴女のお嬢さんは相当淫乱なようよ。ひょっとしたら美雪さんもそうなのかしら？」
　眞由美は標的を美雪に向けると、翔太に変わるように目配せをする。
　眞由美と翔太は、それぞれの相手から身体を離すと、
「あぁ！いや！抜かないで！」
　美雪と美咲の口からまったく同じで言葉が発せられ、眞由美と翔太は目を合わせて笑みを浮かべる。
「正直に言えばすぐにあげるわよ。ねぇ美雪さん、貴女もいっぱい欲しいのかしら？」
　眞由美は股間から生えたようなディルドーを美雪の秘所にあてがい、入口付近に浅く挿入して焦らすように腰を動かす。
　翔太も美咲の中にはすぐに挿れず、亀頭を収めた辺りで腰の動きを止めていた。
「あぁ！翔太〜全部挿れて〜！」
　逝きそうになったところを止められた美咲は、気がおかしくなりそうになりながら翔太に哀願する。
「ほら、美雪さんが正直に言わないと美咲さんも逝かせてあげないわよ」
「あぁ…社長…私はそんな…あああぁ…」
　美雪は羞恥に顔を染めて口にする事を躊躇っていたが、実は自慰をする時に何人もの男達に犯される事を想像したことがあった。
　それどころか、夫である健二に抱かれながら他の男達に穴という穴を肉棒で塞がれ、何度も何度も繰り返し精液を注ぎ込まれる姿を想像し激しい絶頂を迎えた事もあった。
「ああぁ…」
　何人もの男達に犯される姿を想像し、美雪の口から深い溜息にも似た喘ぎが漏れる。
「美咲さんは素直ね。いい娘だからその希望叶えてあげるわ」
　眞由美の言葉に美雪は、娘が何人もの男達に犯されている姿を想像し嫉妬と羨望を覚え、知らず知らずのうちに胸に秘めた願望を口にする。
「私も…私もおちんちん欲しい…いっぱい欲しいです」
「まぁ！美雪さんもやっぱりそうなのね。なんていやらしい母娘かしら…でも、そういうの好きよ」
　眞由美はディルドーを根元まで一気に美雪の中に挿れると、密着させた股間を激しく擦り付ける。
「あぁ！社長！ああぁ！ああああぁ！」
　それを見て翔太も美咲の中に一気に腰を送り込むと、そのまま激しく突き動かす。
「ああぁ！翔太！いぃ！おちんちん気持ちいい！ああぁ！ああぁ！ああぁ！」
　激しく絡み合いながら４人はそれぞれに快楽の絶頂へと向かっていく。
「ああぁ！社長〜！ああぁ！逝く！逝っちゃう！ああああぁー！」
「ああぁ！私も逝っちゃう！翔太、逝っちゃう！ああぁ！いいぃ！ああああぁ！」
「皆んなで一緒に逝きましょう！ああぁ！そうよ！美雪さん、いいわ！あぁ〜！」
「僕も逝っちゃうよ！」
　４人の動きが激しくなり、ほぼ同時に深く激しい絶頂を迎えた。
「あぁ…美雪さんも美咲さんも最高だわ。今日は土曜日、時間はいくらでもあるわ。たっぷり楽しみましょう」
　眞由美の言葉に美雪と美咲は頬を上気させ頷いた。
「やったぁ！僕まだまだできるよ。美雪おばさん、欲しいだけあげるからね」
　翔太の言葉に美雪は、より深く身体の中に翔太を取り込むように両腿を翔太の背中に絡める。
「あぁ〜ママずるい！翔太は私の彼氏よ。貸してあげてるだけなんだから独り占めしちゃダメ！」
　眞由美と繋がったまま頬を膨らませる美咲に、眞由美は優しく口付ける。
「うふふ…美咲さん、時間はたっぷりあるわ。それにさっきの約束、ちゃんと叶えてあげるから暫く翔ちゃんを美雪さんに貸してあげて」
　眞由美の言葉に美咲は一瞬、何のことか分からないといった表情を浮かべる。
「あら、もう忘れたの？おちんちんいっぱい欲しいって言ってたじゃない」
　悪戯っぽく笑う眞由美に、美咲は期待と不安が入り混じる。
「ふふふ…ちゃんと考えているから楽しみにしてて…今は私で我慢してね」
　そんなやり取りをしている眞由美と美咲のすぐ隣では、四つん這いになった美雪の腰を両手で抱えた翔太が激しく腰を打ち付けている。
「あぁ！あぁ！いぃ！凄い！ああぁ！ああぁ！おちんちん気持ちいい！ああぁ！」
　すぐ隣に眞由美と美咲がいる事も忘れたかのように美雪は、自らの慾望を満たす事に専念しているかのように嬌声をあげている。
「あぁ…おばさま…」
　自分のボーイフレンドと交わる母親の痴態を横目で見ながら美咲は、これからの出来事を想像し再び快楽の波にのまれていく。
　その後パートナーを変えながら、４人は何度も何度も繰り返し快楽を貪った。

　昼食も取らず快楽を貪り続け、気がつくと時計は１６時を回っていた。
「あぁ…もう駄目…少し休ませて…」
　連続して何度も快楽の絶頂を迎えた美雪が、大きく肩で息をしながら訴える。
　その声が聞こえないかのように翔太は腰を振り続けている。
「あぁ…もう許して…あぁ！ダメ！逝っちゃう！また逝っちゃう！ああぁ！あぁ〜！」
「僕も逝くよ！中に出していい？」
　もう何度も中に精を放っていたが、その度に翔太は美雪に尋ねる。
「ああぁ！出して！このまま頂戴！ああぁ〜逝く〜！」
　その返事を聞いてから翔太は、今日何度目かの精を美雪の身体の奥深くに吐き出す。
　隣ではペニスバンドをつけた眞由美が激しく腰を振り、美咲を責めていた。
「あぁ！あぁ！おばさま…もうダメ！また逝っちゃう…あぁ！」
「いいわよ。逝っちゃいなさい…私も…」
　眞由美は豊かな乳房を揺らしながら巧みに腰を振り、美咲を絶頂へと導いていく。
「あぁ！ダメ！おかしくなっちゃう！これ以上逝ったら私おかしくなっちゃう！ああぁ！」
「おかしくなっちゃいなさい！私も逝くわ！一緒におかしくなっちゃいましょう！」
　眞由美は眼下に揺れる形の良い美咲の乳房を両手で揉みながら、腰を振る速度を上げていく。
「ああああぁ！逝く！逝っちゃう！ああああぁ〜！」
「ああぁ〜！」
　全身をビクビクと震わせる美咲の上に、眞由美はゆっくりと覆いかぶさるように体重をかけていく。
「ああぁ…おばさま…」
「美咲さん、素敵よ…とっても良かったわ…」
　眞由美は優しく唇を合わせる。
「あふぅ…おばさま…こんなに気持ち良くなって、私どうにかなっちゃいそう…」
　肩で息をしながら美咲は潤んだ瞳で眞由美を見上げる。
「ふふふ…まだまだこれからよ…でも少し休みましょうか」
　そう言って眞由美はゆっくりと美咲の作った中に収めたペニスバンドを引き抜いていく。
「ああぁ…いや…」
　胎内が空っぽになるような寂しさに、美咲はそんな言葉を口にしてしまう。
「じゃあ僕が本物をあげるよ」
　眞由美に入れ替わり翔太は美咲の両脚の間に身体を移すと、反り返った肉棒に手を添え狙いを定めるとゆっくりと挿入していく。
「ああぁ…翔太…」
　美咲はより深く感じようと翔太の背中に両腿を絡める。
「んん…あぁ…翔太…あぁ、あぁ、あぁ！」
　休む間もなく再び始めた翔太と美咲を見ながら眞由美は、ぐったりと横たわっている美雪の隣に身体を寄せる。
「あの２人また始めたわ…若いっていいわね」
「あぁ…社長…」
　眞由美の指が美雪の肌の上を、触れるか触れないかの微妙さで滑っていく。
「あふぅ…あぁ…あぁ！」
　眞由美の指が乳房の頂きに触れた瞬間、美雪の身体は自らの意思とは関係なくビクンと跳ね上がる。
「ふふふ…美雪さん素敵だわ…」
　乳房に掌を合わせ本格的に愛撫を始めた眞由美の動きに合わせ、美雪の身体は敏感に反応し喘ぎが漏れ始める。
「あぁ…社長…少し休ませて…あぁ…いや…あぁ！」
「本当、美雪さんって素敵…もっともっと気持ち良くしてあげるわ」
　隣で激しく腰を振る翔太の動きが、振動となって伝わってくる。
「ほら見て…美咲さんもあんなに気持ち良さそうにしてる」
　眞由美の言葉に横を見ると激しく腰を振る翔太と、その動きに合わせて喘ぐ美咲がいる。
「あぁ…凄い…」
　目の前で中学生の娘が、同じく中学生の少年と激しく絡み合っている。
　その少年と娘の母親である自分も身体を重ね、遂には娘や少年の母親であり自身の勤める会社の社長とも同性でありながら身体を合わせてしまった。それも互いの目の前でである。
　昨日まで何処にでもいる母娘として普通に暮らしていた事が、嘘のような出来事の連続に美雪の思考回路は麻痺寸前だった。
「ああぁ！」
　眞由美が美雪にのしかかり、腰につけたペニスバンドをゆっくりと挿入してくる。
「あふぅ…あぁ…」
　ゆっくりと浅く深く浸入してくる人工ペニスに、美雪の身体は否応なしに反応してしまう。
「あぁ！あぁ！いや…あぁ！いい！ああぁ！」
　娘と少年のセックスの覗き見から始まった非日常への入口は、昨日の娘を交えた禁断の交わりでその扉を大きく開いてしまった。
　そして今日、現在進行形でおきている少年とその母親、娘を交えての行為は完全に禁断の世界へと美雪を引きずり込んだ。
（あぁ…もうダメ…健二さん…ごめんなさい…）
　もう普通の生活には戻れなくなってしまった事を心の中で夫の健二に詫びながらも、その声は次第に小さくなっていった。
【前】/【次】
あなたのひと言が作者の励みとなり、新たな作品が生まれます。ご感想宜しくお願いします。
2016年4月27日掲載
Copyright (c) 2014-2016 so-ji All rights reserved.
▲