息子のためなら


息子のためなら熟女ゲッター作
第一章　女の武器　カラダ「うううっ！　お母さん、イクよ！ヤバイよ俺！」　たくましく日焼けした全裸の男、その股間の反り返ったモノが弾けた！「いいわよ、いっぱいお願い」「うぁぁぁ！！！！」　男は雄叫びをあげる！　と同時に女の頬と唇、差し出した舌に白濁した男汁が飛び散った。「ふぁぁぁ」　「むふぅぅぅ」　男と女の言葉にならない言葉、吐息…。　右手の手のひらに握られたモノが急速にしぼむ。　女の左手は引きつった睾丸を愛おしく撫でている。「やだ…溜まってたようね」　舌に絡んだ男汁を喉の奥に仕舞いこみ女は微笑む。「ふぅ～～」　よほど気持ちが良かったのか、男は目を閉じたまま陶酔している。「明日の試合はトップでよろしくね」　渡部久子、４３歳、女として一番脂の乗った自分のカラダを知っている。　今、雄叫びをあげて舞った男は矢崎登、３５歳。　某サッカークラブのユースチームの監督をしている。「ゆっくりしていけばいいのに…」　ようやく目を開けた矢崎が身を起こしタバコに火をつけた。　久子は乱れた髪を両手でかきあげると後ろに束ねゴムで留め、全裸のままバスルームに……。「主婦は忙しいのよ～、あなたのようにサッカーだけ教えてたらいいものじゃないの」きっぱりと一言！「なんなんだよ、いったい誰のおかげで純が……」「それは言わない約束よ、そんなことより明日は大事なゲームなんだからね、ホントにお願いよ」　バスルームに消えていく久子の肉づきのいい尻を眺めながら登は舌打ちした。「仕方ないな……」　久子と登がこういう関係になったのは３年前。　息子の純一郎が通うサッカークラブの監督に矢崎登が就任した直後からだった。　久子は証券会社に勤務する夫の嘉夫と純一郎との３人家族。　純一郎は嘉夫の影響もあり小学校低学年からサッカーをしている。　おかげで純一郎は勉強こそいまいち出来ないが、サッカーではそれなりの技量、センス、才能で人並み以上にやってこれた。　このユースチームに入れば、試合で活躍すれば将来的にはトップチームにお呼びが掛かる。　将来はＪリーガーという夢のまた夢も叶う、そんな直前にいるのだ。　クラブのユースチームにはそう簡単には入れなかった。　毎年４～５名の枠があり、それを５０人、時には１００人の少年たちが競う。　頑張るのは少年たちだけではなかった。　母親も競うのだ、息子のために、夢を叶えるために。　３年前の春、セレクションがおこなわれた。　それまで在籍していたチームから推薦を受けた純一郎もセレクションに参加。　１次、２次と振り落としを見事にすり抜けて最終選考に残ることが出来た。　久子も必死の思いで遠くから見守った。　数日後のこと、純一郎が落胆していた……。「俺、ダメかも知れないよ……」　ポジション的にダブるので旧知の仲であるライバルの大神が受かりそうだと言う……。「そんなバカな……」久子は嘆いた。　なんで大神に……。　大神信也、少年サッカークラブにいた頃のチームメイト、そして同じポジションのライバルであった。　中学時には別のチームに所属したのに再び顔を合わせるなんて！　信也の母、大神裕美のこともよく知っている。　セレクション会場で再び顔を合わせるなんて！　ここは……息子のために……一肌脱ぐか……。　久子は心に決めた。「ねえ、純ちゃん、監督さんの矢崎さん…だったわね？　連絡先わかる？」「うん……これもらった」　差し出したのは名刺だった。「ちょっと借りるね」　一週間後が選考発表、それまでに何とかしないといけない……。　夜、湯船の中で久子は自分の体を見つめていた。　女の武器はカラダ……。　夫、嘉夫に申し訳ない、だけど息子の夢が少しでも近づけば……。　その夜、嘉夫を誘った。「お、おい、どうしたんだ……オマエ、今日は激しいじゃないか！」　仰向けに寝かされた嘉夫の顔が歪む。「そう？久しぶりじゃない、いいの？あなた、いいでしょ」　嘉夫の興奮の極致に達した男根に跨り尻を上下に腰を左右に……もうこれ以上は我慢できないほど振り回した。「あなたぁ！　私……もう、もう、イクぅ～！」　久子は自爆した。自ら登りつめ自ら果てた。「おおおっ！　俺も！　イクぞぉ！」　嘉夫にも激震が走る。　夫婦はほぼ同時に果てた。　ボロッと久子の膣内から萎えたモノが抜けた出た。　被せられたゴムの先には一ヶ月ぶりのエネルギーが詰まっていた。「まあ、こんなに……」　愛液に塗れたコンドームを手にしてため息をついた。　夫の出した精子が愛おしく思えてしまう。　きっと、嘉夫以外の男に抱かれることになるだろう。　そんなことを思うと後ろめたい気がした。当然のことだろう。　だけど、ここまで来た以上、もうこの選択しか残されてはいない。　あなた……ごめんなさい…。
【次】
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2015年10月3日掲載
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