なごり雪 『新・ＳＭ小説書庫２』二次元世界の調教師 作
１６．プチ野外露出調教デート（１）（３４６６字） 　俺を恋しがり、上京して来た美里。大病院の一人娘と言う、正真正銘のお嬢様だ。天涯孤独で、おばさんを頼り、住み込みの修理工見習いになった俺にとって、あり得ないほど相応しくない恋人である。だけど、童貞だった俺と、処女だった美里は、初めてのセックスで、カラダの相性が抜群であると判明した。何と夜通しセックスに興じてしまい、俺のチンポにメロメロで、快楽の虜となった美里は、俺の言いなりの奴隷になると誓った。そして彼女に貞操帯で１週間禁欲させ、満を持してデートに繰り出したのである。アパートを出てから、俺は美里と手を繋いで歩いていた。 「やっぱり東京は人が多いな。みんなお前をジロジロ見てるぞ」 「言わないで。恥ずかしいよお」 「いいじゃないか。見せ付けてやろうぜ」 　おばさんのリクエストで、美里は高校の制服である、セーラー服を着ている。でもそれは、露出過多でセクシーな衣装と言われたのだ。そんな服など持っていない美里は、結局自前のセーラー服を、大胆に気崩して、やって来た。何と、スカートをガッと上げて、はしたないミニスカの上に、黒革貞操帯だけしか身に付けていない、校則違反間違いなしの恰好だ。股間にピッチリ張り付いた貞操帯はごく小さなもので、覗かれたらノーパンに見えるかも知れない。 「こんなの嫌だよ。ああ…...」 「ノーブラって凄いな。ユサユサ揺れてるし、乳首が立ってるのも、丸見えだ」 　改めて隣を歩く美里を見やると、思った以上のセクシーさにドキッとする。まだ、数ケ月しか経ってないから、現役女子高生でも通るはずだが、コイツこんな大きな胸の膨らみを、ブラで抑えてたのか。それに、見えそうな所まで上げた、ミニスカから露出したムチムチの素足が、犯罪的に淫らだ。美里は自分の恰好の嫌らしさが良くわかってるんだろう。恥ずかしさで俯き加減の顔は、火のように真っ赤に染めてるし、繋いだ手もワナワナと震えが伝わって来る。 　田舎では、半ドンの土曜の午後でも考えられないが、さすが東京は人が多い。大勢の道行く人たちが、好色な、あるいは呆れた視線を、美里に送って来る。何しろパンツの見えそうな、超ミニスカセーラー服の上、ノーブラの巨乳を透けさせ、揺さぶって歩いてるのだから。美里は針の筵を歩かされてるような気分だろう。片手は俺と繋いでるし、絶対隠すなよ、と言い聞かせてるので、スカートや、胸の膨らみを手で押さえる事も出来ないのだ。 「もっと早く歩けよ。昼飯食う店に着かないぞ」 「だって……無理だよ」 「そうか。そんなに気持ちいいんだな」 「…...バカ」 　ほとんどよちよち歩きで、歩が進まない美里をからかうと、拗ねたように呟く。人前だからごまかしてるが、（俺のチンポが）そんなに気持ちいいんだな、と聞いたのだ。そう、美里は今、恥知らずにも、公衆の面前で俺に犯されながら、歩いてるわけだ。秘密の理由は、彼女の股間にピッチリ貼り付いた黒革貞操帯。本来使用者に禁欲を課すはずなのに、逆に性の快楽を味合わせるよう、嫌らしい細工をしてやったのだ。俺のチンポで象ったディルドが女性器を貫くよう、貞操帯内部に仕込んでいる。美里が早く歩けないのは、相性抜群でピッタリフィットする俺のチンポが、気持ち良いからなんだ。 　そしてエッチな仕掛けは、それだけじゃない。お目当てのファミリーレストランが見えて来た頃、俺は繋いだ手を放し、不安そうに振り向く美里を、先に行かせる。彼女が晒すであろう、恥ずかしい失態を楽しむためだ。リモコンを取り出して見せると、美里は慌てたが、もう遅い。軽くスイッチを入れただけで、ビクンと感じてしまい、足が止まった美里。何しろ彼女の弱点である、乳首、クリトリス、そして尻穴に仕込んだローターが、心地良い振動を始めたのだ。 「！！」 　変な声が出そうだったんだろう。咄嗟に手で口を塞いだ美里は、ウッとしゃがみ込んでしまった。通行人は驚いて、突然しゃがみ込んだ美里に、ジロジロと好奇の視線が集まる。俺は急いで美里に駆け寄ると、手を取って立たせながら、小声で囁いた。 「まだイクなよ」 　リモコンで振動レベルは下げたが、イカない程度にキープしている。エッチな美里に、嫌らしい快感を味合わせて、「イキたい」と望むよう、欲情を煽ってやるのだ。助け起こされた美里は、ぞくっとするような悩ましい表情で、俺の企みに見事にはまったようである。 　 ーーコイツ、セックスのおねだりしそうだな。ここは、皆に見られてる公道だぜ。バレないように、俺のチンポ型を食い締めて、我慢しろよ 　さて、助け起こした美里と手を繋いで、「サンデーサン」と言うファミリーレストランに入った。いつも家族連れ等の客で繁盛しており、美里に羞恥を与える露出プレイ用に選んだのだ。案の上満席で、待合に座って待つ事になった。ミニスカセーラーの美里は、嫌でも目立つ。 「手は背中に回して組んでな」 「…...恥ずかしいよお」 　パンパンに張った乳房が、うっすら透けたブラウスを突き上げるのも、スカートが短か過ぎて、パンツが覗けそうなのも、手で隠す事は許さない。しかも、ノーブラ、ノーパンだ。俺は遊びまくってる不良な彼女を連れ、皆に見せびらかしてるような気分になって来た。 ーー俺の方が恥ずかしくなって来たな。　 　同時にセクシー過ぎる美里に煽られて、股間はもう強烈に勃起して、腹の皮を突き上げている。ドクドクと脈動を繰り返すチンポは、吐け口を求めて火を噴きそうだった。美里をイジメて、公衆の面前でアクメの大恥をかかせるのは良いが、俺の方も射精しなくては、欲求不満で頭がおかしくなりそうだ。 　こうして、美里だけでなく、俺も悶々としながら待っていると、ウエイトレスが、相席でも構いませんか、と呼びに来る。もちろん大歓迎で、高校生らしい制服男子４人が食事している席に、美里と２人向かい合わせで座った。「すみません」と一言断ったが、男子４人組は、目の毒としか言いようのない、露出狂みたいな美里に、無言で一斉に視線を集中していた。正に願ってもない晴れ舞台である。 ーーお前ら、塾に通ってる受験生か？　溜まってるんだろ？　いい物見せてやるから、目に焼き付けて、せんずりのオカズに使いなよ 　近所に「駿台予備校」とか言う進学塾があるのだ。そこに通う受験生だろうと思った俺は、美里に公開アクメを演じさせる絶好のチャンス到来に、胸が躍っていた。食事の手を休めた高校生たちは、エッチな女神みたいな美里を、ジロジロと眺めるのを、隠そうともしない。ノーブラで半分透けた胸元をバンと突き上げる巨乳と言い、パンツの見えそうな超ミニスカで、だらしなく晒してる太腿と言い、美里は飢えた高校生男子には、垂涎のズリネタ状態に他ならない。 「すみませーん。日替わり２人前」 　別に何でも良いんだけど、ウェイトレスを呼んで、日替わりランチを注文する。小柄な学生っぽいウェイトレスは、露出狂みたいな美里と、彼女に涎をこぼしそうな視線を送っている高校生たちに、呆れた表情を見せて嫌がっていた。彼女が去り、ランチが来るまでの間、俺はサービスでリモコンを操った。スイッチを入れ、ゆっくりとレバーを上げると、美里はウッと目をつむり、微妙にワナワナと乳房を揺さぶった。モジモジと腰も揉み始め、まるでオシッコを我慢してるみたいだ。と、美里が口を開く。 「ごめんなさい、ちょとトイレ」 「じゃあ、俺も行く」 　店員に聞くと、トイレはおあつらえ向きに、入り口が男女共用だった。俺は美里を強引に男子トイレへ連れ込んだ。そして、小便器に数名男がいるのも構わず、個室の中に2人で入る。 「浩平！　私イッチャウよ。もう駄目、我慢出来ない」 「じゃ、しゃぶってくれ。俺も我慢出来ないんだ」 「うん」 　俺が便座に腰かけ、バキバキに勃起したチンポを取り出すと、美里は顔を寄せ、従順に頬張ってくれる。俺はご褒美をやる事にした。リモコンのレバーを上げると、美里は確実にイケるのだ。 「よし、一緒にイコウ」 「ンンッ！！」 　俺があっさり射精すると、美里も完全に尻を落とし、ビクビク痙攣して絶頂したようだ。俺に頭を抱えられながら、美里は口内に出された精液を、綺麗に舐め取ってゴクリと飲み下す。ヨシヨシと頭を撫でてやると、美里は嬉しそうに見上げて来た。 「ね、ここでエッチしよ」 「無茶言うな。注文が来るだろ」 「ちぇ、ざーんねん」 「お前、どんだけ変態なんだよ」 「浩平が変態にしたんだよ」 　下らない言い合いをしながら、最高のパートナーを得た事に、俺は大いに幸せを感じていた。
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新・ＳＭ小説書庫２
2025年6月8日掲載
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