なごり雪 『新・ＳＭ小説書庫２』二次元世界の調教師 作
１５．性奴隷に仕上がっていく従順な恋人（２）（３９４２字） 　はしたないミニスカセーラーで、パカッと大股を開いた美里。スカートは完全にはだけてしまい、もう何の役にも立たない。股間に貼り付いてるのは、極小パンツみたいな貞操帯だけで、見てるだけでムラムラしてしまう嫌らしい眺めであった。もちろん、貞操帯をはかせたままでは、作業が進まない。俺は黒革貞操帯をずり下ろし、ピンクの色鮮やかな女性器を剥き出しにした。 　美里はそんなに毛深いわけではない。だが、デリケートな部位だけに、俺は慎重にシェービングローションを塗ってやる。そして、カミソリを柔肌に当てがった。 「じっとしてろよ。下手に動いたら、大事なトコロが血塗れになっちまうぜ」 　脅してやったら、美里の表情は強張り、カミソリが当たる部分に緊張が走った。俺はしかし、美里を楽にさせる気はない。あえて時間を掛け、ゆっくりショリショリとカミソリを使った。おまけに、少し剃っては、しげしげと剃り後を確認するものだから、とうとう頭に来た美里が訴える。 「早くして！」 「いや、大事な所だから、丁寧にしないと。ちょっと、ココが邪魔だな」 「ヒイッ！」 　美里が痺れを切らせたので、俺はかさに掛かってイジメに掛かる。女性器の端でプックリ存在を主張しているクリトリスを摘むと、悲鳴が上がった。よしよし、やっぱりココは急所みたいだな。俺は努めて優しくクリを摘んだまま、のんびりとカミソリを使った。いつしかクリ摘みが我慢出来なくなったのか、美里はシクシク嗚咽を始め、俺の嗜虐欲をこよなくそそってしまう。 「ソ、ソコは嫌......アア……許してよう、お願い......」 ーー泣く程、クリがいいんだな。おや？　潮を吹いてるじゃねえか。お前本当にエロいカラダしてるなあ 　クリ摘みを嫌がり泣いているのかと思いきや、美里はビュッと潮を吹いていた。感心してる間に、マン毛剃りは無事終了。ポラロイドカメラの出番である。 「よし、それじゃ記念写真を撮るぞ。毛がないから、バッチリ赤ちゃんみたいに、キレイなま○こだぜ。もっとも」 　俺はさっきまで散々いたぶってやったクリトリスを、チョンと指で弾く。 「こんなデカクリを持った赤ちゃんはいないけどな」 「アン！……バカ」 　口を尖らせる美里が愛らしく、撮影の前にもう少しイジメてやろうと思った俺は、勃起チンポを取り出し、包皮を剥いた亀頭でクリトリスに触れ、ズリズリして焦らす。美里は又しても潮を吹いて、欲しがるけれど、もちろんまだお預けである。俺の方もヤリたいのは当然だけど、我慢して、まず口に突っ込んだ。もうすっかり、フェラテクを会得した美里は、ジュバジュバと水音をたてながら、ネットリとしゃぶってくれたので、俺も遠慮なく、ドバッと射精する。ちっとも嫌がらず、舐め取って、ゴックンと飲み下す美里は、完璧にチンポを欲しがる浅ましいメスの姿であった。 　ここで、一息。ポラロイドで現像した、ツルツルマ○コを確認した俺は、ヤリたくて焦れている美里に断り、それを隣室に持って行く。すると、やはりこの変態夫婦は、緊縛セックスの真っ最中であった。写真を見せると、この後仕込んで貞操帯を嵌めろ、とアドバイス。そして、ふすまを開けて、一緒にやろうじゃないかと、言われる。 「美里が嫌がりますから」 「そんなもん関係あるか！　お嬢ちゃんは、お前の奴隷なんだろ？」 「そうよ。そしたら、私も精一杯アヘ声聞かせてあげるから」 　それもそうか、と思い直した俺は、美里の意思を確かめもせず、ガラリとふすまを開ける。さっそく真理おばさんは、芝居じみた大声を放った。でもまあ、満更芝居でもなさそうだったけど。 「ああっ！　ま、又イキそおっっ！！」 「よし、一杯出してやるからな」 「出して出して！　一杯ちょうだい！！　アン！　いくうううっっっ！！！」　 　全く、この人達が、なぜ子宝を授からないのか、不思議だった。と、後ろ手錠で転がしてた美里を見ると、大股開きを閉じてしまい、陰部を隠すよう横座りになっている。すぐに注意。 「コラ、勝手に隠しちゃ駄目だ。自分でアシを開いて、パイパンま○こを見せるんだよ。それとも」 　緊縛セックス真っ最中の、変態夫婦を意識して、俺は間を取った。おばさんは、身動きが取れぬよう、ギチギチに縄で縛られている。無論、俺にそんな芸当は無理である。 「縛って欲しいのか？」 「すぐに俺が、お嬢ちゃんを縛ってやるぞ」 「あなた、浮気は駄目よ」 「…..いいです」. 　 　正志さんとおばさんのやり取りを聞いていた美里は、諦めて従順に横になり、ゆっくりオズオズと脚を開く。俺はすぐさま邪魔なミニスカをどけ、指で綺麗な無毛の女性器を広げて見せた。 「これからデートしよう。お出掛けの準備だ」 「あら、いいわね」 「今日はお昼も、浩平に連れてってもらいなよ」 　前回はおばさんと一緒に、昼食を作ってくれたのだ。その後も家事見習いをやっていて、デートなどしていない。今回は、２人でデートして来るよう、言われてるのだ。だが、女子高生時代のセーラー服を、大幅に気崩して、ここに来るよう言われてた美里は、自分の恰好を気にして、恥かしがった。 「デートですか？　恥ずかしいです」 ーーミニスカセーラーで、ノー下着だもんな。だけど、もっと恥ずかしい目に合わせてやるからな。お前マゾだから、嬉しいだろう？ 「そのまま、じっとしてろよ。わかったか？」 「うん」 　俺はローターを２個持って来る。貞操帯を嵌める時、仕込むのである。現状、美里の股間に嵌めていた貞操帯は、マン毛を剃るために、上部にずらしている。俺がローターを貼ろうと、クリトリスにピトリと密着させると、声が出た。もちろん無視である。 「ソコは駄目……許して」 　ちょっと摘んで、陰毛処理しただけで、我慢出来ず泣きながら潮を吹くくらい、美里の弱点なのだ。弱音を吐く美里だが、容赦なくテープで固定した。 「もう１個あるんだけど」 「いらない。もう十分よ」 「まあ、そう言うな。すぐ病み付きになるらしいぞ」 　最後のローターは、マゾの美里が泣いて歓ぶ、尻穴用である。美里がジッと動けないのをいい事に、陰部のラブジュースを潤滑油に、尻穴にツルンと飲み込ませてしまった。 「最後に、俺からのプレゼントだ」 　例の苦心作、俺のチンポで象った、本物ソックリのディルドを持って来る。何だか、随分貧弱でみすぼらしく見えるが、制作に協力してくれたおばさんと正志さんが言う。 「あら、素敵なプレゼント。良かったわね、美里ちゃん」 「お嬢ちゃんを、夜通しイカせてくれた、浩平のチンポで作ったんだぜ」 「美里ちゃんのオマ○コに、ぴったりフィットしてくれるわよ」 　２人のお世辞に勇を得た俺は、美里の女性器に当てがうと、スムーズに飲み込んで行く。何しろ美里は既に欲情し、ジクジク愛液を吹きこぼしていたのだから。そして、ガッチリ奥まで挿入すると、目を閉じた美里が、感極まって「浩平」と震える小声で、俺の名を呼んだ。俺は彼女の唇を吸ってやると、貞操帯の装着に取り掛かった。 　来る時まで、性の歓びを封印して、美里を悩ませていた貞操帯。他の男と勝手にセックス出来ないのは当然だが、着けているだけで、性欲が解消出来るよう、改造してやった。クリトリスに密着し、尻穴に挿入したローターは、乳首に貼ったものと一緒に、リモコンで気持ち良い快楽振動を送り込む。そして「俺のチンポ」は動かないけど、２４時間いつでもどこでも、強烈な勃起を保って、美里を犯し続けるのだ。 　上にずれていた貞操帯を戻し、ガッチリ装着を完了すると、俺は美里を抱き起して立たせる。手錠を外してから、セーラー服を着て、外出の準備をするように言った。俺も普段着に着替えて準備していると、正志さんがポラロイドカメラを構えて、立っている。 「リモコンの試運転をやってみな。お嬢ちゃんがどのくらい我慢出来るか、試すんだ。いいな？　お嬢ちゃん」 「はい、わかりました」 「いいお返事ね、美里ちゃん。浩平君、命令してあげて」 　正志さんにも、従順に答える美里。完全にマゾ気分に染まってるんだろう。俺は妙に緊張しながら、良く考えて命令を口にした。 「イカせてやるから、正直に言え」 「はい、わかりました」 「手は背中で組んで、隠すんじゃないぞ。わかったか！」 「はい、わかりました……ご主人，様」 　芝居じみたやり取りだったが、美里が潤んだ目で答える様子に、俺は緊張と興奮が高まって来るのを感じていた。そして、美里が「ご主人、様」と言った時、俺の意識に電流が走った。 ーーコイツは本当に、俺の奴隷になったんだ！ 　それからは、夢中になってリモコンを動かし、あっ！　あっ！　と声を出して悶絶する美里に近寄り、ガン見した。ノーブラの巨乳がブラウスを突き上げ、乳首に貼り付いたローターの振動まで、スケて見えるのは、正に絶景。今から外出して、他人の目線にも晒すのか、と思うと、複雑な心境になった。もちろんそれは、美里のマゾ願望を叶えてやる、露出調教なのだけど。 　下半身の方は、それ程見応えはなかったが、振動レベルが上がると、美里はウッと腰が砕けてしゃがみ込む。そして、程なく「イキました」と自己申告していた。レベルを下げて立ち上がらせると、正志さんが笑っていた。 「お嬢ちゃんのイキ顔は最高だな。乳はバッチリ見えてるし、浩平、お前が羨ましいよ」 　正志さんに撮影させるためにも、更に何度か、リモコンアクメを繰り返した。初めは「イキました」と、慎ましく申告していた美里は、次第に余裕をなくし、しまいには大声で叫んでいた。 「イクう！！」 「お前、外で声出すなよ」 「うん。わかりました……ご主人様」 　こうして俺は、恥ずかしい姿の美里を連れて、デートに繰り出す事になったのだ。
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新・ＳＭ小説書庫２
2025年5月24日掲載
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