３

「さてと・・・・」
　そういうと山本は全く固さを失っていないペニスを誇負するかのようにして一歩、ニ歩由依の方に歩み寄り、由依の鼻先にそのおぞましい肉棒を突き付けた。
　由依は声を出せなかった、恐怖で声が出なかったのでは無い。
　一瞬蘇った恐怖心であったが目の前に突き付けられたその肉棒のおぞましい姿、そして蜜液と精液の混じりあった淫靡な香りを嗅いだ途端に恐怖心はまたどこかに消えていってしまったのだ、今の由依の頭の中にあるのは目の前にあるおぞましい物体が先程の義姉とのキスでは得られない程の気持ちよさを自分に与えてくれるであろうという本能からくる確信であった。
「おっきぃ・・・・それに何か変な匂い・・・・」
　由依は無意識のうちに思っていたことを口に出した、そしてそれに気付くと猛烈な恥ずかしさに襲われた。
　それを聞いた山本はニヤニヤしたまま平然と言い放った、
「由依、汚れたチンポを綺麗にするんだ。肉奴隷ならその位言われなくてもしなくちゃな。」
　そう言うと山本はテーブルの上にどっかりと腰を下ろした、開かれた両足の間ではペニスが真直ぐ天井を向いていた。
　由依は引き寄せられるように山本の方に近付いていった、そして開かれた両足の間にペタリと座りこんだ。
「よし、じゃあちゃんと綺麗にする前には御主人様のお許しを得なくちゃあな。『御主人様、嫌らしい肉奴隷の由依に御主人様の逞しいチンポの掃除をさせて下さい。』と言うんだ。」
　そんな台詞はほんの数時間前の由依なら顔を真っ赤にしてその場で泣き出してしまっていたかもしれない、しかし今の由依は山本の立派な肉奴隷なのだ、由依のその大きな瞳は「私はあなたの肉奴隷です」と山本に訴えていた。
　そして、由依はその愛らしい口から下品なその言葉を口にした、
「ご、御主人様、嫌らしい肉奴隷の由依に御主人様の逞しい、ち・・・チンポの掃除させて下さい。」
　山本は返事をするのも億劫だと言わんばかりに変わりに顎を少しだけ動かした。

　由依の異性の手すら握ったことのない白い手が吸い寄せられるように山本のペニスに伸びていく、手がペニスに触れペタリと湿った音をたてる。
　手の平でその肉棒の温さを感じ取った瞬間、山本のおぞましいペニスが由依にとって愛おしいものに変わっていった。
「熱い・・それにピクピク動いてる・・・・」
　両手から伝わって来る情報が由依の雌としての本能にさらに火をつけていった。
　由依はほっそりとしたその１０本の指と薄い手のひらで巨大なペニスを包むようしたが、由依の小さな手ではその巨大な肉の棒の姿を半分程度しか覆うことはできなかった。
　由依はペニスにべっとりと付着している杏奈の愛液と山本の精液を拭うように手を動かし始めた。

　にちゃ・・・ぬちゃ・・・

　由依が手を動かす度に手のひらと黒い肉棒はその摩擦で淫猥な音を響かせた。
　そして由依がその手をペニスから放すと手のひらとペニスの間に無数の艶やかな糸がひいた。
　その淫靡だが拙い愛撫によって山本のペニスの先端からは新しく透明な液がジワりと滲み出し始めていた。
　それに気付くと由依は迷うこと無くその部分に唇を合わせた。
　学校の男子生徒達のマドンナ的存在の美しい少女が、己のペニスに口付けをしているのだ、山本はあやうく射精してしまいそうな衝動に襲われたが、すんでのところでその昂りを静めた。
　どす黒い亀頭の先端に吸い付いた薄いピンク色の唇は滲み出て来る液体をちゅうちゅうと吸い続けた、そしてそれを由依は躊躇うことなく飲み込んでいった。液体が滲み出て来るのが止まると、由依は亀頭から唇を離し、ベトベトに汚れている竿の部分に　唇を近付けていった。由依の荒い吐息が吹きかかる度にペニスは固さを増していき、ピクピクと小さく跳ねた。
　由依の唇がぬるぬるになった竿の部分に触れる、そして誰に教わったわけでも無いのに由依は薄く開かれた唇から舌を出し、ぬるぬるの部分を舌でなぞっていく、

　ちゅる・・・ぺろ・・・ちゅ・・・

　何かに取り付かれたかのように一心不乱に由依は山本のペニスを舌でなぞり、そして舌先で蜜液と精液の混ざりあった液体をこそぎ集めていき、ある程度の量が溜まるとじゅるりとそれを吸い取り続けていった、由依の口の中には山本の生臭い液体の匂いで満たされ、昨日までの由依の甘い砂糖菓子のような香りの吐息はもう面影を無くし、由依の口からは生臭い精液の臭いと貪欲に快楽を得ようとする雌の香りが漂っていた。
　そして由依の口の周りがべっとりと汚れた頃、山本が口を開いた、
「中々上手だぞ、由依。」
　由依は山本に誉められたことに心からの喜びを得た、そしてもっともっと誉めてもらおうとさらに熱心にその幼い口と舌での奉仕を続けた。
「でもな、肉奴隷たるもの見える部分だけを掃除してるんじゃダメだ、もっと掃除しずらいところも丹念に心をこめて清めなくては。」
　由依は泣き出しそうになった、まるで自分は肉奴隷失格の烙印を押されたかのような気持ちになったのだ、
「申し訳ありません、御主人様、これからはしっかりとお清めしますので、どうか、どうか由依を捨てないで下さい」
　由依はその大きな瞳一杯に涙をため、竿の部分からもっと根元の部分に舌を移していった。根元の部分は毛が鬱蒼と生え、さらに根元の部分は竿の部分と比べ物にならない程強く山本の体臭を発していた、しかし今の由依にとって山本の体臭は世界中のどんな香水にもか得難い香りである、由依は大きく息を吸い込み鼻腔一杯でその匂いを味わった。
　そしてトロンとしたうつろな目で毛むくじゃらで吐き気をもよおすような山本の根元の部分に顔を埋めていった。
　ペロペロと由依は一心不乱になって山本の陰嚢を舐め続けた、
「キンタマはなめるだけじゃなくて口に含んで口の中で転がすようにしてみろ。」
　山本の漠然とした説明を受けた由依は肉奴隷としての才能の片鱗を見せつけた、誰に教わったわけでも無いのに由依は折角今まで一生懸命に清めた陰嚢に己の口からべっとりと唾液をたらしそれを潤滑油にすることにより、じゅるりと山本の陰嚢を幼い口内に納めてしまった、そして陰嚢を口内に納めてからも大量の唾液と纏わりつくような舌の動きで山本の陰嚢をヌルヌルコロコロと刺激を与えていった。
　このまま陰嚢を攻め続けられたら射精をしてしまうかもしれないと考えた山本は、由依に次の命令を出した、
「キンタマはもう綺麗になっただろう。次はケツの穴を綺麗にしてもらおうか。」
　淫欲の虜になっていた由依もさすがに尻の穴を舐めることには抵抗を感じた、しかし山本が腰をずらし、尻の穴が丸見えになるようになった瞬間に躊躇いは消えていった、由依は唾液でべっとりになった陰嚢を口からチュポンと吐き出すとそのまま顔を更に下の部分に移動させて言った。
　山本の尻の穴はまわりにはびっしりと濃い毛が生え、さらに山本の体の中で最も臭い部分だった。その匂いを嗅いだ時由依はツーンと意識が一瞬遠のいた、そしてそれが軽いエクスタシーであることに由依は気付いてはいなかった。
　由依はまずたっぷりと唾液を絡めた舌で肛門の周りを円を描くようになぞっていく、
　そしてその円は段々と小さくなって行き遂に由依の舌は山本の肛門に触れた、そのおぞましく不浄な部分を由依は柔らかな舌先に精一杯力を込めて肛門をこじ開けるようにして舐めていく、柔らかな由依の舌の刺激により徐々に舌は山本の肛門の中に飲み込まれていく、それと同時に由依の舌先には苦味が広がっていった。
　舌先が山本のアナルの中に入っていくと、由依は自分の舌を先程杏奈を貫いていた山本のペニスに見立てアヌスから出したり入れたりをくり返していた。そしておぞましい山本の肛門に舌を出し入れする度に由依は下半身に疼きを感じずにはいられなかった。
「くくく、ここまでとはね。杏奈といい由依といい最高の肉奴隷だ。くく。」
　山本は小さくそう呟くと、己の股間で一心不乱に奉仕を続ける美しい黒髪を優しく撫でた、そして由依の名を呼んだ。
　由依は髪を撫でられ、名を呼ばれただけで普通の女性で言う所のエクスタシーに近いものを感じていた。
　そして名を呼ばれた由依は肛門から舌を抜き、山本の方を見上げた、由依の口の周りは唾液でべったりと濡れてテカリ、顔は汗でびっしょりとなり、その幼い顔からは立派な肉奴隷としての艶気をかもし出していた。

つづく