新妻ネトラレ　輪姦されて快楽堕ち！　ザーメンまみれになった妻 「佐伯ヤドロクの官能小説ブログ」佐伯ヤドロク 作
前編． 「うわぁ〜」 　ちょっと間の抜けたように、僕は思わず感嘆の息を漏らした。 　目の前に広がっているのは、明媚としか言いようがない緑の山々。都会で疲れた僕の心をスーッと癒してくれるような、それは素晴らしい大自然だったからだ。 「ヤッホーッ！」 「祐一（ゆういち）さん、なんだか子供みたい」 　かたわらで、妻の萌美（もえみ）がクスッと笑った。いかにも包容力のありそうな、穏やかな笑い方がすごく可愛い。 　僕と萌美は、結婚したばかりの夫婦だった。いわゆる新婚さんだ。 　僕は二十五歳、彼女はひとつ年下の二十四歳。 　三年ほど前にに、家の近くにある大きな公園で犬の散歩をしていたところ、萌美も犬の散歩をしていて、それがきっかけでしゃべるようになり、次第に親しくなっていって……そして先月ゴールイン、というわけだった。 　それにしても幸運だ。萌美みたいな美人さんと結婚することができるなんて。 　改めて、彼女の容姿を眺めてみる。 　サラサラとしたストレートの黒髪が、腰のあたりまで伸びている。風で長髪がサラリと揺れると、思わず鼻呼吸をしてしまうほど、良いニオイ……フェロモンを発しているロングヘアーだ。 　真っ白な肌に整った目鼻立ちをしたその顔立ちも、もちろん可愛い。そしてピンクのカーディガンに、白いブラウスとロングスカートといういでたちは、彼女の育ちの良さを示すように清楚そのもの。……僕と付き合うまで彼氏もおらず、処女だった萌美に、よく似合っている服装だった。 （ほんっと、信じられないよな。萌美ほど可愛い子が、処女だったなんて。……僕も童貞だったから、その点ではコンプレックスを感じずに済んだんだけど） 　そんな卑猥なことを考えていると、萌美の肢体が、思わず脳裏をよぎってしまう。 　外から見ただけでは、ちょっと背が高いスレンダー風の美女に見える萌美だけど、その肉体は実は相当に色っぽい。いわゆる着やせするタイプというか。……真っ白で、形の良い美巨乳が、そのブラウスの下には眠っているのだ。そのくせ腰回りはすごくほっそりとして、真っ白なふとももだって、触るとすべすべしていて。――はっきり言って、彼女の抱き心地は最高なのだ。 　……まずい。なんだか興奮してきた。 　僕はかぶりを振って邪念を追い払った。まだ夕方だってのにこんな妄想は早すぎる。 「どうしたの、祐一さん。急に黙って」 　萌美が大きな瞳で、僕の顔を覗き込んでくる。 「い、いや、なんでもない！　……だけどごめんね、せっかくの新婚旅行なのに、僕の仕事が忙しいせいで、こんな国内の温泉に、たった一泊二日だなんて」 「なに言ってるの、いまさら。いいって言ったじゃない」 　萌美はクスッと笑った。 「あなたの仕事が大変だってことくらい、分からないほど子供じゃないわ。それに私、温泉好きだもの。今日はゆっくりしましょうね」 「うん」 　僕はこくりとうなずいた。……なんていい子なんだ、萌美！ 「よし、じゃあ旅館に行こうか。そろそろチェックインできる時間だし」 「ええ」 　僕は萌美と手を繋ぐと、車の置いてある駐車場に向かい始めた。……ここは山の上にある展望台で、ここから旅館までは車で十五分ほどの距離だ。 　右手に伝わる、萌美の小さな手のひらの体温。 　その左手には、結婚指輪が輝いている。 　この子が僕の奥さんなんだ。これからずっと、一緒にいるんだ。 　ああ……それにしても、僕は本当に幸せ者だなあ……！ 　温泉旅館は山奥にあった。 　老舗で、しかしかなり大きめの、何百人も泊まれそうな巨大な建物だった。 　それだけに、たくさんの客がロビーにも溢れかえっている。 　お客さんはいっぱいいるけど、特に団塊世代くらいの人たちが多いようだった。まだ陽も高いのに、ロビーでビールなんかを飲みつつ、ワイワイ騒いでいるグループもいる。僕は思わずグチった。 「うるさいなあ。もう少し、静かにすればいいのに」 「まあ、いいじゃない。賑やかってことで」 　萌美が僕をたしなめる。まあ、そういう考え方もあるけど…… 　おっと、フロントが空いた。 「じゃあここにいて。僕、チェックインをしてくるから」 「ええ」 　僕はフロントに赴いて、チェックインの手続きを始めた。「ようこそ、お越しくださいました」――なんて、フロントの人は親切に、かつ慇懃に、僕の応対をしてくれる。来たばかりだけど、うーん、この旅館に来てよかった。 　そして宿泊表に、僕と萌美の名前を書いていたそのとき―― 「ウオーイ、お姉さん。ちょっとでいいよ。オジサンたちにお酌してよッ」 　背後で、酔っぱらったようなオジサンの声が聞こえた。さっきの人たちだろうか？ 「お姉さん、年いくつ？　二十四歳！　おっほ、若いねェ〜」 「おっ、お姉さん、結婚指輪してるぞぉ？　なに、まさか人妻か！」 「旦那許せんな。こんな美人を独り占めとは。独占禁止法反対！」 「奥さん、なんで一人なんじゃーい？　もしかして、旦那に捨てられた？　ワシらが慰めてやろうかの〜？」 　……なんだか、異様に騒がしい。なんだって言うんだ、もう。 　オジサン達、ナンパならよそでやれよな……。 　そう思いながら振り向くと、僕は目が飛び出るほどに仰天した。中年、いやもはや壮年といっていい男たちに絡まれていたのは、萌美だったのだ。 「奥さんよく見ると、おっぱいすごいじゃない。服の上からでも分かるよ。百戦錬磨のオジサンの目はごまかせないよーん？」 「うわー、ほんとだわ。この人、スタイルいいわー。髪もサラサラだし美人さんだし、芸能人みたいだぞ」 「ねっ、奥さん、旦那もいないし、ちょっとだけおれたちの部屋に来ない？　ゴルフ仲間だけで来たから、男だらけで退屈なんだよな〜」 「ねっ、お酌するだけ。三十分だけでいいから。寂しいオジサンたちを慰めてチョウダイ！」 「チョットチョット〜！　慰めるってどこでだよ、このスケベオヤジがよ〜！」 　げらげらと、男たちは喚きたてる。萌美は明らかに困惑した顔で、ソファに座り続けているのだが、周囲をオジサンたちに囲まれているため、なかなか逃げ出せない様子だ。 「な、じゃあそういうことでね、少しだけオジサンたちの相手してね」 　そして男の一人は、あろうことか萌美の細い二の腕をつかみ、無理やり連れていこうとする。 「えっ、あ、ちょっと……や、やめてください――」 　さすがに萌美も、これには抵抗しようとする。それでもオジサンたちは馬鹿笑いをしながら、彼女を引っ張っていこうとするのだ。……おい、ふざけるな！ 「ちょっと、なんなんですか、おたくたち！」 「祐一さん……！」 　僕が慌てて萌美に駆け寄り、男たちから引き離す。萌美はホッとしたように僕の後ろに隠れるが、それがオジサンたちには気に入らなかったようだ。 「なんだよ、旦那かよ。……なんだい、いきなり人を誘拐犯みたいに」 「そうだよ、ちょっと声をかけただけじゃないか」 「そもそも嫁さんをほったらかしておくからだ」 「生意気な若僧だな、おい……」 　オジサンたちは、じろじろと僕を睨みつけてくる。ちょっと怖かったが、妻は僕が守らなければ……！ 　そのときだ、フロントから旅館の人が飛び出してきて「お客様、どうかなさいましたか……」と介入してきてくれた。するとオジサンたちは、さすがに一歩引きさがって、 「覚えてろよ、小僧」 　なんて悪態をつきつつ、また激しく舌打ちしながらも、どこかへ連れ立って立ち去ってくれた。 　――よかったぁ。 　僕はホッとして、旅館の人にお礼を言いつつ、萌美に微笑を向けた。 「大丈夫かい、萌美」 「ええ……ありがとう、祐一さん。……それにごめんなさい。私がうまく断れなかったものだから」 「いや、仕方ないよ！　あんな大人数を相手にして、しかもあいつら、酔っぱらっていたもんな！」 　僕だって、あれだけの男に絡まれたらギョッとしてしまうだろう。 「ああいう男の人たち、苦手なの。……ね、祐一さん。早くお部屋にいきましょ。それに温泉にも入りたいわ」 　萌美は少し困ったみたいに笑いながらも、気を取り直したみたいに言った。その困り笑顔さえも、なんだか色っぽくて可愛かった。 　僕は先ほど、オジサンの一人が言った言葉を思い出した。 　――奥さんよく見ると、おっぱいすごいじゃない。服の上からでも分かるよ。 　ううっ、あいつらめ。僕の萌美を卑猥な目で見やがって。 　でも、いいんだ。あいつらが言うところの『すごい身体』は、僕だけのものなんだから。 「よし、じゃあ部屋に行こう。温泉も入ろう！」 　僕がそう言うと、萌美はこくりとうなずいた。 　ああ、温泉上がりの萌美を早く見たい。 　そして今夜は思い切り抱いてやるんだ。……結婚はしたものの、二人だけの時間をもう少し大切にしたいからと、まだゴムをつけたセックスしかしていない僕らだけど、今夜くらいはナマでやりたい。 　萌美の生の性器の感触。どんなものだろう。……ああ、また興奮してきたよ。 　僕は生唾を飲み込みながら、萌美と共に部屋へと向かった。 　……遅い。 　僕は男湯を出たところで、イライラしながらつま先を動かした。 　あれから部屋で浴衣に着替えて、温泉に入った僕らだったが、それから既に一時間半。 　萌美はまだ、女湯から出てこないのだ。 　彼女にしては珍しいことだった。萌美は女性にしては入浴が短めで、男の僕とおおむね同じくらいの時間で終わらせる。だから、温泉とかスーパー銭湯に二人で行ったときは、だいたい同じ時間に顔を合わせることになるのだ。 　それがこんなに遅いとは。珍しいにもほどがある。どういうことだろう？ 「……部屋にもう戻っておこうかな？」 　そんな気持ちになってきた。萌美は携帯を持っているし、そこに連絡を入れておけばいいか。僕は自分の携帯を取り出して、彼女にラインで『先に部屋に戻ってます』と入れたのだ。 　……さて、じゃあとりあえず部屋に戻ろう。 　そう思って、携帯電話の液晶を消そうとしたときだ。 「……あれ？」 　僕は眉をひそめた。萌美とのラインに『既読』のマークがついたからだ。 　ラインのシステムは、相手に送ったメッセージを、相手がちゃんと読んだかどうかが分かるようになっている。そこが、相手に向かって送りっぱなしのメールとの違いだ。 　つまりいま、萌美に送ったメッセージを、彼女は確かに見たことになる。 　ということは、萌美は入浴していないのか？　まさか温泉に入りながら携帯を見たりはしないだろう。彼女はそこまで携帯中毒じゃない。 　しかもメッセージが既読になったまま、まったく反応しないのも不気味だ。 メッセージを見たならなんらかの反応があっていいのに。 　僕はなんだか嫌な予感がした。 　そこでどうしたものか迷ったが、とりあえず部屋に戻ろうと思った。戻ったら、案外萌美はいるかもしれない。携帯電話の件だって、大したことないことなのかも……。 　やや無理のある理屈であったが、僕はなんとかそんな言葉で、自分を納得させながら、部屋に向かって走っていく。 　部屋に向かって、向かって……。 「……ん？」 　僕はふと、足を止めた。 　萌美の声が聞こえたような気がしたからだ。 　気のせいだろうか？　いや、いまのは萌美の声だった。間違いない。 　目を向けると、廊下の奥に客室がある。 「ここから聞こえたような……」 　僕は部屋の扉にそっと近づいて、聞き耳を立てる。 　すると、 「……っ……！　あ…………！　っ……！」 「も、萌美」 　間違いない。いまのは萌美の声だ。聞き間違えるはずもない。 「萌美、おい、萌美。……すみません、ちょっといいですか？　あの、すみませんっ！」 　僕は客室の扉を何度か叩いた。すると「祐一さ……こ……」という声がまた聞こえた。僕の名前を萌美が呼んでいる。 　もはや紛れもない。萌美はこの部屋の中にいるんだ！ 　どうしてこんなところに？　いや、考えている暇はない。 「萌美っ！」 　僕は客室の扉を開けた。 　意外というべきか、鍵はかかっていなかった。 　――だが、なんということだ。そこで見たものは悪夢だったのだ。 「ああっ、ゆ、祐一さ、見ないで……ああああっ！」 　僕が見たものは、浴衣を半裸に脱がされ、複数の男たちに組み敷かれている萌美だったのだ。 「おい、鍵をちゃんとかけとけって言っただろ。旦那、来ちまったじゃねえか」 　男の一人が言った。すると、他の男が皮肉っぽく笑い、 「まあ、いいや。旦那の目の前で嫁さん犯すってのも、乙なもんだ」 　なんてことを言い出した。 　犯すだと？　嫁を？　も、萌美をか？　ふざけるな―― 　僕は憤った。「やめろ」と叫んで、男たちに飛びかかる。 　……しかし、僕はあっという間に男たちに組み敷かれてしまった。人数が違いすぎたのだ。 　相手は五人。僕は一人。多勢に無勢だ！　くそっ！ 　僕はベルトで両手両足を縛られ、さらに手ぬぐいでさるぐつわまでされてしまった。……もう、動けない。 「祐一さん！　や、やめてください。祐一さんに乱暴しないでっ」 　萌美は健気に泣き叫ぶ。なんて無惨な姿なんだ。いまの萌美は浴衣が腰のあたりにまとわりついているだけで、肉体の他の部分はすべて露出している。真っ白で大きなおっぱいも、肉付きの良い豊かなヒップも、細く長いおみ脚さえも……！ 「へへ、旦那にはなにもしねぇーよ。するのは奥さん、あんただけだ」 「たまんねえなあ、こんなでかいおっぱいしやがって。無理やりここに連れ込んだ甲斐があったぜ」 「へっへ、ロビーで見たときからずっとこうしたかったよーん」 　男たちは卑猥に笑う。よく見ると彼らは、ロビーで萌美にセクハラまがいのことをしかけていた団塊世代のオッサンたちだった。オッサンたちは、既にパンツ一丁である。 「こんないい女、旦那一人に楽しませることはねえよな」 「おう、みんなで楽しもうや。なあ、奥さん」 「そうそう、みんなで気持ちよくなったほうが得ってもんだぜ」 　男たちは口々に勝手なことを言っている。 　萌美はもう、涙目だ。 「やめて、やめてください。本当にやめて……」 「やめてやめてって言ってるけど……。へへ、奥さん、あんたもいずれはもっとしてってヨガりだすようになるよ」 「そうそう、ワシたち百戦錬磨だからね。そこの若僧とは場数が違うよ」 「そんなことありません！　そんなこと――ああッ！」 　気丈に怒鳴り返していた萌美だったが、急に嬌声をあげる。 　男の一人に、乳房を舐められてしまったのだ。 　風呂上がりの、匂うような萌美の乳肌にむしゃぶりつく男。すると他のオッサンたちも「おれもだ！」なんて言いながら、萌美の身体にまとわりきだしたのである。 「あぐっ！　う、うむゥン！　うぐぅっ……」 　萌美は苦しそうな声をあげる。その可愛らしい唇は、男の一人に奪われていたからだ。 　舌を無理やり絡ませているディープキス。ああ、萌美……。 　さらに萌美は、両の乳房からへそ回りまで、そして両脚を持ち上げられてまさに女陰そのものを、男の舌によって愛撫されはじめたのだ。 「うぐゥ！　んぐゥ……ぐむ、ううっ……」 　くぐもった声音をあげる萌美を、僕は正視できなかった。 　全身をオジサンたちになめまわされている萌美。どれだけ気持ち悪いことだろう。なんてことだ、僕はなにもできないのか……！ 「あー、やべえな、若い子ってやっぱりすげえわ」 「肌がピッチピチだもんな」 「おっ？　奥さん、ちょっと乳首が勃ってきたぞ。興奮してるのかな？」 「むぐっ！　んぐ、んんゥ……！　はぁっ……」 　萌美は、それは違うとばかりにかぶりを振った。しかし唇を塞がれているので、声はうめきにしかならない。 「へへ、そんなに嫌がることねえのによ」 「そうそう、どんどん気持ちよくなってくるから」 「ひひひ、オマ●コがべちょべちょだぞ。感じてるんだろう」 「はぁっ、はぁっ、ち、違う……むぐ……それは……あなたたちが舐めるから……よだれで……はぁっ……」 　萌美は涙を流しながら否定する。 　オッサンたちは、やれやれと言わんばかりに肩をすくめた。 「まぁいいさ。いまはよだれでも、すぐにダラダラ流すに違いねえんだ」 「そうそう、チンポつっこまれりゃひいひい言って、よがりだす。女はみんなそうだ」 「おい、俺はそろそろ我慢できなくなってきたぞ」 　男の一人が言った。 　すでにパンツまで脱いで、臨戦態勢だ。 　グロデスクな陰茎が、完全に勃起している。 　しかもおぞましいことに、男はゴムさえしていない。 　やめろ、冗談じゃないぞ。 　萌美はまだ、僕とさえ生セックスをしていないのに……！ 「それじゃ奥さん、入れるからね！」 　男は、天高く屹立した男性自身を手に持って、萌美にじわじわと近付いていく。 （後編へ続く）
【後編】
あなたのひと言が作者の励みとなり、新たな作品が生まれます。ご感想宜しくお願いします。
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2016年7月9日掲載
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