堕（おと）された完熟桃


堕（おと）された完熟桃極楽とんぼ作
第１８章　　　愛液を吸われ、精液を呑まされた夫人「アッ！・・ベストを脱がされている！・・」と気付いたが、抗えなかった。　気が付かない内に、トランクスの中に手を入れてしまい、男根を握っていた右手に、熱くて固い肉棒の感触が生々しく残っていて、抵抗を鈍らせていた。　どんな言い訳も通用しない、はしたない事をしてしまった！と言う思いが、夫人を打ちのめしていた。　夫人の性生活では、もう１０年近くそうなのだが、男根を扱く時は、「もう一度元気になって、突き込んで！・・」と、２度目のオ○ンコを望んでしてきた行為なのだ。　俊英の男根を扱くことの破廉恥ぶりと重大さに呆然としたが、次の瞬間抱き上げられて寝室に運ばれていた。　どちらかと言えば大柄な夫人だが、軽々と持ち上げられ、足で襖を開き、そして閉じ、真っ暗なベッドの上に下ろされた。「御免！・・許して！・・・乱暴は・・ダメ・・・」　こう言うしか無かったが、右足で太腿を絡められて腰の動きを封じられ、乳房を揉む右手で脇を押さえ付けられ、身動き出来なかった。「乱暴なんかしてないよ！・・・さっきのように、由美さんのおっぱいを吸わせて！・・・これを揉んでよ！・・・由美さん、ずっと揉んでくれていたじゃないか！・・・」　左手は手首を握られて強引に怒張に押し付けられ、又もや乳首を吸われてしまった。「そんなこと、言われても・・・これ・・したら・・私・・・」　先ほどは、興奮して無意識にしてしまった行為だが、改めて言われると、夫人は返事に窮してしまった。　だが、手は離してもらえず、怒張を握ることを強いられてしまった。　生理を２日後に控えた身体は敏感で燃え易くなっていたし、連日のように思い描いてきた生身の怒張の感触は、夫人の感覚を狂わせるに十分だった。　秘かに憧れていた怒張を握らされた瞬間、動転したが何かが弾けたような昂ぶりを感じていた。　乳房はジワジワ揉まれたが、乳首を吸っては舐め廻すタッチは繊細だったし、時折甘噛みされるタイミングも絶妙で、こんな手の込んだ愛撫は初めてだった。　息をこらし、身を捩らせながら、呼び起こされる快感と戦っていたが、何時の間にか、夫人の手は怒張を握り締めていた。　真っ暗な部屋の中、絡み合いもつれ合いながら２つの影が蠢いていたが、揺れ動く陰と互いの息づかい、時折交じる吸いたて舐める音とが交差して、淫靡な雰囲気を醸し出していた。　勝手に反応してしまう身体を恨めしく思いながらも、夫人は、燃えて蕩けていく快感に逆らえないと感じていた。　その時は気付かなかったが、暗闇で視覚を閉ざされると、嗅覚や触覚、皮膚感覚や聴覚、総じて性感覚が鋭敏になり、愛撫がビンビン堪えるようになる。　そうした環境の中に強引に引き入れられ、施術の技を駆使した愛撫に翻弄されようとしていた。　夫人の予想に反して、一挙に素っ裸にもされなかったし、溢れている蜜を確認しようとする手も侵入して来なかった。　だが、此処も性感スポットの一つだったが、脇腹を爪の先で繰り返し軽く掻かれると、身を震わせて叫んでしまった。　乳房と脇腹への愛撫で身を捩って喘いでいる間に、ベストや前ボタンのワンピースだけでなく、ブラキャミソールも脱がされていた。　次に夫人を驚嘆させたのが、脇の下への愛撫だった。　毛深さを恥じている部分の一つだったが、唾液でネトネトになる程舐め廻されると、突然全身が震える程の快感が湧き上がってきた。　此処を舐められ、呻きながら震えている間に、俊英の手がワンピースを足から抜き取り、ガードルの中にまで侵入していたが、もう防御する力は無くなっていた。　残った手が、夫人の性感帯を撫でては摩り、そして感覚を高めるツボを押し続けていたのだ。　濡れた陰部に手が及ばなかったからでもあったが、尻を撫でる手は少しずつガードルとショーツを押し下げていて、遂には太腿から膝の辺りにまで引き下ろされていた。　体位が６９スタイルに変わった瞬間、夫人は怒張から手を離したが、それは叫び声を上げた口を手で塞ごうとしてだった。　太腿の内側のツボである箕門周辺を、舌で上下に何度も舐められたからだった。　舌を使っての愛撫は膝頭を通り越し、遂には足先にまで達したが、その間にガードルもショーツも全て剥ぎ取られていた。　そして、足の指を咥えられて舐め廻され、夫人は悲鳴を上げて震えてしまった。　上り詰めてしまうのでは？と思う程の快感に、思わず上げた悲鳴だった。　未知の性感スポットへの愛撫には、身構える余裕を持てなかっただけに、翻弄されてしまったのだ。　本人も気付いていない性感スポットを刺激すれば、無防備なだけに、喜悦の叫び声が出てしまう。　こうした性感スポットを探し出して攻めれば、人妻が受ける精神的ダメージは大きい。　男の愛撫に対し、淫乱な女の様に反応している錯覚に陥るからだ。　俊英の狙いは当にそれで、夫人は完全にその策に翻弄されていた。　暗闇の中で動く男と女のシルエットは、互いが素っ裸になっていることを物語っていた。「そこ・・ダメ・・恥ずかしい・・・」　濃い茂みも恥しかったが、溢れる愛液は、歓んで男を迎えようとしている証で、それを確認された瞬間、夫人の防波堤は瓦解した。「勿体ない！・・・布団に沁み込む程溢れている・・・この愛液を呑むぞ！・・・」　声が終わらない内に、夫人の太腿は大きく開かれ、俊英の両脇に抱え込まれていた。「男を迎える準備が出来ているではないか！？」に等しい言葉を掛けられ、夫人のプライドも貞操感も根底から揺らいでいた。「・・お願い・・見ないで・・・」　哀願するような夫人の声は聞きいてもらえず、蛙のようにされた白い太腿の間で黒い頭の影が蠢いていた。　形ばかりの抵抗は示したものの、易々と陰部を晒し、舐め廻され、愛液が啜られるのを許していた。　愛液を溢れさせているのを察知されると言う事は、迎える用意が出来ていることを男に確認されたと言う事だ。　その愛液を吸わせると言う事は、メスが自分の印をオスに覚えさせている行為に他ならない。　哺乳動物が発生し、人間に続く悠久の時を貫いて継承されて来た、オスとメスの性愛の原則を、夫人と俊英とが繰り広げている訳だ。　２人がオスとメスの原理に導かれ、それに相応しい交合に至ろうとしていた。　夫人の顔には、大きくて固く、そして熱い肉棒が押し当てられていたが、避けようとしても離れては呉れなかった。　暗がりではっきりはしなかったが、肉棒の長さは顔の丈ほどあり、太さは缶コーヒー程だと気が付いた。　男の体臭に咽ながらも、恐怖と期待、快感とが入り混じった奇妙な感覚に揺さぶられていた。　愛液の匂いが部屋中に立ち込めていることと、チュルチュルと音を立てて吸われる卑猥な音を耳にしていたからだ。　夫人はそれから経験したことのない強烈な愛撫を受けることになった。　脇で抱え込まれた状態だから、自由に活動できる手が、太腿から尾てい骨周辺のツボを次々に刺激して来た。　アヌスも太腿の付け根辺りも、夫人が溢れさせ愛液でヌルヌルにされ、其処を指や舌だけでなく、時には鼻先まで駆使して、同時に何ヶ所ものスポットを刺激されていた。「由美さん・・・俺のを手で握って！・・・」　それまで宙で揺れていた白い脚が小刻みな揺れに変わった時、暗がりの中で声を掛けられた。　促されたのが切っ掛けになったのだが、自然に左手で先端を握り、右手でふぐりを包み込んで喘いでいた。「由美さん、舐めてよ！・・・」　チュルチュルと音を立てて淫裂を啜られた直後、哀願するような声を聞いた。　互いが秘部を舐め合う愛撫は、初体験以来、夫婦間でも続けてきたことだし、快感で打ち震える状態になっている夫人の抵抗感は、もう希薄になっていた。　そうするのが遅過ぎる程、熟れた女体は燃えていた。　舌先で先走り液を舐め始めた時、俊英が先端部を口にねじ込むように腰を送ってきた。　これまでに頬張ったことが無い太さに戸惑い、歯を立ててしまったが、夫人はカリの膨らみを受け容れて呻くだけだった。　それから間もなく、鼻に掛ったくぐもった夫人の呻き声と、ピチャ・・クチュ・・チュル・・チュー・・と、男が舐めては吸う音が行き交った。「由美さん・・・合わせるからな！・・・離すなよ！・・・」　夫人の腰と太腿の揺れが激しさを増した頃、又もや俊英の呼び掛けがした。　その声から１分も経たない内に互いの低い呻き声が交差し、暗がりの中の２人の影は震え合っていた。　精液が放たれ、それを女が口で受けて飲み下し、男は女がエクスタシーの後に溢れさせる濃い愛液を啜ろうと構えているのだ。　当然の事、２人の影は離れようとする動きを見せなかった。　俊英が絶頂のさなかに溢れさせる濃い愛液を吸い続けているから、夫人の方も口を離すチャンスを失ったのが実情だった。「口の周りを拭くものを取ってくるからな！・・・」　そう言い残して襖を開けられた時、差し込んできた光が赤く染まった夫人の肢体を浮き上がらせた。　大きく肩で息をしていたが、口の周りから顎、頬にも白い液が付いていて、長い髪の一部が糊付けされたように頬に張り付いていた。　俊英が戻って来て灯りを点けた瞬間、夫人は両手で顔を隠した。「呑み損ねたんじゃろう？・・・手を離さんと拭けないぞ！・・・」　観念して両手を広げて顔を見せたが、今にも泣きだしそうな顔になっていることは分かっていた。　口の周りや頬を拭うのに２枚、髪に付いた精液を拭うのに１枚、手を拭くのに１枚、計４枚が使われたが、夫人は真っ赤な顔を曝しながら為されるが儘でいた。「これで拭いて！・・・」と言われたら、拭き取るつもりでいたが、俊英は最後の１枚を使い、夫人の目の前で怒張を拭き上げた。　それから、持って来た飲み残しのコーヒーを口に含み、吸った愛液の残りと共に呑み下すのを見せられた。　殆んど手を付けないでいたコーヒーを渡されると、夫人は真っ赤になりながらも入念に同じことを２度した。　夫人はこれまでに夫を含めて４人の男の精液を口にしたが、これほど濃くて量も多く、猛々しい匂いのは初めてだった。　その匂いを残したまま抱かれて喘げば、淫乱な女に堕落するような気がしたからだ。　これから始まることが分かっている夫人は、又も手で顔を隠し、背を向けて身を固くするしかなかった。
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2017年4月22日掲載
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