奥様は接待秘書
浩一 作
刺青の女　２

　カズさんは最初から、彫雅さんに抱かせるつもりだったんです。経験があるのかないのか、臆病すぎる彫雅さんに、一線を越える気が萎えないように下着姿で挑発させて…。
わたしだってこの格好で逃げ出せる分けもありません。受け入れるべく彫雅さんの震える手に体を預けます。

「今日、良けりゃ、清河が抱いてもいいって言ったんだ。だけど、本当にこんなとこでいいのかな。俺、コンドームなんて用意してないし」
予備のコンドームくらいバッグの中にいつも入れてる。でも、カズさんへの当てつけに生でさせて上げようかなと…。

　彫雅さんて女と遊び慣れていないようだし、いいか、中出しでさせちゃえ、させちゃえって…。

「いいの彫雅さん、避妊って女がかんがえることだから」
　そう言うと、男の人って安心して出来るものですから。

　誰にでもさせる女。ちょっとその言葉は痛いけれど、グロい中年彫り師に生でさせる自虐の悦びに淫靡に震え、その唇を受け止めました。

　伸びすぎた無精ヒゲの愛撫は痛くなく、くすぐったく感じました。生臭い口息にタバコ臭い息、ぬめった唾液の舌が差し込まれ、わたしの舌を絡め取ります。
　男女が抱き合うように舌先を絡め合う、行きつ戻りつする舌先に唾液が垂れ、唇や口の周りまでネトネトになっちゃいそう。

　わたしは傾いた体を相対させ、紅色ブラの柔らか乳房が密着するように、彫雅さんの頚を抱き寄せました。
　ナメクジが交尾のようにネチョネチョと、音を立てての長いキス、口に出された精液のようにヌメヌメと、ヌメる唾液を混ぜ合わせゴクリと飲み込みます。

　女を抱いた経験が余りないのか、強く抱く腕に彫雅さんの震えが分かりましたから、濃いフレンチキスを交わしながらリードし、背を抱き抱え一緒にと彫雅さんを立たせました。

　ビニールサンダルの彫雅さんは背が低く、それでもと背伸びし離すまいと唇を求め続けます。
　ざらついた手が肌の感触を確かめるようにお尻にまわり、パンティの縦ヒモを探るように下に、遠慮がちにお尻の割れ目に降りてきます。

　彫雅さんてアナルが好きなのかしら、他にタッチしなきゃならないところ有るでしょうに前の方にさあ、仕方ないから、わたしの方から積極的に。
　そっと手を添えて、やっとのこと前にタッチ。震える彫雅さんの指がパンティの薄布越しにマンスジを、無骨な指が淫茎を探り当て、カサカサ指の露骨なサワリが、痛いって。

「ねえ、もっとやさしくしてぇ…」
　そう耳元でささやき、彫雅さんの手を取り指先を舐め合う口に喰わえ、ベロベロと唾液で濡らしてあげた。

「アハァ…ゴメン俺っ…！」
　どういうことか分かったみたいで、彫雅さんの指はまたパンティの中に。唾液に濡れたヌルヌル指が小陰唇を下から割り、２本指が中に。

「あはぁ…ううん…っ」
　ぎこちない指の動きが気持ちいい。

　抱き合い密着したダブダブ腹の下にある、ベルトを見ずに手探りで外すのは、数多くの場を踏んだ女には難しくもありません。
　作業ズボンをブリーフごと引き下げ、後はズサリと引力まかせ。手探りで半立ちの肉棒を探り当て前後に扱いていきます。

　ハアハアと彫雅さんの呼吸の音が、重ね合わせた口元から離れ、あふれた唾液が喉を伝います。

「彫雅さん、力を抜いて…ここに座って」
　そう言って座敷の縁に座らせ、わたしは手で彫雅さんを押しのけるようにして屈み込みました。作業ズボンをブリーフごと足から抜き、その目の前にある物。

　中年になると勃起力が衰えるものなのに、彫雅さんのは超元気、わたしに向いて先走りの透明汁を垂らして反り返っています。うふっ…！。
　作業場の上がり框に足を開いて座る風采は、おチンポを立てた上着だけのガマガエルってとこ。
　やさしく握る手の中には、ビンビンに成長しすぎた１７〜８センチばかりの肉棒が膨れきっています。持ち上げるようにして裏筋を、包む手で撫で上げるようにしてカリ首に、日本人の物にして太さ反り具合といい、矢印に付きすぎた肉、なかなか形もいい亀頭の膨らみです。

　わたしは先走り汁を吸い、鈴口のその先端から口に入れました。目の前には陰毛以外目に付くのは刺青ばかり、思わず彫雅さんの弛んだお尻に手を回し抱きしめました。

　ムチュムングムグ、ムングング、レロリベチョと亀頭さんへの集中サービス。口の中で皮被りの先端に絡み抜けた陰毛が解け、魚の骨を出すように指で取ります。

　玉袋から裏筋を舐め上げるとき、鼻の前に来た亀頭の裏側、チンカスが唾液に粘り、アンモニア臭いイカ臭を放ちます。さすがに少しは萎えます。

「しまったよ…！ごめん、俺、気が回らなくて…。２日も体洗ってないから」
　態度で分かったのか、頭の上の方から申し訳なさそうな彫雅さんの声が聞こえます。

「大丈夫、口で洗ったげるから」
　決意を新たに、ジュポ、ジュジュ、ジュポ、唾液を多めに吸い上げます。いいよな、このカリの発達度、コリコリっと固くなった膨らみを喰わえながら笑みがもれます。
　リズミカルに首を振り、深く浅くの唇の抽挿。

　口の動きを追う彫雅さんと目を合わす。上目遣いに男の人の顔を見ながら、フェラするのってホント女冥利です。

「アアッ…緋紗ちゃん…！俺、俺ぇ…！こんな気持ちの良いフェラなんて…」
　そうでしょうとも、舌先でベロベロと亀頭の周りを舐め上げます。レロレロ、ジュル、ジュポジュポと、しつこいくらいの大サービスです。

「ああ、どうしよう緋紗ちゃん、もう出そうだけどうすればいい」
　せっかくのフェラの巧技に腰を引くなんて情けない。

　まだ５分と経ってはいないのに。わたしは唾液に濡れた肉棒を口から外し、出張ったお腹でよく見えない彫雅さんに安心を与えるべく声を掛けます。

「２回出来るならこのまま飲んであげる。ダメなら中に出していいよ」
　大概の男なら前者を選択します。彫雅さんもそうでした。

「良いんだね。このまま出していいんだね…！」
　わたしは立ち上がった彫雅さんの、膨れきった亀頭の膨らみを口に喰わえ、軽く握った肉棒の扱きの動きを加速させます。陰毛に顔を埋め、咽奥にまで深飲みもしてあげます。

　舌先で舐め亀頭を喰わえる唇の扱きと、前後にしこる手の動き。見上げれば狛犬のこと口を開け、快感にだらしもない寸前の表情に、精液が飛び出てくる瞬間ての、本当にしてあげて良かったと思えるのです。

「アア…緋紗ちゃん、俺っ…俺えぇ…」
　両の手で後ろ髪を、頭を持たれ動きにくいこと…。

「アアッ、アア…緋紗ちゃん…！ああっ…出るぅ…出るっ…！」
　本当にすぐでした。濃い陰毛の根元を握る手先に、尿道のプクリプクリとした射出の拍動を指に感じ、すぐにブヒュホと口内に音を立てるかのように噴き出て来ました。

　ドブッ、ドロリドクと喉奥に貼りつくドロリと粘りの強い精液です。何日も溜めていたんだろうか、黒人に比べりゃそんなにも大きくないおチンポですが、我を忘れた彫雅さんに咽奥深く突き込まれての生飲みに、噴出する精液に喉がゲホゲホと詰まりそうになり、口から零してしまった。

　噴き掛かった精液に、目の下から鼻に掛けてもう口の周りもネトネト。

「アオッ…！オウウ…オオッ…ウウウッ…ウッ…ッ…」
　彫雅さんは感極まる吠えを漏らし、前後に扱く手の動きに合わせ、零さないように唇を締めた口に、白い粘りを間欠泉のように噴射します。

　ブブッ、ブシュブシュと噴き出てくる射精の勢いも弱くなり、口ん中までがヌルヌルでいっぱい。
　下から見上げると、前屈みに見つめる彫雅さんと目が合い、口ん中に溢れそうにある精液を、舌に乗せ見せてあげます。

「ああっ、緋紗ちゃん…！俺の…ぉ」
　満足げに見る彫雅さんは細い目の狛犬みたい。

　軽き扱きを与え続けたおチンポちゃんは、まだ固く鈴口から白い粘りが垂れたままです。
　零さぬよう唇に喰わえ直し、溢れるほどあるカエルの卵のような白いゼリーをすすり上げ、チュルリジュルと飲み込みました。

　ゴックンと咽が鳴り、粘りに超生臭く濃厚な精子がとても多いんじゃないかと思わせる精液です。思わず生出しなら妊娠するかも知れないと予感がしました。

　わたしはある事情からピルを飲んでいません。主人も無精子に近く妊娠は無理とずっと諦めていました。
　ただ一度の妊娠に不幸もあって石女に、ドクターは精子密度の高い濃い精液を持つ男性とならば、可能性はあるかもとおっしゃいました。
　彫雅さんとの間にもしも出来れば、将来、子供から不細工なのは、お母さんの男選びの所為だと怒られそうです。

　握った手に感ずる拍動に垂れ出る残汁、亀頭の膨らみを唇で扱き吸い続ける。射精後も感極まる快感に彫雅さんは身を捩ります。
　息をするとものすごく精液残りの生臭い臭いがしました。この臭いニラの香か、彫雅さんが前夜、レバニラ炒めを食べたことまで分かりました。

　ガクガクとヒザを震わす彫雅さんに射精の終わりを感じて、わたしは亀頭をベロベロと舐め、ジュルチュルと残り汁を飲み終え、手の甲で口の周りのヌルミを撫で取りました。
　荒い息、足もとに作業ズボンを絡ませたまま、作業場の縁に尻もちついて彫雅さんが座っています。

「俺のザーメン飲んでくれたんだね」
　残ってないのを見せるため、大きく口を開け舌を出します。

　息を整える腹肉の動き、足首からずっと刺青の文様が続き、捲り上げた作業着の下腹まで続く胸割りが、お腹の弛みで皮膚が伸びきっています。
　仰向けになったカエルのようにも見えますが、陰毛にしなだれた肉棒が小さく付いていておかしくなります。

「カズさんも言ってくれりゃよかったのにね。彫雅さん、時間は大丈夫かな」

「今日はもう、弟子も手伝いも来ないから、そういう計画だったんだ」

「そう、それで緊張を…？」

「ごめん、緋紗ちゃんをだますつもりなどなかったんだ。俺、こんな顔だからソープの女にも嫌がられて、それから…。清河は３０させ頃、緋紗子はし頃って、誰にでもさせる女だから、好きなように使えって…なのに俺…」
　なにがさせ頃し頃だ。３０にもなってないのに本当に失礼な男です。

「彫雅さんもういいの、だからあとは任せて…」
　彫雅さんはうなずきました。カズさんに欺されたようで、ちょっと嫌気もしました。

　主人を裏切らせた逃避行のその後に、モノにした女を友人に抱かせることを、わたしに話すことまでは、さすがのカズさんも出来なかったようです。

　わたしは彫雅さんのしなだれた肉棒の状態を指で触って反応を確認し、前に出るように近寄り作業着代わりの長袖シャツを脱がせ全裸に。すごい全身が総身の刺青です。

　そのときに考えたことは、生シャクに抜きすぎた射精の状況と、性交渉として満足に出来なかった状態を見て、彫雅さんの年齢からすぐには起たないだろうな。
　ということでどうしようかと。
　自信をなくさせないため、お尻に指を入れたり前立腺マッサージなんか、物理的に刺激を与えるより精神的な緊張を取り除くという。より自然な欲望を起こさせる方法を取る選択をしました。

　年齢をお召した顧客様に２回としてもらうために色々と、研鑽と磨いた接待秘書の成せる技です。為に立ち上がりブラを外しパンティを脱ぎ、全裸姿を彫雅さんに見せます。

「どうですか、これがわたし光田緋紗子のすべてです。ほら、これがさっき見せた恥毛のカクテルグラス、けっこう手入れが大変なんですよ」
　わたしは３〜４センチ辺の薄い恥毛を手で押さえたりしながら話します。これも時間を稼ぐためですが…。

「分かります、少し間引いて短く刈って、毛先を線香の火で丸くするんです。ほら触ってみて下さい」
　そのまま近寄り、座ったままの彫雅さんの手を取り恥毛を触らせました。

「ホントだ…！さわり心地って良いんだね」

「でしょう…」
　我ながら天使の微笑みです。

　わたしはそのまま、彫雅さんの前にヤンキー座りします。そして向かい合う前で脚をゆっくりとＭ字に開き、不安定なマットの上で転ばないように片手を後ろ手に付き、ご開帳の真似事をしてみるのです。
　上向き加減に、指で開くと１２センチのヒールなら膣前庭まで丸見えです。

「ねえ、彫雅さん、見てぇ…見て下さい。ほらぁ」
　膣を収縮させると閉じたり開いたり。スポット照明があればピンク色に光る奥深くまで見せてあげられたのに…。

「す、す、すげえ…！生きてるみたいだ」
　鼻息が掛かるぐらい身を乗り出しガン見する彫雅さん。

　開いた脚の間に、両側から唇を開かせた小陰唇を挟むように、肌色濃く向き合う三日月ような無毛の大陰唇が彫雅さんの眼前にありました。

「き、綺麗だァ。裸のオ○ンコだ。こんなしげしげっと見るのって、俺初めてだァ…！」
　感動的に見られると、ついうれしくなります。女冥利ってか奥から淫汁が。

「ふふっ…！そんなに色は濃くないでしょ…？」
　プクリと膨れた薄茶色の大陰唇を手で広げる。見てという前から彫雅さんの視線は１点にありましたが…。

「こんなとこまで、ツルツルに剃ってあるんだ」
　彫雅さんの手が無毛の大陰唇に伸び、遠慮がちにちょっと。もうこの意気地無し。

「ねえ、よく見てぇ…毛根が見えないでしょ。永久脱毛。わたしさぁ恥毛が濃くて、剃ると生え際が汚いからって、前に付き合ってた男がさぁ」

「永久脱毛…！？じゃ、生えてこないんだ」

「うふっ、そんなこともないけど、うぶ毛で抜いちゃうから。ねえ見てて」
　と、言いながら開いた指を押しつけると、固く隆起した肉茎からピンク色の肉芽が卑猥に飛び出てくる。

「ほら彫雅さん、これがクリトリス。あとでいっぱい舐めてねぇ」

　小陰唇はメラニン色素の付着がない濃い肌色、行為を前にして自慢のマムコちゃんを誰にでも見せたくてたまらなくなります。

　よくも露出好きな女にと仕込まれたものです。光の方向を意識して、お尻を座敷だった作業場の座布団に着け、これ以上はないというほど空中に開脚して見せます。

「ねえ彫雅さん、奥まで見える。あとでこの中におチンポちゃんを入れてね」
　濡れて光りを帯びたピンク色した肉粘膜の洞窟を彫雅さんに露わに見せました。

「ああ、あ、あ…っ」
　彫雅さんの唇が震え、半勃起状の先から透明な液が糸を垂らしていました。

「す、すげえ緋紗ちゃんのオマ○コ中。ピンク色なんだ」
　もう少しです。

　そのまま脚を開いたまま寝転ぶ体勢を造り、彫雅さんを挟むようにくの字に曲げた足は全開のフルオープン。
　指で肉茎を挟むようにして刺激します。固く隆起した淫茎からピンク色の肉芽を露出させ周囲を撫でます。

「ああっ、気持ちいいわぁ…ああっ…彫雅さんのおチンポが早く欲しいわ」
　オナニーの真似事、最初は演技でも指でクリトリスに刺激を与え続けると、ホントに気持ちよくなるから不思議です。

　淫茎を４本揃えた指で包み込むようにしての動きに自然と声が漏れます。
　淫蜜が分泌され指先がネットリ糸を引き、たらりと陰唇を伝います。もうビールの酔いも程よくまわりマジにオナニーに夢中。

「ああっ…たまんない。ああ…早くほしいわ」
　人差し指と中指の２本を膣に入れて上奥の、男の方がＧスポットと俗に言うところを手淫します。ああこの感覚、２本指はア〜さんに仕込まれた感覚だ。

「ああっ…ああ…あっ…彫雅さん見てて…見ててぇ…！」
　指を抜き、汁に光る２本の指で小陰唇をＶ字に開き、恥毛の残る肉丘を親指でさするように押さえると、ピュッピュと潮を吹きます。

　ビールの水分がありすぎたのか飛沫が放射状に、彫雅さんの顔にも掛かりました。

「す、すげえ…！これが潮吹き…？」
　彫雅さんは潮吹汁を浴びたのも、臆することなく顔を近づけさらに覗き込みます。興に乗ってあの顔にピュウピュピュって…。

「ああ…緋紗ちゃん…！俺、俺ぇ…」
　彫雅さんはもう、ピン立った物を手で扱いています。

「早くぅ…早く来てぇ…！」
　と叫びました。ハイヒールのままマットに向きを変え男を待ちます。

　彫雅さんは中腰で這いずりわたしの脚の間に来ます。もうこの男、マ○コ舐めなんか遠に忘れ、わたしの上に全身刺青の肌が滑るように重なり、出張ったお腹合わせのようなります。
　刺青の手が下から乳房に、力を入れすぎてオッパイを揉む手が痛いぐらいです。

「こんな大きなオッパイなのに柔らかくてプニュプニュしてるんだ」

「あ〜ん、乱暴にしないでね」

「ああなんて弾力があって大きくて柔らかいんだ。ウ〜ンこのツン立った乳首ぃ」
　彫雅さんは夢中に唇でブチュりと乳房に吸い付き、舌先が乳首を舐めます。
　差し出す乳房に、赤ちゃんが初めて貰ったおしゃぶりを吸い付くように、チュルジュルと音を立て、あの分厚い唇で吸うのです。

　ナメクジが這うように唾液の舐め痕が蛍光灯に濡れ光り、唇が首筋から耳元に這い来るとき、固く隆起した物が淫肉に当たります。
　彫雅さんは反り立ちすぎた肉身を入れようとして、慌て上滑りに、わたしは手で肉棒を膣口へと道案内をしました。

　カチカチに膨れきった亀頭が小陰唇を押し開き膣口にベチョリ…。

「入れて、彫雅さんの…」
　見上げる獅子頭の耳そばに甘え声を掛けます。

「アアッ…！ひさぁ…緋紗ちゃん…！俺ぇ、アア…入れるよっ…」
　彫雅さんが尻を落とすように突き出すと、先端の膨らみがグニュルリと中に入って来ました。

「ああっ…いいぃ…」
　小陰唇の花弁を割り、膣壁を押し広げ入って来る大きな亀頭の膨らみが分かります。

「緋紗ちゃん…ああっ、俺、コンドームなしって初めてなんだ。緋紗ちゃんのんて、なんて温かいんだ」
　うん、分かるよ。女だって、ない方がいいんだ。

「ああ…いいぃ…ああっ…彫雅さん」
　少しお腹が重いけど、濃いめの陰毛がクッションのように素肌の陰唇を圧して、隆起し芽を剥いたクリちゃんが恥骨に押され、彫雅さんのが程深くまで入ってるのが分かります。
　程深くに挿し入れられ、膣肉を広げる膨れきった肉頭の感触、この充溢感がたまりません。思わず彫雅さんのをキュキュウっと締め付けてしまいました。

「あっ…緋紗ちゃん…俺ぇ…こんなぁ…！アア…ツゥ」
　突然の挙動、バコバコ、グウン、グググウ〜ンと太い生身のピストンの直撃、ああっ、もう、初心者のいきなりの突きです。

「アアッ…緋紗ちゃん…俺ぇ…！アア…緋紗ちゃん…俺…」
　おいおい、生なんだから湿り具合が分かりそうなもんだろうが。唾も付けないおチンポちゃんでいきなりの全力かよ。もう…。

　日本人にして半端じゃない太さに、発達しすぎた亀頭、小学生から皮剥いてオナニーを始めたんだろうな。ソープのおねえさんに嫌がられたのが分かります。

「あううっ…彫雅さん…少し…ゆっくり」
　両足で挟み、両手で腰骨を押さえて少しセーブ。

「あつ、ゴメン、俺ぇ…夢中で…」
　前戯がわりのオナニーで濡らしておいて良かったよ。ソープのおねえさんも嫌わずに教えてあげればいいものを、言っとくけどあんたのそこそこのサイズなんだよ。

「そう最初はゆっくりだよ。初めての生なんでしょ」
　わたしの手の動きにやっと気付いたようです。

「そう、おチンポちゃんでマムコちゃんの感触を確かめるようにするのよ」
　そう言って、キュッキュッ、キュキュっとまた締め付けてあげます。

「アア…緋紗ちゃん…緋紗ちゃんのが…すごく気持ち良いんだ…俺っ…俺え…」
　脚を開き、腹の出た中年刺青男の生チンポの軽い抽挿を奥深くまで迎えます。う〜ん、このコリコリとした固いお肉の感触。

　小動きにだんだんと愛液に濡れそぼり、亀頭の雁首が膣肉の襞に絡みネチュネチョと、生性交の良さが…感じる。

「ああっ…彫雅さん…いいぃ…いいよぉ…いい…」
　声を掛け、単調な突き動きに合わせて、手を緩めぶよぶよの腹部を抱きます。

　下からお尻を突き上げるようにして膣を締めます。足先を反らすようにして男を太ももで挟むと、感じやすく早く逝きそうになります。

「ああっ…彫雅さん…いいぃ…いいよぉ…！」
　声をかけ動きを即す。

「アア…緋紗ちゃん…俺っ…俺え…」
　腹の出た中年刺青男の生チンポのピストンを奥深くまで迎えます。
　ジュルジュルと良い濡れ具合。肉どうしが深く絡み、恥毛のない陰唇の肌を柔らかい玉袋がパコパコと叩き快い音を立てます。

「ああ…いいよぉ…もっと…もっと突いてぇ…彫雅さん…！ああ…っ…」
　フサフサの陰毛の根元が筆のようにそわそわと、固くなったクリちゃんをくすぐり、ああ、気持ち良い。
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あなたのひと言が作者の励みとなり、新たな作品が生まれます。ご感想宜しくお願いします。
2015年12月19日掲載
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