奥様は接待秘書


奥様は接待秘書　浩一作
４　うわさの女２　あれから１週間、外へ出たのは主人との買い物くらい。隣近所というよりマンション中の住民に監視されてるみたいで、ヒソヒソとうわさ話の格好のネタみたい。　抜け出そうとして、エントランスホールに降りようものならコモンスペースに誰か居て、「お出かけですか…？」って、携帯もって声かけてくるんですから、悪意を持った誰かの扇動か、ノイローゼになりそうで、もう部屋から外へ出る気にもなれません。　夜が、ひとりの夜がこんなに寂しいものだと思わなかった。ここんとこの接待続きに常に周りに男がいて、バカやってきた。　香里奈に言われるのも一理あると思い直しもするけれど、ア～さんだって、わたしのこと気に入ったって言ってくれたじゃない。こんなにリソノに貢献してるっていうのにさ。　夜遊び禁止だって、由香利の差し金に決まってるのに、社長は言いなりだし。せめて近ちゃんなら、由香利も文句は言わないだろうけど、今、沖縄の基地問題で忙しそうで誘ってもくれないし。こんなときに主人たら遅くまで進学塾のアルバイトだもんな。　２０００円にもなんない時間給なのに、別にお金など困ってないのにさ。主人とはお互い気の使い合いしちゃって、空回りってのかな。　まあ、清河のこともあって悪いのはわたしなんだろうけど、悪いなら悪いって言ってくれればいいのにさ。　由香利の仕業、言わずもがな分かりきっていた。こんな仕事なんか辞めてやるって香里奈には言ったけど、辞めれる分けもなくか。　あのまま電話なんて切れば良かった。グタグタと余計な話を聞いて、余計に不安になるなんて、バカ…！。　主人と香里奈が出来ている。だなんて、どこまで本気か分からないのに…。　うちの主人っていい男だから、モテるって自尊心のある香里奈みたいな、若いだけが取り得の女がちょっかい掛けるんだよな。分かってんだよ。　いちいち香里奈の言うことに、あたっても所為ないことなのになぁ…。あの娘の言い方もカンに触るんだよ。『先輩ぃ…辞めてやるって、辞める気もないくせに相変わらず逆ギレのご機嫌斜め…！夫持つ身として最低ですね。ああ～そうか、ご主人と上手く行ってないんだァ。　そう、上手く行くわけないですよね～ェ。先輩は清河さんとニャンニャン中、したいんでしょ。えぇ～由香利先輩や社長には黙ってますって…！。　ふふっ、その代わり、本当に良いんですよね。ご主人のことホントに頂いちゃいますね』　なによ、香里奈の、あの言いぐさ。主人なら、あんたなんて小娘相手にしないわよ。『先輩、ご主人、高校生のとき色仕掛けで落としたんですってね。私もその手でやっちゃおうかな。夜這いに押しかけたとか。　姉が言ってました。ご主人って可哀想、将来を先輩のために棒に振ったって。知らないのって先輩だけだったんですね。　日本人にゃ珍しい優秀な英文学者でシェークスピア研究者だって、ママが言ってました。日本に帰国しなけりゃ、今頃、州立大の若きプロフェッサーだって…』　香里奈のママって米国人だよね。だったら姉って誰、なんでそんなこと知ってるんだ。香里奈の姉って誰なんだ。　主人の米国への留学、聞いた記憶がありました。先生時代の主人の部屋、大量にあった書籍も洋書も教職を辞したときに処分したんだっけ。　ズラリと並んだ全集、重たくてあまり興味もなくて、読んだのはほんのわずか。シャーロキアンて言ってたか、そうかあれはホームズだったのか。覚えているのは真鱈の干物。『先輩、わたし、能力のあるご主人がアルバイトの塾教師って不満なんですよね。だからご主人の就職、パパに頼んだの。　そしたら後期から横浜の大学で講師の口があるって、先輩の守りしてたら通えないですよね。だから、わたしのマンションに一緒に住んでもらおうかなって…。　そしてら先輩も清河さんと堂々とエッチ、あっ、そうだ、社長がちゃんとエステしてるか、だって…！。　先輩ぃ…仕事がなくっても、体型の維持だけはお願いしますよね。プロなんだから。じゃ、また連絡しますね』　だって、なにあの小娘、わたしに宣戦布告！勝手に決めちゃって…。　また思い出すとまた腹が立ってきた。どうしたんだろう、わたしどうにかなっちゃう。　ああ、イヤだ。わたしってなにしてるんだろ。絶対におかしいって、この時間ならまだ学習塾で講義中の主人にメールするなんて。　バイトを始めて、まだ１週間も経っていないのに、主人に早く帰ってきてだなんて。　まだ夜の９時も回っていません。無理言っても、ダメなのは分かってたはずなのに。　ベランダの向こうに見える駅前の灯、公団の背の高いマンション。ガラス戸越しに駅からの道をつい見てしまう。下着も着けずガウン１枚で主人の帰りを待つなんて…。　盛り場ならまだ宵の口と呼ばれる時間なのに、夜遊びの出来ない独り身に身を焼き、男が側にいない我が身がこんなに哀れだと思わなかった。　やはり主人は今夜も夜遅くまで忙しいみたいだし、休暇という懲戒に接待秘書のお仕事もなく、置きどころない焦燥感に我が身を焦がす有様でした。　食前に飲んだドリンク剤、あれイライラにもけっこう効くんだ。清河にもっともらっておけば良かったな。やだ、また清河のこと思い出してる。なんなのこれ…。　誰もいない夜、ひとり酒に悶々として、つい思い浮かぶのは薬物を使用した清河との激情の、あの夜の性接待のこと。思い起こすだけで、この肉体がまた火照ってきた。　ガウンも脱ぎ捨て全裸に、ガラス戸に映す我が身を、抱いた男に恋慕する人妻の浅ましさ。　主人のいない肌さみしさについと電源を入れ、録画映像を再生し隠れ見てしまう。このお節介娘、香里奈のバカ…！。なんでこんなの主人によ。　ＰＣに繋いだ６５インチのテレビ画面、ソファーをしとねに火照る乳房に手を置いた。　スピーカーから流れ出る痴話に耳を傾け、清河に抱かれ自分自身が興じる痴態、映像の中に恍惚と甦る行為の記憶。再現するかのように真似ていた。　下半身を狙うカメラに向けて左脚を下ろし、右脚はソファーの上に跳ね上げ大きく開脚して清河との挿入部を撮させていた。そう、カメラはあの位置。　刺青の背中の向こうに喘ぐ女の逝き顔、わたしってなんて声を上げてんだろ。主人が言った通りだ。カメラの位置を知ってなきゃ出来ないアングルだ。　あうんの呼吸か不思議なくらい清河もまた、誘導に浮かせた足の間から絶妙に抽挿の動きをカメラに見せていた。　紫外線に焼いた尻から両の太もも、毛むくじゃらな丸まった睾丸から突き出る肉柱が、わずかに色づく小陰唇の肉垂を巻き込むように動いていた。　肉頭を淫肉に埋めたピストン、淫汁にネットリと濡れ光る清河の肉柱。固い勃起に浮き出る青筋に太い尿管、見ていて膣中の動きまでが想像出来て、動悸まで激しくなる。　恥ずかしげもなく上げる逝き声の中、集音マイクが拾う、男女が織り成す肉の音。　男の根元に打ち当てられ、仄かに紅みを帯びた奥深くの秘所をカメラに晒し、淫肉の下のアヌスちゃんが清河の突き動きに拍々と、息をするように１つ眼でこっちを見ていた。　左手の手ブラがツン立つ乳首をまさぐるように動いていた。リアルな４Ｋ画像に右手が自然に下に伸び、指先が湿った陰部を包み込むように撫であげている。　もうこの歳になってオナニーだなんて…。毎日のようにしていた高校以来か。「ああっ…あはっ…っ！好き…好きぃ…カズさん…！固いおチンポが気持ちいいよぉ…ああっ…カズさんのおチンポが…ああっ好きぃ…」　負けずに指を激しく動かしていた。　右手のマニュキュア爪が気になって、こんなことなら短く詰んでおけば良かったと。　映像を見ながらの指でまさぐる自慰行為につい本気になり、久しぶりにバイブなど取り出した。過去に村田って男から、もてあそばれた戦利品を大事に残してるなんて淫乱か。　黒人のキンちゃんのに似た、この黒くて太すぎる１本物のバイブちゃん。使おうと思ったら電池が切れていた。もうなんでよ～。こんなときに限って捜しても電池がない。　テレビの画面に置いてかれそうで、生半可なディルドより太いからと手に持ってしたけど、やっぱり本物が良いと気づかされてしまう。　それでもやめられないオナニーって、もういやぁ…。　絡み合う裸体を映し出す映像、清河の逞しい肉体に脚を割られ、固く反り返った肉身が下半身を突く感触に、負けずに手を動かした。　清河の動きに合わせて動かし続けた。ああ、いいとこ、ああっ、いい感じだ。　もう少し、もう少しだ。バイブを持つ指先がネットリと糸を引く、息が上がる。『ウオッ…オオッ…アオウッ…緋紗子ォ…いくでぇ…！』『ああっ…ああぁ…ちょうだい…ああ…中へ…中へちょうだい…！』　我ながらなんちゅう恥ずかしい声だ。テレビを凝視する。もうすぐ清河の射精だとソファーから伸ばした足先を中空で反らせた。　清河の射精寸前の咆哮、野生の叫び。ああ、逝きそう…ああ逝く逝くぅ…っ！。身をのけ反らせて足の指先を内側に、間に合った。ああっ…つっ…奏でる逝き声の２重奏。「ああっ…いくぅ…いっちゃうょ…ううぅ…っ…つつ」　バーチャルな疑似空間の中、あはっ、オナニーの快感、我ながらの感極まった声だ。「ああっ…ううっ…あう…うっ…ううっ…うっ…あう…あうっ…」　画面に映る中出しの刹那、若者にも負けない膣奥に噴出する清河の射精。絶頂に動かす手、オナニーもう夢中でした。　胸の高鳴りに荒い息、充分感じたはずなのに、ひと息つくとテレビの画面はまだ続いてる。股間を見る。中にあるのは電池の切れた動かないバイブだなんて、惨めになります。　したい…。今すぐにでも清河の、あの逞しい肉体に抱かれたくなりたまりません。もうダメ、妄想が離れない。　誰でも良い。わたしの中でして…！わたしの中で…生出しで…男の精を…精液をドバッと…ドビュンと中で射精をして…。ああっ、また一つ目小僧の夢を見てうなされるんだ。　もう、主人でいいから早く帰ってきてぇ…！。　その夜更けです。精一杯、早く帰って来てくれた主人に朝方まで付き合せたのに、薬物を使う清河との淫靡な快楽の炎は消えそうにありません。　主人なんて１１時前に帰ったくせに、期待を胸に迫ったのにわずか１時間半、それもたった２発でグロッキーです。　堪忍してくれったって許してやんない。わたしより香里奈の方がいいんでしょ。　腹が立ったから、わたしが眠たくなるまでマ○コ舐めです。ベロベロと舌で舐め上げ、ブチュブチュと唇を窄めバキュームです。　指まで使われての逝きまくり、主人にもなにか取り得があるようで、指マンからマ○コ舐めを嫌がらずにしてくれるだけは１００点満点かな。　まだ寝不足の翌日は、あの接待の夜からちょうど十日目でした。あの生出しの射精の最中に、俺の女になれって言われてから寝ても覚めても清河だなんて。　清河が夫ある身の女に言ったのは、その場の睦言か本心なのか。会ってもいいかな、会いたい。会ったらどうしようかと、心づもりするこの頃でした。　その場の睦言と思えど肌に染みついた恍惚とした悦びの記憶、清河のことが頭の中から離れないんです。　そんなときの午後、清河からメールが来ました。メアドは交換していましたが、まさか、こんな極端な連絡があるとは思いもしませんでした。動悸に心臓が壊れそうです。『突然、姿を隠すことになった。１５時、池袋西口で待つ、ついてこい』　メールの内容はそうでした。『ついてこい』だなんて、強引な言葉で迫られた。　主人にはない逞しい男らしさを感じ心が沸き立ちました。どういうことか確認の返信をしても音沙汰もありませんでした。　心穏やかでなく、行かなければもう会えないかと言いしれぬ不安、清河が急にいなくなるなんて思いもしなかった。　１５時まであと２時間ばかり、焦り混乱と戸惑いながらも、キャリーケースに身の回りの物を詰める。なに着て行こうか、お化粧もしなければというのに。　リビングから癇に障るバカ笑いの芸人の声。初めての休日に昼前に起き出した主人は、昼食後ソファーに寝転びテレビを見ているだけ。　わたしがこんなに悩み苦しんでいるというのに…！。ため息ひとつに、なにもかも捨てる覚悟はしたつもりでした。　男は女を狂気に走らせる。か、主人は突然のことに目を白黒とさせていました。「分かってもらえるなんて思わない。でも、清河を失うのはイヤなの。もうどうしようもないくらい…！」　主人は目を瞑って黙ってた。私自身もナーバスになっていました。「ねえ、長年連れ添った妻が、男の元に走ろうというのよ。なんとか言ってよ…！」　涙ながら感情に走った言葉に、なんの真実があったのだろう。ただ清河との肉欲に溺れただけじゃなかったのか…？。　と、愚問も…。「俺になにを言って欲しいんだ。決めているんだろ。だったら、好きにすればいいよ」　と、主人は引き留めてはくれなかった。　わたしが身ひとつで出て行くって言ってるのに、そんな穏やかな顔して言うなんて、なにが男なの。わたしの方が大悪人みたいじゃない。「もう、あなたの元に戻らないかも知れないのよ！」　もう２時を回ってしまった。リビングから玄関に続く狭い廊下を横向きにキャリーケースを引きシューズケースを開けた。　あの靴も、このハイヒールも思い入れがある。あんもう、こんなにいっぱい、どうすればいいのよ…！。「あなたは黙っているのが、男のやさしさだと思ってでもいるの…？」　腹立ち紛れに大きな声で言ってやった。　それでも、あの人は無言、もうっ…いやぁ…！男のずるさって。　あっ、しまったぁ…！この赤いハイヒール清河が好きだったんだ。もう、なんで荷物ってこんなに増えるのよ。西大井２０分発の電車に乗れば池袋は４４分か、充分間に合う。「気が変わったら、帰ってきな」　玄関を出るとき、主人がポツリと言った。このバ～カ…！誰が…。こんな男なんか、香里奈にくれてやるよ。　あんなに愛したわたしの主人が、そのやさしさ故に頼りなく意地悪く思え、キャリーケースひとつで飛び出した。　外は６月に入ったばかりだというのに真夏のような暑さでした。　迎えてくれたカズさんの隠れ家は池袋、由香利名義の賃貸マンションでした。カズさんと由香利が、どのような仲でどんな約束をしていたとかは全く知りませんでした。　いや、知りたくもなく、むしろ由香利との関係に嫉妬して、カズさんとの暮らしを選んだのかも知れません。　カズさん、良い呼び名でしょ。なんか以前から清河と一緒に暮らしてた気分です。　ワンルームに毛の生えた程度の１８畳、１ＬＤＫの間取り、２階の端から２軒目２０２号室、細長い長方形の単純な造りです。　バルコニーの奥行きはありませんが、防犯上か、手すりより上まで伸びた格子状の鉄柵だけで、部屋からでも小さな公園がよく見えます。　カズさんはそれが気に入ったのか、本革仕様のキングサイズベッドをガラス戸近くに設置していました。わたしはさっそくサイドフレームに腰掛け、弾力を確かめたんです。「どや、ハネムーン代わりの１発、あれからもう１０日やで」　肩に置かれたカズさんの大きな手に太い腕、わたしはその先を見上げる。日サロで焼いた肌に、ホワイトニングの白い歯でキザに微笑む。　待ちきれなかったって…！なに、そのにやけ顔。何日分も溜めすぎて、１発なんかで終わらないって…。「もう、明るい間から、なに考えてるのよ」　と、飲み終えたドリンク剤のビンを置き、肩に置かれたカズさんのごつい手に頬を充て、甘えるように目を合わせる。わたしまで顔がにやけていきそう。　これからこのベッドで毎日が始まる。うふふ…。「緋紗子とやったら、今から始めても、ちょうどええ時間になるしな」「なにが、ちょうどいい時間よ。夕方の５時にもなってないのに…」　カズさんは早々、二人になれたのが嬉しいのでしょう。シャブを使って本格的に始めるよと言っています。「買い物はどうするの。冷蔵庫の中はスタミナドリンク以外空っぽよ」　言ってはみても、買い物などもうどうでも良く、肉体の内深くから湧き出る淫靡な欲求に身が震えます。「買いもんか…？せやったら明日、目ぇ覚めてからでええやろ」　すぐに始めたいくせに、お互い探るような言い回し、なにやってんだか。　５時間６時間と情熱の限り愛される女の悦びに、カズさんは、かつて若き頃の勃起状態を保ち、得も言われぬ快感に幾度となく、わたしの女身を嬲り勢いのある射精を繰り返し、あらん限りの精を出し尽くしても終えることもありません。　汗と体液の饐えた臭い。精液まみれの、普通じゃ出来ない性行為に及んだ後、カズさんはすぐに起き出すことはありません。　シャブマンというのは、それほど男の肉体に負担を掛けるということです。　肉体は若く見せても中身は中年、４７歳の日本人の男です。　起きれるのは早くて明日の夕方か、買い物はわたしひとりで済まさなければならないかと、頭の中で計算していました。「もう、その入れ込みようじゃお風呂もなしね」「そや、どうせ、汗かくんやからな」「少し用意するくらいなら待ってもらえるわね」　この季節、男は良くても、女はシャワーだけでも浴びておかなくてはと、さっき確認した水廻りに行きます。　小さな浴槽とシャワートイレ、お湯の出は良くないか、髪は濡らさずにさっと体に湯を通す。　これからこの生活に慣れて行かなくては、６月だというのに今年の夏はどうなるのだろう。　バスタオルのままいようかと、カズさんを見ると小さなパケを破り、白い結晶末を水に溶いています。ポンプと言って静脈注射、あれが一番良いものらしいです。　鏡の前で寝化粧代わりにシャードゥを入れて薄化粧、口紅引いて、そうだ、やはりカズさんの好きな黒い下着にしよう。　持って出た数少ない下着セットの中から、カズさんが好きそうな黒レースの物を下ろしました。　アンダー７０Ｈカップのハーフブラ、刺繍飾りの薄布から乳房が上からこぼれそうです。　Ｗ形状記憶の針金が入ったアンダーが、豊満なオッパイを下から形良く持ち上げ、２本の飾り肩紐で重みを吊り支える。乳房の大きいのも困りものです。　Ｈカップだと品数が限られ良いデザインの物が少ないのが玉にキズ。　お揃いのヒモＴは、水に通してないので、硬い感じの肌触りですが、三角上辺のレースの花飾りがとても綺麗です。　レースの透け具合は不足ですが、太ももから陰部に掛けての肌に添う端部のステッチも丁寧です。　小陰唇の花弁がかろうじて隠れるくらいの幅で、細く絞られた小さなクロッチがわずかに下着としての実用性を証明しています。　肉蕾ちゃんを隠した辺りから太めの一本ヒモで、白桃尻の上で飾り金具で横ヒモと、お値段は高めですが普段でも着用できるお気に入りのＴバックのパンティです。　どうせすぐに脱がされる物だからと、エアコンの効きも良くないけれど、日中の日差しの中、黒レースのガーターに、安物だけどシームストッキングも着けました。　カズさんとは初めてじゃないのに少し心がときめきます。「おい、早よせいや…！下着なんかに凝る必要なんか、ないやろが…」「はあい、今行くから…」　脱がせるときは、あんなに悦ぶくせに、わたしはせっかくだからと、カズさんの好きな赤いハイヒールまで、この室内で履く凝りようでした。
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2015年9月5日掲載
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