性欲

性欲

とうもろこし作

②

　夏休みに入り、朝早くから部活という日々がスタートした。
　夏の暑さのせいか部活が終わる夕方以降は何もする気が起きない。
　ショウコは俺の部活が終わり、家に帰るのとほぼ同時に俺の家にやって来る。
　夕方とはいえこの暑さである。
　自転車でやってくるショウコの額からは汗が滴り落ちている。

　ショウコは細身のポロシャツにスキニーパンツを纏っている。
　そんな後ろ姿は上下ともに下着のラインが露わになっている。
　何もする気が起きないなんて嘘である。
　俺の股間は既に血液が充満しつつあった。

　借りているＤＶＤを鑑賞し、晩ご飯を一緒に食べる。
　お互い全裸になり、シャワーを浴びる。
　泡立った手は、ショウコの首筋から順に丁寧に這う。
　乳房に手がさしかかると、より一層丁寧に入念に手を這わせる。
　乳首に関しては、手のひらではなく指先を使う。
　乳首が硬直するのを確かめると手を移動させ、脇腹や背中を洗う。
　お尻を両手で包み込み、俺の手は生い茂った陰部へと入っていく。
　指で入り口をなぞり、クリトリスを刺激する。
　そこまでくるとショウコは吐息を漏らすことを止め、喘ぎ声を上げる。
　ショウコの後ろから右手で乳首を、左手で勃起したクリトリスを刺激する。
「アアッン！アッ、アァッ、き、気持ちイイよぅっ！！」
　風呂場のせいか、ショウコの喘ぎ声が綺麗に響く。

　執拗に刺激を与え続けるとショウコは立っているのがやっとなのだろう。
　俺にしがみつき、ビクンビクンと痙攣する。
　それでも俺は刺激をやめることはしない。
　クリトリスへの刺激を強め、執拗に責める。
　ショウコはさらに大きな声で喘ぎ、股間から大量の液体を垂れ流し、その場に崩れ落ちる。

　ショウコは失禁した。

　初めてショウコが失禁したのは俺のベッドの上だった。
　ベッドの上でいつものようにお互いの体を愛撫し合っていた。
　そんな時、ショウコはクリトリスをもっと刺激して欲しいと要求してきた。
　ショウコがこんな要求をするのは初めてだった。

　言われた通り、ショウコのクリトリスを指先で舌先で刺激した。
　いつも以上にショウコの膣は愛液で潤滑していた。
　ショウコは見た目の端麗さは嘘かの如く快感を体で表現していた。

　クリトリスへの刺激をさらに強めた。
　するとショウコは喘ぎ声を発し、腹部を痙攣させていた。
　それに気づいたと同時に失禁していたのだ。
　ショウコは顔を紅潮させながら、「ごめん。」と言った。
　そんなショウコの表情を見ると俺は自分の中で何かが壊れた気がした。

　俺はおもむろにショウコを四つん這いにさせた。
　露わになった性器は初めて目にした時と比べ、色濃くなっていた。
　愛液か小便かでいつも以上に膣は湿っていた。
　そんな膣に俺はペニスをねじ込んだ。
　いつもとは異なり、挿入れた瞬間に激しく突いてやった。
　ショウコは悲鳴に似た喘ぎ声をあげたが、俺は止めようとはしなかった。
　後ろからショウコの固くなった乳首を摘む。
　突き出された尻肉を掴む。
　ショウコは痛みすら快感に変換していた。

　腰を振り続け、俺はショウコの膣中に精液を放出した。
　このとき俺は何とも言い難い快感に全身を包まれた。
　ペニスを抜き取り膣から溢れてくる精液を俺は黙ったまま見ていた。

　風呂場で失禁したショウコは呼吸を整えた後、俺を見上げる。
　コクンと俺が頷くと、ショウコは俺のペニスを咥えた。
　同時に俺はショウコの頭を持って腰を前後に動かす。
　奧の方まで咥えさるとショウコは咽せ、そして嘔吐く。
　俺はそんなショウコを見ながらも腰の動きを止めない。
　ショウコは嗚咽を上げながらも口からペニスを離そうとしない。
　俺はペニスへの刺激だけでなく、イラマチオという行為で興奮する。
　そしてショウコの口内の奧で精液を放出する。

　ショウコは放出された精液を全て飲み込み、ウットリとした表情を見せる。
　そうして２人は風呂場を後にする。

　ベッドの上でショウコは四つん這いになり腰を浮かせ、膣を差し出す。
　俺は差し出された膣にまだ勃起し続けているペニスを挿入し、膣中に擦りつける。
「アアァーン、アァン」とショウコは雌犬の如く今日も鳴いている。

　俺は陵辱に似た行為をすることで快感を得ていた。
　ショウコは陵辱に似た行為をされることで快感を得ているようだった。

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　タケル君とは高校３年生の時、塾で出会いました。
　最初に声を掛けたのはタケル君から。
　お互いすぐに意気投合して、お付き合いすることになったのです。

　塾をサボって花火大会へ行き、そこでタケル君とエッチしました。
　タケル君には初めてだと言いましたが、本当の事は内緒です。
　タケル君のおちんちんはとても固く、反り返っていて男らしかったです。
　でも、タケル君は初めてだったせいで直ぐにイッちゃったんです。
　気持ちよかったけど、正直物足りなかったかも・・・。
　これからはタケル君のおちんちんは私のモノと考えるとワクワクしちゃいました。

　タケル君は誠実で、受験勉強があるからと私の体を求めてきませんでした。
　いつでもエッチできるよう、会う日はえっちな下着をつけていたのに。
　家に帰るとすぐにオナニーしちゃってました。
　だって、下着がすでに湿るくらい興奮してたんです。

　私の体はおちんちんを毎日のように求めてしまうんです。
　こうなってしまったのは、中学２年生の時のある出来事が原因なんです。

　中学２年生の冬、いつも仲良くしていた男３人女４人のグループで遊びに出かけました。
　皆で一緒にご飯食べたり、プリクラ撮ったりと楽しい時間を過ごしていました。
　周囲が暗くなり、そろそろ帰ろうとなった時、１人の友人が私に言ったのです。
「ユージがショウコに話あるってさ」
　ユージというのは、この日一緒に遊んだ男の子の１人です。
　ユージと２人きりになり、公園のベンチに座りました。
　沈黙が流れてきた時、ユージは私に抱きついてきました。
　抗えば良かったのでしょうが、抱きつかれた事で驚いた私は何も出来ませんでした。
　何もしない事をＯＫと思ったんでしょう。
　ユージは無理矢理私の唇にキスをし、手を服の中に入れてきました。
　性の事に無頓着だった私は、何が何だか分かりませんでした。
　ユージは手をさらに入れてき、私のおっぱいを激しく揉みました。
　ブラジャーを強引に下げ、乳首を摘まれた私は体をピクンとさせてしまいました。
　ユージは私を押し倒し、履いていたスカートをずらすのです。
　そこで私はようやくダメだと認識し、「やめて」と伝えました。
　するとユージは「ごめん」と言いながらも私に近づき、自らの股間を私の股間に押しつけてきました。
　パンティをずらされ、股間に異物が当たるのがはっきりと分かりました。
　ピリッとした痛みを感じた瞬間、ユージは私に向かって激しく動き出しました。
　変な気持ちになっていると、「イクよ！」とユージが叫び、私に抱きついたまま体をピクピクさせていました。
　初めてのエッチがレイプまがいのものだったためか、家で落ち込みました。
　次の日、学校に行くとユージは休んでいました。
　昨日一緒に遊んだグループの１人が私に呟きました。
「ユージのちんこ、美味しかった？」と。
　なぜこの子は昨日の出来事を知っているのか？
　私は訳が分かりませんでした。
　グループの１人のユウコが私に教えてくれました。
　ユージはすぐに女の子に手を出すことを。
　私はユウコに昨日の出来事を打ち明けました。
　ユウコは打ち明けた私に優しくしてくれました。
　昨日の出来事を忘れようと一緒にカラオケに行き、大声で歌い、はしゃぎました。
　けれど家に帰るとユージとのやりとりを思い出し、股間が疼いていました。

　次の日、ユージは学校に来ました。
　ユージは私の顔を見ようとはせず、いつも通り振る舞っていました。
　私はというとユージの顔を見るとエッチなことを考えてしまいました。
　私はおかしくなってしまったのだと悩みました。
　親に心配はかけたくないので相談できませんでした。
　毎晩のようにベッドの上で男の人に強引にエッチされることを想像しながら、自分の陰部をいじっていました。
　そうなんです。
　想像の中では男の人なら誰でも良かったんです。
　クラスの男子みんなに犯されることを想像した時は、おかしくなるほど気持ちよかったです。

　高校に進学してからも毎晩のオナニーは欠かせませんでした。
　中学生とは異なり高校生にもなると皆、体が大きくなっています。
　おちんちんも大きいんだろうなと想像を膨らませました。
　自分の指では物足りなくなり、１００円ショップで買った木のすり棒を挿入れたりもしました。
　オナニーでは物足りなくなっていました。
　だんだんと本物のおちんちんが欲しくなっていたのです。

　そんなある日、中学の仲良しグループの１人だった友人と久しぶりに再会しました。
　その子とカフェでおしゃべりし、楽しい時間を過ごしました。
　帰る途中、その子が彼氏と待ち合わせをしていたらしく、彼氏を紹介されました。
　彼氏のカズマ君は、スラッと背が高く、切れ長の目をしている割に優しい雰囲気を持っていました。
　カズマ君は私に対し初対面とは思えない程、気さくに話してくれました。
　３人で途中まで一緒に帰り、その日は解散しました。

　帰ってから、カズマ君の事を想像しながらオナニーしたのは内緒です。

あなたのひと言が作者の励みとなり、新たな作品が生まれます。ご感想宜しくお願いします。

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2014.11.8掲載