４２

　美女二人との同時プレイをタップリと味わった僕は、身も心もスッキリとその後の日々を送っていた。
　定期的に誘ってくれる咲子と美沙は、輝かしい程の裸体を惜しみなく僕に提供してくれた！
　まさに充実した日々！そんな風に仕事にも精を出していた矢先、突然奈々子からメールが入った。
　大地との関係を僕には気付かれていないと思っている奈々子は、一向に連絡しなくなった僕のことを案じているようだった・・・。
　そろそろ、奈々子と大地を公然と認めてやろうと感じていた僕は、奈々子と約束を取り付け、今夜会うこととしたのだった。

「お久し振りです・・・・・」
「ああ、久し振りだね・・元気だった？」
「はい・・・。青木さんは、全然連絡くれなかったけど、お変わり有りませんか？」
「うん、いたって順調な毎日を送ってるよ！」
「えっ！？　そ、そうなんですか・・・・？」
　自分と会わない相手が順調だと聞かされ、幾分戸惑った態度を見せる奈々子・・・。

「ところで奈々子・・大地くんとは上手くいってるの？」
　余り奈々子を不安がらせてはと思った僕は、早々と本題を切り出してみた。
「ええっ！！？？　なんで・・・それを・・・・」
　心に刺さったトゲを突かれたように驚いた奈々子だったが、笑顔を向けた僕に一気に涙を溢れさせた・・・。
「泣かなくていいよ・・・・。随分前から知ってたから・・・・。奈々子が幸せなら、僕はそれでイイと思ってる」
「ゴメンなさい・・・・！」
「誤らなくていいよ・・・・。最初から決めていたじゃないか。奈々子が新たな人生を送れるようになるまでが僕の役目だって・・・・」
「うん・・・・」
「だから大地君と仲良く、若い二人で新たな人生を切り開いて行きなさい！」
「ううううう・・・・・・・・！！」
　優しく言った僕の言葉に、奈々子は激しく泣き崩れた！
「どうしたの？大地君と上手くいってないのか？」
「わたし・・・なんでこの道を選んでしまったんだろう・・・あああああああ！！！」
　大粒の涙を止め処なく流す奈々子が心配になった僕は、彼女の部屋へ場所を移すと心の内の一切を聞き出した・・。
　その話に僕は、例えようのない怒りと悲しみを感じたのだった・・・・！


　すなわち、大地って野郎はトンでもなくいい加減な男だったってこと！
　口八丁手八丁で俺から奈々子を奪っておきながら、他所では散々オンナ遊びを繰り返し、それを問詰めた奈々子に泣いて詫びては舌の根も乾かぬうちに別のオンナと遊びまくる！
　現実を認識した奈々子は時すでに遅く、別れを切り出しても一向に耳を傾けないアホ大地。
　しかも、しつこく別れを迫る奈々子に暴力までふるい、打ちのめされた彼女を恫喝してまでＳＥＸを強要する始末・・！
　奈々子の元旦那と同じだなぁ〜・・・・。そんな風に捉えた僕は、彼女が可哀想で仕方なかった・・・・。

「わたし、どうしたら良いと思いますか・・・青木さん・・・・」
　僕の胸に顔を埋めて無きじゃくる奈々子を抱きしめ、震える髪を優しく撫でる・・・・。
「とにかく、すぐにアイツと別れろ！俺も協力するから！」
「でも、勝手に青木さんから離れた私だから、そんな甘えは許されないわ・・・・」
　真っ赤に腫れた下瞼から尚も溢れ出す涙を、僕は舌先でそっと舐めとった・・。
「あ・・・・っ・・・・」
　僕の体温に懐かしさを感じたのか、奈々子は微かに安堵の表情を浮かべる。
「奈々子・・・。俺に任せてくれ！悪いようにはしないから・・・」
　そう囁いて、再度奈々子の涙を舌で掬いとる・・・。
「ああ・・・・・嬉しい・・・・・」
　瞳を閉じたまま顔を上げた奈々子は、何かを求めるように淡い唇を僕に向けてくる・・・・。
「奈々子・・・・・・」
　久し振りに感じる奈々子の体温・・・・。その温もりに我を忘れたように貪りついた僕は、小さなカラダをベッドへ運ぶと、一枚ずつ服を脱がしたのだった・・・。

「ああああ！！青木・・さんんんんっっ！！！イイイイイっっっ！！！」
　前戯によって濡れ濡れとなった割れ目を、堅くなったペニスで猛烈に摩擦した！
　恋焦がれた強張りにでも貫かれたように、全身で喜びを表現する奈々子・・。
「奈々子！俺のコトがまだ好きなのかぁ〜！！？？」
　久しく味わえなかった心地よい締まりに股間が奮えた！
「あああああ！！好きイイイ〜！！！大好きいいいいいい！！！！」
　懐かしい愛液をコンコンと湧かせながら喘ぐ奈々子に、僕は今の自分の環境を伝えたくなった・・・。
「でも俺は、前の俺とは違ってるんだぞぉーー！！他の女性ともＳＥＸしてるんだ！それでもイイのかあああ？？？」
　一瞬、言葉の意味を探るような目を向けた彼女だったが、微かに微笑むと膣を締め上げペニスに答えを浴びせる！
「いい！！いいっ！！イイ〜！！どんな青木さんでもおおおお！！！いいからメチャクチャにしてええええ！！！！」
「よしっ！！以前みたいに可愛く喘いでくれえ〜！！！！」
「ああああああああああああああああ！！好きいぃぃぃぃっっ！！」
　抽送に合わせ噴き出す熱い飛沫をタマ袋に感じながら、夜が更けるまで奈々子の小さなカラダを抱き続けたのだった・・・！！

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

４３

『ええええっっ〜〜！！！！！』
「そんな大きな声を出さないでください！」
　喫茶店で向かい合った咲子が大声で叫んだため、僕は慌てて彼女の口を手で塞いだ！
『ゴホホホ・・・・！ゴメンなさい、余りにも驚いたもので・・・・。しかしあの大地が、そこまでの男とは知らなかったわぁ〜！』
「僕も正直驚いてますよ・・・。自業自得とはいえ、やはり奈々子が可哀想で・・・」
『そうよねぇ〜・・・・。だから同情して関係が復活しちゃったんでしょ？彼女とまた？』
「ゴホホホ！！　咲子さんには敵わないなぁ〜・・・・。でも、前の僕とは違うってことをちゃんと理解させて抱いてますから！」
『そうなの〜！だったら今度は４Ｐねっ！私と美沙ちゃんと奈々子ちゃんと貴方でぇ〜』
「ウホホホっっ！！なんでそこまで飛躍するんですかぁ〜！？」
『ふふふ・・・。ちょっと妬けちゃったのよっ！最近誘いに腰が重い青木さんにね』
　媚びた目で僕を睨む咲子の唇を、そっと指先でなぞった・・・。
『あんっ・・・・・！意地悪うぅ〜！』
「今日はタップリ楽しみますよ！咲子さんの熟れたハダカを・・・」
『嫌ねぇ〜！濡れちゃったじゃない・・・・』
「じゃあ続きはベッドの上で・・・」
『ご無沙汰だったぶん、イッパイ可愛がってくれる？』
「もちろん！全身全霊をかけて咲子さんのアソコを可愛がりますよぉ〜！」
『あんっ！じゃあ早く行きましょうぉぉ〜』
　こうして僕は、ベッドで咲子を散々に乱したあと（実際には反対だけど・・）、大地のお仕置き計画を練ったのだった・・・。



　数日後・・・。
『奈々子か？今晩行くからよぉ〜！』
「はい・・・・・・」
　決まって入る水曜夜の大地からのコール・・・。それを受けた奈々子は、咲子の立てた作戦通りに来訪を許可した・・・。
　
　ピンポ〜ン！
　部屋の呼び鈴が鳴り、ドアを開けた途端に奈々子へと飛び掛る大地！
「嫌ぁぁああ〜！！！」
　大地の身体を押し退け、部屋の奥へと進んだ奈々子を、酔いに任せた大地がベッドへと組み敷く！
『いいからヤラせろよぉ〜！！オマエだってヤリてぇんだろー！』
「こんなイキナリは嫌だっ！好きにしていいからちょっと待ってよぉ！」
　そう言って自分をベッド下へ突き落とした奈々子に、不貞腐れた大地はテーブルを蹴飛ばした。
「もう諦めたから・・・。アナタの好きな様にしていいから・・・・。だからせめてシャーくらい浴びさせて・・・・！」
　『へへへ・・・！やっと俺の良さが解ったってかぁ〜！？いいぞ、隅々まで綺麗にしてこいよ！』
「すぐに出てくるから、それまでコレでも飲んでて・・・・」
　大地が蹴ったテーブルへ、奈々子は蓋を開けた栄養ドリンクを置いた・・・・。
『なんだよ！これで精力つけて沢山可愛がって欲しいのかぁ〜！？』
「そうよ・・・・。どうせアナタの身体から逃げられないんだもん・・。だったら嫌になるまで責めて欲しいの！・・・・」
『よし分かった！早くオ○ンコ洗ってこいよ〜！』
　鼻の下を伸ばした大地は、栄養ドリンクを握りしめると中身を一気に飲み干した！
『アイツも結局、淫乱オンナだってことだな・・・・』
　浴室から聞こえる水音を聞きながらベッドに寝転がった大地は、奈々子への責めを考えては股間を熱くした・・・。
　想像の中で大地は、奈々子を恥かしい格好で縛りあげて、ナマのチンコを後ろからブチ込んでいる・・・・。
　妄想の自分がマ○コの中へ射精を行った直後、襲ってきた睡魔に負け、一気に眠り込んだのだった・・・。


「すっかり夢の中みたいだなぁ〜！」
　イビキをかく大地を揺すり、起きないことを確認した僕は、待機中の咲子へ電話をかける・・・。
『そう・・・今から行くわ！』
　数分後、奈々子の部屋では主の奈々子、僕、そして咲子に美沙が集まり、ニヤニヤと夢を見る大地を取囲んだのだった・・・。



４４

『まったくイマイマしい男だねぇ〜！今夜はとことん辛い目に合わせてやろう！』
　大地の頬を数回叩いた咲子は、ニガニガしい顔で眠り込む姿を見下ろした！
「俺の立場もあるので、犯罪にとられる行為は謹んでくれよ！」
　イラつく咲子の肩に手を乗せながら、僕は説き伏せるように言った・・・。
『分かってるわ・・・・。とにかく、この男が２度と威張り腐らないように、とことん恥かしめてやりましょう〜』
「賛成〜！なんだかワクワクしちゃうっ」
　美沙が心底楽しそうに賛同した！
「本当に大丈夫かなぁ・・・ちょっと不安だな・・・」
　尻込みする僕に、奈々子がギュッと抱き付いた・・・。
「奈々子は心配しなくていいよ・・・。今日を境に君は自由になれるんだから・・・・」
『そうよ奈々子さん・・・。私の教育が中途半端だった為に、貴女には辛い想いをさせたわね・・・ゴメンなさいネ』
「そんな・・・・自業自得ですから・・・」
　咲子の言葉に、目頭を熱くした奈々子が呟いた・・・・。
『でもね、青木さんは皆のものだから、これが済んだら全員でＳＥＸを謳歌しましょうねぇ〜！』
「は・・・・はい・・・・・宜しくお願いします・・・・」
「な、奈々子・・・・・！？」
　落ち着かない僕を尻目に、咲子と美沙が大地を裸にひん剥いていった・・・！

「あらら・・・・。すっかり薬が効いちゃって・・・・・」
　ギリギリと勃起する大地のペニスを２本指でコスリあげた美沙が、鼻腔から熱した息を漏らした。
「どういうこと？眠らせる薬を飲ませただけじゃないの？・・・」
　いきり勃つ大地の股間を不思議に感じながら聞いた僕に咲子が半笑で答えた。
『眠り薬と一緒に強力な勃起剤も仕込んだのよぉ〜！』
「ななな・・・・なんということを・・・」
　オンナの怖さを垣間見た僕は、大地が味わう地獄を想像して背筋を震わせた・・・。
『さあ、まずは目覚めても暴れないようにしましょぉ〜！』
　用意したロープで大地を縛り上げていく咲子・・。
「わあ〜先生！縛るの上手ぅぅ〜！」
　手際よい咲子の縛りに、美沙が驚嘆の声をあげる。
『ちょっと女王様の経験が・・・・・って、何を言わせるのよ美沙ちゃ〜ん！』
　咲子の慌てぶりに一同から笑いが起きた。
『少しリラックスできたわね！さあ完成！あとはビデオをセットしてぇ〜っと・・・』
　チャキチャキと三脚にカメラをセットする咲子に、先程の失言が真実味をおびてくる。
「やっぱり先生・・・・ただモンじゃなかったのね・・・・・」
　縛りあげられた大地のペニスをヤワヤワと揉んだ美沙が呟いた・・・・。


　縛られた状態でベッドに転がる大地の股間に、美沙が氷を詰めたビニール袋を宛がう！
『ひやあああああ！！！！』
　余りの冷たさに覚醒した大地は、薄暗い部屋の様子に一瞬身を固めた・・・・。
　しかしその直後、動かない自分の身体に驚いたように激しく暴れだす！
『大地・・・・・』
　闇に包まれた部屋の奥から、誰かが自分を呼んだ・・・。声のする方へ首を捻った大地は、突然点いた部屋の明かりに目を眩ませた！
『ジャンジャジャーン！』
　歳が分かりそうな自前の登場音に合わせ、意地悪く笑った咲子が腰をクネらせて大地に近付く！
『さささ・・・咲子・・・さんっ！？？』
　何が起きているのか皆目件等もつかない大地が、目を真ん丸に見開いて陽気に踊る咲子を仰ぎ見る！
『コラ大地！あんたは私が知らないと思ってこの女性と浮気したね！？』
　咲子が指差した部屋の隅で、奈々子が恐怖に引き攣った顔で立っていた・・・。
『ななな・・・・奈々子・・・・！いや、咲子さん！これは、えええ〜？？どうなってるのぉーー！！』
　裸で縛られた身を懸命に動かし、咲子と奈々子を交互に見る大地。
『言い訳はよろしい！とにかく、彼女が全て話してくれたのよ〜！私を欺くなんて、アンタ度胸あったのねぇ〜！』
『そそそそ・・・・・・！許してください！咲子さんっ！』
　二人のやり取りをダイニングに身を隠し覗く僕らは、笑を堪えるのに必死だった！
『浮気を許して欲しいの？大地』
『はいい！！もうしませんから！許してください・・・！』
　本気で震える大地を見ていると、知らない咲子の一面が分かってくるような・・・・（恐！）
『だったら、これから私のする事を受け入れなさい！最後まで我慢できたら、今回の件は無かったコトにしてあげるわっ』
『分かりました・・・・！ちゃんと我慢しますぅーー！でも・・・・いったいナニを・・』
　今にも泣き出しそうな大地の頬をピシャリと張った咲子は、部屋の隅で佇む奈々子を手招きする。
『いいことお嬢さん・・・・。大人をナメてると痛い目にあうのよぉ〜』
　自分の元へやってきた奈々子を抱きすくめた咲子は、床から一本のロープを拾い上げると、奈々子の両手を後ろ側で合わせて縛った！
「いやぁっっ！」
　顔を引き攣らせた奈々子が弱く叫んだ。
『咲子・・・さん・・・・。いったい何を・・・』
『アンタは黙って見てればイイのよっ！』
　咲子の右手が、先程より遥かに強く大地の頬を叩いた！



４５

「いや・・・・・ヤメテください・・・・・っっ！」
　後ろ手に縛られた奈々子の服を、咲子がゆっくりと脱がしていく・・。
『貴女もこの男と同罪なのよ・・・。だから大人しくしてなさい！』
　奈々子の頬を優しく撫でた咲子は、一切ムダな動きをせずに奈々子を下着だけの姿へ変えていく！
　後ろで交差する場所に絡まったシャツが、縛られた身の痛々しさを増している・・。

『綺麗な肌ねぇ〜・・・・。これで大地をそそのかしたのネ！』
　真っ白なブラジャーに包まれた乳房をムンズと握り、思わず声を漏らした奈々子の唇を自分の唇で塞ぐ・・・・！
『奈々子・・・・咲子・・・さん・・・！』
　目の前で始まったレズシーンにアッケにとられた大地だったが、ブラを剥ぎ取った乳房に舌を絡める咲子と、それに応える奈々子の甘い吐息に股間を激しく昂ぶらせる！
　実際には覚醒する前から屹立していた己のチンポだが、狼狽する大地にはその事実が解らないようだ・・・。
『見て御覧なさい・・・・。貴女の男、私達を見て勃起してるわよ！』
　奈々子の顔を強引に大地の股間へと向かせた咲子は、目を伏せた奈々子を嘲笑いながら乳首を強く噛んだ！
「あああっっ！！！」
　最初から組まれた段取りとはいえ、咲子の迫真の演技に奈々子は完全に翻弄されているようだ・・・。
　堅さを見せ始めた乳首を熟練した技で愛撫する咲子・・・・。堪らず漏らす奈々子の喘ぎは、演技とはかけ離れた本心からの響きを纏っている・・・。
　一通りバストを責め込んだ咲子は、大地の隣へ奈々子を寝かせると、純白のショーツを脚から抜き取っていく・・。
　熟女の愛撫に真っ芯から翻弄された奈々子は、ショーツから爪先が抜け出るとき、官能に染まった喘ぎを溜息と共に漏らした！
《ふふふ・・・。奈々子ちゃんはＭの素質が有りそうねぇ〜・・・！》
　僕が時間をかけて見抜いた奈々子の素性を、短時間で理解する咲子の恐ろしさを知るのは、これからだった・・・。

「ああんんっ！！うううっっ！！！」
　濡れそぼる割れ目を２本指で責められる奈々子は、足元に陣取る咲子に潤んだ目を向けた・・。
『随分感度がイイのネェ〜！大地、あんたが仕込んだの？』
　華麗に指を動かしながら聞いた咲子に、大地は口を開いたまま首を横にふった・・。
『あら、そうなの？だったら上手い男と付き合ったことが有るのねぇ〜！この子は』
『ぐううう・・・・・』
　苦虫を噛み潰した顔で唸った大地は、それでも喘ぎ声を漏らす奈々子に釘付けとなっていた。
　股間では、天をつくペニスが痛みまでもを発し、どうにもならない淫欲が身体を支配してくる！
『さ・・咲子さんっ！俺・・・もう我慢できないよぉ〜っっ！』
　鈴口から溢れ出る雫を、幾筋にも胴幹へ垂らし、自分の意思とは関係なく前後へ弾けてしまうペニスに苦しそうに訴える大地・・！
『苦しいの？楽になりたい？』
『はいっ！楽になりたいです・・・。なんだか、俺のチンポじゃ無いみたいで・・・苦しいですっ・・！』
　縛られた身体を必死に起こした大地は、心から哀願するように訴えた！
（そりゃあそうだろう！普段からあんなに見事だったら奈々子も考えを変えたかもなぁ〜・・・）
　ギリギリと聳え立つ大地のイチモツを物陰から見る僕は、漏れ出す笑いを堪えながら思った。
　隣で身を隠す美沙も同感なのか、ククク・・小さな苦笑を漏らしている。

『じゃあ、ちょっと触ってあげるわぁ〜・・・・』
　奈々子の蜜穴を抉りながら、もう片方の腕を伸ばした咲子は、先走り液で濡れる胴幹に指を絡めた。
『あああああ・・・・・！！気持ち・・・いい・・ですぅ・・・！』
　勃起剤が作用した陰茎が、美熟女の手の中で肌を突っ張る！
『今日は随分と元気なのねぇ〜！・・・出したい？大地・・・』
　軽やかなタッチで裏切り男の竿を責め上げる咲子は、射精を求めて律動する肉棒に強めの刺激を施す。
『うううう！！出したい・・・！！出ちゃううううう！！！』
　大地のペニスがグンと反り返り、精液の躍動が痺れを齎した！
　それを手中で察知した咲子は、絡めた指をペニスから離すと、意地悪な顔を大地に向けた！
『あああううううう！！！咲子さん・・・・・もっと・・・・・もっとおおおお！！』
　僅かに白味掛かった液体を鈴口から漏らした大地は、男にとって一番辛い状況に身を捩って叫んだ！
『ふふんっ！そう簡単に浮気者を喜ばせる咲子様じゃないよ！』
『そそそそ・・・・そんなあああああ！！！』
　鈴口からは多量に汁・・・。そして目からは涙を溢れさせた大地が苦しそうに悶えるのだった・・・。