龍 晃一 作
| 第10章 禮子がアナルに慣らされる 緊縛されてセツクスすることは不安が残る。どうしても腰に力が入り、膣と肛門に力を要れなければ身体が不安定となる。膣と肛門には誠二と慶三の肉棒が占領している。力を込めるということは、膣を占有している肉棒と肛門を占有している肉棒を締め付けることになる。締め付ければ、締め付けるだけ快感が数倍になって禮子を悶えさせることになった。 締め付けた膣とアヌスの壁を肉棒が擦りあげて刺激してくる。擦りあげられることでこれまで感じたことのない妖艶な快感が波の様に何度も押し寄せてくる。めくるめく恍惚感の中で意識が遠のいていった。 アナルからくる恍惚感は禮子を妻でもない母でもない、牡を欲しがる一匹の牝にさせてしまった。意識が戻ると擦られる度に喘ぎ声が大きくなった。縄で絞りだされた乳房の乳首を誠二が捏ねると肉体を痙攣させて逝ってしまった。 二度目のアナル セックスは緊縛されて行っている。初めての体験だけに肉体の痙攣が止まらないないほど燃え上がっている。この二人からは永遠に逃れられなくなったことを肉体が悟った。痙攣しながらも更に高い興奮を求めている禮子がいる。先のことは考えられない。今のこの瞬間を燃え尽くす炎に包まれることを望んでいた。 誠二が禮子の子宮に精液を放出した時には、禮子は昇天していた。慶三がアナルを突き上げると瞬間的に戻っていた意識が失せて完全に昇天してしまった。禮子の餅肌がピンク色に怪しく輝いている。 無言で必死で一人の女を追い上げていく二人の男の裸体にも汗が鈍く光っている。誠二も慶三もこんな素敵な女を妻として悦びの頂に誘ったことに満足している。禮子が結婚しても良いと言ってくれるだけでで全財産を投げ出しても構わないと思えた。禮子が失神するまでの過程をビデオは克明に記録していた。 「禮子とすることが最高の幸せだ」 「兄貴が禮子を知っていてくれて良かった。そうでなければ乞食になっていたかもしれない」 「ありがたいと感謝してくれよ」 禮子は二人の宝であり、福の神であった。禮子が喜んでくれることは何でもして遣りたいと思っている。禮子が悲しむことはしないし、出来ないと思っている。 禮子を休ませて、３時までは時間もある。もう一度禮子を哭かせたいと思っていた。禮子の喘ぎ声は二人には至福の歓喜の悦びであった。これで禮子の夫を加えたの４Ｐも旨く行けると確信できた。 「禮子、大丈夫か----」 「お二人が激しすぎます。禮子は付いていけませんわ」 「大丈夫だよ、禮子には素質があるから----」 「どんな素質なの-----」 「二人の奴隷としての素質が----」 「私は妻でなくて----奴隷なの---そんなの嫌よ」 「冗談ですよ---禮子は、私が愛する妻なのです」 その言葉に少しの安堵感が漂った。 男と女は、交わるということでお互いを認め合っている。心の繋がりよりも、肉体の繋がりの方より重要なことがある。二人にアナルを奪われたことで夫には、禮子は膣とアナルの処女を別の男に捧げてしまった。禮子は夫に愛を捧げることで夫との愛を確かなものにしなければと願っていた。 槙田のマンションに来るようになって、夫では得られない快感と淫靡な世界を知ってしまった。 家庭ではできないことを槙田の家で行ってきた。裸にエプロン姿は娘達の前では決してできないことである。アナルを体験したことで淫乱な禮子になって仕舞った。後戻りできない愛欲の道なのかもしれないと思えた。 一度覚えた淫靡な味は、肉体が覚えている。緊縛されて犯される惨めさと思っていたが両手を使えないことで、悲劇のヒロインを演じているような神妙な顔になり、そのうら悲しさの瞳の奥に潜むマゾの心が男の肉棒と連動して子宮を蠢めかさせた。この子宮の蠢きが禮子を淫らな肉体にさせていた。 「禮子は益々私好みの女になってきたよ。嬉しいよ」 禮子は、誠二さんの妻ですもの----」 「好く言えたよ---いい女だ」 と口づけをしていった。その口付けを嬉しそうに迎える禮子がいる。 「禮子、私もいるよ」 「禮子は、慶三さんの妻でもあります」 「愛しているのか」 「とても、愛しています」 「その証としてここにキスして、美味しいミルクを飲みなさい」 「ハイ、禮子にミルクを飲ましてください」 と言って、パンツを脱がした肉棒に口を被せていった。 「おおおお---旨くなった----でるぞ」 潤んだ瞳を閉じて、噴き出してくる精液を飲み干す禮子がいた。飲み終えてホットしている間もなく、後ろに廻ってた慶三より、両手を後手にされて緊縛された。緊縛されると哀愁を帯びた顔立ちになり、慶三の心をそそる表情になる。禮子を立ち上がらせると壁際に連れて行き、濡れている膣に勃起したままの肉棒を突き立てた。 「あうあう---いいいいい-----」 緊縛された肉体を壁に預けるようにして、顔だけを振り向かせて口付けを交わしている。肉棒を輸送しながら両手は乳房を揉んでいる。慶三が好む立ちセックスである。 禮子の顔はすでに上気している。潤んだ瞳を閉じて、ゆっくりと裸体を慶三に預けるのであった。 暫くすると誠二が待ち焦がれた顔をして禮子の前に横になる。慶三は禮子を誠二に跨らせてそそり立ったた肉棒の上にお尻を落とさせる。慶三の肉棒が抜けるとポカット穴の開いたような膣口に、誠二の肉棒がゆっくりと侵入していった。 慶三は、禮子のアナルに淫靡なクリームを塗り込んでいった。 「冷たいです」 禮子の膣の壁にまんべんなく塗り込むと自らの肉棒にも塗った。その肉棒を禮子のアナルに鎮めていった。誠二と慶三の肉棒が前後の穴を満たした。禮子は肉体が蕩けるような快感に肉体を震わせている。膣の中で愛液と混ざりあって、淫靡なクリームの効果が禮子を狂わせていった。 |
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| 2014.7.5掲載 |
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