龍 晃一 作
| 第５章 禮子の女心と虚栄心 槙田は禮子が靡いてくれたことが嬉しかったのかも知れない。槙田の話を聞きながら激しく嫉妬する私がいた。嫉妬するが槙田に２度と貸し出したくないという思いは起こらなかった。寧ろ、禮子が槙田に惚れたことを嬉しいと思える私がいた。これまでは禮子は私以外の男に抱かせることは考えられなかった。槙田の思いを聞き、禮子とデートさせたのは私自身なのだ。その私が禮子の変貌を歓んでいる。 その夜、私は槙田に抱かれた禮子を興奮して抱いた。槙田が精液を吐き出した子宮に何度も精液を注いだ。 この子宮は私のものだという証を刻みつけた。 それから１週間は何事もなかった。来週の水曜日の昼間に逢瀬する予定になっている。土曜日の夜、槙田氏から居酒屋に誘いがあった。 「何かある」 と思えた。 生ビールで乾杯した。 「禮子さんは躾が行き届いています。あなたが羨ましくなることがありますが寛大なあなたに感謝しています。 美しくてすべすべ餅肌に感動しています。あなたのお蔭で禮子のヌード写真を撮ることができました。笑顔が堪らない魅力です。惚れ惚れしています。私のミニ パッドに入れてきました。ご覧頂けますか」 「禮子のヌードなら観たい----」 電源を入れると鮮やかな色彩で禮子が現れた。 「素敵でしょう。私は完全に禮子に惚れました。私が一番撮りたかった写真、裸にエプロン姿です。美しいです」 禮子が全裸でエプロン姿でキッチンで微笑んでいた。私の心がドキッとする美しさとヒップの丸みがあった。 私も禮子のヌード写真を撮影しておきたかった。後悔しても遅いが今からでも間に合うと思えた。 槙田のペニスをフェラしている写真に驚いた。禮子の天使のような輝き。槙田に膣をペニスで貫かれて悶えている写真では、私のペニスが勃起してしまっていた。禮子は槙田の妻になって３ケ月しか経過していないのに完全に槙田のものになっている。深い悲しみと同時に禮子が従順な妻を演じてくれることに不思議な悦びがあった。 これらはパソコンの外付のハードディスクに入れてありますので外部に漏れることもありません。ご心配なく。 「私も禮子を撮影したい-----」 「私のカメラを使用しても良いし、一眼レフのカメラを購入しますか」 「１台持っておきたい。パソコンのハードディスクも購入したい」 「明日でも買いに行きますか」 「お願いします」 「ところで、禮子の陰毛を剃っても良いですか。無毛の秘丘を撮影したいです。宜しいですか。その時、一緒に撮影しますか。禮子が私のマンションに泊まるときを撮影会にしましょう」 「お願いします」 今日も槙田のペースになっていた。明日、槙田とカメラを買いに行くことにした。一眼レフはニコンが良いということでニコンを買い、ハードディスクも買った。そのまま槙田のマンションに行き、禮子の写真をコピーして貰った。すでに２０００枚以上も撮影されていた。夫である私もドキドキするような花弁を開いて内臓まで撮影されていた。当然アヌスも少し褐色になった円錐形の窪みが撮影されていた。禮子はここまで槙田に心を許していたということを知った。 嫉妬心と嬉しいという思いが常に交差している。月２回は槙田の妻を演じている。すでに６回、身も心も槙田に捧げていた。それがこの画像であった。自宅では子供がいるので槙田の様に自由には撮影できない。日曜日は禮子と子供達と近くの遊園地に行った。初めてポケットカメラではない一眼レフで妻や子供達を撮影した。 １８ミリ〜２００ミリのズームレンズで初めて撮影した。ズームレンズの便利さを知った。子供達がジェットコースターに乗っていてもズームするとある程度アップで撮影できた。禮子の笑顔も撮影した。服装の下のヌードを連想しながら禮子の全身撮影も１００枚ほど撮影していた。 これで槙田に負けないヌード撮影ができると自信を持った。 禮子が槙田のマンションに泊まりに行く日は、子供達は禮子の実家に預けた。孫達が来ることをとても歓んでいる。土曜日と日曜日も預けることにして、日曜日の夕方に迎えに行き、どこかのレストランで食事会をする約束をしてきた。私が出勤する朝、 「槙田さんのところに行ってきます」 という禮子。口付けをしながらスカートを捲った。紫のショーツにガーターをしている。ブラも同じ色だと思えた。私が今夜行くことは知っている。 「あなたに観られるのが恥ずかしいです」 「禮子は、俺の妻なんだよ」 「だから恥ずかしいのよ----」 女の心の奥底まで理解できなかった。槙田には全裸を撮影されることは良いが、夫には恥ずかしさを感じるものかも知れない。 今夜は槙田と３Ｐをする予定にしている。禮子の反応が楽しみであった。女は愛している夫は大切であるが、時々会う愛人の交わりに本性を表しているのかも知れなかった。槙田には乱れに乱れるが、私には失神して誤魔かしていたのかも知れない。妻の座を神聖な場と捉えているのかも知れない。 その点、槙田とは何の利害関係もない。肉体を満足させ子宮の悶えを素直に槙田に向けているような気がしている。セックスの跡、お掃除フェラは私にはしてくれないが槙田には好んでしていると聞かされている。今夜はさせたいと思っていた。 禮子は１５時には槙田のマンションに行っている。槙田は役員なので今日は休んでいると思われる。会うと抱き合いキスを交わし、お互いを脱がせて全裸になって交わり、禮子の膣の中にだし、お掃除フェラで尿道に残っている精液を吸い出して貰い２人でお風呂に入り、禮子は買い出しに行っている。 買い出しから戻ると禮子は全裸になり、エプロン姿でキッチンに立つ。その姿を撮影することが槙田の趣味になっている。 １７時過ぎには槙田のマンションに着いた。 呼び鈴を鳴らすと槙田がドアを開けてくれた。そして小声で、 「今、禮子は全裸でエプロン姿です」 と言ってくれた。ドアをロックしてバックからカメラを取り出した。そっと、２人でリビングに向った。リビングで食事の準備をしているはずの禮子がいない。 「禮子、出て来なさい」 「恥ずかしいもの-----」 「隠れても分かります。出て来なさい」 の槙田の言葉に頬を赤らめて立ち上がる禮子がいた。股間はエプロンで観えないが両手は股間をしっかりとガードしていた。 「両手を頭の後ろで組んで----」 仕方なく両手を後頭部に持っていく禮子、余りにもエロチックであった。私は必死でシャッターを切っていた。 乳房も乳首は観えないがエプロンの隙間から乳房の容が克明に写された。少し慣れてきた。私にも、槙田にも恥ずかしい部分は数えきれないほど観られているが私が来たことで羞恥心が高まっていた。 エプロンを取れらときには、乳首は勃起していた。陰毛は陽炎のようにもやっている。覚悟が決まると女は大胆になる。テーブルに座り、開脚する禮子、槙田の指示されたように両脚を最大限に広げた。割れ目からは愛液がキラキラと輝きながらテーブルを濡らしていた。 「おま○こを拡げて-----」 の指示に両手で花弁を開き、真っ赤な膣の内部を撮影した。槙田がカメラを置いてスラックスを脱いだ。 「咥えて-----」 テーブルを降りて、槙田の前で正座して槙田のペニスを頬ばる禮子がいる。目を閉じているが愛しい人のペニスを愛おしく舐める禮子に私の肉棒は勃起していた。槙田のペニスを咥えた禮子の表情を連続シャッターを切っていた。１０分、１５分も続いていた。 「気持ちいい-----でる----でる----でるでる------」 頬をすぼめて懸命に槙田のペニスを吸い続ける禮子、槙田の噴火した精液をうっとりとした表情でを飲み干している禮子を無心でシャッターを切っていた。１０００枚を越える撮影をしていた。尿道の精液まで吸い出し飲み干す禮子がいた。 「あなた、お食事にしましょう。お客様も来られていますし----」 この家の中では、禮子は槙田の妻になりきっていた。お客様と呼ばれたことに胸が痛んだ。 禮子の破廉恥な姿を初めて見て興奮する私がいる。すでに１０００枚以上も撮影した。槙田に調教されてしまった禮子に嫉妬する私がいた。嫉妬をしているが禮子を愛おいしく可愛い妻を演じていると思えた。禮子が素敵に思えた。 |
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| 2014.6.7掲載 |
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