妻、禮子ものがたり

龍 晃一 作
第６章　　初めて３Ｐをする禮子


　槙田はペニスを愛おしく愛撫する禮子に惚れている。禮子がエプロン姿に戻り、３人でビールで乾杯をした。そして食事が始まった。槙田は禮子に口移しでご飯も、お肉も食べさせている。槙田が望む様にさせている禮子を初めて知った。５０歳を越えている槙田は、禮子に５００万円を越えるプレゼントをしていた。
　気に入った女を徹底して歓待するのが槙田であった。その期待に応えようとしている禮子がいる。

　禮子だけでなく、私にも禮子にしたいことを相談してくれる槙田なのだ。槙田とは２０歳も年の開きがあるのに一つ一つを私に相談する槙田の優しさを感じていた。私が了解しているということで禮子を好きなように操る槙田なのだ。その手練れた行いに感服する私がいた。お汁も口移しで飲ませている。最初のビールは禮子で飲んでいたがその後は、欲しいものを指差して飲ませて貰っていた。

「禮子は、私のオチンチンが大好物だね」
「あなたのオチンチン大好きです」
「私のお尻を舐めるのも好きだね」
「-----禮子はお尻も好きです」
「今夜は、私のミルクをお口と子宮に沢山飲ませてあげる。嬉しいだろう」
「禮子は、とても嬉しいです」
　と頬を染めながら復唱する禮子がいた
「今夜は、お客様の肉棒にもサービスしてあげなければいけないよ」
「ハイ、お客様にも喜んで貰えるように頑張ります」

「お客様の肉棒が膨れているから慰めてあげなさい」
「ハイ---」
　禮子が私の前に来てベルトを外して、スラックスとパンツを脱がされた。そこには二人の行為を観てギンギンに勃起している肉棒が天を向いていた。左手で幹を扱きながら亀頭を咥えながら愛撫してくれる。右手で睾丸を握りながら刺激する禮子の手の平を熱く感じていた。手慣れた動作で私の肉棒を刺戟してゆく。私の性感帯を良く知っている禮子なのだ。１０分を経過するか否かの短時間で精液を噴火させていた。

「禮子---でるでる----」
　禮子は頬を窄めながら私の精液を飲み干そうとしたとき、バックから槙田のペニスが禮子を貫いていた。初めての３Ｐになる。前後の穴にペニスを咥えて目を白黒させながら狼狽する禮子がいた。私は精液を放出してもペニスが小さくならなかった。これ幸いとばかり、更に大きくなったペニスを禮子の咽喉の奥まで侵入させた。

　槙田はお尻を抱え込み深くまでペニスを押し込んでいる。更に、禮子の乳首を捏ねながら禮子を悶えさせいく。
　乳首が禮子の性感帯である。禮子はお尻をくねくねと押しつける様に槙田に絡んでいく。二本のペニスを前後に咥えて裸体をくねらせる禮子は燃え上がっていた。私の肉棒を強く吸いながら舌を絡ませている。禮子から一匹の牝になりきっていた。

　禮子がこんなに燃えあがった姿を初めて見た。私のペニスを喉の奥に入れたときはゲーゲーとしていたが今は平気になっている。咽喉の圧力が亀頭を締め付けてくる。槙田を観ると、
「禮子、お前の肉体は最高だ-----きもたいい----」
　額から汗を流しながら懸命にピストンを繰り返している。

　槙田の全身から滝のような汗が禮子のお尻に落ちている。槙田は全身を真っ赤にして禮子と格闘していた。槙田の肉棒が引き出されたところを観るといつもより太くなり、湯気が立っている。これが本当に５２歳になる男の精力なのかと殺気に近い凄い迫力を感じた。槙田にこんなパワーがあるとは信じられなかった。

　槙田は禮子の子宮に精液を注ぎ、私は咽喉の奥に精液を注ぎ込んだ。禮子は肉体を痙攣させながら逝ってしまい、そのままフロアーの絨毯に延びてしまった。その禮子の肉体の上にゆっくりと倒れ込む槇田がいた。この迫力に圧倒されてしまった。私はソファーに横たわると下半身を露出したまま眠ってしまっていた。

　どれくらいの時間が経過したのか。槙田にはバスタオルが掛けられていた。私の下半身にもバスタオルが掛けられていた。
　禮子は全裸にエプロン姿でキッチンで洗い物をしていた。
「淳一さん、お風呂に入ってください。驚いたでしょう」
「ビックリしたよ-----」
「今日は、あなたが来ているので特別にハッスルしているみたい」

　禮子に誘われて浴室に入った。そのまま禮子を抱きしめて口付けを交わした。
「一緒に入ろう」
「ハイ-----」
　禮子と久しぶりに一緒に入浴をした。家では娘がいるので一緒に入浴することが無くなった。二人の娘に母乳を与えたのにゴムマリのようなプリプリした乳房を吸った。昔よりも柔らかくなっている。大きくはないがお椀を伏せたような容の良い乳房は健在であった。
　背中を洗い流して貰い、禮子の背中を洗っているときに股間のものが勃起してきた。石鹸に塗れた身体を合わせて後ろからペニスを挿入していた。

　膣の中は熱く燃えていた。蕩けるような快感の中で精液を子宮に注いでいた。浴衣を着てリビングに戻っても槙田は横たわったままであった。全裸にエプロン姿の禮子が、
「あなた、起きてください」
　と身体を揺すると、
「良く眠っていた」
「お風呂に入ってください」
「そうするか----」
　と起き上がって風呂場に向った。着換えを持って禮子が後を追った。

　禮子はそのまま戻ってこなかった。槙田ともう一度入浴しているようであった。
「ああああ-----いいいいぃぃぃぃ-----」
　と禮子の歓喜の雄叫びが家の中にこだましてきた。２人が浴室で交わっているのだ。

　暫くしてからガウン姿の槙田が戻ってきた。
「森田さんのお蔭で素敵な日々を過ごすことができます」
　と言って頭を下げる槙田がいる。いつも謙虚な槙田に何も言えなくなってしまう。禮子と出会えたことに常に感謝の念を抱いている槙田氏に頭の下がる思いがする。

「禮子、今夜は座敷で３人で寝よう」
「座敷に３枚布団を敷きますね」
「頼むよ----手伝うから----」
　３人で迎える初めての夜になった。
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2014.6.11掲載
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