ずっと愛してます２


ずっと愛してます２　羅衣作
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第19話　身体の相性　美帆は健二から依頼されていたことを思い出し、妖しい笑みを浮かべ既に天才と言われたオンナ性調教師の顔をしていた。「駄目よ　まだ抱かせないわ」　徹は逃れようと抗ったが、美帆を払いのけないと無理であった。　美帆に対しても愛情を持つ優しい徹が、彼女を払いのけるような行為が出来るはずもなく、諦めてそのまま彼女の秘部を味わい続けることにしたのだった。　美帆の思惑通りで、ことは進んでいった。　徹の舌ワザは絶妙で、美帆は軽い逝きを何度も感じながらも、敬子への魔の手を緩めようとしなかった。　敬子の唇を再び捉えて、舌を深く侵入させて口内を犯していった。　両手は敬子の脇を這いずり回り、乳房を包み上げると乳首を親指で転がし玩んだ。　意識がうっすらと戻った敬子は、そのまま美帆の誘惑に誘い込まれていった。　美帆のテクニックは、亜紀や郁美のそれとは全く異質な攻撃的なものであった。　徹の肉棒は今だ敬子の身体奥深くまで挿入されたままであり、肢体は性交を現在進行形で満喫しており、身体を駆け巡る性感は限界寸前まで沸騰し続けていた。敬子　「はぁはぁはぁ　あっあぁぁぁぁぁすごい　あっあぁぁぁぁぁぁ」美帆　「うふっ　かわいいわ　綺麗よ敬子」　美帆の右手が敬子の秘部に伸びると、肉棒に圧迫されたクリトリスを探り当て優しく擦りだした。　敏感な肉芽を柔らかい女性の手で擦られて、理性のダムは決壊の時を迎えた。敬子　「あっあぁぁぁぁぁぁぁぁいい　もうだめぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ」　　　　「あっぁぁぁすきにして　もうどうにでもして　熱いの身体があっぁぁぁぁぁあいいいいい」　グチュッグチュッグチュッグチュッグチュッグチュッグチュッグチュッ　敬子の秘部は大洪水で、美帆の指で淫靡な音を奏で、淫猥な悦楽に身を焦がす肢体は上下左右に動き、与えられる快感を貪欲までに求め続けていった。　グチュッグチュッグチュッグチュッグチュッグチュッグチュッグチュッ敬子　「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁいくぅっいっちゃう　またあっあぁぁぁぁぁぁ」　再び美帆の両手が乳房を包み上げると、直ぐに乳首をギュッと摘み上げた。敬子　「あっいくぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅひふっ。。。。。。。」　敬子はエビぞりに背中を反らせて絶頂に達し、後ろに仰向けに倒れ込んだ。　その瞬間、徹は敬子に肉棒を無理な角度に引っ張られて痛みが走り、身体を激しく上下させてもがいていた。　それを察した美帆が素早く腰を浮かせてくれたので、大事は回避できたが股間には痛みが残っていた。「うぅぅぅぅぅ危なかった　はぁはぁはぁはぁ」　徹は、しばし自分の股間が心配でオロオロしていた。　美帆は、徹の股間を一瞬心配したが大事ない事を確認すると、直ぐに敬子に襲いかかった。　敬子の身体をマングリ返しの姿勢に持ち込むと、その秘部に顔を埋めて舐め回していった。　レズビアン同士の行為では、この恥ずかしい体位をさせることは希であった。　この姿勢は、女性にとって屈辱的であり、秘部を全てさらけ出すという恥ずかしいものだからだ。　敬子の身体は、とても柔らかくて、通常ではあり得ないほど身体がかえり押し開くことが出来た。　膣を舐め回すと、ほのかに徹の匂いも香ってくる。　美帆は、舌使い、舌ワザは麻輝にも負けないスゴ技をもつと評判であり、そのワザが秘部に対して振るわれていった。　両手は敬子の乳房を揉みし抱き定期的に乳首を転がし、両脚は敬子の両手を封じていた。　その体勢のまま、延々１時間以上敬子を責めたて続けて、敬子をよがり狂わせ続けていった。　敬子は定期的にされる乳首への攻撃で、何度逝ったか分からないほど錯乱していった。敬子　「うぎぁうっひぃぃぃぃぃぃあっぁぁぁぁ許してもうだめぇぇぇぇいやぁぁぁ」　グチュルングチュルングチュルングチュルングチュルングチュルン　徹は、そんな２人を呆然と見つめていた。「敬子。。。。。。。。美帆。。。。。。。。。」　美帆は基本的に男性相手専門であり、女同士の行為は好んでやらなかったが、今、敬子を陵辱することに夢中になっていた。「この子の美味しい　なんて美味しい液、愛液を流すの　これも才能なのね」「この子のＭ性は　これで十分目覚めたはず　あとは徹のものを飲ませれば」美帆　「徹　お願い　今よ　敬子さんにオシッコ飲ませるの」徹　　「えっえぇぇぇぇぇぇ」美帆　「少しで良いの　出るでしょ」　　　　「敬子さん　今から大好きな徹のオシッコ　飲ませてあげる」敬子　「いやぁぁぁぁぁぁ　そんなこと　いや　汚いわ」美帆　「そう　あなた　本当は徹を愛していないのね　わたしは徹のを飲んだわ」　　　　「そうなの　それなら　わたしに徹　譲って欲しいわ」敬子　「えっえぇぇぇぇぇ　そんな　うそぉぉぉぉ　あっぁぁぁぁぁぁ」　　　　「徹　ホントなの　いやぁぁぁあっあぁぁぁぁ　そこは　あっ」徹　　「ごめん　敬子　僕　美帆に飲んで貰っよた」敬子　「ひぃっ・・・・・・・あっあぁぁぁぁぁぁ　だめぇぇぇぇぇ」美帆　「わかる？　徹は　わたしのも飲んだのよ」　その一言で敬子のプライドが砕け散り、徹の愛が遠のくのを感じ、本能的に言葉を発していた。　敬子は心から徹を愛していたのに、徹を美帆に奪われるという恐怖に包まれ追い込まれていった。敬子　「いやぁぁぁぁだめっ　徹　飲ませて　オシッコ欲しいの」　　　　「頂戴　徹　早く　わたし　わたし　オシッコ飲ませて」徹　　「敬子・・・・・」美帆　「違うでしょ　飲ませて下さいってお願いしなきゃ駄目よ」敬子　「うっうぅぅぅぅぅ　あっ　そこは　だめぇ　いっちゃう　ひぃぃぃぃぃ」美帆　「逝ったら　飲めないわよ」敬子　「ひぃっくうぅぅぅぅぅぅはぁはぁ　徹さん　敬子にオシッコ飲ませて下さい」　　　　「お願いします　愛しているの　お願いします」徹　　「ありがとう　敬子ぉぉぉぉぉぉ」　美帆は、拘束を解き敬子を抱き起こすと、徹の肉棒に誘った。　敬子は愛おしげに肉棒を口にくわえると、迷うことなくディープスロートした。　敬子の手が徹に放尿をするように誘った。　徹は一瞬躊躇したが、敬子の吸引に誘われ、喉奥、食道に向けて直接放尿していった。　その行為を、美帆は驚きを隠せず見つめていた。「凄い　やっぱりこの子　凄い」「初めての飲尿をディープスロートで受け入れるなんて　聞いたことがない」「健二が惚れ込むの分かる　この子　きっと「会」の伝説になる子だわ」美帆　「徹さん　全部出さないで下さい　わたしにも少し下さい」　　　　「敬子さん　お願いします　わたしにも少し下さい」徹　　「止めろって言われても　うっうぅぅぅぅ　はぁはぁ止まったよ」　敬子は喉を鳴らしながら、肉棒を引き抜くと、深く息を吸い込み呼吸を整えていた。　その身体を美帆は、優しく愛撫した。美帆　「敬子さん　ごめんなさいね　貴女があまりに魅力的だから」敬子　「ふぅいいの　すごく興奮したわ　こういう愛し方あるのね」　　　　「さっきは　すごく嫉妬しちゃった」　　　　「少しだけど　徹の残り飲んであげて下さい　美帆さん」美帆　「はい　遠慮なく頂きます　うふっ」　美帆が肉棒に吸い付くと、我慢していた徹が残りの全てを美帆の口内に放っていった。　思ったより多くて、美帆は焦ったが、何とかこぼさすに飲み干すことが出来た。「あぶない　あぶない　ここは寝室　こぼしたら最低よ」徹　　「敬子　お願いだ　君のも飲ませて欲しい　飲ませて下さい　この僕に」敬子　「えっえぇぇぇぇでもぉぉぉぉ　匂うかも　最近ちょっと」徹　　「君の全てが欲しいんだ　駄目かな」敬子　「もう　わかったわ　徹のお願い　妻として聞かないわけには　いかないわ」美帆　「うふっ　そうそう　それが夫婦愛よ　ねっ」　　　　「約束します　敬子さんから徹さんを奪うようなことは絶対しません　誓います」敬子　「あはっ　大丈夫　奪われないように日々努力します」　　　　「それが大事って　美帆さん教えてくれた」美帆　「あらあら　バレちゃったみたい」敬子　「うふっ」　徹と敬子は、浴室に手を繋いで歩いて行った。　美帆は２人の邪魔はしないように寝室で待とうとしたが、口内のオシッコ臭が強くなってきたので我慢できず台所に走って口をすすいで水をたっぷり飲んでしまい、この匂いは慣れそうもないと思う美帆だった。　しばらくすると、浴室から美帆を呼ぶ徹の声がして、それに反応して浴室に行くと、そのまま２人に向かい入れられて３人で普通に入浴しくつろいだ。　寝室に戻ると、ベットメイクをやり直しシーツを新しいものに交換すると、敬子から「身体の相性」の見学を提案されて、徹と美帆はベットの上で絡み合い始めたのだった。　敬子の目は純真なものにかわり、興味津々といった雰囲気でベット横のヘアメイク用椅子に座り、その鑑賞に夢中になっていった。「普通と何が違うの？　「身体の相性」って伝説みたいに言われるけど」　その頃、郁美はＭ字開脚拘束に手首を繋がれるという縛り方で身動き出来ない状態にされ、リビングのカーペットの上で後ろから健二に貫かれていた。　今日の健二はやはり愛人２人を奪われた苛立ちなのか、いつになく激しく郁美を突いて、その思いを晴らそうとしているようだった。　郁美は、その健二の思いを察しており、何も言わず受け入れていた。　結婚以来、ほぼ毎日昔のように縛られながら抱かれていて、その肉体はすっかり健二に慣れ親しみ、もはや彼無しの生活は考えられないと状態となっていたが、これが郁美が待ち望んでいた性生活そのものであり、とても幸せだった。「あっあぁぁぁぁぁ健二もっと愛してぇぇぇ　これが　これが欲しかったの　わたし」　健二は公言しなかったが、健二と郁美は「身体の相性」がピッタリの組み合わせで、健二ですらその魅力を忘れられず、結局郁美を捜し続けて、拘り、妻にした理由でもあった。　これを他者に知られることを、健二は隠したいと考えていた。　性の世界で生きてきた健二のプライドとして、自らが肉体的誘惑に屈したということを認めたくないという、やや子供じみた意地が見え隠れしていた。　健二の性欲、肉欲は、郁美が全て満たしてくれて不満など無く、料理・洗濯などの家事も完璧にこなす妻としても満足しており、仕事のパートナーとしてもタブーなくサポートしてくれる存在であり、期待通りのオンナであった。　郁美がいれば「会」を追われることになっても生きていけるとすら思えるようになってきており、それが逆に健二を強気にさせていった。　「会」の重責を担っても、失敗を恐れなくなったのだ。　そして初めて、「会」幹部達、性調教師の師匠達が自分に強く結婚を勧めた理由が分かったのだった。　縄で縛られ、腕の中でよがり狂う愛妻を見ながら、健二は悟ったのだった。「結局　俺の人生は　郁美を捜して、求め続けていただけ　だったのではないか」「８年前　そのまま郁美を妻にしていれば」「俺のキャリアは　もっと充実したものになっていたに違いない」「俺は幸運だったんだ　若くして「身体の相性」最高の相手に出会えていたのに」「俺は　自ら手放してしまった　なんて愚かなことを」「郁美には　もっと済まないことをした　辛かっただろうな」「誓うよ　死ぬまでお前を愛し続けることを　大切にすることを」　グチュルンゥゥゥゥパン！！グチュルンゥゥゥゥパン！！グチュルンゥゥゥゥパン！！健二　「ほらぁ　郁美　俺への愛を宣誓するんだ　ほらぁ」郁美　「はぁうぅぅぅ　郁美は健二様のオンナです　一生仕えます　可愛がって下さい」健二　「よい子だ　ご褒美に　ほらぁほらぁ」　グチュルンゥゥゥゥパン！！グチュルンゥゥゥゥパン！！グチュルンゥゥゥゥパン！！郁美　「あっあぁぁぁぁぁぁ幸せです　愛しています　ずっと愛してます　健二様ぁぁぁ」健二　「俺もだよ　郁美　俺の郁美　大切にすることを約束するよ」郁美　「あぁぁぁぁぁぁぁぁうれしいですぅぅぅぅ　あなたぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」　グチュルンゥゥゥゥパン！！グチュルンゥゥゥゥパン！！グチュルンゥゥゥゥパン！！健二　「そろそろ限界だ　いくぞぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ」郁美　「はぁうん　下さい　あっぁぁぁいくぅん　あっあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」　グチュルンゥゥゥゥパン！！グチュルンゥゥゥゥパン！！グチュルンゥゥゥゥパン！！健二　「うおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ！！」郁美　「ひぃふぅいくぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ」　健二は、全てのものを郁美の身体の奥に放ち、充実したものを感じていた。　郁美は、子宮に熱い液体を注がれたのを感じ、オンナの悦びに包まれながら失神してしまった。　手も、唇も、性器同士も、肌同士すら、２人は吸い付くように密着したような一体化ともいえる感覚が伴うもので、磁石のＳ極とＮ極通しのように、お互い身体を離すには意識的に動作しないと難しいものであった。　健二ですら自ら経験したことで、「身体の相性」を初めて実感し、その存在を認めたのだった。　その組み合わせで夫婦となった２人は幸せだったのかもしれない。　徹と美帆は、出会いのタイミングが悪く、ボタンの掛け違いのようになってしまい不幸であった。　肉体的には惹かれ合うのだが、結ばれない運命も現実であった。　徹は多くの女性と深い関係にあり、妻、敬子も愛していたし、郁美への信奉的な愛も隠さず持ち続けていた。　そして美帆との関係も継続していくつもりであったので、彼の方には大きな問題はなかった。　実は美帆の方が深刻な影響を受けてしまったのだった。　もともと結婚出産に願望もなく、セックスを奔放に満喫して各種プレイも楽しく謳歌していた彼女は、徹との出会いで本質的な部分が女になってしまったのだ。　結婚はともかく、徹の子供を産みたいと願うようになっていってしまうという本人も想定外の心変わりが引き起こされていくのだ。　それだけ「身体の相性」の適合は、男女の生き方、人生観を一変させる出会いなのだろう。　徹と美帆は、一度絡み合うと火がついたように情熱的に交わり始めてしまう。　舌と舌が絡み合い、口と口に糸が引き、敬子の嫉妬心に火がついた。「徹　そんな風に　わたしがいるのに」　徹の口と舌、両手が優しく美帆の身体を這いずり回り、愛撫していく。　徹の手のひらが、信じられないほど滑らかに美帆の身体に密着して滑っていく。　それに自然と反応して、身悶える美帆が更に美しく見えた。「この一体感　なんなの？　いや　徹　もう止めて　わたし　わたし　いやぁぁぁ」　気がつけば、徹の肉棒が美帆の中に吸い込まれていった。　徹の腰の動きに、美帆の腰が連動して動き、舌と舌は濃厚に絡み合っていた。　敬子は、頭では理解していたが、心と身体が現実を受け入れるのを拒否していた。　その瞳に涙が溢れ、なにも見えなくなっていた。　耳には２人が愛し合う淫靡な音が絶え間なく響き、若い敬子の心を締め付けた。　もはや限界だった。　敬子はガウン姿でマンションを飛び出し、深夜の住宅街に飛び出していった。　深夜、20歳の女が全裸の上にガウンだけという姿で路上を歩いていたら、襲ってくれといわんばかりの状態である。　当たり前のように、近くの公園近くで、ジャージ姿の若い男４人組に見つかってしまった。若い男Ａ　「うほぉぉぉぉなんだぁ　なんかのプレイか？」若い男Ｂ　「こりゃ　おい　あれすげぇ　美人だぞ」若い男Ｃ　「周りに誰もいないぞ　チャンスだ」若い男Ｄ　「この公園で　やっちまおうぜ」　若い男４人組は、あっという間に敬子を取り囲み、口を塞ぎ両手両足の自由を奪い公園に引きずり込もうとしていた。　ガウンがはだけて、敬子の白い太股が露わになった。　若い男４人組の興奮は、ピークに達していった。　敬子は、自分が一時の感情で迂闊な無謀な事をしてしまったことを後悔していたが、殺されたくない死にたくないと思い無理な抵抗をすまいと諦めていた。「自分が悪いの　わたしが馬鹿だった　ごめんなさい徹　愛してる」「わたし　犯されるのね」　陵辱される行為に対応して、本能的に全ての感覚を閉ざして嵐が過ぎるのを待っていた。　突然、黒塗りのＢＭＷが彼らが向かおうとしていた公園入り口手前で止まり、運転席から一目で一般人ではない危険な目をした黒服の大男が降りてきた。　若い男４人組は、ギョッとして、その男を見つめ立ち止まった。黒服の大男　「おい　お前ら　なんのつもりだ」　　　　　　　「俺の女に　なにか用か？　それとも俺に文句でもあるのか？」若い男Ｃ　　「うわっやばい　本職だ」若い男Ａ　　「えっ　この女　本職の女か　ひぃ　道理で」若い男Ｄ　　「いや　すいません　なんかの間違いです　僕らはこれで失礼します」　　　　　　　「おい　帰ろうぜ」若い男Ｂ　　「ヤバイ　ひえぇぇぇぇぇぇ」　若い男４人組は、敬子から手を離して、転がるようにして暗闇の街に消えていった。　黒服の大男が敬子に近寄ってきたが、全ての感覚を閉ざしていて、それに気がついていなかった。黒服の大男　「お嬢ちゃん　大丈夫かい」　　　　　　　「しかし　なんて格好で歩いているんだ」　　　　　　　「犯してくれって言っているようなもんだぞ」　　　　　　　「あれれ　ショックで」　　　　　　　「うん？　うっうぅぅぅぅぅん　君は　確か・・・」　　　　　　　「原田敬子ちゃんだっけ？」敬子　　　　「はぁう　は？」黒服の大男　「おっ　やっと反応した」　　　　　　　「なにをしているんですか？　原田敬子ちゃん」敬子　　　　「えっ　でも　わたし　そうです　敬子です」　　　　　　　「あっ　ありがとうございます」　　　　　　　「ところで　どなたですか？」黒服の大男　「ああ　君は多分　俺のこと知らないよ」　　　　　　　「亜紀さん関係で　君を知っている者さ」　　　　　　　「久保隼士っていう　見ての通りヤクザさ」敬子　　　　「えっヤクザ屋さん　亜紀さんのお知り合い？」久保　　　　「知り合いというか」　　　　　　　「うちの兄貴が亜紀さんのファンで　先日お手伝いさせて貰ったりと」　　　　　　　「そんな感じ　それでいろいろ資料　貰ってて　君の顔　知っていたってところかな」　　　　　　　「それより　そんな格好では人目につくから　車に乗って」　　　　　　　「送って行ってあげるから　ねっ」敬子　　　　「えっでも」久保　　　　「犯したりしないから安心してよ」　　　　　　　「これでもモテモテで女に不自由してないよ」　　　　　　　「それに　このまま歩いて帰るわけ行かないだろう」敬子　　　　「そんなつもりじゃ　すいません」　　　　　　　「それでは　よろしくお願いします」　敬子はエスコートされて、黒塗りのＢＭＷに乗り込んだ。久保　　　　「でっお家はどこかな？」敬子　　　　「あのう　隼士さん　お時間宜しいですか」久保　　　　「まあね　今日は帰って寝るだけって感じ」敬子　　　　「わたし　今日　帰りたくないんです」久保　　　　「おいおい　しょうがないな　俺で良ければ話を聞くよ」　　　　　　　「ただし　俺も女に手が早いって有名な男だからね」
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2013年10月9日掲載
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