ずっと愛してます２　羅衣 作
【前】/【次】
第27話　スタッフの妻達１


　(株)田原興業には、新たにスタッフとして優秀で、そして美しく魅力的な妻を持つ男達が田原グループから抜擢されて配属されてきた。
　その妻達も半ば強制的に(株)田原興業スタッフとして正式に採用されて、結果的に５組の夫婦が「会」に入会となった。
　全員５割増しに近い昇給を約束され、その妻達にも夫と同じ給与が別途出るという破格の待遇であったので、夫達はそれなりに特殊な仕事であることは理解しており、妻達が参加することに不安を覚えていた。
　妻達にしてみれば世帯収入が事実上３倍になるという誘惑は強烈であり、その魔力の前に拒否という選択の余地は無かった。
　夫達の不安をよそに、妻達は夫と同じ職場ということで不安は覚えていなかった。
　夫達の予想通り、夫婦で厳格な守秘義務契約書を書かされた上での同意済みの配属であった。

尾崎拓海(30歳)　身長183㎝　施設・設備関係のベテラン
　　　優月(30歳)　身長167㎝　松○泰子似　Bアンダー70のＣカップ，60，H86

金子瑛翔(28歳)　身長165㎝　総務関係の優秀な若手
　　　絢音(26歳)　身長159㎝　優木ま○み似　Bアンダー65のＢカップ，58，H84

田中大和(34歳)　身長171㎝　会計・経理のベテラン
　　　七海(32歳)　身長162㎝　水○真紀似　Bアンダー65のＥカップ，62，H91

篠原和輝(30歳)　身長175㎝　人事関係のベテラン
　　　美羽(28歳)　身長170㎝　押○もえ似　Bアンダー75のＣカップ，60，H90

須貝亮介(31歳)　身長170㎝　財務のベテラン
　　 　 葵 (33歳)　身長157㎝　相武○季似　Bアンダー60のＤカップ，60，H86

　妻達は、田原の妻、亜紀と岩永健二ディレクターの妻、郁美のサポート・手伝いが主な仕事だが、場合によっては、その役割を代わって果たさなければならないというものであった。
　なにやら性的なもの、肉体的なものというニュアンスは伝わっており、出来れば避けたい、断りたいと、全員の妻達が夫に訴えていたが、夫達にすれば今更言われてもお手上げであった。
　同意書も出してしまった段階で、更にグループ総帥、田原の直々の指名でもあり、断れば失業を意味しており、下手をすると関西追放も覚悟しなければならないという状況だと夫達から強く説得されての参加であった。

　田原は、グループ会社の人事を適材適所するための手法として、精神カウンセラーを積極的に導入しており、社員達の性格、性癖に至るまで常に把握していた。
　今回選ばれた男達は、寝取られ願望、浮気癖、女好きなど隠し持ち、なおかつ仕事が有能で、美しい妻を持つという条件を満たしている男達であった。
　既に男達は、田原 凌と岩永健二の手の内に落ちていたのと同然であった。

　某大企業の六甲山に立つ保養施設を買い取り、改装して、現在では、(株)田原興業の本社施設となった建物の広いホールのような一室に、とある土曜日の午後１時という時間に５組の夫婦達は集められていた。
　午後０時半頃になると、次々と夫婦達が到着して集まりつつあった。
　夫同士は、なにかしらの顔見知りであり、運命共同体になった者同士の会話が始まっていった。
　一様に全員が不安を訴えていた。

　そのホールの内装が異様であった。
　内装、調度品は、一見してラブホテルの室内を彷彿とさせる赤と黒を基調とした構成で、部屋の中央に豪華なソファーセットが３０名くらいが談話できるスペースになっていて、壁の１カ所には１００インチ程度の大画面ディスプレイが設置されて見られる構成になっていた。
　そしてなにより異様なのが、ソファーセットから数メートル離れてた壁沿いにたくさんのクイーンサイズのベットが隙間無く並べられていて、それぞれにスポットライトが当たっていた構成であった。
　各ベットの横の壁面にも４０インチディスプレイが、そして各ベットの全てに５－６台のビデオカメラが個別に設置されていた。
　ベットは２０セットほどが用意されており、ステージとおぼしき壇上には、更に大きいキングサイズのベットが設置されており、本格的なリモコン操作のビデオカメラセットが複数台設置されていた。
　天井には、いくつかのミラーボールが設置されており、照明も各色点灯可能となっていた。

　知識のない者でも、その部屋で行われる行事が普通の行為でないことは一見して分かる状況であった。
　夫達は妄想を肥大させて精神的高揚感を感じてあたりを見渡していたが、妻達は身の危険を感じていた。
　妻達は、ほとんど数人程度しか男性経験がなく、夫しか男性を知らない女性もおり、至って普通の女達であった。
　全員人妻であり、夫が性的に欲求が高い者ばかりのため、性的な経験と絶頂は覚えていたが、夫以外の男に抱かれる、身体を許すことなど考えたことも無い、貞操感がしっかりした普通の女性ばかりであった。

　その部屋は、必然的に喉が渇く様に、意図的に温度が高め、湿度も低めに設定されていた。
　それに加えて夫達は、精神的高揚感のため、全員喉の渇きに備え付けられたお茶をガブ飲みしていった。
　しかし妻達は、逆に精神的に身の危険に凍り付き、お茶に口をつける者はいるが、お茶を楽しむ飲むどころでなかった。

　彼らの応対は、臨時でオブザーバー参加の山田夫妻、徹と敬子が行っていたが、今後は、このような役どころは金子夫妻が担う予定であった。
　１５分前には、全員５組の夫婦が揃っていた。
　突然、室内に現れた敬子が、全員例外なく、隣室のロッカールーム奥にあるシャワールームにてシャワーを浴びて、そのまま全裸のまま用意してあるバスローブを羽織って、３０分後にはこの場に戻ってくるようにと、田原氏の指示だと告げた。

　夫達は興奮気味で躊躇する妻達を急かすように促し、シャワールームに移動していった。
　彼らがいなくなると、バスローブ姿の郁美が現れて、ステージ壇上にあるキングサイズベットに向かって歩いて行った。
　監視モニターで様子を見ていた田原と健二は、苦笑いを浮かべていた。

健二　「田原さん、人選さすがです　男どもは、ノリノリですね」
田原　「まあね　ただ妄想家レベルだから　実際に愛妻が目の前で抱かれたら」
　　　　「いろいろ反応出るとは思うよ　まあ御しやすいのは間違いない」
健二　「そうですね　私にとっては扱いやすい男ばかりです」
　　　　「夫が手に落ちれば　妻達は逃げられない」
　　　　「なにせ　職場も　生活も　生活環境も　全てこちらに握られている」
　　　　「現実感覚がしっかりしている女性は　意に染まなくても選ぶ道はひとつしかない」
　　　　「そして道徳と貞操の一線を越えて　オンナの悦びに墜ちたら　もう引き返せない」
田原　「そうだな　俺的には、逆で十分幸せだと思うが」
　　　　「亜紀がその道に入っている以上　俺も付き合って楽しむだけさ」
　　　　「もちろん女は大好きさ」
　　　　「ただ妻と他所の女は違って欲しいという　身勝手な意見は持っているのさ」
健二　「それが男ってもんでしょう　私もそんな気持ちはあります」
　　　　「でも自らこんな世界に入ってしまった」
　　　　「となると自分だけ例外には成れないということですね　まあ」
　　　　「それに女は　経験すれば　するほど美しくなります　これは間違いない」
田原　「逆は逆で　清楚で　純潔な美しさはあるけどな　まあその意見は否定しないよ」
　　　　「どっちにしろ　関西では　俺が張本人の代表になるのだから」
　　　　「ただ岩永には　ビジネスパートナーなんだから俺の本心も話しておかないと思ってな」
健二　「はい　ありがとうございます」
田原　「しかしあのお茶　岩永が言ったとおり　男どもガブ飲みしてたな」
　　　　「あれに中国製の強烈な催淫剤が入っているとは　なんともはや」
健二　「男って　興奮すると体温上がって喉渇きますから」
　　　　「これも田原さんの人選のお陰です」
　　　　「もうあの男達は　抑制が効かない性欲の固まりになります」
　　　　「まあ本来は　こういったゲスな手は使いたくないんですが」
　　　　「時間が無くて」
　　　　「まあロッカールームのドリンクサーバーでも飲むと思いますよ」
田原　「あれにも入れたのか？」
健二　「はい」
田原　「やれやれ　怖い男だ」
　　　　「まあ　本来は１組ずつ丁寧に仲間にしてやりたかった」
　　　　「特に女性達が気の毒だ　男はどうでもいいが」
健二　「はい　同じ気持ちです　同じお考えを確認できて嬉しいです」
　　　　「では、そろそろ会場の壇上ベットに行ってきます　彼らが戻ってくる前に始めないと」
田原　「はい　お疲れさん　彼らも驚くだろう」

　健二がモニタールームを出て行くと、田原は再びモニター画面に見入った。
　画面にはステージ壇上にあるキングサイズベットの上で、全裸になった郁美が大胆にも足を開いて、ローターを使いオナニーする姿が映っていた。
「郁美　君は２０歳代半ばというのに、ますます妖艶に美しくなっていくな」
「見ているだけで　もう俺は」
　田原の肉棒が、ガウンをはだけて飛び出し猛々しくそそり立っていた。

　カチャ！！

　その時、モニタールームの扉が開き、マタニティー服姿の亜紀とガウン姿の麻輝と里奈が入ってきた。

亜紀　「まあっあぁぁぁ　郁美を　盗み見してるぅぅぅ」
里奈　「まあ　立派　凄いわぁ」
麻輝　「うふふ　美味しそう」
田原　「亜紀！！　すまん　これは」
亜紀　「良いのよ　郁美　最近、ますます綺麗になったと思うわ」
　　　　「毎晩　健二さん　凄いらしいの」
里奈　「ねぇ　亜紀　今日は凌　わたしに頂戴」
麻輝　「あっずるい！！」
里奈　「出産明けのお初は　凌さんに決めてたの　わたし」
　　　　「だって凌さんのこれ　まだ味わっていないのは　わたしだけよ」
亜紀　「そうでした　では里奈さん、凌をよろしくお願い致します」
　　　　「では麻輝さん　行きましょう」
　　　　「凌と里奈は　お楽しみの後で来るらしいわ」
田原　「あっえっ・・・・・へへへ里奈ぁぁぁ」
麻輝　「はい分かりました　亜紀様」
　　　　「それにしても亜紀様　凌って浮気者ですね」
亜紀　「そうみたい　うふふ」

　田原は、ちょっとバツが悪かったが、亜紀達が退室すると、直ぐに里奈の唇にむしゃぶりついた。
「里奈　お店にいる頃から　ずっと抱きたいって思っていたんだ」
「亜紀公認で抱けるなんて　俺って幸運？　がははははは」
　田原は、里奈のバスローブを脱がして床に落とすと、出産後数ヶ月とは思えない肢体が現れた。
　母乳時期だから乳房は以前にも増してパンパンだが、ウエストラインもすっかり元のイメージに戻していたからだ。

田原　「すごく綺麗だ。。。。。母乳よく出るのかな？」
里奈　「うふふ　ありがとう　結構大変なのよ　体型維持って」
　　　　「あらら　飲みたいのかしら？」
田原　「うん　飲みたい！！　がはは」
里奈　「もう　男の人ってみんなそうなのかしら」
田原　「みんなって？」
里奈　「旦那さんの義則が毎日飲みたがって困ってるの」
田原　「ああ　あのドＭの」
里奈　「あっはぁ　彼があんな趣味とは、ビックリだわ」
　　　　「でも彼は愛しているの　わたしの大切な人」
　　　　「わたしの気持ちを知って、「会」に入ってくれるみたいだし」
田原　「まあ人それぞれ　十人十色に幸せってあるからな」

　里奈が田原のバスローブを脱がして床に押すと、極太の真珠入り肉棒が猛々しく躍り出た。
　田原は、日常的に麻輝を抱くようになって、肉感的な女に新たな魅力を感じており、里奈への欲望を日に日に増大させていたところに、このチャンスが訪れたので、１０歳代の若者のように肉棒を硬くしていた。
　里奈は、跪いてその肉棒を口に頬張り、自慢のフェラチオテクニックを披露して、田原を高みに誘い悦ばせた。
「うぅぅぅぅぅむ　噂通りの極上ファラだ　このままでは逝かされてしまう」
　田原は、里奈をお姫様抱っこすると、モニタールーム角にある小さい仮眠ベットの上に、里奈を寝かせると覆い被さって、乳房に吸い付いていった。

　丁度その時、モニタースピーカーから郁美の喘ぎ声が響き始めていた。
　田原と里奈が画面に目をやると、郁美が両手両脚同士を赤い縄で縛られて、無抵抗のまま秘部を健二に舐められている光景が流れていた。
「遂に始まったか　では出番まで里奈を楽しまさせて頂く」

　里奈の乳房からは新鮮な母乳が溢れるように出てきて、田原は夢中になって吸って飲んでいった。
　田原は我慢できず、早く挿入したくて、秘部に手を伸ばして、濡らそうと企てたが、もうそこは溢れんばかりに濡れていた。
　里奈も、田原との性交を心待ちにしていたのと、モニターに映る郁美の痴態に興奮していたのだ。

田原　「生でいいかな　里奈　今ピル飲んでいないだろうけど　俺のはゴムが」
里奈　「いいわ　生できてぇぇぇ　安全日なの　だから今日来たのよ」

　田原は、言葉を最後まで待たずに膣口に肉棒を宛がうと、ゆっくりと挿入していった。
　里奈は、噂には聞いていたが、実際挿入されてみると想像以上に太く、そこに大きめの真珠がランダムに埋め込まれていて、それが与える刺激に悶絶していた。
「すっすごいぃぃぃぃぃこんなにの毎日突かれたらおかしくなっちゃいそう」

里奈　「あっあふぅっすっすごいぃぃぃぃふといぃぃぃぃあぁぁぁん」
田原　「ふぅぅぅ締まるぅぅぅ　俺の味はどうかな　気に入ると良いが」

　田原の荒々しいピストン攻撃を亜紀はずっと何も言わずに受け入れていたのだが、郁美と麻輝に、そんなに激しくして良いと思っているのは男の自己満足で、凌のような巨根こそ優しく出し入れする方が女は気持ちよいのだと注意されて、彼のセックススタイルは変わっていた。
　田原は、亜紀は凌を愛していてくれたからこそ、ありのままを受け入れてくれていたことに気がついたのだ。
　荒々しいピストン攻撃の最中の亜紀の乱れた表情は、喘いでいると田原は思い込んでいたが、痛みと衝撃に耐えている苦悶の表情であった。
　指摘されて、やっと気がついたのであった。

　それ以来、優しく女性を出し入れするスタイルに意識して変え、それが女性達の深い絶頂を導き出す結果を体験して、その時の女性達の美しさに夢中になってしまったのだった。
　郁美、敬子、麻輝、美帆の４人を、長時間にわたって絶頂の海原に導いた経験は、自信となり田原を一流の色事師に押し上げていった。
　４人からは、またしたいと懇願されるようになり自信満々で、この日を迎えていた。
　亜紀の大親友であり、レズビアンの愛人でもある里奈が、田原にとって一流の色事師としての卒業検定のように感じていたのだ。
「里奈に認めて貰ったら完璧だ　そうしたら出産後の亜紀を大切に抱く自信が出来る」
「生まれ変わった俺を見て欲しい　亜紀」

　田原は、ゆっくりと腰をひねりながら、肉棒を出し入れして、里奈を高みにあっという間に登らせていった。

　グチュプゥゥプゥプゥプゥパス！！グチュプゥゥプゥプゥプゥパス！！
　グチュプゥゥプゥプゥプゥパス！！グチュプゥゥプゥプゥプゥパス！！

里奈　「あっあぁぁぁぁぁぁあっあっあっあっすごいぃぃぃぃぃあっあぁぁぁぁぁ」

　里奈は、出産後、毎日のように夫、義則とセックスをしていたが、やや感じ方が弱く、不感症の気が出てきたのではと不安を抱いていた。
　医師に相談すると、やはり出産という大事業を経た直後は、しばらくそういう傾向はあるとの話は聞いていたのだが、セックスは女として重大な関心事であり、自身の身体の状態は不安で不安で仕方がなかったのだ。
　それを亜紀に打ち分けたところ、亜紀から凌は郁美達の話でセックススタイルが代わったみたいだから、確かめるついでに、凌とのセックスを経験して、田原の強烈な刺激でショック療法してみないかと誘われたのだった。
　亜紀も、実は出産後の自分に不安を抱いていて、里奈の心配は他人事ではないと話した。
　里奈自身、もともと凌とのセックスは興味津々であり、出産後の初の他人棒に、喜んで田原のモノを選択したのだった。

　田原とのセックスは、強烈であり、その快感は里奈の想像以上のもので、不感症への懸念は杞憂のものだったことが分かり、安心した彼女は弾けていった。
　連続した絶頂は、更なる絶頂へ誘い、出産以来緩くなったと自覚があった下半身が緩み、激しく失禁してしまった。
　まだ２６歳の里奈にとっては赤面ものであり、恥ずかしかったが、最近、連続して女性を失禁させている田原は、何食わぬ顔で手早く後始末して、彼女を必要以上に辱めることはなかった。
　無意識の行動であったが、こういったところが、ますます女性陣からの好感度を上げていったのだった。

　田原と里奈は、ソファーに移り、田原がソファーに腰を下ろし、その正面から正対して里奈が膝の上から跨るという正対座位の姿勢で愛し合い続けていた。
　田原は、下から貫きながら、乳房に交互に吸い付きながら楽しんでいた。
　田原は、母乳を吸いながら性交するのは初めての経験であったが、早くも亜紀との行為を期待し楽しみにしていた。
「早くこうして亜紀を抱いて吸いたいなぁ　あの小ぶりなオッパイから母乳が出るなんて」
「亜紀の身体が恋しい　あと数ヶ月　辛いよぉぉぉ」


　郁美は、もはや自分の役目など消し飛んでしまい、健二との性交に溺れてしまっていた。
　健二の肉棒を子宮の中まで向かい入れて、ウテルスセックスの真っ最中であった。
　郁美は、特殊体質なのか、自分の意志でウテルスセックスを始めたり、止めることが可能であった。
　だからといって、誰でも彼でも許したことはなく、許した男性は４人だけであった。
　愛して可愛がっている徹ですら毎回許すことはなかったのだが、夫となった健二に対しては、ほぼ毎回、毎日許してしまう日々が続いていた。
　健二の肉棒を受け入れると、「黒い淫獣」が咆哮を上げて勝手に始まってしまうのだった。

　健二も日に日に、郁美の肢体の魅力に夢中になり、時間が許す限り郁美を抱き可愛がるようになった。
　当初は、ヒマさえあれば性交に耽る郁美と徹の仲に嫉妬していたからであったが、元々身体の相性がピタリの２人であるので、その激しさは日に日に盛り上がっていった。
　徹も、敬子とのセックスが日常化した上に、美帆、麻輝との関係が活発化して、更に色々な役目が増えて学業も忙しくなったこともあり、郁美と徹のセックスは激減して月に数回レベルになってしまっていた。
　郁美は徹との逢瀬をもっと増やしたいと考えていて、徹にもおねだりしていたが、タイミングが合わず、同じ理由で敬子との時間も限られて、結局、亜紀の許しを得てギンギンで余裕たっぷりの凌に慰めてもらっていた。

　郁美は、健二との安定したほぼ毎日の激しいセックスをするようになって、ますます身体の欲求が激しくなり違う男が欲しくて堪らなくなることが増えていた。
　そういう時の徹と田原とのセックスは最高であったが、日に日に違う肉棒への欲求が高まっていた。
　その願望は間もなく叶えられて、５人の新たな男達を楽しめるようになる筈だった。
　郁美は、もう既にセックスの上手い男達３人を得ていたので、普通の男達を楽しみ、自らの肢体で育てたいという願望が芽生えていたのだ。
　そんな考えは、男なら誰とでも寝る淫乱であると自覚があったが、健二と歩む道は、まさにそれの実践であり、普通には妄想で止めるものを隠したりする必要もないと考えていた。
「せっかく女で生まれたのだから、夫公認でいっぱい違う肉棒を味わってみたい」

　肉棒の出し入れによる郁美の喘ぎ声はピークに差し掛かり始めた。

郁美　「あっあぁぁぁぁいっいいいわぁぁぁもっとしてぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ」

　激しく性交する健二と郁美のベットの周りには、いつの間にか目が血走った男達５人が集まっていた。
　その妻達は、ショックと驚きなのか、床に座り込み泣いている者、ソファーで呆然とうな垂れる者、最寄りのベットの横に座りこちらを伺っている者、男達の後ろに立ち尽くす者など、様々の反応を示し、夫達の性的興奮を感じて、狼狽えていた。
　そして自分達の運命を悟りつつあった。
「わたしも人前でセックスするようになるのね」
「そして夫以外の人とも。。。。。。そんなことって」
【前】/【次】
あなたの一言が作者の励みになります！感想宜しくお願いします！
羅衣さんの作品群→羅衣さんの他作品
2014年2月15日掲載
Copyright (c) 2013-2015 羅衣 All rights reserved.
▲