ずっと愛してます２　羅衣 作
【前】/【次】
第3話　ずっと愛してます


　敬子は、復活を遂げた肉棒をいきなり苦もなく根本までディープスロートしていた。

健二　「ぐがぁぁぁぁぁぁぁぁぁやばい　あっあぁぁぁぁぁぁ」

　健二は、あっという間にヒートアップして、敬子の食道に向かって激しく射精していた。
　それを苦もなく飲み下す敬子の喉の律動が極上の快感を引き出していた。
「うわぁぁぁぁぁぁ 俺をいとも簡単に」

敬子　「うふぅふふふふふふ　かわいいのね　健二さんって」
健二　「俺の完敗　プロになって最大の完敗　はぁはぁはぁ」
　　　　「それも まさか我流なのか・・・・・・」
敬子　「うん　初めて徹にフェラチオした時から出来るんですよ　うふっ」

　健二は、敬子が一瞬「魔性のオンナ」に見えた。
「はあぁぁぁとんでもない逸材見つけてしまったようだな」
　健二は手を伸ばし、敬子を抱き寄せて、座位で抱っこする姿勢で優しく抱きしめた。
　敬子から口づけを求めてきたので、それに応えた。
「この子の息　俺の精子の匂いがする　はぁ久しぶりに嗅ぐ匂いだ」
「ああ　またしたくなってきた　おっおぉぉぉぉぉチンポが痛いくらいに固くなってきた」

　健二の視線の先には、後背位で激しく絡み合う郁美と徹がいた。
「やれやれ　もう２時間近く経つというのに　これでは当分出番は来ないな」
「久しぶりに郁美と早く１つになりたかったのに　これも天罰か」
「その前に俺は　この天使に全て吸い取られてしまうかも」

　健二は敬子をソファーに優しく寝かせると、上から覆い被さって正常位で挿入していった。
　今度は、挿入深さを巧みに調整していた。

健二　「一応確認するけど　避妊は」
敬子　「ピル飲んでます　大丈夫ですよ」
健二　「安心した　では　俺のを　楽しんで貰うよ」
敬子　「もう夢中になってますよ　うふっ　あっあぁぁぁぁぁん」

　グチュルゥゥゥゥゥ！！グチュルゥゥゥゥゥ！！グチュルゥゥゥゥゥ！！

　健二は敬子と交われば交わるほど、敬子の肢体に溺れていった。
「すごいとしか言いようがない　腰が勝手に動き続ける」
「このままでは　心まで持って行かれそうだ　郁美　この子はヤバイ」

　グチュルゥゥゥゥゥ！！グチュルゥゥゥゥゥ！！グチュルゥゥゥゥゥ！！

　健二が後戻りが出来なくなると焦った瞬間、敬子の中で白いものがはじけ飛んだ。

敬子　「あうぅぅぅぅぅぅはじけるぅ　あっぁぁぁぁぁぁとぶぅぅぅぅぅぅぅぅ」

　敬子は背中を持ち上げエビぞりになり、両足の指を全開にして両脚を突っ張り、身体をばたつかせるようにして暴れたかと思うと崩れて失神した。

　健二は、助かったと思った。
「はぁはぁ逝ってくれたか　危なかった　ミイラ取りがミイラになるとこだった」
「はやく郁美を抱かないと　俺はこの子に食われる」
　時計を見ると、もう３時間近く経っていたが、寝室では郁美と徹が女性上位で楽しんでいた。
「どんだけ　愛し合っているんだ」
「お前は俺の妻だ　そろそろ俺のところに帰ってきてくれ」
　健二は、自ら招いた失われた時間の因果を思い知っていた。
「まだまだ する気か」

　そうなると敬子とのひとときを再開したくなるのが、男の悲しいサガである。
　失神した敬子に挿入したままの肉棒を再び前後に掻き出していた。
「敬子 俺を分かってくれて　俺を癒してくれるのは今　お前しかいない」

　グチュルゥゥゥパフッゥ！！グチュルゥゥゥパフッゥ！！グチュルゥゥゥパフッゥ！！

健二　「はぁはぁはぁ　敬子ぉぉぉぉぉぉぉ」
敬子　「あっあぁぁぁぁぁん　すごぉぉぉい　溶けるぅぅぅぅぅ」

　グチュルゥゥゥパフッゥ！！グチュルゥゥゥパフッゥ！！グチュルゥゥゥパフッゥ！！




　徹に揺り動かされて、健二は飛び起きた。
　気がつくと、敬子と抱き合って繋がったまま寝てしまったようであった。
　激しくいきり立った肉棒が、ヌルリと敬子の中から抜け出し弾けて腹を打った。
「おふぅぅぅぅ」

徹 　　「ちょっとぉぉぉ　敬子を犯すなんてルール違反だとおもうけど」
健二　「いや　これは君たちのセックスが長すぎて　こうなってしまっただけだ」
徹 　　「まさか　敬子まで奪うつもりなのか」
敬子　「徹やめて　健二さん　そんな人でないわ」
徹 　　「だって　僕以外の男とセックスするなんて」
敬子　「あはっ　あまりに素敵な人だったので　わたしからお願いしたの」
徹 　　「えっえぇぇぇぇぇぇぇ」
敬子　「わたしを仲間外れにして　何時間していたと思っているの」
徹 　　「５時間ちょっと」
敬子　「ひどいわ　健二さんが抱いてくれなかったら　わたしグレるとこだった」
徹 　　「ごめん　悪かったよぉぉぉ」

　敬子が健二だけに分かるように、チョロっと舌を出した。
「悪いオンナだ　まいったな」
　健二は頭を掻きながら、寝室のベットで俯せになった郁美のそばに歩いて行った。
「やれやれ汗だくで　グッタリしているじゃないか」
「しょうがない　シャワーでも浴びさせて癒してから 始めるか」
　健二は、郁美をお姫様抱っこして浴室に連れて行った。
　チラッとリビングを見ると、敬子と絡み合っている徹が見えた。
「若いってやつは　底なしだな」
「敬子って　案外「女王」というより「オンナ性調教師」って素質があるのかもしれないな」
「今度　２人で語り合ったときに確かめよう」

郁美　「健二さん・・・・・わたし」
健二　「いいんだ　やっと二人っきりになれた」
　　　　「失われた時間のいろいろなもの　今から俺が隅々まで洗ってやる」
郁美　「うん」

　健二は、郁美をあぐらをかいた膝の上に乗せ抱きかかえると、まずシャンプーして髪を優しく洗いリンスした。
　そして続いてボディソープを自らの手のひらで伸ばして泡立てて隅々まで洗い流していった。
　足の指の間まで、丁寧に洗っていった。
　郁美は、やっと自分が探し求めていた居場所を取り戻したと実感していた。
　郁美は１６歳のあの日からほぼ２年間、そうやって浴室で至福の時を過ごしていたのだ。
　激しいセックスの後の至福の時間、自分はこれをずっと望んでいたのだと、今初めて悟った。

　寝室の化粧台の前で、健二に髪をブローされ整えて貰った。

健二　「今度　肩口くらいまで髪をカットしてあげよう」
　　　　「郁美には　その方が似合う　背中までのロングヘアは止めよう」
郁美　「はい　美容師にお任せします」
　　　　「そう言えば　亜紀も」
健二　「似合っていただろ」
郁美　「うん　ビックリするくらい似合ってた」
　　　　「凌が亜紀に隠れて わたしに　亜紀　前より綺麗になったって言うくらい」
健二　「２人とも　目元ぱっちりだからさ」
　　　　「これからは専属美容師さ」
郁美　「うふっ　わたしだけでなく　女子会全員よろしくね」
健二　「はい　姫様のおっしゃるとおりに」
　　　　「では　シーツ替えたから、ベットでご奉仕致します　姫様」
郁美　「あはっ　妻として　よろしくお願いします」
健二　「いろいろ苦労掛けるかもしれないが　その分愛します　誓うよ」
郁美　「分かっています　わたし 健二のこと　ずっと愛してます」
　　　　「だから」
健二　「俺も　これからは　ずっと愛していくことを誓います」
　　　　「では　君の大切な徹君に　本当の愛　見せてあげようね」
郁美　「うふっ なんかドキドキするぅぅぅ」
健二　「そう言えば　メールしたアレした？」
郁美　「うん　綺麗さっぱり　食事も我慢したし」
　　　　「あのタイミングで　あのメール　たいした自信家！！」
健二　「あはっ　一目会ったときから　郁美は許してくれるって分かってのさ」
郁美　「わたしは　あのメールでハッとしたの　それで」
健二　「効果的だったでしょ」
郁美　「あれはパンドラの箱の鍵よ　ずるいわ」
健二　「その通り　再会した時に郁美を取り戻す最終兵器」
郁美　「わたしって　この６年間　ずっと貴方の為に生きてきた気がする」
　　　　「色んな経験して　それがこれからの人生に全て活かせるとは思いもしなかった」
健二　「６年は長すぎた　　謝るよ　一生掛けて償う」
郁美　「期待してます　あはぁぁぁん　健二抱いてぇぇぇ」

　ベットに横から腰掛けた健二に、郁美が抱きついていった。
　２人のセックスは、郁美が１６歳の時の頃と全く同じ出だしで始まった。

　徹は、敬子と愛し合いながら、その視線は浴室から戻ってきた郁美と健二を追っていた。
　敬子に申し訳ないという思いがあり、それを言葉に出そうとすると遮られた。
　敬子と目を合わすと、「それでいい」と語りかけてくれるのが分かった。
「ありがとう　こうやって敬子としながら見ていないと 嫉妬で気が狂いそうになるんだ」
「敬子の中にいるからこそ 黙って見ていられるんだ」
「ごめん敬子　この埋め合わせは一生掛けて償う」
「郁美はなんて優しい目で　健二と話するんだ　僕にあんな目向けてくれたことあったのかな」
「いやだぁぁぁぁぁぁぁ　行かないでくれ」
「健二に髪を触られるなんて いやだぁぁぁぁぁぁ あの髪は 僕だけのものだったのに」
「どっどうして　郁美」
「僕は　郁美のこと　これからも　なにがあっても　ずっと愛してます」
「これは変わらない　 そして誰にも変えさせない」
「郁美が望むこと 決めたこと それが一番大切なんだ」
「あっあぁぁぁぁぁぁ　敬子　君だけでも居てくれないと 僕はもう駄目かもしれない」
「そんなぁぁぁぁぁぁ　郁美　自分から健二を求めるなんてぇぇぇぇぇぇ」

　徹は愛を引き裂かれる痛みを絶叫できず、敬子との交わりに昇華していった。

　グチャゥゥゥパン！！グチャゥゥゥパン！！グチャゥゥゥパン！！グチャゥゥゥパン！！

　健二と郁美は、まだ１つにはなっていなかったが、座位の体勢で抱き合い濃厚なディープキスを１時間近く交わして再会の喜びを噛みしめていた。
　２人にとって、大切な再会の儀式であった。
「はぁう　この味、この感触　あっあぁぁぁぁぁ　わたし還ってきたのね」
「あぁぁぁやっと　やっと取り戻した　郁美　ありがとう　待っていてくれて」

　健二の視線の先には、こちらを血走った目で見ながら、激しく敬子を後背位でついている徹がいた。
　徹の瞳は、怒り、悲しみ、不安、嫉妬、全てが入り交じった切ないものだった。
「そんなに辛いか　辛いだろうな　この身体を抱けなくなるなんて考えたことも無かった筈だ」
「敬子がそばにいなかったら　精神的に持たなかったかもしれないな」
「早く乗り越えろ　その時に教えてやろう」
　ふと敬子が目線を上げて視線を送ってきた。
　その目が健二に語りかけてきた気がした。
「徹は大丈夫　徹は絶対　乗り越えます　わたしが徹を守ってみせます」

健二　「郁美　郁美　見てごらん　２人を」
郁美　「はぁうぅぅぅぅぅぅ」

　健二と郁美の口の間を、唾液の糸が2本ほど引いて垂れ下がっていた。

郁美　「あっあぁぁぁぁぁ徹　ごめんなさい」
　　　　「愛しているわ　でもわたし　もう戻れないの」
健二　「はあぁぁぁ　郁美　ごめんよ　でも心配しないで」
　　　　「まだ徹には内緒だけど　　君にはもう話しておく」
　　　　「徹がこの試練乗り越えたら　　君は徹とのセックスは止めなくても良いよ」
郁美　「そんなぁぁぁ　うれしいけど　かえってそんなことしたら　わたし」
健二　「もちろん毎日は許さない　というかそれほど暇じゃない」
　　　　「月に数回程度　　そんな感じだ」
　　　　「徹にとっても必要なことだぞ」
　　　　「このまま引き裂かれたら　彼の心には君への思いが強く残る」
　　　　「恐らく一生　　君を取り戻そうとするだろう」
郁美　「わたしって　なんて残酷なことを」
健二　「そうやって郁美も苦しむ　　そんなこと俺が望むと思うか」
郁美　「健二さん　わたし　　そんなにわたしのこと」
健二　「徹には　もっと色々経験し　成長して欲しいんだ」
　　　　「それにはトラウマは障害になるんだ」
郁美　「なんとなく　分かる　そうなのね」
　　　　「でも　それってわたしだけ　得なような気がする」
健二　「それでいいのさ　　郁美には　そういう特権あっても良いはずだ」
郁美　「あはぁっ　わたしって悪いオンナね　うふぅふぅ」
　　　　「でも敬ちゃん　　敬ちゃんは　どうなるの」
健二　「あの子は全て理解してくれたよ　郁美の気持ちも　もう知っているよ　ほらっ」
郁美　「あっ・・・・・・・敬ちゃん　あなた」
健二　「もうすっかり　悪いオンナだ　素敵だろ」
郁美　「ありがとう　敬ちゃんのお陰で　わたし　健二さんのところに戻れるのね　幸せよ」
　　　　「敬ちゃんが居なかったら　わたし　徹と離れられなかった　徹をお願いね」
健二　「さあ　おいで」

　郁美は、腰を浮かせると健二の肉棒を飲み込んでいった。
　６年ぶりの感触に、全身に歓喜の淫欲が駆け抜けていった。
「あぁぁぁぁぁぁぁこれっ　これなのよ　これがわたしの全てを貫くの」

　徹は、郁美が自ら健二のものを飲み込む情景を目にした瞬間、彼の中で赤いものが弾けた。
　そして遂に絶叫していた。

徹　「いくみぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ　うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
　　 「やめてくれぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ」

　そんな徹を敬子は優しく包み込んでいた。
「かわいそうな徹　頑張って　　これを乗り越えたら　徹はもっと素敵になる」
　徹は腰を振りながら、敬子の背中に涙を落としていた。
　涙で一杯になってしまった徹の瞳には、郁美の姿は見えなくなっていた。
　それすらも恐怖を伴った喪失感を高め、若い徹の心を打ちのめしていった。

　徹の絶叫は、もはや郁美の耳には届いていなかった。
　郁美の原点、自分をオンナにした肉棒の感触、そしてそれを遂に取り戻したという歓喜の渦に飲み込まれていた。
　郁美の黒い淫獣は全ての戒めを解かれ、肉棒を飲み込んでいった。

　健二は、それに耐え続けるという試練に直面した。
　２８歳の頃の健二は、その重荷に耐えきれず逃亡したのだが、今の健二には自信があり余裕があった。
　そのはずだが、先ほど敬子に敗北した為に一抹の不安を抱いていたのだ。
「オンナは男の限界を軽々越えていく　底なしだ」
「いや耐えるんじゃない　全てを投げ出し　精一杯　愛すればいいんだ」
「俺は　間違っていたのかもしれない　　敬子ありがとう　君のお陰だ」
　健二は、躊躇無く郁美を仰向けに寝かせると、正常位の姿勢で奥深くまで挿入していった。
　待ち構えていた子宮口は、健二のものを奥深くまで受け入れていった。

郁美　「あうぅぅぅぅぅぅもっとおねがいぃぃぃぃぃぃあっあぁぁぁぁぁきたぁぁぁぁぁぁ」
健二　「俺の全てを　うあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」

　グプッルジュュュュュパン！！グプッルジュュュュュパン！！グプッルジュュュュュパン！！

　健二は強引にその状態で腰を激しく振り、肉棒を前後に動かしピストン運動を始めた。
　強く腰を引いても、カリの首が子宮口の戒めを破ることが出来ず、抜け出ることは無かった。
　強く突くと、カリはなにか熱い液体に包まれて、どこまでも吸い込まれていくような感覚に健二は夢中になった。
「これは　この感覚は俺だけのものだ　このオンナは俺のものだ　誰にも渡さない」

　グプッルジュュュュュパン！！グプッルジュュュュュパン！！グプッルジュュュュュパン！！

　郁美の両手両脚は健二の身体に巻き付こうとするのだが、身体を駆け抜ける絶頂の快感に、定期的に全身を痙攣させて指を全開にして宙を舞い続けていた。
　郁美は激しく首を振り、半狂乱のようになりエンドレスに続くアクメ天国に入っていた。
　健二が右手で郁美の首を優しく押さえて支えた。

郁美　「ひぃやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁいくぅいくぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ」

　グプッルジュュュュュパン！！グプッルジュュュュュパン！！グプッルジュュュュュパン！！

　健二は郁美が失神しても、腰の動きを止めなかった。
　２人の全身から玉のような汗が噴き出し、それが２人の潤滑剤となり、性交を更にヒートアップさせていった。
　健二は、何時間でも、そのまま郁美をよがり狂わせるつもりだった。
　先ほど敬子にディープスロートされて射精して良かったと思っていたのだ。
「郁美は　絶対発狂しない、自我は崩壊しない　相手が俺であれば　絶対戻ってくる」
「それ郁美　もっと狂え　もっと叫べ　逝ってしまえ　後でご褒美が待ってる」

　グプッルジュュュュュパン！！グプッルジュュュュュパン！！グプッルジュュュュュパン！！

郁美　「いやぁぁぁぁぁ壊れるぅぅぅぅ　あっあぁぁぁいくぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ」
健二　「まだまだ　そらあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」

　グプッルジュュュュュパン！！グプッルジュュュュュパン！！グプッルジュュュュュパン！！

郁美　「ぐぎぁぁぁぁぁぁまたぁぁぁぁぁいいぃぃぃぃぃぃはぁうぅぅぅぅぅぅぅぅ」
　　　　「くるしぃぃぃぃぃもうだめぇぇぇぇぇぇあっあぁぁぁぁいくぅぅぅぅぅ」
健二　「お前は俺の女だ　まだまだ」

　グプッルジュュュュュパン！！グプッルジュュュュュパン！！グプッルジュュュュュパン！！

郁美　「うげぇあっあぁぁぁぁぁぁぁぁぁだめぇぇぇぇぇもうだめぇぇぇぇぇ」
　　　　「きやあぁぁぁぁぁぁぁぁぁ溶ける　脳が溶ける　いやぁぁぁぁぁ」
健二　「そこに俺だけが残るんだ　分かるか郁美」
郁美　「あぁぁぁぁぁぁぁ健二　わたしだけの健二ぃぃぃぃぃぃぃあっあぁぁぁぁぁ」

　グプッルジュュュュュパン！！グプッルジュュュュュパン！！グプッルジュュュュュパン！！

　健二と郁美は、そのまま２時間近くアクメ天国を満喫していった。
　郁美は、やがて絶叫しすぎて声が出なくなり、アウアウ声を漏らすだけになっていた。
　６年分の空白を埋める凄まじい２人の性交であったが、これは前編に過ぎなかった。

　そんな２人を呆然と見つめる徹と敬子であった。
「すごい　息がぴったり合ってる　僕じゃ駄目なのか　うっうぅぅぅ」
「お姉ちゃん　とっても綺麗　キラキラしてる　良かったね」
　徹の肉棒は萎えてしまい、だらしなく垂れ下がっていた。
「徹　かわいそうに　ショックなのね　さあ　わたしがしてあげる」
　敬子は全身の力が無い徹を仰向けに寝かせると、優しく肉棒を口で慰め始めた。
「何時間　何日でも　元気になるまでしてあげる」
「元気になったら　あれ一緒にしよ　　わたし大丈夫だから　徹とだったら戻れるの」
「だから早く立ち直って　わたしのために　ねっ徹　　わたしの素敵な初めての人」
　徹は、それでも首を傾け、郁美から目線を外せずにいた。
「かわいいのね　徹　いいわ　ずっと見てなさい　　わたしが徹を守ってあげる」
【前】/【次】
あなたの一言が作者の励みになります！感想宜しくお願いします！
羅衣さんの作品群→羅衣さんの他作品
2013年1月26日掲載
Copyright (c) 2013-2015 羅衣 All rights reserved.
▲