ずっと愛してます２　羅衣 作
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第32話　スタッフの妻達６


　葵の目に、ＡＶ女優のように後ろから覆い被されて犯される自身の姿が映り、その屈辱感でお嬢様育ちのプライドは木っ端微塵に打ち砕かれた。
　この体位だけは夫にすら許したことがないのに、健二には従順に従ってしまう自分に動揺が隠せない。

葵　 　「ふぅぅぅぅぅあっあぁぁぁ　誓いますぅぅぅ　だから下さい」
健二　「なにを誓うんだ？」
葵　 　「健二さんの女になります　だから早く入れて下さい　欲しいのぉ　お願い」
　　　　「だってぇぇぇ もう健二さん好きなのぉぉぉ だから　お願いぃぃぃ」
健二　「まあ　いいだろう　これが欲しかったんだろ」

　健二がグイッと腰を突き出し肉棒を挿入すると、葵は待ち焦がれたように自ら腰をくねらせて打ち付けてきた。
　実は、健二自身もかなりの我慢を強いられた焦らしであった。
　まさに磁石のＮ極とＳ極のように強く引き寄せ合う、身体と身体の共鳴であった。
　郁美とは、また違った味わいがあり、夢中になるとはこの事だと実感していた。
　唐突に爆発する射精感が押さえられない。

　グチュルゥゥゥパッ！！グチュルゥゥゥパッ！！グチュルゥゥゥパッ！！グチュルゥゥゥパッ！！

葵　　 「あっあぁぁぁぁぁぁぁぁ　やっぱりすごいぃぃぃいいぃぃぃぃぃぃぃぃぃ」
健二　「はぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁ」

　グチュルゥゥゥパッ！！グチュルゥゥゥパッ！！グチュルゥゥゥパッ！！グチュルゥゥゥパッ！！

葵　　 「あっあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁいっちゃうぅぅぅぅぅぅぅ　あっあぁぁぁぁぁぁぁ」
健二　「うおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉでるぅ　出るぞぉぉぉぉ中に出すぞ」

　グチュルゥゥゥパッ！！グチュルゥゥゥパッ！！グチュルゥゥゥパッ！！グチュルゥゥゥパッ！！

葵　　 「あっあぁぁぁぁぁんいくうぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ　あっいっふっ」
健二　「うっはぁぁぁぁぁぁはあふっ。。。。。はぁっはぁっはぁっ」

　健二は、お得意の３連射で多量の精液を葵の中に解き放った。
　葵は、今日もっとも熱い粘液を連続３度に渡って子宮に浴びて、その衝撃のオンナの悦びを感じた刹那、全ての五感が失われ意識が跳んでしまった。
　健二は肉棒を素早く抜き去ると、葵を仰向けにさせると再び覆い被さり、正常位で、今だギンギンにそそり立つ肉棒を挿入していった。
「もう一回　忘れられないくらい逝かしてやるぞ」

　そこからは数十分間に渡る肉欲の狂乱が２人を飲み込んでいった。


葵　　 「ふあぁぁぁえっ　すっ凄いぃぃぃあっいい　とけそうあっあぁぁぁぁぁ」

　グチュゥグチュゥゥゥプッ！！グチュゥグチュゥゥゥプッ！！グチュゥグチュゥゥゥプッ！！

葵　　 「ひやぁぁぁあっあっ　こんなのぉぉぉ初めてぇぇぇ　とけちゃうぅぅぅはぁう」
健二　「どうだ　これが本当のセックスだ　葵　俺のものになると誓え！！」

　グチュゥグチュゥゥゥプッ！！グチュゥグチュゥゥゥプッ！！グチュゥグチュゥゥゥプッ！！

葵　　 「はぁう　もう葵は　健二さんのものですぅぅぅ　好きにしてぇぇぇ」
　　　　「あっまたぁぁぁ逝かせてぇぇぇぇぇぇ　あっあぁぁぁぁぁぁん」
健二　「葵　はぁはぁはぁ　俺たちの出会いは運命なんだ　いくよ」

　グチュルゥゥゥパッ！！グチュルゥゥゥパッ！！グチュルゥゥゥパッ！！グチュルゥゥゥパッ！！
　グチュゥグチュゥゥゥプッ！！グチュゥグチュゥゥゥプッ！！グチュゥグチュゥゥゥプッ！！
　グチュルゥゥゥパッ！！グチュルゥゥゥパッ！！グチュルゥゥゥパッ！！グチュルゥゥゥパッ！！

葵　　 「うあっあぁぁぁぁいっちゃう　もういっちゃう　一緒にねぇぇぇぇぇ」
健二　「わかったぁぁぁぁぁいくぞぉぉぉぉぉぉぉ　うおぉぉぉぉぉぉぉぉぉ」

　グチュルゥパッ！！グチュルゥパッ！！グチュルゥパッ！！グチュルゥパッ！！グチュルゥパッ！！

葵　　 「いくぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅはぁう」
健二　「うだぁぁぁぁはっ」

　葵は健二の身体にしがみつきながら、身体を痙攣させながら再び逝った。
　健二の腰は、３度に渡り強く打ち付けられ、先程と変わらない量の精液を注ぎ込んでいた。
「うぅぅぅ凄く気持ちいい　郁美としている時と同じだ　最高だ」
「あっあぁぁぁぁぁ　郁美を抱きたい　何処に行ったんだ」

健二　「はぁはぁはぁ最高だよ　葵」
葵　　 「・・・・・・・・・うふっ　素敵だったわ　また」
健二　「もちろんさ　今度二人っきりで逢おう」
葵　　 「うん　楽しみ　うふふ」
健二　「さあ　シャワーまた浴びよう　がはは」
葵　　 「もう　わたしまた一杯になっちゃった」
健二　「はぁ　なにが？」
葵　　 「これ」
健二　「あっはぁっ　それ誰のだ　いやらしい女だな」
葵　　 「ひどいぃぃぃこれ全部よ　出した癖に」
健二　「もっと出してあげようか？」
葵　　 「それはご馳走様　今日は満腹よ　うふふ」
健二　「だと思ったよ」

　２人は浴室に消えていった。
　健二は、葵の身体の隅々まで献身的に洗っていった。
　初めは恥ずかしがり遠慮していた葵だったが、あまりの心地よさにウットリして身を任せてしまった。
「こんなに男の人に身体洗われるのって心地よかったのかしら　知らなかった」

健二　「葵　こんど髪カットしてあげようか？」
葵　　 「えっ？」
健二　「俺　美容師免許あるし、人気のカリスマって呼ばれたこともあるんだよ」
葵　　 「冗談でしょ」
健二　「東京　青山では有名だったんだよ」
　　　　「郁美も　亜紀も　敬子も　里奈も　今では俺の専属だよ」
葵　　 「うはぁ　だからみんな髪型素敵なんだ　ホントなのね」
　　　　「うふっ　それじゃお願いしようかな」
健二　「ああ　もう少し伸ばそうね　葵には、今はショートカット過ぎるよ」
葵　　 「うぅぅぅん　つい面倒になって」
健二　「これからは俺が面倒見てあげるから安心して」
葵　　 「うふふ　女って髪まで触られちゃうと　もう　わたし　うふっ」

　健二の色事師としての最大の武器は、これであった。
　健二のライバル達は全く気が付いていなかったが、一流の美容師は日常的に女達の心に入り込み、自分にピッタリの髪型を決めてくれる愛人でもある美容師に心酔するなと言っても無理な話で、女達の心の裏口を常に押さえていたのだった。
　なので色々経験し行き違いが生じても、心つがいが心地よい健二の元に、ほとんどの女達は帰っていってしまうのだった。
　健二は、女を寝取られたことは１度もなく、寝取りは百戦全勝記録を更新し続けていた。
　そもそも健二と肉体関係を結んで、心惹かれなかった女はいなかった。




　その頃、イベントルームでは、田原夫婦を囲んでお食事会が開催されていた。
　その日の料理は、郁美と麻輝が主体となって用意したもので、一同感嘆を隠せない豪華さであった。

田原　「これ本当に全部作ったのか？」
郁美　「そうですよ　凌　疑ってますね」
亜紀　「本当に凄いわ　何処かのシェフって言われても信じちゃう」
里奈　「郁美が凄いのは知っていたけど、麻輝も凄かった」
郁美　「助かりました　下ごしらえが完璧でしたから」
優月　「凄く美味しいわ　嬉しくなっちゃう」
郁美　「実は麻輝さんと話していたんだけど、「会」の料理２人でやろうかと考えているの」
田原　「おぉぉぉ　それは凄いな　２人とも調理師免許持ってるもんな」
優月　「うわぁ素敵　私もお手伝いします」
美羽　「私もお手伝います」
七海　「同じく　凄く楽しみです」
亜紀　「あらら　みんな大丈夫？　忙しいのに」
敬子　「あっ　亜紀姉さんは参加されないんですか？」
亜紀　「多分そのころはお腹が」
敬子　「あっはぁっそうでした」
絢音　「なんか断れない雰囲気ですね」

　美味しい料理は、会話も弾むし場を和ませる最高の演出であった。
　夫達は、淫欲も満たされ疲労感で大人しかったが、妻達は美味しい料理で盛り上がっていった。
　健二と葵は遅れて合流したのだが、場の和やかさに面食らっていた。
　先程まで、この場は淫猥な乱交現場であったはずなのに、美味しい料理の視覚と匂いは一瞬にして、その場を華やかな場にしてしまった。
　健二は、毎日郁美の料理を楽しんでいたので、その良さを知り尽くしていたのだが、こういう場で改めてその完成度の高さに脱帽であった。
　料理学校で講師にプロになるように勧められ、色々な有名シェフを紹介されたという逸話は嘘ではないと確信していた。
　同じく調理師免許を持つ麻輝ですら、絶賛の腕前であった。

　デザートのチーズケーキが出てくると、優月がコーヒーの入れ方に拘りがあると豪語して、みんなの注目を浴びながらコーヒーを炒れ始める頃になると、話題がセックスに関するものが主体になり、今後の具体的な話に推移していった。
　５人の夫達の反応は、田原と健二が期待した通りのもので、それに従う妻達という図式であった。
　しかし実態として、亜紀と郁美、そして葵が主導権を握る構図が出来つつあり、健二も予想してもいなかった女のネットワークが実権を握りつつあった。

　葵も料理自慢で、元々資格など興味など無かったし必要もなかったので、調理師免許を取得する事はなかったが、料理学校にも通ったほど料理好きであった。
　その葵ですら、郁美の料理に感銘を受けていた。
「凄い　これはプロの味付けよ　素材を知り尽くしている」
「健二さんが奥さんにするだけのことある　わたし負けている」
「郁美さんは　健二さんの為に腕を磨いたのね　脱帽だわ」
　葵は、一瞬にして郁美の凄さ、妥協しない愛の真っ直ぐさに感銘を受けていた。

田原　「岩永は幸せ者だな　専属シェフがいるんだ」
健二　「はい　毎日舌鼓うってます」
亜紀　「あらら　料理だけですか？」
健二　「そりゃ色々と　裁縫も完璧ですし　掃除も手抜かりないし」
　　　　「夜の生活もピンク色です」
郁美　「うわぁ　もう　恥ずかしいわ」
健二　「おいおい　毎日　何時間も喘いで　満足している癖に！！」
郁美　「もう！！　馬鹿！！」
葵　　 「ご馳走様でした」
美帆　「そう言えば　皆さんアフターピル飲まなくて良いんですか？」
　　　　「まあ　あれって　頭痛くなったりしますけど」
優月　「うわぁ　忘れてた　飲みます」
美羽　「わたしも」
絢音　「飲みます　まだ瑛翔の子供も産んでないのに　違う人の子じゃ困るぅぅぅ」
葵　　 「今日は　飲んだ方が良さそうですね」
七海　「わたしは止めときます」
葵　　 「えっ？大丈夫？」
亜紀　「あっ七海さんは　大丈夫だと思いますよ」
優月　「いろいろ有るから、触れないでいてあげて」
郁美　「皆さん急いだ方が」

　優月、美羽、絢音、葵の４人は、慌てて敬子の案内で産婦人科医が待つ部屋に向かった。

七海　「大和　もし出来たら、わたし産みたい　良いかな？」
大和　「分かっているって　心配するな」
亜紀　「大和さん　偉いわ」
大和　「子供が欲しい気持ち　七海と一緒なんです　ただ僕の子は無理みたいなので」
　　　　「養子って事も考えたのですが　なかなか踏ん切りつかなくって」
　　　　「今回のもしもの場合　少なくとも七海の子であることには　変わりない」
七海　「大和」
大和　「もしもの話は　止めよう　　全ては俺が背負うから」
田原　「気に入った　田中　お前は男だ　俺に任せろ」
亜紀　「またぁぁぁ　安請け合いするんだから」
健二　「そしたら　ちょっと俺たちは別室に下がります」
　　　　「郁美　行くぞ」
亜紀　「もう　なの？」
健二　「はい　無性にしたくなりました」
大和　「そしたらステージで見せて欲しいんですけど」
郁美　「えっ」
敬子　「うん見たい！！」
郁美　「もう。。。。。」
健二　「分かりました　でも普通に夫婦のセックス楽しむだけですよ」
田原　「ＢＧＭ代わりに　頼むわ」

　健二は郁美の手を引き立ち上がると、その場でガウンを脱いで床に落とした。
　郁美のガウンも剥ぎ取った。
　健二の股間には、反り返るように猛々しくそそり立った１９㎝級の巨根がそそり立っていた。
　カリはいつよりも太く、張り出して息づいているようだった。
　夫達からは、ため息と羨望のまなざしが送られていた。

　七海は、その肉棒の全容を見るのは初めてであり、それが自分の中に入ったという事実が信じられなかった。
　見た途端、その時の感触が身体に蘇り、反応して身体がうずき始めていた。
「すっすごい　あっあぁぁぁぁぁまた欲しい」
　ハッと気がつくと、田原が横に座っていて七海の太股を擦っており、手が侵入してきて秘部を触ろうとしていた。
「えっえぇぇぇぇぇ夫の大和が横にいるのに　あっあぁぁぁ濡れちゃう」

　健二と郁美は、ステージ上のベットに向かうと、汚れたシーツを真新しいシーツに交換して、２人はもつれるようにベットの上で絡み合った。
　郁美の身体は、もう受け入れ体勢が整っており、健二は迷うことなく挿入していった。
　郁美の両手両脚は当たり前のように、健二の身体に巻き付き、あっという間に１９㎝の肉棒の全てをくわえ込んでいった。

郁美　「はぁうぅぅぅぅぅあっあぁぁぁん　いいわぁぁぁ」
健二　「ふぅうぅぅぅやっぱり郁美が一番だよ　はぁはぁはぁ」
郁美　「うふふ　あっあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん」

　そんな２人を見つめながら、七海はそれどころで無くなりつつあった。
「うそぉぉぉ反応しちゃう　大和　わたし　もう駄目かも。。。。。」

田原　「田中くん　七海さんをちょっと預かるぞ」
田中　「えっ　会長いや　田原さん　分かりました　よろしくお願いします」
田原　「さあ　そこのベットに行こうか」
亜紀　「あらぁ　もう七海さんを毒牙にかけたのね」
　　　　「手の早いこと」
麻輝　「うん　亜紀さん　やはり凌は浮気者よ」
亜紀　「そうよね　普通、奥さん妊娠していたら自重するわよね」
美帆　「あっはぁ　可哀想な凌」
田原　「がはは　もう気にしないのだ　七海　行くぞ」
里奈　「おっ開き直った」
敬子　「ずるい　私もぉぉぉ」
徹　　 「敬子は僕としよ」
敬子　「うん　しよ！！」
里奈　「あらら　皆さんお盛んですね」
田中　「あのう　里奈さん　お願いしたいのですが」
里奈　「うふっ　いいわよぉぉぉ　母乳飲ましてあげるわ」
田中　「うわぁぁぁ　飲みたい！！」
須貝　「あはぁ！！　麻輝さん　お願いします！！」
麻輝　「はぁい　よろこんで」
篠原　「美帆さん！！」
尾崎　「美帆さん！！　えっ」
美帆　「うふふ　いいわぁ３Ｐしましょ　楽しいわよ」
尾崎　「うおぉぉぉぉぉガンバリマス」
亜紀　「須貝さん、金子さんはどうするの　ごめんね　わたし」
須貝　「いえいえ　ご出産まで待ちますよ　ずっと亜紀さんには憧れていました」
金子　「絢音を待ちます」
亜紀　「うふふ　絢音さんが心配でしょ」
金子　「はい　競争激しくて　やっとの思いで結婚したんですよ」
　　　　「絢音　無茶苦茶モテるんで　あはぁはぁっ」
亜紀　「うふふ　油断大敵よ」

　亜紀は、妻達の様子を注意深く見定めていった。
　もうそこには、思い悩む女の顔はなく、晴れ晴れとした事業家の妻の顔があった。
　そこに葵が１人戻ってきて、亜紀のそばに座った。

葵　　 「亜紀さん　お話ししたいことが」
亜紀　「お帰りなさい　そんな　もう　さん付けは結構よ　葵さんの方が年上なのに」
葵　　 「気になさらないで　田原さんの奥様ですもの」
亜紀　「分かりました　お話って？」
葵　　 「わたしって　これからどうしたら良いのか迷いがあって」
亜紀　「そうですよね　分かりました　別室に行きましょう」
　　　　「ここは落ち着かないから」
須貝　「葵」
葵　　 「亮介　ごめんなさい　待てて」
須貝　「分かった」

　亜紀と葵は、手を繋いで別室のベットルームに移動していった。
　２人は、そこで色々な話に華が咲いて、時が経つのも忘れて語り合っていた。
　そして２人は、お互いに話が合う者同士との自覚が芽生え、事あるごとに語り合う間柄になっていた。


　絢音が戻ってくると、金子は妻である絢音に謝り性交を求めると、元々惹かれ会う夫婦だけに、先程までの乱交を興奮の種にして濃厚なセックスを始めていた。
　金子の愛撫は情熱的で、いつも手抜き無く絢音を満足させるものであった。
　金子は、この日は特に必死であった。
　自分より巨根の男達、性に貪欲な男達に、愛する妻、絢音が抱かれたのだから、奪われない努力を怠るわけにはいかなかった。
「絢音　愛している　お前だけは失いたくない　俺の全てを捧げる」

　優月と美羽が戻ってくると、須貝が１人で待っていたが、彼は遠慮無く大胆にも２人を３Ｐに誘った。
　須貝は、良家の出身で極めて堅物な一見女に興味なさそうなタイプであったが、葵という年上の魅力的な女性を口説き落とす情熱家であり、ベットの上でも情熱的で、まだ３１歳という若さもあって精力には自信があった。
　本当は葵とセックスして夫婦の絆を確かめたかったのだが、断念して人数的にあぶれた優月と美羽を欲張りにも纏めて頂くことにしたのだ。
「残りものに福があるとはこのことだ　この２人ならお金払ってもセックスしたい」



　結局、その日は全員宿泊し、夜通し乱交し続けて親睦を深めあった。
　夫達は肉欲に支配され続けた１日であったが、妻達にとっては親睦を深める意味では充実の内容であり、以後妻達は自由に行き来して男達を自由に楽しみ、結局男達をあらゆる面を支配して操っていくようになっていくことになるのだった。
　セックスを通した関係では、女達はしたたかな顔が色濃く出て打算と駆け引きが狡猾化し、肉欲を餌にされてしまう男達の太刀打ちできるものではなかった。
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2014年6月21日掲載
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