ずっと愛してます２


ずっと愛してます２　羅衣作
【前】/【次】
第34話　郁美と玲奈２　オンナ２人は、いつしか手を繋いでアロマテラピーサロンに移動していった。　玲奈は波長が合うだけではない、なにかを郁美に感じて、一緒に過ごすときの心地よさに、すっかりリラックスしていた。　アロマは郁美のお薦めカモミールブレンドの香りをチョイスして、アロママッサージを受けると玲奈は蕩けてしまった。　アロママッサージの素晴らしさを初めて知り、マッサージ後のカモミールハーブティータイムで夢中になった。　そのあと２人でジャグジーくつろぐと、２人の距離はますます近くなっていった。　案内されたランチはステーキハウスのレディースランチで、目でも楽しい時間であった。玲奈　「なんか口説かれているみたい　もうメロメロだわ」郁美　「分かりますぅぅぅ　わたし　玲奈さんが欲しいの」玲奈　「うふふ　そうなんだ　良いのかな　そんな事言って」　　　　「わたし　そういうのって嫌いじゃないのよ」郁美　「大丈夫ですよ　わたし　本当のお姉さんになって欲しいって思ってますから」　　　　「まだまだ時間あります　もう部屋取ってあるんです　一緒にゆっくりしませんか」玲奈　「うふふ　もう裸で一緒にジャグジーで過ごした仲ですもんね」　　　　「でも引き返せなくなるわよ」郁美　「うふふ」　玲奈は、６年前に健二の指導で女同士の行為を経験済みであり、健二の元を離れて、海外赴任した当時の夫、三好を待つ間も、自らの淫欲を満たすために、近所の同年代の若妻をその世界に引き込み楽しんでいたのだった。　最初は、健二の言葉に従い興味本位で踏み込んだレズビアンの世界であったが、夫を裏切っているわけではないと正当化できることと、女同士でしかあり得ない甘美な世界に深く傾倒していて、現在の夫、健一に出会うまでは深く傾倒していた。　しばらくは、若く精力的な夫との正常なセックスを満喫していた玲奈であったが、仕事も、家事も完璧にこなし、子供も設ける完璧な姿を見せる従兄妹の年上妻に、盲目的な憧れを示した健一の従兄妹、鹿島沙耶と一線を越えてしまい昨年からレズビアンの関係を密かに始めていたのだった。　改めて女同士の関係に興味そそられていた時に、郁美と出会ったのだから、玲奈の淫欲は燃え上がっていた。　玲奈は、レズビアンとしては受け手、女役から世界に入ったが、すぐに目覚めて攻め手、男役が神髄であった。　小柄で可憐な郁美は、玲奈とってご馳走であり、既に見事な肢体の隅々まで視姦済みであった。　郁美は、相手によって自身のスタイルを変えるマルチで、亜紀とは受け手、敬子とは攻め手であり、そつなく淫欲を満喫するタイプであったが、本質的には受け手、女役であった。　玲奈は、本能的に郁美に対して興味そそられていた。　女同士のリラックスした時間と程よい満腹感が、玲奈を大胆なオンナに変えてしまった。　景色の素晴らしいコーナースイートルームに案内されて、密室で２人っきりになると、玲奈は突然郁美の唇を奪いベットに押し倒した。　１０㎝ほど身長差のある玲奈に、小柄な郁美は押し倒されて、為す術もなく陵辱されていった。郁美　「はぁうぅぅぅぅぅあっあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん」玲奈　「うふふ　かわいいわ　逃がさないわよ」郁美　「はぐぅあぅうぐふっぅぅぅぅ」　玲奈の舌が郁美の口内を生き物のように這いずり回り、唾液を吸い取られた。　その味に、玲奈は歓喜した。「なんて美味しい子なの　甘い香りがする　うふふ」　玲奈の手は、優しく郁美の身体を這いずっていたが、気がつくとファスナーも下げられ、ブラのホックも外されて、無防備にも素肌を露わにされていた。　郁美は、想定内の展開で自ら誘ったものであったが、急展開と玲奈のテクニックに圧倒されていた。「えっえぇぇぇぇぇぇぇぇ　早い　あっあぁぁぁこのままでは　すぐ逝かされてしまう」「女同士って奥が深いのは分かっていたのに　駄目ぇぇぇぇぇ甘く見ていたわぁ」「わたしの方が虜にされてしまうかも」郁美　「はぁうっ。。。。。ひいっあっあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん」玲奈　「うふふふ」　郁美は既にパンティ１枚にされてしまい、玲奈も同様の姿で郁美に覆い被さった。　女体の淫欲の深さを知り尽くしている玲奈に、肢体を自由にされて郁美は一気に登り詰めていった。　まだ秘部には玲奈の指すら触れていないのに、郁美の秘部は反応してドロドロになっていた。　玲奈の唇が、乳房を這いずり回り、乳首に吸い付いた瞬間に郁美は逝ってしまった。郁美　「あふぅぅぅいくぅぅぅぅぅぅひぃぃぃぃぃぃぃぃ。。。。。。。。」　ハッと気がついた時には、パンティも脱がされて、秘部に玲奈の舌が這いずり回っていた。　思わず身をよじって逃れようとするが、押さえつけられ、玲奈の長めの舌が膣内にも侵入し掻き回されて悶絶した。郁美　「ふあっあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあっあっあん」グチュルチュバブツハァプ♪♪グチュルチュバブツハァプ♪♪グチュルチュバブツハァプ♪♪ 　静かなコーナースイートルームに淫猥な、湿った音と、郁美の喘ぎ声だけが響いていた。　玲奈の舌は、アナルにまで襲いかかり、押し広げ侵入していった。　郁美の全てが玲奈のものになっていった。　亜紀の可愛がる、慈しむ攻め手とは全く異質の男性のものを連想させる征服する攻め手で、郁美は未経験のスタイルに為す術もなく飲み込まれていった。　郁美は、窮屈なＭ字スタイルで両脚を押し広げられ、固定されて、秘部の全てを舐めとられて、辱められていった。「わたし　本気で何もかも犯されてる。。。。。あっあぁぁぁぁぁぁぁ」　玲奈の凄さは舌技に代表されるように、バイブなど道具を一切使わず、相手の女性を絶頂に導き、我がものにするテクニックにあった。　これは誰に教えられたものではない我流のものであり、相手の女性を征服して、我がものにするもので天賦の才に裏打ちされたものであった。　その玲奈が郁美に対して初めて本気になって、襲いかかっていた。　感覚としては男性のものに近く、郁美を自分の女にしたいと考え辱め、身も心も犯していった。　マングリ返しの姿勢の秘部に顔を埋めて舐め回し、両手は乳房を揉み上げ、両脚は腋の下から二の腕を撫で回していった。　郁美は何度も登り詰めて潮吹きしてしまったが、その全てを玲奈に飲み干され、休むことなく責め立てられ、延々と逝かし続けられていた。　郁美の両手はシーツに食い込んで引き裂かんばかりにバリバリと音を立てていた。　不意に右足の親指を舐められ、絶頂に達し潮を吹きながら逝ってしまい、その潮が美しい玲奈の乳房に飛び散った。　それを恍惚とした表情の玲奈は、自身の左手で乳房にまんべんなく広げて塗りたくっていた。　郁美の右足の指、指と指の間、さして足の裏まで、舐め尽くすと、自分の右太股に預けると、今度は郁美の左足を舐め尽くしにかかった。　左足の親指を口に含まれると、郁美の身体が激しく痙攣した。　同様な愛撫は、健二や徹から受けていたのだが、女性の口と舌は全く異質な、そして深い性感を与え、郁美を今までにない高みに誘っていった。　道具を伴わない女同士のものでは、普通、挿入からフイニッシュというスタイルは起こりえない。　それ故に、郁美のように男性の良さを知り尽くしている女性では、最後の最後は挿入を渇望し、物足りなさを感じるのが常であったが、玲奈には隠されたテクニックがあった。　ネイルチップで彩られた自身の右手を見て、一瞬戸惑った様な表情を浮かべたが、直ぐに右手に自身のパンティを被せたかと思うと、そのまま郁美の膣に人差し指と中指をパンティ生地ごと挿入し、同時に同じように親指をアナルにねじ込んでいった。　どちらの穴も、ドロドロに濡れており、大した抵抗もなく飲み込んでいった。　ネイルチップで郁美を傷つけないように咄嗟に思いついた方法であったが、それが思わぬ効果をもたらした。　挿入を待ち焦がれていただけに、パンティが挟まっただけで、抵抗、摩擦感が増大して、太いものが入った錯覚も生み出したのだ。郁美　「ふっあっあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」　郁美の背中が弓なりに反り返り、呼吸が一瞬止まった。　突然、玲奈は正常位の姿勢で、郁美に覆い被さり抱きしめて身体をくねらせた。　乳房と乳房が擦りあわされて、まさに官能の性感が全身を貫いた瞬間、肢体は崩れ去り、激しく四肢を痙攣させながら逝った。　郁美の頭の中で、パーンと激しい音と共に、白い何かが弾けて意識が飛んでしまった。　口元からはだらしなく涎が白く垂れて、軽く白目をむいて失神していた。　玲奈は郁美の涎を美味しそうに舐めとると、身体を沈めて、再び郁美をマングリ返しの姿勢に持ち込み、秘部に顔を埋めて舐め回し、両手は乳房を揉み上げ、両脚は腋の下から二の腕を撫で回していった。　止むことのない性感の津波に、郁美は呼び起こされ、遂に堰が切ったように淫らに喘ぎ始めた。郁美　「いやぁぁぁ死んじゃう　はあっひぃいぃぃぃぃぃあっあぁぁぁぁ」　グチュルチュバブツハァプ♪♪グチュルチュバブツハァプ♪♪グチュルチュバブツハァプ♪♪ 郁美　「はぁうぅぅぅあっあっあっあっあひぃうっあっひいぃぃぃぃぃぃいっちゃう」　　　　「駄目ぇぇぇこわれるうぅひぃぃぃぃぃぃあっあっあっあっ」　グチュルチュバブツハァプ♪♪グチュルチュバブツハァプ♪♪グチュルチュバブツハァプ♪♪ 郁美　「あっあっあっふあっ。。。。。えっ。。。。。いやぁぁぁ」玲奈　「ふぅぅぅん　本当に止めて良いのかしら」郁美　「えっえぇぇぇん　そっそんなぁぁぁ　駄目ぇぇぇん」玲奈　「あらあら腰くねらせちゃって　もっとして欲しいんでしょ」郁美　「ふはぁ。。。。。。。。あぁぁぁんしてぇぇぇもっとぉぉぉぉぉ」玲奈　「それなら　お願いの仕方があるでしょ」　　　　「お姉様お願い　郁美はお姉様の奴隷です　好きなように可愛がって下さい　って言うのよ」　　　　「言いなさい！！」郁美　「えっ　　うっふぅぅぅん」玲奈　「意外と　頑固なのね　　そんな子は嫌いよ」郁美　「いやぁぁぁん　郁美はお姉様の事好きなんです」　　　　「お姉様お願い　郁美はお姉様の奴隷です　好きなように可愛がって下さいましぃぃぃ」玲奈　「うふふ　良いわよ　可愛い子」　グチュルチュバブツハァプ♪♪グチュルチュバブツハァプ♪♪グチュルチュバブツハァプ♪♪ 　郁美は、それから１時間以上可愛がられて、すっかり玲奈に心酔してしまっていた。　玲奈の腕の中で子猫のようにヨシヨシされて、マッタリと微睡んでいた。玲奈　「郁美は誰かに慣れた女性にレズの手ほどき受けたでしょ」郁美　「うん　凄い素敵な人よ」玲奈　「その子をわたしに逢わせてくれるかな」郁美　「えっ」玲奈　「その子もわたしのものにしたいの」郁美　「今は駄目です　彼女　妊娠中だから」玲奈　「そうなんだ　ふふふ　きっと美味しそうな子よね　わたしより年下かな？」郁美　「わたしより２歳上なんです」玲奈　「２６歳か　うぅぅぅん羨ましいわ　女として一番良い時ね」　　　　「郁美ちゃんも　今を大切にしなさいね」郁美　「はい　今すごく幸せなんです」　　　　「あのう　わたしの夫に逢われたら　きっと玲奈さん驚くと思います」玲奈　「えっ　　　わたしの知っている人なの？」郁美　「それは　会ってのお楽しみ　ってことで」　　　　「わたし、彼と高校生の　処女の時に出会って　全てを捧げてオンナにされたんです」　　　　「そしてずっと思い続けて　やっと奥さんに成れたんです」　　　　「それからは　楽しいですが　　激動の毎日です」玲奈　「激動ねぇ　ホントに幸せそうな目で話すのね」　　　　「あっそろそろシャワー浴びましょ　間に合わないわ」　２人は慌てて身支度を調えたが２人のパンティはベタベタに汚れていて、そのまま履くのは躊躇われて、やむなく洗面所で手洗い後、部屋の空調口に見えないように干して、ノーパンのまま健二を出迎えることになった。　健二は郁美が総崩れで玲奈に陵辱されたことを知るよしもなかったが、そうなる可能性は想定していた。　玲奈は短い間ではあったが、性に関して天賦の才を見せていた女性であり、６年の歳月はそれなりの成熟を予想出来た。　玲奈にとっては、間違いなく郁美は可愛い存在であり、隠された性癖を露わにするうってつけの相手であるはずであった。　郁美は、健二の妻であり、郁美に手を出す、手をつけてくれれば、玲奈を再び我がものにする格好の口実を与えてくれるものであった。　逆に何もなく、普通に過ごしていたなら、その方面の玲奈の可能性は期待しない方が良いと考えていた。　普通に、ＰＣ関係関係の業務だけを頼もうと考えていた。　彼女自身も、６年前の経験は、今の夫、家族には知られたくない筈であった。　しかし、９割の確率で、郁美の魅力に本性を現すだろうと確信にも似た思いがあった。　郁美には、他の女性陣にはない魔性のような男と女を惹きつける魅力がある。　健二の６年ぶりの再会への期待は大きく膨らんで、高鳴る気持ちを抑えて、部屋をノックした。　コンコン！！コンコン！！郁美　「はぁぁぁい」健二　「俺だ」　郁美は、それでもドアの覗き窓から健二を確認してから、ドアの施錠を解除した。「うむ　よい子だ　それは大切な習慣だぞ」郁美　「うふふ　待ってましたあなた」　健二は、その一言で玲奈は健二の罠に落ちたことを確信し、郁美に伴われて部屋に入っていき、玲奈に声をかけた。健二　「杉本玲奈さん　わざわざ来て頂き恐縮です」　　　　「私が　田原興産の岩永です　よろしくお願い致します」玲奈　「はい　岩永さん　よろしく　えっ。。。。。。。。。。うそ」健二　「やはりな　アルテミス　いや玲奈　久しぶりだな」玲奈　「アルテミスなんて呼ばないで　昔の話よ」健二　「６年振りなのに　素直じゃないな」玲奈　「そんな言い方　意地悪だわ」　　　　「それより　ここは神戸　どうしてあなたが」　玲奈は身の危険を察知して後ずさったが、椅子に当たって思わず座ってしまった。　膝頭が笑って力が入らず、それっきり立つことが出来なかった。　６年前、健二の前から逃げた時、玲奈は限界であった。　もう１回でも、健二に抱かれたら、本気で、健二の女にされてしまう、なってしまうと、危険を感じていた。　そして２度と後戻り出来ないと感じていたのだ。　それは６年経った現在でもそうであると自覚していた。　それだけ深く、強く、身体の芯に健二の刻んだ刻印は大きいものだった。　玲奈を女からオンナに生まれ変わらせた男、健二に再び見つかり、掴まってしまった。健二　「玲奈　そんなに俺が怖いのか？」玲奈　「そうじゃない　自分が怖いの」健二　「ふっまあ　それはそれとして、相談、頼みがある」玲奈　「・・・・・・・・」　健二は、依頼したいサーバ開設、Ｗｅｂサイトの開設と管理運営、セキュリティ管理などを熱く語った。　玲奈は、何も言わずに健二を見つめていたが、無意識のうちに身体に変化を感じて、戸惑っていた。「うそぉぉぉキュンとしちゃう　健二って、６年経っても素敵な人よね　あっだめっ」　玲奈は、オンナとして健二に惹かれていたのを認識していたが、理性はしっかりしていたので、貞操を守るという大義名分で線引きして身を引いたのだ。　会って話すことすらタブーであったのに、またこうして話す機会を持ってしまった。　６年間の封印による身体反動は大きく、理性では抑えられないものになりつつあった。　玲奈の甘い吐息と潤んだ瞳、首筋の火照り具合で、既に健二は察していた。「玲奈　お前はやはり俺のものになる運命なんだ」健二　「ということなんだが、受けてくれるだろうか」玲奈　「そうねぇ「会」のサーバね　確かに　わたししかいないかもね」　　　　「うふふ　分かりました、お受けします」健二　「報酬は希望額を言ってくれ」玲奈　「それは改めて見積書提出してから、ご相談します」　　　　「それにしても　関西支部ですか　　逃げられないものなのね」健二　「ああ　日本は狭いからな」　健二は立ち上がると、玲奈の隣に腰掛けた。玲奈　「待って、お願い　わたし」健二　「心配しなくても良いよ　玲奈の家庭、幸せは壊さないよ」　　　　「俺には　もうこんなに可愛い妻がいるからね」玲奈　「ホントに可愛いわ　なんか妬けちゃう」郁美　「うふっ」健二　「杉本家自体が　関西支部の幹部会員になって貰う予定だ」　　　　「意味が分かるよな」玲奈　「えっ。。。。。うそ」健二　「知らないとは言わせないよ　義父の女好き、そして君の夫　健一君も」玲奈　「もう言わないで！！　そこまで調べているのね」　　　　「いい男の人って　みんな女好き　それが現実よ　でも愛してくれてる実感があるの」　　　　「分かっているの」健二　「だから玲奈　いやアルテミス　　「会」に戻るんだ」　　　　「遠慮することはない　帰ってくるんだ　俺の腕の中に」玲奈　「もう　強引なんだから」　郁美は、一瞬にして洞察し、健二と玲奈の関係を受け入れた。「あぁぁぁやっぱり　玲奈さんもわたしと同じ」「健二さんに変えられて　離れられない運命なんだ」
【前】/【次】
あなたの一言が作者の励みになります！感想宜しくお願いします！
羅衣さんの作品群→
2014年9月20日掲載
Copyright (c) 2013-2015 羅衣 All rights reserved.

▲