ずっと愛してます２　羅衣 作
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第41話　若竹狩り-ドキュメント


　関西支部による筆下ろし制度の立ち上げは早かった。
　あの紛糾した集まりから僅か３週間後には、３人の若竹を向かい入れたのだ。
　これにはノリノリの郁美と彩佳の影響が強かった為であるが、唯一、徹が若竹達の情熱を危惧して最後まで難色を示していた。
　徹は、郁美達と初めてを経験したら絶対に彼らは忘れられないと確信していたのだ。
　敬子は郁美と行動を共に出来るだけで、ご機嫌であった。
　敬子にしても若い男性は徹以外知らないので、１０歳代の男の子の青い性に興味津々であった。

　とある土曜日のＡＭ１０：３０頃、郁美と彩佳、敬子の３人はワクワクしながら、新神戸駅からやや離れた隠れ家的なファミリーレストラン「ガ○ト」で男の子達がやって来るのを待っていた。
　しばらくすると岩永健二に連れられて、若い男の子３人がやって来た。
　健二は席を案内すると、郁美に目配せして、その場を足早に立ち去り車に戻ってしまう。



　ファミリーレストランで３ｖｓ３の初対面となった。
　ガチガチに緊張している男の子達を見かねて、郁美達が簡単な自己紹介から始めた。

郁美　「わたしは　アテナ　です」
彩佳　「同じく　カリヤ」
敬子　「うふっ　わたしは　アフロディア　です」

　男の子達は３人とも高校生ということで、素直なのか本名と学校名まで明かしてきます。
　郁美達が聞いていた話では男の子達のご両親からそれぞれにご指名があるとされていたのに、実際始まってみるとただ男女人数だけ合わせているだけで、当日自由に組み合わせを組むスタイルとなっていました。
　となると相手をどう決めるのかというのが企画上重要ですので、郁美達は男の子達に選んで貰おうとしたのですが、彼らは目移りしてしまうみたいで一向に決まる気配がありません。
　やむなく郁美達が選ぶ事にしました。

　まずは敬子から選ぶのですが、無理に選んだりしないで単純に真っ正面の子を選びました。
　続いて彩佳も敬子に習って、真っ正面の子を選びました。
　郁美は笑顔で残った子に話しかけます。

郁美　「良かった　君が残って　うふふ　君　わたしのタイプなの」

　残った男の子の目が途端にキラキラと輝きを増します。
　敬子は郁美の上手さに感心します。
「うん　見習わなきゃ　お姉ちゃん　男心知り尽くしてる」
　彩佳の提案で、３組のカップルは席を分かれて食事することにしました。

敬子　「えっと　名前　大塚君だっけ？」
大塚　「はい　よろしくお願いします」
敬子　「うふふ　何年生なの？」
大塚　「実は中三なんです　みんなに合わせてしまいました　すいません」
敬子　「えっえぇぇぇマジ？　まあ　いいけど　なら１５歳なの？」
大塚　「まだ１４歳です　来月誕生日です」
敬子　「ひえぇぇぇ　それにして大人っぽいね　高校生かと思っていたわ」
大塚　「そうですかぁ　それにしても　みんな綺麗な人ばかりで驚きました」
敬子　「うふふ」

　大塚君は３人の中では一番小柄な子で身長は１６５㎝と言っていましたが、長身の敬子から見るともうちょっと小さいように思えました。

郁美　「森内君　なんか緊張してる？」
森内　「はい　ドキドキして食欲がありません」
郁美　「駄目よ　ちゃんと食べようね　今日はいっぱいエッチするんだから」
　　　　「栄養つけてね」
森内　「えっいっぱい　していいんですか？」
郁美　「いいわよ　若いから頑張れるでしょ」
　　　　「だから　焦らなくても良いからね」
森内　「はい」
　　　　「それにしても　女優さんみたいな人ばかりでビックリしました」
郁美　「あっはぁ　お世辞上手ね」

　森内君は高校２年生で、野球部の体育会系男子であった。
　今年の夏の甲子園にも出場したらしいが、惜しくも１回戦敗退だったらしい。

彩佳　「松田君　今日は朝早く出たんでしょう　疲れてない」
松田　「大丈夫です　でも昨日　全然寝付けませんでした」
彩佳　「あはっ　興奮しちゃった？」
松田　「はい　今も　ここが・・・」
彩佳　「あらら　ホント　まだ早いわよ　焦っちゃ駄目」
　　　　「男は　我慢することも大切なの　わかった？」
松田　「はい　ふぅ」
彩佳　「若いのね　そんなに気にしなくても大丈夫」
松田　「はぁはぁはぁ」

　松田君は、３人の中で一番身長が高くて１８０㎝ほどで、高校３年生であった。
　やや痩せ形でヒョロッとした印象が強い男の子であったが、内に秘めた性欲が溢れんばかりであった。


　それぞれで軽くお食事をしてから、全員一緒に健二が運転するエルグランドに同乗して、新神戸にある田原グループのラブホテルに向かいました。
　まだお昼だというのにラブホテル前でぞろぞろと６人も車から降りてきて、そしてそのまま一緒に同じラブホテル入る光景は端から見ても異様であった。
　明らかに少年と２０歳代の女達のカップルであり、その組み合わせの違和感は隠しようがない。

　入口パネルカウンターで、それぞれ別々のお部屋を取ってそこで別れました。
　男の子達はキョロキョロとして落ち着きがありません。
　薄暗い薄紫色の照明が、無垢な少年の心を掻き乱します。
　彼らにすれば、初めて感じるセックスの香りに若い欲望が沸騰します。
　繋いだ手を通して若者の熱気がオンナ達に伝わり、禁断の淫欲に着火してしまいます。


　敬子は大塚君がまだ緊張していたので、部屋に入ると落ち着かせるためにお茶タイムにしました。
　緊張しているのですが、若い身体はもう爆発寸前で息づかいが荒く苦しそうです。
　敬子は徹のアドバイスを思い出しながら、２０分ほどお話しをしてクールダウンさせます。
　徹のアドバイスでは、初めての男の子は空回りして、とにかく暴発しがちで、それのタイミングが悪いと自信喪失に繋がるので、あくまでも冷静に初めの瞬間を迎えさせることが大切だというものでした。
　敬子から見ても、大塚君は敬子の裸見ただけでも爆発しそうな雰囲気でしたので、あくまでも焦らず進めていくことにしました。

　大塚君は身長はあまり高くないのですが、顔が可愛いタイプで女の子からモテるだろうと思って、確かめると彼女は何度か出来たようでした。
　大塚君は元気な同年代の子とは合わず、落ち着いた大人の女性が良いと思うようになったらしく、しかし彼女にはそれを言えずにキスまでが限界だったとのこと。
　敬子に選んで貰えて凄い嬉しかったと話していたので、敬子はただ真正面にいたからとは言えなくなり困惑しました。
　純真な彼の気持ちを傷つけたくないと考え、開き直った敬子は決心しました。

　敬子は思い切って、お風呂に一緒に入ろうと話しました。
　不思議と相手が緊張していると、こちらは逆に落ち着けるもので不思議なものです。
　敬子が大塚君に先に入るように言うと照れていましたが、唐突に脱ぎだし一気に全裸になり風呂場に急ぎます。
　見た目は細くて折れそうに見えましたが、意外に裸になると腹筋が見えるくらい鍛えていたのです。
　ちらっと見えた若竹はもう既に勃起しているようでした。
　敬子は年下の子が先に入ったのでベテランのつもりで後から入りましたが、またなんとも言えない照れくささがありました。

　大塚君は若竹を隠していたので、敬子はからかってみたくなり声をかけます。

敬子　「ダメよ隠しちゃ」
大塚　「すっ　すいません」

　大塚君は素直に手を離します。　
　若竹は仮性包茎のようで可愛い感じで、シャワーを浴びながら、そこを弄ってあげます。
　たちまち完全に勃起して、残っていた包皮から桜色の綺麗な亀頭が半分ほど顔を出します。
　玉袋は異常に大きくて、竿の部分が小さく感じるほどですが、握ってみると普通くらいの長さのようです。
　敬子は、大塚君をスケベ椅子に座らせて、その真正面に腰を下ろすと洗面器にお湯を入れてホディソープを泡立て、その泡をこすつけながら身体を洗ってあげました。
　そして当然の流れで若竹を洗いながら扱いて、一気に包皮を完全に剥いてしまいます。
　大塚君は剥いた時にチョット痛そうでしたが、扱き続けていると気持ち良さそうにしています。
　若竹がピクピクしているので面白くて何度も扱いてしまいます。
　すると大塚君が突然叫びます。

大塚　「だめです！！」

　その瞬間、ドロッと濃厚な白いものが若竹の先端から噴出して、敬子の胸元に飛散します。

大塚　「すみません出ちゃいました」
　　　　「かけちゃて　ごめんなさい」
敬子　「うふふ　かけられちゃった」

　大塚君が本当に申し訳なさそうにうな垂れる姿に、敬子はキュンとしてしまったのです。
　射精したというのに大塚君の若竹はますます固くそそり立っていて、その状態に狼狽えている様子が興味深くて敬子は思わず聞いてしまいます。

敬子　「どうしたの？」
大塚　「緊張して小さくならないみたいです」

　彼は初体験への期待感と激しい興奮で、立ちっぱなしは初めての経験だったようです。
　いつもは射精するとすぐ小さくなるようですが、この日はなにか変な感じだと言っていました。
　身体を洗ってあげると身をよじってくすぐったがっていたのが印象的で、男性もこんな気持ちで女の人を洗うのかと思うと敬子はちょっと逆の立場になった気持ちでした。

　敬子はそれから自身の身体を洗わせ始めます。
　彼は彼女のバストを服の上から触った事はあるようですが、生で弄ったのは初めてと言う事でした。
　最初に触った時には手が固まっていますし、ほとんど指も動かずにそのままなのです。
　それではしょうがないので私の全身を隈無く洗って貰いました。
　それが終えてからまたバストに触れさせますと、今度はいくらか硬さが取れ手もぎこちなくながらも撫でていきました。
　それからシャワーをさっと浴びて風呂を出て、バスタオルを身体に巻いて２人はベットに移りました。



　郁美は、森内君は普段から野球部でトレーニングの毎日だからスタミナは標準以上あると判断して、鼻息の荒い彼のガス抜きをすることにしました。
　ラブホテル独特の淡いピンク色の照明が少年を狂わし、若く燃えるような淫欲と初体験への爆発しそうな期待感が、少年の余裕を焼き尽くしているようでした。
　少年の瞳は血走っており、郁美の胸元を食い入るように見つめています。

郁美　「うふっ　やっと２人きりになったね」
　　　　「じゃあ　初めはフェラチオから教えてあげるね」
　　　　「服汚れちゃうから　全部脱いじゃってね　わたしも脱ぐから」
森内　「フェラチオですか・・・・・わっわかりました」
郁美　「してもらったことないの？」
森内　「ないです　お口でするやつですよね」
郁美　「そうよ」

　郁美はワザと森内君に背中を向けて、腰をくねらせながらスカートを床に落とし、ブラウスのボタンを外していった。
　背後からの食い入るような熱い視線と荒い鼻息が聞こえていた。
　ブラウスを脱いで下着姿になってパンティストッキングを脱いでいると、背後から少年の切なげな吐息が聞こえてくる。
　やはり経験の無い童貞だと痛感する。
　薄い水色の下着姿になった郁美が振り向くと、少年は上半身だけ裸で下はそのままであった。

郁美　「もう！！　わたしだけ　女性だけ下着姿にするなんて駄目でしょ」
森内　「ごめんなさい　あんまりにも後ろ姿が綺麗で　見とれてしまって」
　　　　「すぐ脱ぎます！！」
郁美　「ズボンと靴下脱いだら　そこのベットに座ってね」
森内　「はい！！」

　森内君は、青い無地の伸縮性の良いトランクス姿１枚の姿でベットサイドに座り、期待感一杯のキラキラ光る瞳で郁美の一挙一動を追います。
　少年にとっては、一番ドキドキする瞬間が訪れたのです。
　トランクスの股間はかなり大きいテントを張っており、伸縮性の良い素材で若竹の亀頭の形がはっきりと見てとれます。
　かなり立派な若竹のようで、郁美の期待が膨らみます。
　郁美は彼の足元に膝をついてしゃがみこんで、トランクスを脱がすべく手をかけます。

郁美　「はぁい　脱ごうね　オチンチン見せて」
森内　「はい　恥ずかしいぃ」
郁美　「かなり　良いもの　持ってるみたいじゃない　お姉さんにお披露目して」
　　　　「腰上げて」
森内　「はい」
郁美　「まぁ！！　立派じゃない　うふふ」
森内　「うわぁぁぁ恥ずかしいぃ」
郁美　「駄目よ　隠さないで」
森内　「あっあぁぁぁ　きっ気持ちいい　はぁあぁぁぁ」

　郁美は、彼の両脚を割って入り込んで、若竹に手を伸ばして弄くり回します。
　それにしても立派な若竹で、長さは１８㎝ほどはありそうで、カリ首が綺麗に張った立派な亀頭で、その亀頭がパンパンに張ってツヤツヤしているのが印象的であった。
　太さは楽に４０㎜越えしている感じで、いわゆるデカチンのカテゴリーに堂々と入る逸物です。
　若さなのか鋼鉄のような硬さで、郁美の手を弾き飛ばそうとします。
　郁美は、宝ものを見つけた感覚で歓喜の声をあげそうになってしまいます。
　秘部は期待感から早くもトロトロに濡れていて、パンティのクロッチ部分に恥ずかしいシミを作っていました。
　郁美はもう我慢など出来ません。
　勢いよくパクッと若竹に食い付いてしまいました。
「これって　徹のに負けないオチンチンね　ふむむ　ちょっと　おっきい？」

森内　「ふぅはぁぁぁぁぁ　あったかぁい　あっあぁぁぁ」
郁美　「ふぐっう　ちゅるるば」

　グチュルゥゥゥゥゥチュバ♪♪チュルプゥゥゥゥチュルバッ！！
　チュルプゥゥゥゥチュルバッ！！グチュルゥゥゥゥゥチュバ♪♪
　グチュルゥゥゥゥゥチュバ♪♪チュルプゥゥゥゥチュルバッ！！

　森内君はあまりの快感に悶絶します。
　初めてのフェラチオなのに、いきなり濃厚に舐められ、しゃぶられ、吸われたのです。
　暖かくヌルッとした粘質な感覚は、彼にとっては初めて経験です。
　彼は信じられないという思いで目を見開いて、自分のものが情熱的な唇の中に吸い込まれる情景を見つめます。
　それなりに長さのある竿が小柄な彼女に丸ごと食べられてしまいます。
　郁美の白魚のように白く細い、そして信じられないほど柔らかい手が彼の内股と玉袋を優しく愛撫するのです。
　少年の思考はあっと言う間にパンクして、目を白黒させて快感の波に呑まれていきます。
　思わず腰を振ってしまいます。
　
　チュルプゥゥゥゥチュルバッ！！グチュルゥゥゥゥゥチュバ♪♪
　グチュルゥゥゥゥゥチュバ♪♪チュルプゥゥゥゥチュルバッ！！
　チュルプゥゥゥゥチュルバッ！！グチュルゥゥゥゥゥチュバ♪♪

　彼は、これは天国に違いないと確信していました。
　先程までは痛いほど猛狂っていた若竹は、溶けてしまったのではと思うほど、快感を生み出すものに変化を遂げていたからです。
　そして彼が知っているあの瞬間が間もなくだと感じて、叫んでしまう。

森内　「ふぅはぁわぁぁぁでっでるぅ！！」
　　　　「うっはぁっはぁっはぁっ！！！！」
郁美　「うぐっあぐっつぅぅぅ　ごくくぅぐくぅ」
森内　「はぁはぁはぁゎあはぁはぁ　でっちゃいました」
郁美　「うぐっはぁっ　ふう　うふふ」
森内　「ごめんなさい　お口の中に」
郁美　「気にしなくても良いの　わたし　味見したかったの」
　　　　「濃厚で　タップリ出たね」
　　　　「あっ　まだ出てる　ちゅるぅちゅるぅちゅるう」
森内　「ずぅあぁぁぁはぁぁぁぁ　きもちいぃぃぃぃぃ」
郁美　「ぷちゅるばっ　はぁ　もう一回出そう　はい」

　グチュルゥゥゥゥゥチュバ♪♪チュルプゥゥゥゥチュルバッ！！
　チュルプゥゥゥゥチュルバッ！！グチュルゥゥゥゥゥチュバ♪♪
　グチュルゥゥゥゥゥチュバ♪♪チュルプゥゥゥゥチュルバッ！！
　グチュルゥゥゥゥゥチュバ♪♪チュルプゥゥゥゥチュルバッ！！
　チュルプゥゥゥゥチュルバッ！！グチュルゥゥゥゥゥチュバ♪♪
　グチュルゥゥゥゥゥチュバ♪♪チュルプゥゥゥゥチュルバッ！！

森内　「うわぁぁぁぁぁまってぇ　あっあぁぁぁぁぁ」
郁美　「ちゅっぱっ　大丈夫よ　袋パンパンよ　もう一回出しとかないと」
　　　　「初めては　ジックリしたいでしょ」
森内　「でもぉ　あっあぁぁぁぁぁぁぁぁ　きっきもちぃ　あっあぁぁぁ」

　チュルプゥゥゥゥチュルバッ！！グチュルゥゥゥゥゥチュバ♪♪
　グチュルゥゥゥゥゥチュバ♪♪チュルプゥゥゥゥチュルバッ！！
　チュルプゥゥゥゥチュルバッ！！グチュルゥゥゥゥゥチュバ♪♪

　森内君は今度はもっとタップリ、彼が生涯忘れられない濃厚で激しいフェラチオを受けてしまうのだ。
　若い肢体は、与えられる快楽を貪欲に求めて、持ち主の意思を無視して若竹を萎えさせず頑張り続ける。
　十数分後には再び、まだ青くて白い汚れを知らない精が、郁美の食欲を満たす為だけに散ったのだった。



彩佳　「あぁぁぁん　がっついちゃぁぁぁん　あん」
松田　「はぁはぁはぁ　いい匂いだぁ　はぁ」
彩佳　「だめっ　あっあん」

　松田君は部屋に入った途端、彩佳にしがみついてきて、ベットに押し倒そうとしてきたのだ。
　まさに迸る若い性欲に、彩佳は面食らってしまった。
　女性にはそんな時代は無くて、無性にムラムラする時はあっても、相手に爆発的に欲望をぶつけるなど考えもしない。
　彩佳は、今まさに犯されそうという状態ながら、不意にレイプなどの行為が大人になりきれない少年のような抑えられない欲望が引き起こすのかななどという、あらぬ方向のことを考えてしまっていった。
　それだけ彼女に余裕がある証拠でもあった。
　若い欲望を身体で受けとめながら、その状況に興奮し楽しんでいたのだ。
「あん　興奮しちゃって　可愛い」

松田　「はぁはぁはぁ　すっ好きですぅ　カリヤさん！！」
彩佳　「もう　急いじゃ　あっふぐぅむ」

　松田君はがっつくように彩佳の唇を奪った。
　身長が高い彼は、本能なのか実に巧みに彼女の首を上に向かせて、キスに持ち込んだのだ。
　半ば強引に舌を侵入させてきて、彼女の口内を探索して回る。
　彩佳は苦笑しながら、情熱的に舌で出迎えた。
　舌と舌がダンスして絡み合い、唾液のカクテルを作り出す。
　少年の噛んでいただろうチューインガムの残り香が彩佳には新鮮であった。
　思えば彩佳にはかなり年上の男性しか経験がほとんど無く、若い男といえば徹しかいなかった。
　徹とのセックスは素晴らしくて、今では週に一回は逢ってしまう状態で、郁美のオトコを見る目の素晴らしさに感心していた。
　意識が迷走する彩佳を松田君の手が現実に引き戻す。
　初体験とは思えないほど大胆に手が彼女の肢体の上を這いずっていた。

　松田君のセックスへの興味は人一倍で、毎日のようにインターネットで無修正ＡＶや画像をダウンロードして楽しんでいたのだ。
　既にありきたりなＡＶでは興奮しない状態で、その好みも明確に定まっていた。
　ジャンルとしては人妻もの、特に若妻もので、自宅で侵入者に犯されて淫欲に狂っていく姿に異常に興奮するのだ。
　ルックスも人並みあって高身長なので、同年代の女の子にもそれなりにもてて、バレンタインデーには十数個のチョコを貰うほどであった。
　しかし彼にとって同年代の女の子は性の対象から外れていたのだ。
　両親から人妻による筆下ろし制度の話を聞かされたときの彼は驚喜したのだ。
　その日以来、彼の人妻とのセックスシュミレーションは始まっていたのだ。

　正直、４０歳代人妻による筆下ろしであろうと予想していたが、それですら人妻と初めてが迎えられるというだけで大興奮であった。
　１０日ほど前に、２０歳代若妻が割り当てられると知った時には、彼は狂ったようにオナニーに耽った。
　いつも見ている、お気に入り無修正ＡＶに出ている陵辱される若妻があれほど身近に感じたことなど、未だかつて無かった。
　そして今日初対面した時には、あまりに美しい若妻３人であったので、唖然としてしまったほどであった。
　ＡＶ女優とは比較にならない美形で、芸能人と言われても信じてしまうレベルであった。

　彩佳の衣服を脱がそうと必死で奮戦する松田君に素直に従う彼女も負けじと彼の服を脱がしにかかる。
　もう彩佳も即筆下ろしが既定路線で、あとは若さで奮戦して貰おうと考えていた。
　シュミレーション通りに順調に進んでいたのが、彼はブラジャーのホック外しに苦労してしまう。
　こればっかりはＡＶでは学べない、経験の差が露呈してしまう。
　映像で見たとおり、クイッと捻るように外そうとするのだが、思うようにいかないのだ。
　焦れば焦るほど手間取り、上手くいかなくなってしまう。
　金具の破損を気にする彩佳に「待って」と言われるまで苦戦し続けてしまった。
　彩佳はそこで初めて、やっぱりこの子は童貞なんだと納得したのだった。
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2015年1月4日掲載
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