ずっと愛してます２　羅衣 作
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第6話　彩佳


　鈴木彩佳は、郁美と一緒に、彼女の会社送別会を２次会で逃げ出してしまい、彩佳行きつけのカクテルバーに逃げ込んでグラスを傾けていた。
　鈴木彩佳は、郁美と同じ歳の神戸支社に配属された、たった１人の同期であった。
　そしてただ１人、会社で郁美の裏の顔を知っている存在でもあった。
　容姿は本○屋ユイカ似のおとなしい感じの顔立ちで、身長159㎝、Bアンダー60のＥカップ，W56，H90と雑誌モデル級の肢体を持つ女性であった。
　一緒に配属されたときは、支社で美女２人ということで話題になったほどであった。
　会社では郁美しか正体は知らないが、彼女はバリバリのヤンキー出身であり、相当な経歴の持ち主で地元では未だに「姉さん」と呼ばれているらしい。
　男性遍歴も相当なもので、豪快な性格で、神戸に移ってきたばかりの頃には、失意状態の郁美を随分励ましてくれた存在であった。
　彼女の場合は、郁美とは真逆に身勝手な男達に失望した故に、過去を清算してまっとうな女の人生を夢見ていた。
　そんな彩佳の存在は、傷ついた郁美の心を随分癒してくれたのだ。

彩佳　「はぁあ～　疲れたねぇ」
郁美　「ここ　いいお店ね」
彩佳　「あれれ　郁美　初めてだっけ」
郁美　「うん　彩佳　最近　忙しそうだから」
彩佳　「ごめんぅ　カレと別れちゃったのぉ」
郁美　「えっえぇぇぇ　そうなの　こっちこそ　ごめん」
彩佳　「いいわよ　お互い様　恋愛に忙しいのは」
郁美　「結婚するかと思ってた」
彩佳　「うぅぅぅん　性の不一致かな　あはぁはぁ」
郁美　「あらぁ　イマイチだったの？」
彩佳　「うん　淡白くん　それ駄目でしょ」
郁美　「否定できない」
彩佳　「でしょ　それより」
　　　　「もうビックリ　うちの支社で　送別会に全員参加って有り得ない」
郁美　「本社の何人かも来てたよね」
彩佳　「うん　あの人達　郁美ファンクラブ　作ってみたいだよ」
郁美　「マジで」
彩佳　「うん　いろいろ仕掛けてきたでしょ」
郁美　「確かに」
彩佳　「だから今日逃げて正解」
　　　　「今頃　泣いてるよ」
郁美　「そうなんだ　なんか　かわいそうなことしたのかしら」
彩佳　「気にしない　気にしない　未練がましいだけ」
　　　　「それに２次会で盛り上がったし　十分でしょ」
　　　　「それにしても　全員参加は凄いよ」
郁美　「うふ　みんな　いい人よね」
彩佳　「そっかなぁ　男ども　細かい人ばかりじゃない」
郁美　「しょうがないよ　うち　メーカーっていてもサービス会社じゃない」
　　　　「悲しいサービス業だよ　お客様第一だもん」
　　　　「細かくないとやっていけない　うふふ」
彩佳　「そうだけど　うぅぅぅん　郁美が羨ましい　寿退社だなんて」
郁美　「わたし自身もそうよ　こんなに早くは考えてなかった」
彩佳　「それにしても支社の男達が郁美狙いだったとは　ビックリした」
郁美　「それ言い過ぎ」
彩佳　「支店長　泣いてたよ　バツイチ男を泣かすとは」
郁美　「あれは・・・・・確かに何度か」
彩佳　「口説かれたでしょ」
郁美　「うぅぅぅん」
彩佳　「それに　郁美　本店の男達からモテモテだったから　みんな泣いてるよ」　
郁美　「そっかなぁ　彩佳だってモテモテじゃなかったっけ？」
彩佳　「わたしは　一生懸命アピールした結果よ」
　　　　「だって　会社での出会いって　オジサンばかりだし」
　　　　「支社ではイマイチ冴えない人生だって分かっちゃうし」
　　　　「そうなったら　本店　メーカーの将来有望な男しかいないでしょ」
郁美　「彩佳　美人だから　大丈夫よ」
　　　　「料理　洗濯　バッチリでしょ」
彩佳　「それだけで　いい男ゲット出来ないのが　現代なのよ」
　　　　「もうすぐ２５歳よ　２０代後半に入ったら　バーゲンセールよ」
　　　　「最悪ぅ」
郁美　「バーゲンセールって　あはぁ」
彩佳　「そういうけど　亮子先輩どう思うの」
　　　　「先輩　結構美人だと思うけど　２７歳で焦ってると思わない？」
郁美　「確かに　裏目に出てるよね」
彩佳　「でしょ　女はやっぱりチヤホヤされているうちが華なの」
　　　　「郁美の元カレっていうのも　いい選択よね」
郁美　「あっはぁ　ゴメンね　彩佳」
彩佳　「いいって　元カレ最悪なのは　わたしの失態だから」
　　　　「思えば　恋愛結婚レースって　高校生の頃から始まっていたのよね」
　　　　「わたしがヤバイって思ったの　短大入ってからだもん」
　　　　「既に３年以上出遅れていたのよね」
　　　　「あの頃は　悪い男が格好良く思えて付き合ったのが失敗」
　　　　「ガリ勉とか言って馬鹿にしていた男が　結局　将来性抜群だもん」
郁美　「彩佳は年上の人はどうなの？」
彩佳　「相手によるけど　１０歳位まで上でも大丈夫よ」
郁美　「５０歳くらいは？」
彩佳　「えっえぇぇぇ　考えた事もないけど　最近はやりよね」
郁美　「わたし　わかるなぁ」
彩佳　「えっそっかぁ　旦那様１２歳年上だっけ」
　　　　「そう考えると　凄いよね　初めて出会ったの　高校生の時って言ってたもんね」
郁美　「うん　初めての人なの」
彩佳　「マジ　それって凄すぎ　羨ましいぃ」
　　　　「こういうことなのね　初めての人って慎重に選べって」
　　　　「もはや手遅れだわ」
郁美　「そんなことないよ　また一緒にアソコ行ってみる？」
彩佳　「マジ　アソコ　ヤバくない？」
　　　　「癖になりそうで　怖い」
　　　　「それに新妻なのに　大丈夫？」
郁美　「うふふ　うちは特別　公認よ」
彩佳　「それはそれは　理解あること　旦那様　それだけ自分に自信有るのね」
郁美　「うふっ　ダントツよ」
彩佳　「そうなんだぁ　いいなぁ　やっぱりオトコは　お金とベット技量よね」
郁美　「そうだぁ　今度　健二さんに会ってみる？」
彩佳　「もう冗談　言わないで」
郁美　「実は会社の慰安旅行の写真で　健二さん　彩佳のこと気に入っていたの」
彩佳　「そんなぁ　あん　ドキドキさせないでよ」
郁美　「それに　こないだ　引き継ぎで行った達木さんも　彩佳のこと気に入っていたよ」
彩佳　「達木さんのところ　大口になりそうよね」
　　　　「支店長が焦ってたよ」
　　　　「そう　達木さんが・・・・・」
　　　　「ナイスミドルって　達木さんピッタリよね」
郁美　「うふっ　素敵でしょ　達木さん　奥さん亡くなられて　今独身よ」
彩佳　「えっなんで　郁美　そんなこと　まさか」
郁美　「違うわよ　枕営業なんてしてないから」
彩佳　「ビックリさせないでよ」
郁美　「実は従姉妹のお父様なの　つまり叔父様なの」
彩佳　「うわぁ　マジで　それにしても若い叔父様ね」
郁美　「今年で　４９歳なの」
彩佳　「そうなんだ　てっきり４０歳位だと思ってた」
郁美　「そうだぁ　２人でアソコ行くと　前みたいに男群がってくるから」
　　　　「達木さん誘って一緒に行きましょ」
彩佳　「えっ　もうすぐ０時よ　いくらなんでも」
郁美　「うふふ　叔父様はわたしのお願い　なんでも聞いてくれるの」
　　　　「任せて　それに叔父様凄いんだから　きっと彩佳　夢中になるよ」
彩佳　「えっでもぉ」

　彩佳は焦った。
　郁美と彩佳は、プライベートで一緒に行動するのは一年ほどはご無沙汰していたが、もともと夜遊び友達であり２人でいろいろと冒険したものだ。
　２人でハプニングバーに行って、複数の男達に抱かれたことも１度や２度ではない。
　正直、乱交経験から自身の肢体に業の深いオンナの部分が目覚めた自覚があり、今までの彼氏達の一方的で独りよがりなセックスが実に物足りないものであったか思い知ったのだ。
　肢体はより深い快楽を求めていて、自分自身で淫乱なのでは反省する心と本心の狭間に苦しんでいた。
　そしていつしか普通のセックスでは満足、満たされない思いがピークに差し掛かった時に、理解してくれるだろう友人である郁美の寿退社であった。
　そしてここ数ヶ月、あのハプニングバーに１人で行って男漁りを始めていて、それが郁美にバレることを恐れていたのだ。

　そんな抗う気持ちも、郁美の「叔父様凄いんだから」という言葉が飲み込んだ。
　ハプニングバーの男達では、既に彩佳の肢体が望む性的欲求を満たすことは出来なかったのだ。
　セックスする郁美の姿は、同性の彩佳ですらゾクゾクするほど色香が溢れていた。
　女としてそうありたいと彩佳は郁美に憧れの気持ちを抱いていた。
　そんな彩佳を、郁美はしばらく会って話をしないうちに随分変わったと感じていた。
　先日、祐司に仕事の引き継ぎで彼女を紹介したときの反応で確信に変わった。
　祐司は個人的にも彩佳のことを知りたがった。

　郁美は彩佳に嫉妬した。
　不思議な感情であった。
　自分自身は健二と結婚するというのに、叔父である祐司と恋人であると気持ちも強かったのだ。
　祐司は自分のものという女のエゴを困惑しながら否定できない郁美であったが、彩佳なら祐司を満たしてくれて幸せにしてくれるという確信があった。
　それがまた夫である健二の魔の手から、彩佳を守る最善の策だと考えていた。
　健二は目をつけた女性は絶対手に入る男であり、あの亜紀にすら影響を及ぼす状態であった。
　それに彩佳は。ずっと自分の身近にいて欲しい存在であり、もっといい男をたくさん経験していって欲しかったのだ。
　
　ドキドキしている彩佳は、ハプニングバーに向かう途中でまた驚かされる。
　叔父と姪の間ながら郁美と祐司はハプニングバーに一緒に来る関係だと知ったからだ。
　次なる郁美の言葉が彩佳を更に動揺させる。

郁美　「うふふ　彩佳　最近　１人でアソコに行ってるでしょう」
彩佳　「それは・・・・・」
郁美　「いいの　わたしも同じだから」
　　　　「肢体が疼くのね　１度知ってしまうと女の身体って引き返せないの」
　　　　「そして気づくの　ここでも満たされないってこと」
彩佳　「・・・・・」
郁美　「苦しいでしょ」
　　　　「それを癒してくれるのは　選ばれた男しかいないの」
　　　　「それが　わたしの結論」
　　　　「わたしは　そういう男の人達と　生きていくと決めたの」
　　　　「彩佳　一緒に行こうよ」
彩佳　「わたし」
郁美　「さあ　行きましょう　カレ　すぐ来るから」
　　　　「きっと　忘れられなくなるわよ」

　郁美と彩佳は、三宮の雑踏から離れた北野坂にある高級マンションに入っていった。
　その最上階はペントハウスでありながら、極秘となっている会員制高級ハプニングバーとなっていた。
　階下は全て普通の居住マンションであったが、全てが会員所有のものであり、自治会ぐるみの構造であって秘密が外に漏れにくい状況であった。
　会員になるのは敷居が高く、資産家や高額所得者もしくはその紹介に限定されていた。
　郁美は実家が地方の資産家であるし美形の若い女性であったので、いとも簡単に入会が許されたのだが、普通では飛び込みでは入会などまず有り得ないほどであった。
　彩佳が入会できたのは、既に人気者であった郁美の紹介と保証があったことに加えて、彩佳もまた若く美しい女性であったことが理由であった。
　潜在的にハプニングバーでは若い女性会員は不足しがちであり、４０歳代、５０歳代中心の中では郁美と彩佳の存在は貴重なものであった。

　郁美はエレベータに乗ると最上階ではなく途中の６階のボタンを押した。

彩佳　「えっ？　６階？」
郁美　「うふふ　実はね　ここに祐司さん　部屋買ったの」
　　　　「だから　そこで待ちましょ」

　彩佳の知る限り、このマンションは億ションでキャッシュ払いが基本であり、一般人では到底手に入らないものであった。
　郁美達が自分とは違う世界の住人なのだということを改めて思い知らされる。
　自分は中途半端にハイソサエティの世界に踏み込んでいることを自覚するが、仲間入りしたいという女の打算は膨れあがってくる。
　少なくとも郁美は味方で、彩佳の手を引いてハイソサエティの世界へ誘ってくれていると感じていた。
「そう　これは郁美がくれたチャンスよ」
「達木さん　わたしの肢体の魅力で堕としてみせるわ」
　彩佳の潜在意識にあったハイソサエティの世界への憧れが、唐突に彩佳に女のしたたかな打算のそろばんを弾かせた。

　お酒が彩佳の肢体の疼きを刺激しており、既にエッチモードであった。
　億ションの室内は、まさにモデルルームのような調度品に彩られて、若い女性なら夢見るマイホームそのものであった。

郁美　「ねぇ　実はオススメの飲み物があるんだけど」
　　　　「催淫剤って知ってる？」
彩佳　「うん　前にも　上の店で飲まされた事ある」
郁美　「そう　これ効くよ　底なしなの」
　　　　「興味有る？」
彩佳　「あはぁはぁ　また大げさよ　いいわよ」
　　　　「なにごとも経験よね　うふふ」

　黒と白で統一された調度品がある広いリビングルームで、郁美に勧められるままソフトドリンクを一緒に飲んでいた。
　そのドリンクには以前郁美が祐司に勧められるままに飲まされて、凄まじい快感を得た催淫剤「紅蜘蛛」が混入されていた。
　飲み終えた頃に、あうんの呼吸で郁美と示し合わせたように達木祐司が徹を伴って現れた。

祐司　「こんばんは　鈴木さん」
彩佳　「あっ　いつもお世話になります」
郁美　「もうなによ　ふたり変よ」
　　　　「今からハプニングバーに行くカップルなのに」
　　　　「彩佳　祐司でしょ」
祐司　「おっとそうでした　彩佳さん　一緒に行っていただけますか？」
郁美　「かたい！！　「さん」なんて止めてよ」
彩佳　「祐司さん　　祐司　一緒に行きたいです」
祐司　「おお　彩佳　ありがとう」
郁美　「そうそう」

　祐司は失意のどん底であった。
　愛娘紗弥は、まだ留学中で姪っ子郁美の肢体に溺れて夢中であったが、郁美は多忙で限られた時間でしか愛瀬できず、そんな祐司に手を差し伸べてくれた敬子に縋り付いていた。
　その２人がいきなり人妻となってしまったことがショックであった。
　２人は継続しての愛瀬を約束してくれたが、毎日でも逢いたい祐司は不満であった。
　郁美と敬子を他の男に「盗られた」そして「負けた」という気持ちが強かった。
　もし愛娘紗弥が身近にいたら、再び娘の肢体に戻って溺れかねない状況であった。
　そんな祐司に危機感を抱いたのは、他ならぬ郁美であった。

　性欲溢れる絶倫な祐司を満足させるには、誰でも良い訳では無い。
　また容姿も郁美が認めるほどの女性でないと、彼女自身のプライドが許さなかった。
　郁美なりには祐司のことを愛しく思っており、その人を託すのは自分以上の女性を願っていたのだ。
　そこで白羽の矢が立ったのが、鈴木彩佳であった。
　同じ歳で同期の会社の同僚で、社会人１年生から一緒に社会の荒波を生きてきたし、容姿も郁美自身が負けそうと初めて認めた女性でもあった。
　一緒に夜遊びした仲でもあるし、これから性の裏社会で生きていく自分にとっては是非そばに居て欲しい友人でもあった。

　郁美と敬子とのセックスが週に数回と、とても少なく欲求不満気味で悶々とする日々。
　そんな時に郁美が仕事の引き継ぎと称して彩佳を連れてきたのだった。
　祐司にはあっという間に彩佳に惹きつけられた。
　容姿は大人しめの清純そうな感じに加えて、郁美や紗弥と同じ歳というのがキーポイントとなった。
　祐司は禁断の果実である郁美と紗弥の肢体を知ってしまって、その膨れあがる性欲を増大させていた。
　娘達とのセックスは理屈ではない激しい興奮を呼び覚まし、のめり込んでいた。
　敬子との関係で暴走しなかったのは、郁美と紗弥より年下ということがあったのだ。
　もはやコンプレックスとも言ってもよい黒い欲望は、日に日に膨れあがっていたのだった。

　スーツの下に隠れた肢体も色香ムンムンで、すぐに興味津々であった。
　その晩、郁美をベットで責めたてながら、彩佳に関する情報を聞き出したのは言うまでもない。
　郁美にも負けないエッチな女性像が今の祐司にはもっとも欲しい存在そのものであった。
　すぐに郁美に彩佳を紹介するように要求した祐司であった。
　そうなると毎日が彩佳のことで一杯になってしまう祐司であった。
　彩佳なら毎日毎朝毎晩の激しいセックスにも応えてくれるはずだし、束の間の郁美との愛瀬も許してくれるはずだと勝手に決めつけていた。
　郁美に教えられたハプニングバーでの乱交も、既に出入りしているという彩佳なら楽しく付き合ってくれるはずと期待していたのだった。
　郁美の思惑通り、祐司と彩佳はお互いの打算から惹かれあっていた。

　徹は事の次第を聞かされて、郁美の企てに全面的に協力するつもりであった。
　そもそも、ここしばらくは結婚などで忙しく郁美とのセックスもご無沙汰であり、協力もなにも関係無く郁美の肢体が恋しくて燃えていた。
　余計な言葉は発せず、ひたすら郁美のエスコートに徹した。
　郁美の徹へのお願いは極めて単純で、「ハプニングバーに行って　２人の目の前で自分を激しく抱いて欲しい」それだけであった。
「久しぶりだ　思い出せてあげるよ」
「郁美を一番高みに連れて行けるのは僕だけだということを」

　それぞれ違うパートナーと結婚した２人であったが、今でも強く惹かれあっている２人だけに、すぐにラブラブの雰囲気を作りだしてしまう。
　戸惑い気味の彩佳とちょっと不器用な祐司は、そんな２人に感化されるように身体を寄せ合い始めた。
　徹は任務には律儀だ。
　一番年下の若者なのに全員を促して、ハプニングバーへの移動を持ちかける。
　徹自身はハプニングバーは初体験であり、そこに郁美と行けることを喜んでいたのだった。

　丁度その頃には、郁美と彩佳は身体の変化を感じていた。
　セックスへの期待感が膨れあがりドキドキして吐息は熱くなり、アソコがムズムズして既にしっとりと濡れてしまい、瞳はトロンとして肉棒が急速に欲しくなっていたのだった。
　催淫剤「紅蜘蛛」を初体験の彩佳は自身の変化に驚きを隠せなかった。
「すっすごい　凄くしたい　あん　アソコがジンジンするぅ　はやくぅ」
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あなたの一言が作者の励みになります！感想宜しくお願いします！
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2013年3月2日掲載
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