ずっと愛してます5
羅衣 作
第１話　女帝降臨


　マリアこと浅山美帆の参加により「会」関西支部の看板コンテンツとなった女王様調教倶楽部であったが、絶対的女帝登場により全国随一のキラーコンテンツとなっていた。
　続々調教志願者と莫大な寄付が押し寄せており、既に予算規模は関東本部の半分を超える勢いだ。
　「会」関西支部設立３年経たずに、このペースの拡大は凄まじい勢いと言って良い。
　調教志願者は数十人にのぼったが、その序列は多額寄付を行うことによって決められる。

　なにより彼らをヒートアップさせたのが、絶対的な女帝の降臨が宣言されたことによる。
　女帝御手による初調教を受ける栄誉は、金銭には換えられない最高の名誉であり至高の境地に達するたった一度しかない、そしてたった１人しか得られないステイタスなのだ。
　入札はヒートアップして、既に１００億円を超えても未だ高騰が止まらない状況で健二は感動一塩であった。
　健二すら想定外な圧巻なコンテンツが誕生したことになるのだ。

　女帝とはアグライアこと亜紀だ。
　九条家当主代行にして絶対的な権力者であり、「美あんず」代表という美の化身のような支配者だ。
　彼女がＳ女王様として降臨するという宣言は、「会」にとどまらず五摂家をはじめする支配者層にも衝撃が走り、その波紋は政治経済界にも広がっていった。
　結果は膨大な寄付と志願者の激増が物語っていた。

　ポセイドンをはじめとする５大老達ですら、鼻血出さんばかりに興奮する事態だ。
　一番驚いたのはゼウスであろう。
　孫娘が最強遺伝子の後継者であろうことは佳子などの報告で認識していたのに、その枠に収まりきれず絶対的な冷酷無比な女帝という顔の持ち主だと知って腰を抜かさんばかりに驚いたのだった。

「亜紀よ　そなたは何者じゃ・・・」
「千数百年を超える歴史の九条家一族において」
「最強の女となったというのか」
「良義よ　そちは なんという娘を残したのじゃ」


　「第１０回関西の集い」においての記念行事目玉として告知された女帝降臨調教倶楽部に向けて、亜紀はノリノリで暇さえあれば北野にある秘密ＳＭ倶楽部に通い、美帆と佐紀子のサポートを受けて日夜Ｓ女王様としての鍛錬に明け暮れていた。

　謎のＳ女王様として登場していたのだが、既に大人気の様相を呈していたのだった。
　Ｓ嬢としては佐紀子は標準的なタイプ、美帆は暴力的で残酷なタイプ、亜紀は冷酷で非情なタイプと異なる３者３様であった。

　秘密ＳＭ倶楽部レベルでは、美帆のスタイルは極端過激すぎて恐がれる傾向が強いが、亜紀のスタイルは標準的なものに慣れてその先を望むマニアには壺な領域なのが大人気であった。
　もちろん正式デビュー前の非公式練習などが、内容が内容だけに相手がいないと始まらない。
　なので美帆と佐紀子が補助するというスタイルで、秘密ＳＭ倶楽部のＳ嬢として期間限定非公式デビューしたのだが、２人は補助にあらず完全な助手状態となっていたのだった。

　亜紀はテクニカル抜群な敬子も参加させたがったが、残念ながら彼女は多忙すぎて今回見送ったのだ。
　今回の降臨企画は亜紀自身の発案であり、彼女をＳ嬢として目覚めさせてしまった健二の方が怯んでいる状況でもあった。
　なにより降臨の際には美帆と佐紀子を従えての３女王による究極の責め苦が味わえるとして、既に情報が先走りしており、かつてない盛り上がりが怖いほどだったのだ。

　非公式とはいえ実際にＭ男相手にプレイするので、相手は一般人である。
　「会」でのものに比べて自重してソフトに加減して貰わないと駄目なのだが、そこは本職の佐紀子がいたのが高都合だったのだ。
　それでも健二は心配して、相澤幸作医師を待機要請したほどだ。
　気になって何度が見学に行った健二であったが、別人のような亜紀に腰が引けてしまう。

「これは・・・「会」の歴史が変わってしまうかも」


　「第１０回関西の集い」は女帝降臨調教倶楽部一色の体になってしまい、観覧希望者も殺到した。
　あまりに殺到しすぎで会場も拠点に新設したばかりの１万人収納ホールにイベント会場に変更したほどだ。
　それでも億円単位寄付している者しか入れないほどであり、過去最高の盛況ぶりであった。
　結果、観覧枠に入らんがために寄付金を増額する者が続出した。

　そうなると健二と凌としては、期待に見合った投資に踏み切らざるを得ない。
　思い切って１万人収納ホールを十数億円投じて調教倶楽部専用ホールに改装に踏み切った。
　さながらＳＭに関連する器具、淫具の百貨店のようなホールが誕生したのだ。
　特注品のＳＭ備品が数ヶ月で揃えられたのも、健二が日頃から製作業者とキメ細かく信頼関係を構築していたゆえであろう。



　慌ただしい中で「第１０回関西の集い」開催日となったが、調教倶楽部に集中過ぎて他のイベントは全て見送りになった。
　観覧チケットは完売し、会場に入れない会員が続出したために周辺施設にリアルタイムLIVE放送する巨大モニターを多数設置することになったほどだ。
　「第１０回関西の集い」参加者数は過去最高だし、過去本部での各種イベントを全て凌駕する１万人を軽く上回る事態となった。

　今回、女性スタッフは全員本革ボンテージファッションに統一したのだが、食事ケータリングの補給など膨大な仕事量で葵達５名の女性メインスタッフは大忙しだった。
　健二はこのような事態を想定して、関東本部から数百名の応援スタッフを手配していたのだが、葵達が指示を出さないと応援スタッフは効率的に動かないのだ。
　彼女達は各数十名ずつの応援スタッフを預かり、精力的に動いてくれるのだが、健二が口出しする余地もなく見事なものだ。

　なにより葵がリーダーとして統括してくれているからトラブル対応も無難にこなしてくれる。
　田原氏の人選が見事すぎると改めて感服する。
　警備員として動員されているＳＰ達も、主要人物がすっかり葵のファンになっているから彼女の指示に円滑に動いてくれているのだ。
　今では当たり前のようにボンテージファッションを着こなす葵のエロさは破壊力抜群だ。

　５大老達の会場入りのアテンドは絢音が１人でこなしてくれる。
　今では郁美に次いで５大老に人気なのが彼女なのだ。
　絢音のスタッフグループが調教倶楽部会場内の担当であり、５大老のお世話にとどまらずＶＩＰ顧客へのサービスも一手に引き受けているのだ。

　亜紀と郁美が絢音を「美あんず」から切り離して別働隊とすると言い出した時は、健二と凌は難色をしめしたのだが結局彼女達の意向に従った経緯があるのだ。
　そして今頃、彼女達の意図が正解だったのだと思い知ったのだ。
　５大老達は終始笑顔であり、絢音のお尻をナデナデしながら待機時間を楽しく過ごしているのだ。

　調教倶楽部専用ホールは、両国にある国技館の構造を模して中央のステージを周囲から観覧するスタイルの施設で、収容人員規模もほぼ同様だ。
　５大老を中心としたＶＩＰ達は、いわゆる枡席の特等席に陣取っている。

　会場に繋がる通路壁面、玄関ホール壁面やディスプレイスペースには数々禍々しいＳＭ用品、器具が飾られており、さながら魔空間のような様相を呈している。
　間違いなく日本のみならず、世界でも一位二位を争う規模の巨大ＳＭショー会場だろう。


　高らかに開幕を告げるアナウンスが流れると、騒然としたざわつきが瞬時とシーンと静まりかえる。

　ダウンライトされて薄紫の照明に切り替えられる。

　ボンテージファッション姿の女性スタッフ３名が鎖を引っ張って入場して始める。
　鎖の先には拘束具を付けられた男達が四つん這いで犬のように引きずられており、彼らの片腕と片脚が連結されているからハイハイもままならない状況だ。

　生け贄の男達は自ら志願して数百億円単位の多額を「会」に寄贈して参加した者達だ。

　彼ら１人１人の名前と経歴紹介がアナウンスされて、会場に拍手喝采が広がる。
　彼らは超有名東証上場企業の社長や名の知られた政治家である。

　１人は会場中心の拘束柱に、残り２人は片隅に用意された牢屋に引き込まれて会場の外側に向けさせられて拘束柱に組み付けられていく。
　これは折檻受けているプレイ状況が待っている生け贄には見られない様になっていて、彼らには声と音しか聞こえないのだからその恐怖は計り知れない。

　その様子を見ている観客達にも緊張が走る。



　おもむろにハイドン:交響曲第48番 ハ長調「マリア・テレジア」が流れ始める。


　一斉に会場中の観覧者達が立ち上がり始める。

　入場口にスポットライトが照らされて、ボンテージファッション姿３人の女性が現れる。

　明らかにオーラが違うから、観覧者達全員息をのむ。
　アナウンスが流れる。

「女王瑠菜様　入場です」

　佐紀子が極太赤蝋燭２本を両手に持って会場に入ってくる。
　会場にどよめきが起こる。

「女王マリア様　入場です」

　美帆が明らかにプレイ用ではない鞭を片手に持って会場に入ってくる。

　会場に歓声が巻き起こる。
　「マリア様」と叫ぶ声も聞こえる。

　ここでファンファーレが鳴る。

「皆様　女帝アグライア妃　ご降臨です」

　亜紀が堂々たる入場だ。

　背中が大胆に露出した黒い光沢本革製のレースアップドレスで超ミニスカートで、眩しいほど美しい生足を披露した若き女帝に相応しい装いだ。
　
　会場に耳を塞ぎたくなるほどの大歓声が轟く。

　会場中心に着くと、彼女が挙手で会場中の観客達を威圧する。

　その瞬間、歓声が止まり会場が静まりかえった。
　
　凜とした佇まいに皆が圧倒されていたのだ。

　周囲に複数回各方向に軽く会釈する亜紀に反応して、会釈された方向の観客達が皆跪いて頭を垂れていく。


　その様子を見ていたゼウスは唖然としていた。
　ゼウス以外の５大老達も圧倒されて跪いていたのだ。

「亜紀よ　そなたは」
「まさか　卑弥呼様の生まれ変わりなのではないか」
「間違いない　そのオーラといい　眼力といい」
「我らが遂に手に入れられなかった」
「支配者としての風格　この威圧」
「なんということだ」


　総合演出担当の健二も唖然としていた。

　亜紀の所作は完全なアドリブで演出の範囲を超えているし、観客達があっという間に本気で女帝降臨を受け入れている様に言葉がない。
　彼が知っている亜紀とは別人だ。
　会場の男達でまともに動けている者はいない状態だ。

「やはり亜紀さんは只者ではない」
「このオーラ　この所作　なにもかも」
「これは誰からも学んだものではない」
「天賦の才　持って生まれた資質なんだ」


　佐紀子と美帆が淡々と責め具の準備を進めていく。
　そんな中、亜紀の凜とした声が響き渡り、会場に一気に緊張が走る。

　１人目の生け贄実名を呼び捨てで叱責が始まる。

　５０代であろう会社社長の男は、ボールギャグで発生できないのでアウアウ受け答えしているのだが、理不尽にもそれでも叱責される。

　おもむろに美帆から受け取った鞭を振るい男の目の前の床を激しく叩き素振りを繰り返し始める。
　当たり前だが男がビビってジタバタする。

「なにをしてる　誰が騒いで良いと許した」
「言ってみろ」
「あうぅぅぅあぅぐぅぅぅ」
「はあっ？　誰が話して良いと言った？」

　バシィチィィィィィィィン！！

「ぐがぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ！！」

　唐突に男の尻に鞭打ちが入った。
　一撃で鞭の痕で真っ赤に腫れ上がる。
　内出血しているようだ。

　美帆はプレイ用のもの使わず護身武器の本物を使うスタイルだが、亜紀も当たり前のようにそれを踏襲した様だった。
　普通の人の神経なら、この鞭打ちを他人にすることは精神的に耐えられないだろう。
　亜紀は平静のままで、ためらわず２撃目を放つ。


　ポセイドンは仁王立ちで勃起して、目を見開いて大興奮状態であった。
　あの美帆ですら付き従える圧倒的存在感。
　もう５大老ですら威圧するオーラ。
　冷酷な揺らぎがない瞳。

「凄いぃ　　　九条家の姫は　真の女帝じゃ」
「遂に我らの元に　卑弥呼様がご降臨されたのじゃ」
「まさか　　　お目にかかる日が来るとは」
「長生きするもんじゃのう」


　凌は頭を掻きながら愛妻亜紀の圧倒的なパフォーマンスを楽しんでいた。
　亜紀はもともとＴＰＯで全くの別人になれることを知っているし、彼女の多面性がまた１ページ増えたに過ぎないと受け入れていた。

　自身も企業グループの総帥であれば冷酷非情な決断は星の数ほどしてきたし、妻にそういった一面があると知って頼もしい限りだと思う感じだ。
　亜紀はなにがあっても彼にとって絶対的な女神だし、可愛い我が子を生んでくれた最愛の妻なのだ。

　そういう冷静な目線で愛妻を見ると、伝統ある九条家の姫で支配者なのだと納得の思いだ。
　思えば彼女が交流する人達の次元が非凡すぎるのだ。
　郁美しかり、徹しかり、瑠璃子しかり、皆日本全国探してもオンリーワンの存在なのだ。

　それにしても愛妻の美脚に惚れ直す。
　彼女が産後どれほど努力して、肢体をシェイプして鍛えているか誰より知ってる。
　バストもあの手この手と貪欲に努力しサイズアップ果たして、少女のように喜ぶ一面もみせてくれるのが彼女の魅力なのだ。
　鞭使いも今でこそプロ級の腕前だが、練習中は腕に痣作ったりしながら日々この日の為に努力したのだ。
　そんな妻を常に見守って寄り添ってきたのは、凌なりの愛情表現だったのだ。


　生け贄は背中など赤くミミズ腫れでヒドイ状態だが、反省の姿勢が足りないとの叱責で満タンに溶け溜まった赤蝋燭が注がれていく。
　響き渡る絶叫が場の雰囲気を盛り上げていく。
　歓声が上がると邪魔だと言わんばかりに、亜紀の挙手が歓声を封じ込めていく。
　たった１人の女性が１万人の観客達を完全に制御していたのだ。


　思わず射精してしまったポセイドンは困惑していた。
　いい年して粗相してしまったのだ。
　かといって席外ししたくないし、しかし下着が冷たくなって気持ちが悪い。
　様子がおかしい彼に気がついて絢音が近寄ってくる。
　さすがに恥ずかしい彼はオドオドする。

　絢音はポセイドンの様子がおかしいから心配してやってくる。
　彼の腰が引けた動き、そしてあの匂いで全て察する。
　ポセイドンの性癖は絢音は理解しているからこその察しだ。
　一応代え下着は用意されているから、彼女はピンマイクで部下に指示して持ってこさせる。

　嫌々する彼をなだめてズボンを脱がすと、案の定ブリーフには染みのオーストラリア大陸が広がっている。
　迷うことなくブリーフを脱がすと、彼女は迷うことなくポセイドンの小さくなっている逸物にパクッと食い付いた。
　お掃除フェラチオして彼を励ます。

「ほおぉぉぉ」

　ポセイドンは歓喜に包まれる。
　周囲の５大老からは羨望のまなざしが集まる。
　絢音は下着をスタッフから受け取ると、舌なめずりしながらポセイドンに履かせるのだった。
　さすがの彼も言葉が出ない。

　そこにどよめきが巻き起こる。

　生け贄の男は、正座させられて両腕は背後の杭にバンザイの姿勢で拘束させられている。
　陰部に金属製の貞操帯を付けられ、ポールギャグから多量の涎を垂れ流している。
　頭部はゴムバンドで杭に縛り付けられて、動かすことが出来ないようだ。
　その彼の太ももにピンヒールで体重を掛けて、いたぶる亜紀の姿に皆うっとりしているようだった。

　お尻の割れ目も見えそうなくらいにざっくりと露わになった背中の美しさと、これまた大胆に露出した生足が透き通るほど美しい。
　観客の皆が美の女神だと思ったことだろう。
　それなのに黒革のボンテージスタイルなのだ。
　そして唐突に尋問が始まったのだ。

　直ぐに観客達は察したのだ。
　その尋問内容は生々しい事実なのだ。
　そして彼が金と地位と権力で、なにをしてきたのかということが明らかになっていく。
　それは会場の者達も同類であり、道徳的にも倫理的にも後ろめたいことがある者達が大半だ。
　彼らには警察もマスコミも不干渉だし、逆に訴え出た者を社会システムが自浄作用で抹殺してしまう。

　その彼らに唯一無比の制裁する者が現れたのだと気がついたのだ。
　尋問されてもポールギャグされているから言い訳すら許されない状況なのに、応えないとマリアが鞭を振り下ろす。
　激痛で正座を崩すと、瑠菜から叱責されて赤蝋燭が注がれる。
　アグライア専用に業者が技術の粋を集めて製作寄贈した黒い禍々しい杖に観客の興味が釘付けだった。
　青いＬＥＤで点滅する長さ1メートルほどある杖は、実はスタンガン機能を有した調教アイテムなのだ。

アグライア　「そなたは　その秘書の女をなぜ捨てた」
生け贄　　　「あぐぅあぅぅぅがひぃ」
アグライア　「弄んだのは許そう」
　　　　　　「じゃが　そのあとじゃ」
　　　　　　「許せないのは」
　　　　　　「適切なケアもせず」
　　　　　　「ゴミのように捨てたと聞いた」
　　　　　　「違うか？」
生け贄　　　「がはぁっ　ぐうるぅうぅぅ」
マリア　　　「お尋ねになってる」
　　　　　　「答えんか！！」

　バッチィイィィィィィィィィィィィン！！

生け贄　　　「うぎいひぃぃぃぃぃぃあぐぅ」
瑠菜　　　　「誰が膝を崩して良いと言った」

　ジュリチィィジュリチイィィィ

アグライア　「やはり　処罰相当」
　　　　　　「さて　どう禊ぎする」
　　　　　　「ここでも　焼くか？」

　アグライアが生け贄の貞操帯を魔の杖でつつく。

アグライア　「この杖は　スタンガン機能がある」
　　　　　　「この金属をビリッとすれば」
　　　　　　「どうなるか　うふふ」
生け贄　　　「ひいぃぃぃぐあぁあっあっああ」
アグライア　「牛ですら気絶する電撃」
　　　　　　「間違いなく　中は黒焦げ」
マリア　　　「まあ　あはぁ　素敵でございます」
瑠菜　　　　「天罰」
生け贄　　　「あっあぁあぁぁぁゆるぅあぐぅ」
アグライア　「さてぇ」

　杖を振りかぶったアグライアの姿に、観客達は息をのんだ。


つづく
【次頁】
あなたのひと言が作者の励みとなり、新たな作品が生まれます。ご感想宜しくお願いします。
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2023年2月19日掲載
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