ずっと愛してます5


ずっと愛してます5 羅衣作
第10話　涼子の煌めき　森田涼子は徹３人娘の中で一番奔放活発な女の子で、家庭的な事情で田原家に預かられて亜紀と一緒に住んでいる状況で、亜紀に一番身近にいた存在だ。　紗弥の従姉妹で、郁美にとっては遠い親戚であって、彼女達にすれば血縁的にも近いから早々に特別扱いされた部分もあるだろう。　だからもはや亜紀の妹のような状態であり、３人の中ではある意味最も「美あんず」に深く関与している立ち位置であった。　彼女自身は勉学は苦手意識が強くて、勉強家で上昇志向が強い直子や麻里とは違い堅実な進路を選択した。　一応保育士を目指していたが、本質は典型的なお嫁さんになってお気楽人生享受志望者だ。　それでいてお盛んな「美あんず」に刺激されて、めっちゃくちゃ性欲は若さ爆発で貪欲なタイプだ。　亜紀から直接オンナのエキスを濃厚に受け継いでいるから、その成長は爆速で「美あんず」の名だたるお姉さん達を凌駕するテクニシャンぶりを発揮していたのだ。　だから徹一番は変わらないのだが、早々に郁美に感化されて「いけないオンナ」に化けていたのだ。　「美あんず」メンバーの夫達は、彼女の目から見ても魅力的で興味津々だったのだ。　そして亜紀の解禁を貰って凌と経験して、彼女のオンナが完全な孵化してしまった。　凌はたちまち涼子に骨抜きになってしまった。　若くてピチピチで積極的なエロい子の誘惑に、名だたるオジサンは無力に等しかった。　急に積極的になった環との関係にオタオタする健二があっさり彼女の誘惑に屈した。　オジサンへの甘え方は、もはや達人の域に達しているレベルであり、気がつけば健二も骨抜きになってしまった。　少女のような輝きがありながら確実に大人の女へ日に日に成長する年頃であり、オジサンが感じ始める若さへの憧れを満たしてくれる存在なのだ。　涼子にすれば、憧れの郁美や亜紀達を目指して駆け足で色んな経験を積みたいのだ。　既に耳年増で色んな知識は同年代女子とは比較ならないほど知っているし、郁美からは惜しみなく経験談とアドバイスを聞かされてイメージトレーニングして追体験している。　知識量で言えば、そこそこ経験豊富な一般４０代５０代女性に匹敵するレベルだろうし、正に足りないのは経験だけだ。　郁美から継承しているものは、涼子が経験が無いにも関わらず余裕のある女子に育つことを可能にしたのだ。　初めてのプレイでも、既に持っている知識の引き出しが豊富だから狼狽えることはほぼ無いのだ。　そこに亜紀から愛情たっぷりに、レズビアンとしての種子を受け取っているものだから成長ぶりは凄まじい。　既に亜紀の最強左腕と言って良い状況だったのだ。　涼子の次なるターゲットは、達木祐司であった。　彼女にとっては都合が良いことに、郁美や佳菜子、そして彼の妻彩佳が多忙であり、お姉さん達の間隙を狙って行動することが容易だったのだ。　もとより彼が自分にとって叔父であることも認知しているが、郁美が彼と深い関係があることで彼女のタブー意識は壊れていたのだ。　年齢が二回り以上離れている年の差があるから、涼子は遠慮無くストレートにアプローチする。　ダイレクトに彼の事務所に夕刻に現れる。　祐司にすれば、仕事終わりのオアシスである倶楽部に佳菜子と悠希が不在になったのは寂しい。　もちろん留守を預かる美帆や敬子達に不満があるわけでもないし、それはそれで楽しいのだが、彼女達の笑顔癒やしは彼女達だけのものなのだ。　なにより佳菜子の若さ弾ける存在感は、５０歳になる祐司にはサプリメントのようなものだったのだ。　その彼の前に、若さ爆発ピチピチの女の子が降臨したのだ。　なにより３人娘は「美あんず」活動解禁との話を伝え聞いているから、立場とか後顧の憂いは心配しなくて良いと理解している。　彼女から自分に対して興味あります、付き合って欲しいとアプローチされて、降って湧いた幸運に浮かれてしまうのは致し方ない。　彼は根本的に近親女性への固執が病的だから、タブーが肉欲を増進する形にしかならない。　早々に彼女が食べたいという中華料理店に連れて行って、楽しい夕食を満喫する。　まだ１０代の彼女だが、既に精神年齢はかなり高くて会話していても楽しいのだ。　さすがは亜紀の秘蔵っ子だ。　彼女は当然のことながら未だ飲酒出来ないし、してないのだが、当たり前のように腕を絡めて密着してくれるから祐司は既にデレデレだ。　そもそも若い女性が大好きな彼にとって、若くピチピチした肢体がご馳走にしか見えないのだ。　オジサンの心の動きは実は女の子はお見通しだ。　涼子は経験人数こそ限られているが、その性的経験は濃厚だし既に女の悦びも知っている。　だから女としての余裕があるから、男の劣情や行動には冷静に分析反応する。　なにより自らの肢体の魅力を知り尽くしているから、効果的に男性を誘惑して楽しんでする節すらある。　そもそもだが涼子は祐司との関係を望んで急接近しているのだから、エッチすることは既定路線だ。　むしろどんな手口で彼が自分を攻略するのかが興味津々だったのだ。　祐司にすれば涼子の意図は察している。　正に鴨が葱を背負って来るようなものだ。　２人で美味しい中華料理を楽しんだ後には、若い肢体を迷うことなく食べるのが大人の流儀だろう。　わざと食後は街ブラしながらデートを楽しむ。　コーヒーショップで飲み物などを調達しつつ、北野坂を登っていく。　第三者から見たら完全に援助交際に見えることだろうが、確かに実の末娘より更に若い女の子なのだ。　そう想像するだけで社会的背徳感にゾクゾクする。　腕に巻き付く彼女のバストがバンバンあたる。　１０代の女の子だけにしかない魅力がある。　これは妻である彩佳や娘である紗弥、そして郁美には絶対言えないオジサンの心の揺らぎだ。　それをオブラートに包み込むのも若い女の子のテンションだった。涼子　「あれれ　ストレートに連れ込まれるの？」祐司　「失敬な　ちょっと一休みするだけたい」　　　「ほら入って　よかやろ」涼子　「あはぁはぁ　ああ　凄い」　　　「いろんな部屋があるのね」　　　「こんなの初めてぇ」祐司　「ここは遊園地みたいなもんだからね」　　　「おっ　この部屋にしよう」　　　「ブランコ楽しいよ」涼子　「ブランコ？！」　あっさりラブホテルに連れ込まれてしまった。　しかし涼子はワクワクが止まらない。　徹とラブホテル経験は多数だけど、ノーマルなタイプな部屋ばかりでエンタメ要素満載な部屋は初体験だったのだ。　思わず部屋中を探索して回る。涼子　「えぇっえぇぇなんでヘットの上にブランコ？」祐司　「あとで分かる　天国ブランコw」涼子　「あっこれ噂のウォーターベットなの？」祐司　「そうだね」涼子　「これって自販機なの？」　　　「妖しいの一杯入ってる」祐司　「買おうか♡」涼子　「えっ　いいよぉ」祐司　「おもちゃ　興味ある癖に」涼子　「・・・・・・」祐司　「幾つか買ってあげるねぇ」涼子　「あっあ！！　やん」　祐司はあえてエロエロ親父全開キャラでいく。　正直、ここまで年の差があると真面目にラブゲームするには、照れくさくてぎこちなくなってしまう。　照れ隠しもあるが、彼女が亜紀の元で活躍している噂も知っているし、妻である彩佳ですらレズビアンとして圧倒する子なのだと聞かされているのだ。　祐司にしてみれば愛妻彩佳のリベンジもあるから、そう簡単に彼女の目的を達成させるわけにはいかない。　田原氏も岩永氏も、彼女を甘やかし過ぎだ。　そしてなにより前妻亜弥子の姪で、彼にすれば義理の姪っ子なのだ。　叔父として指導するのだというスタンスだが、本末転倒で再び姪っ子に手を出そうという不道徳極まりない淫交である。　ローターやバイブ、簡易拘束具など色々目の前で購入すると、案の定好奇心旺盛な彼女が目を輝かせて近寄ってくる。　真面目なそぶりで、あれよあれよ彼女を下着姿にしてしまうと迷いなく黒いＭ字開脚枷を着けて自由を奪う。　初めての拘束具に、なにこれと興味津々で着るのに協力的だった彼女だったが、おもむろに目隠しされて動揺が隠せない。　視界を奪われると、経験が無いから一気に余裕がなくなる。　ローターとか使ったことがないが、どのようなモノかくらいは知っているしビーンと動く音はすれど、なにも見えないから焦りまくる。　無防備な秘部も守りたいと本能的に両脚を閉じたいのだが、拘束具にＭ字開脚を強要されているのだ。　唐突に後ろ手にも拘束されて、仰向けに転がされる。涼子　「いやぁだぁ　いや　こんなのや」祐司　「あはぁはぁ　大丈夫だよ」　　　「新しい世界　経験しなきゃね」涼子　「やあぁ　怖いぃ　あん　ひぃ」　不意に顔を出すエロ親父魂が暴走し出す。　若い女の子は自身の性感の高まりを受け流すのが、まだ苦手なのだ。　ダイレクトにクリトリスを刺激するローターに悶絶してしまう。　祐司ほどになると耳年増で余裕すら見せる女の子を攻略するのは容易かったりするものだ。　目隠しで視覚を奪うと、耳年増は所詮経験不足にすぎないことを露呈させる。　もちろん恐怖を与えてはいけないから、自分の存在は感じるように肢体の接触は意図的に行う。　彼が思っていた以上に、作戦成功して涼子は崩壊して乱れに乱れる。敏感で反応がダイレクトなのは若さであろうが、それが今しかない彼女の魅力である。　彼女が幼女の頃に数度会ったことがあり、当時のことの記憶が蘇る。　それがもうすっかり大人の女に成長したかと思うと感慨深いし、女の子の成長は早いとつくづく思う。　祐司は三人の娘を持つ父親でもあるから人一倍女の子への思い入れがあるが、彼の女性への執着原点は亡くなった前妻亜弥子への執着がある。　彼が周囲の雑音を乗り越えて成功者としてのし上がった原動力は間違いなく亜弥子の存在であった。　彼女との間で設けた三人の娘達は皆美しく、彼は溺愛した。　そんな中で幼女ながら妖艶な姪っ子郁美に出会う。　禁断の思慕の情に戸惑うが、踏みとどまる。　そして唐突に亜弥子を失った瞬間、彼は迷走する。　彼は妻が傍にいてくれることが全ての前提であったから失った悲しみに押しつぶされ自暴自棄になっていく。　その彼を末娘紗弥は身を挺して守ってくれる。　禁断の関係であったが、紗弥の身体に亜弥子を感じて彼は精神的な破綻は免れたが実の娘に溺れていく。　泥沼の父と娘であったが、そんなギリギリの極限状態の最中に２人は郁美と再会する。　郁美は大切な２人を救うべく敢えて２人の間に入り込んで、２人をあるべき親子関係に戻れるように、叔父の飢えた心を満たそうと自分自身に彼の愛情の全てが向けられるように意図的に仕向けたのだ。　そして次のステップとして、祐司は本質的に傍で支えてくれる、そして愛を注ぐ存在が必要なタイプの男だったので、その彼には常に彼を不安にさせるようにキラキラ輝いて行動力のある若い女性が望ましい。　郁美は元同僚だった彩佳が適任で彼を精神的にも肉体的にも満たしてくれると確信していたから２人の出会いを演出したのだ。　なにより彩佳を自分が身を投じる世界に引き込みたいという気持ちも強かったし、彼女が恵まれたハイソな生活を望んでいたことも対価として充足されてWin-Winな関係に成ると思ったからだ。　郁美の見立て通り２人は直ぐに惹かれあったし、新たに魅力的なパートナーを得て祐司は見違えるほど立ち直っていったのだ。　ただ郁美自身が「魔性」から「真・魔性」に開花していく過程におけるキーパーソンが祐司だった関係から、郁美自身も彼に惹かれてしまうし彼も郁美に惹かれ続けてしまうことになる。　郁美は、この誤算は彩佳に申し訳ないことになったと思っていたが、彩佳は寛容であり逆に彼女自身も自由を手に入れる流れになるのだった。　それは反面、祐司も自由になることを意味した。　本質的に祐司はエロの塊の様な男で、パートナーに縛られて制約されて社会的に丁度良い類いのエロなのだ。　解き放たれたエロ親父と化した彼は次々と女性に触手を伸ばしていくことになる。　もともと容姿端麗のイケメン親父だし、HIGH SOCIETYな経済人なのだ。　彼は典型的な女好きであり、熟女から若い子も幅広く大好きだから死角が皆無だ。　若いながら鉄壁ホステスと思われた佳菜子を早々に口説き落としたのも、面目躍如であろう。　実は健二が環に手を出すかなり以前から環や３人娘に興味津々で明らかに狙っていて、真っ先に郁美に許しを乞うてきたのは祐司だったのだ。　手の早い夫達、岩永健二、山田克也、達木祐司の３人が競っているが、ダントツに手が早くエロいのが祐司だった。　徹や武史の２人は卓越したスケコマシ男子だがエロ親父軍団の女体への執着と淫猥さは一日の長があるから、それを知った年少組の魅了され具合は環の例を見るまでもなく泥沼なのだ。　だからこその年少組保護禁止令だったのだが、彼女達の成長が著しく若く興味津々で貪欲なオンナになり始めたから解禁せざる得ない状況だったのだ。　祐司にすれば、亡き亜弥子を最も感じる存在が涼子だったのだ。　前妻の一番血縁が近い姪っ子である涼子は、実は祐司が出会った頃の亜弥子に雰囲気がよく似ているのだ。　郁美と紗弥はその事実に気がついていたから、彼女を亜紀の保護下に預けて祐司と一定の距離を取った経緯がある。　涼子がどんどん成長するにつれて、その輝きは隠しきれなくなっていく。　亜紀からビアン遺伝子を濃厚に継承しつつ、凌とも関係を持つようになるともう立派なオンナっぷりを発揮するようになってしまったのだ。　涼子は、徹と凌、健二の３人の男性しか経験はないが彼らの質とボリュームは一般男性１００人分に軽く凌駕する濃厚なもので、既に一般４０代女性に匹敵する性的なキャパシティがある存在なのだ。　解禁したからといって涼子と祐司の関係を推奨することは無いし、彩佳への気遣いもあるから郁美達も避けようとは意識する。　血縁という縁は言葉では言い表せない魂の引力があるようで、涼子が祐司への興味を隠さないようになっていく。　郁美達にはそれを咎めることが出来る立ち位置にいないし、祐司の魅力を誰よりも知っているから黙認してまうことになってしまったのだ。　祐司は小林大輝（ひろき）との交流でアダルトグッズの知見を広げて、もともと最強の色事師だったのに更なる進化を遂げていたのだ。　乾電池が続く限り無機質に動き続けるアダルトグッズは女にとっては天敵に等しい。　彼が最近ハマっているものがある。　「プリティラブ ○レストエンハンサー」というおっぱいバイブだ。　これはバストカップに高速回転する先端ブラシが着いていて乳首を刺激し、同時に先端ブラシのまわりの突起たちがコショコショ乳輪をくすぐるというアイテムだ。　涼子を無抵抗なことを良いことに、彩佳や美咲ですら狂わされるグッズを見舞われることになるのだ。　　拘束具で身動きできない彼女の背後から抱きついて若い肢体を堪能する。　おもむろにバストトップにヌルヌルローションを塗られて、嫌々する彼女が可愛くて首筋に顔を埋める。　既にしっかりエッチモードの彼女はそれだけで甘い吐息が漏れてしまう。　透明なシリコンカップを裏返しにして彼女のバストトップに宛がうと、カパっと吸い付かせると吸盤のようにオッパイに貼り付くカップ。　何かを着けられたことは彼女は理解しているが、まずは驚きが先に立つ。祐司　「さてぇ　涼子ちゃん　気持ち良くなるよ」涼子　「えっ　なにぃ　これ　いやん　まってぇ」祐司　「可愛いなぁ　ここは　もうビショビショだよ」涼子　「あぁぁぁん　恥ずかしいぃ　ひいぃっ！！」　エロ全開となった叔父の指は遠慮無く姪っ子の敏感な部分を弄ぶ。　既に恥ずかしい格好で弄ばれて興奮しまくっているのに、敏感な部分への直接的刺激で軽く逝ってしまう。　もちろん拘束された経験は無かったが、拘束された時の経験談なども何度か聞かされておりなんとも言えない大人の世界に心ざわめくものだったが憧れもあったのも事実だ。　しかし視覚を奪われると全てに余裕がなくなった。　急に大人の男性が怖くなって焦りだす。　身体の芯から広がる淫欲への渇望に身を焦がす。　彼の愛撫に意識の全てが惹きつけられていく。　背後に感じる彼の欲望が彼女の意思に関わらず、まだ身体が繋がっていないのに、どんどん彼女の肢体に浸透してくるような感覚に動揺してしまう。　彼の手淫を抑制しようと彼の手首を掴んだ瞬間、彼がとうとう魔具のスイッチを入れたのだ。　ウイィィィィィィンウイィィィィン♪♪ 　ウイィィィィィィンウイィィィィン♪♪ 　彼女は乳首が鋭敏で弱点でもあるから、バストトップを襲う経験したことがない強い刺激に悶絶する。　思わず彼の腕に離してしまう。　敏感なお豆に容赦なく襲う手淫に為す術も無く崩壊していく。　彼女はロケットのように急激に高まる快楽に溺れ狂乱する。「あぐぅあぁぁぁぁぁん♡　すごぉいひいっぃぃあっ」　ウイィィィィィィンウイィィィィン♪♪ 「だめぇぇぇ　あっひいぃぃぃぃぃいっちゃう」　ウイィィィィン♪♪ウイィィィィィィン♪♪ 「やあぁぁぁ♡　まってぇ　いや　こわいぃぃい」つづく
【前頁】/【次頁】
あなたのひと言が作者の励みとなり、新たな作品が生まれます。ご感想宜しくお願いします。
羅衣さんの作品集→
2023年7月22日掲載
Copyright (c) 2023 羅衣 All rights reserved.

▲