５．

　休日の午後、セーラー服を着せられた薫は、両側から男の子に挟まれる形で、公園のベンチに座っていた。
「なあ、薫。いいだろう？、もう一度だけ。な、頼むよ。」薫の右側に座る男の子が、薫の手を取りながら、例の件を頼む。
「・・・」無言で考え込む薫。
「この前は電車の中で、よく見えなかったし、最後まで逝ってないだろう。今度は邪魔の入らないところで、やってるところを、たっぷりと見せてくれよ。」と、左側の子が、薫の膝を摩りながら、鼻息を荒げる。
「嫌だよ。そんな・・」薫はみんなに覗かれながら、先生とセックスをする自分を想像して、顔を赤らめた。
「相手はお前の事好きなんだし、いいじゃないか。もう恥ずかしくないだろう。」左側の子も、薫と同じ場面を想像して、股間を熱くしながら、更にそう頼む。
「・・・」黙り込む薫。
「お前が男の方が好きなのは、わかってるよ。でもお前、まだ童貞だろ？、どうせ一度は経験するんだ。先生にやってもらえよ、な？」右側の子は、薫の顔のすぐ近くまで自分の顔を近づけて、薫の細く白い指を握り締めながら、そう詰め寄る。
　その時、薫の左側に座る男の子が、ある事に気がついた。
「おい、見ろよ。あの砂場にいるオヤジ。子供を遊ばせるフリをして、こっちの方をチラチラ見てるぞ。」
「本当だ。・・きっと、あいつ、俺達が女の子といちゃついてると、思ってるんだぜ。」右側の男の子が、さり気なく砂場の男を観察しながら、面白そうにそう言った。
「おい、薫。ちょっと脚を見せてやれよ。」右側の子が、薫の耳に口を近づけて、思いついたように小声でそう言った。
「えっ？」びっくりしたように、その子の方に視線を向ける薫。
「そりゃいいや。あのオヤジ、きっと夢中になるぞ。薫の脚、凄く綺麗だからな。」楽しそうに、左側の子が笑う。
「薫、足をベンチの上に乗せて、体育座りみたいにしてみろよ。」
「・・・」
「いいからやれよ。さあ、はやく・・」
　両側から、男の子たちに矢の様に急っつかれて、薫は仕方なしに、両脚を揃えたままベンチの上に持ち上げ、そのまま膝を抱え込んで、体育座りの様な姿勢をとる。スカートの下の薫の綺麗な脚が顕になり、その太股の付け根には清楚な白いショーツがチラチラと覗いていた。
　地面の位置からこちらの方を、ちら見していたその男が、思わず、身を乗り出すのが判る。
「ふふっ、見ろよ、あいつ・・涎を垂らしそうだぜ。見せつけてやろうよ、薫。」右側の男の子は嬉しそうにそう言うと、いきなり、薫の右太股に手を這わせて、スカートの裾を捲りながら、薫の首の右側に口づけをした。
　薫がびっくりしていると、今度は左の子が、「薫、こっちも・・」と、薫の顔を左側に向けさせて、熱いディープキスをしかけながら、太股の下側に這わせた左手を、そのまま薫の股間に差し込む。
　可愛い中学生の女の子が、太股を顕にしながら、両側からスカートの中に手を入れられているのを目撃した砂場の男は、この貴重な光景を一瞬も見逃すまいと、目を皿のようにして３人の様子を見つめている。
　男の興奮した様子に、調子に乗った二人の男の子は、そのまま薫のショーツの中に、上と下から手を忍び込ませる。
「んっ・・むむっ・・や、やめ・・んぐぅ・・んん〜」
　ショーツのウェスト部分と股間の脇から、同時に二本の手を入れられて、直接、性器を摩られた薫は、思わず二人の手首を掴みながら、何かを言おうとしたが、二人に交互に唇を塞がれて、どうすることもできない。
　その内に、ショーツの中で蠢く二人の手の中で、薫のペニスが、本人の意志とは関係なく、変化を始める。
　陰嚢を揉まれ、裏筋を擦りたてられた薫のペニスは、今や、硬く勃起してドクドクと熱く脈打っていた。
　と、その時、ベンチのすぐ横から、女の人の大きな声が響いた。
「あなた達、ここで何をしてるの！、いやらしい。場所を考えなさい。・・まったく！」
　驚いた３人が声の方向を見ると、そこには、一人の初老のおばさんが、縺れ合う３人を見下ろしながら、顔を真っ赤にして怒鳴り声をあげていた。
「こんな場所で、女の子に悪戯をして、いいかげんにしなさい！」そのおばさんは、捲れ上がったスカートの下の、薫の白い脚と、スカートの中に潜り込んでいる、二人の男の子の手を睨みつけながら、凄い剣幕で怒っている。
「あの・・これは・・違うんです。ただ巫山戯てるだけで・・別に、いやらしいことをしてる訳じゃ・・」男の子の一人が困ったように、言い訳をする。
「何が違うのよ。どう見たってそうでしょう。まったく・・」そのおばさんは、男の子の話に全く耳を貸さず、怒り続けている。
（「ちえっ、まったく五月蝿いババアだな・・ちょっと脅かしてやれ・・」）おばさんのしつこい態度に堪りかねた男の子は、悪戯心を起こして、大胆な行動に出る。
　薫の左に座っている男の子が、「女の子じゃないですよ！、ほら・・」と、そのおばさんに叫ぶなり、いきなり薫のスカートを大きく捲り上げた。
　そして、素早く薫のショーツを、膝の辺りまで引き下げる。
　その下からは、男の子の手で扱かれながら、真っ赤に勃起している、薫の太いペニスが現われた。
「ひっ・・男！、きゃあぁ〜〜！・・へ、変態・・」途端に悲鳴を上げたおばさんは、両手で顔を被いながら、その場から逃げ去った。
　腹を抱えて笑い転げる二人の脇で、薫はスカートの裾を握り締めたまま、恥ずかしさのあまり眼に涙を溜めて、深く俯いてしまっていた。

　この時、３人は全く気がついていなかったが、一人の男がベンチのすぐ後ろの木の影に隠れ、この一部始終を間近から見ていた・・

６．

「ねえ、君たち、ちょっと待って・・」泣きべそをかく薫を二人が宥めながら、公園の中を歩いていると、突然後ろから男の声がした。
　３人が後ろを振り返ると、そこには、砂場で薫の事を見つめていた、あの中年の男が立っていた。
「あっ！、さっきの砂場の・・」「・・なんか用ですか？」男の子の一人が胡散臭そうな顔で、男にそう訊ねる。
「さっき、丁度見てたんだけど、その子、男の子なんだね。びっくりしたよ。」男は笑顔を作りながら、男の子たちに話しかけた。
「ええ、そうですけど・・それで用件はなんですか？」男の子は不快感を顕にしながら、再度、男の目的を訊く。
「実は頼みがあるんだ。・・その子を抱かせてくれないか。一目見て、その子の事がとても好きになったんだ。頼む。」
「えっ！？・・な、なに？・・」男の子たちは、男のあまりに突飛な言葉に、驚いて言葉をなくした。
　我を忘れているその男は、おかまいなしに、話し続ける。
「みっともないけど、もう胸が張り裂けそうなんだ。君みたいに綺麗な子、今までに一度も見た事が無い。・・頼むから、僕に君の精液を飲ませてくれ。お願いだ。」
　その男性は土下座をしそうな勢いで、薫たちに頭を下げ、必死になって薫の身体を求めた。
「おじさん、何言ってるの？。いいかげんにしろよ。」
「まったく、きもいんだよ。あっちに行けよ。」
　二人の男の子は、この男性の、草臥れた容姿と情けない態度に、露骨に嫌悪感を示し、顔を背けながら追っ払おうとする。
　当の薫は、心配そうな顔で、この３人のやり取りを、後ろから見つめていた。
「勿論、金は出すよ。一人、二万でどうだろう？、・・いや、三万出す。だから、頼む。この通りだ。」
　その男性は、胸のポケットから財布を出しながら、本当に土下座をして、更にそう頼んだ。
「えっ？・・俺達にも金をくれるの？、本当に？」二人の男の子は、金の話を聞くと、笑顔で顔を見合わせる。
　それから、薫の方を振り返りながら、「なあ、薫。可哀想だから、飲ませてやれよ。」「ああ、お前いつも、電車の痴漢のために、射精をしてやってるんだろ？、それと同じさ。」と、薫に身体を差し出す事を、要求する。
　恐くなった薫が後退りをしながら、その場から逃げようとすると、一瞬早く、その手を掴んだ男の子たちは、薫の耳元に顔を寄せて、「お前、わがままもいいかげんしろよ。毎日、中年オヤジに、身体中を愛撫されながら喜んでるくせに。」「学校中に、その事を知られてもいいのかよ。あいつの口を、その男のものだと思えばいいだろう？」と、低く脅すような声で薫に迫った。
　脅迫された薫は、諦めたように身体の力を抜き、地面に視線を落とす。
　彼らのやり取りから、薫の身体を自由にできる事を知ったその男は、喜び勇み、嬉々とした顔で、すぐに財布から金を出し、二人の男の子にそれぞれ手渡す。
　それから、項垂れたまま、返事をしない薫には、金を折り畳んで、無理矢理にそれを、制服のポケットに突っ込んだ。
　男の子たちは薫の手を引っ張りながら、「あそこのトイレでやればいいですよ。俺達が、誰も中に入らないように、入り口で見張ってますから。」と、男に告げた。
「ありがとう。終わったら、君たちにもう少し、お礼をするから・・」男は、すでに飛んでしまっている眼で、薫の細い首をじろじろと眺めながら、そう答える。
　それから男の子たちは、薫をトイレの前まで連れて行って、そこで男にその美しい身体を引き渡す。
　嬉しさのあまり、顔を引き攣らせたその男は、震える手を薫の腰に回して、一緒にトイレの中に入っていった。

　トイレの中に入ると男は、薫を手洗い場の鏡台の上に座らせ、「脚を真っ直ぐ前に伸ばしてくれ。」と、指示を出す。
　薫が虚ろな顔で、台の端に座って、脚を斜めに伸ばすと、さらに男は、「そのままスカートの中に手を入れて、自分であそこを愛撫してくれないか。」と、欲望に眼を輝かせながら、そう言った。
　薫が言われるままに、おずおずとその手をスカートの中に入れ、萎えた自分自身を扱き始めると、男はその視線を、薫の細い足首から、スカートの裾下に伸びる白い太股、それからスカートに被われた細い腰、さらには、女の子の様に長くほっそりとした、その首筋までゆっくりと走らせる。
　そして最後に、下半身からの振動に細かく揺れている、薫の顔にその視線を戻した男は、興奮に息をハァ、ハァと荒げながら、ゆっくりと薫に近づいた。
　男は左手で、薫の太股の裏側を撫で回しながら、右手でゆっくりとスカートの前を捲り上げてゆく。
　スカートの中から、薫の白い太股と、引き下げられた純白のショーツが、徐々にその姿を現わし始めると、男はさらに大きく息を荒げながら、涎を垂らしそうな顔で、薫のスカートの奥、太股の間の闇を覗き込んだ。
「さあ、その可愛い顔で、射精するところを見せてくれ。」男が、激しい興奮に自らの股間を大きく膨らませながら、薫にそう要求する。
　だが薫は、困惑した顔で「・・無理・・勃たない・・」とだけ、答えた。
　男は泣きそうな薫の頬をそっと撫でながら、「さっきは男の子たちに扱かれて、あんなに勃ててたじゃないか。どうすれば興奮する？、教えてくれ。」と、やさしくそう訊ねた。
　薫は、恥ずかしそうに深く俯きながら、「・・女の子みたいに・・扱って・・」と、細く小さな声で呟く。
　これを聞いた男は、途端に眼を輝かせながら、「そうか・・抱いて欲しいのか・・男に犯されたいんだな。」と、無気味な微笑みを浮かべた。
　男は嬉しそうに微笑みを浮かべたまま立ち上がると、ズボンのファスナーを降ろし、太く醜い自分のペニスを取り出した。
　そしてそのペニスを薫の顔前に付き付けながら、「今からこれを擦りつけて、たっぷりと精液をかけてやる。どうだ、嬉しいだろ？」と言った。
　いきなりペニスを目の前に突き付けられた薫は、初めて間近に見る、グロテスクな大人の性器に言葉を失いながらも、その男の股間にしっかりと見蕩れてしまう。
「さあ、触ってくれ。」男は空いている方の薫の手を取ると、自分のペニスに引き寄せる。
　薫がおずおずと男のペニスに触り始めると、男は嬉しそうに、薫の細い首を撫で回し、その肩を強く掴んだ。
　子供の指の柔らかい感触に、そのペニスをカチカチに勃起させた男は、次に、薫の足元にしゃがみ込み、スカートを捲り上げながら、ツルツルの薫の脚に、自分のペニスを夢中で擦りつけ始める。
　先端から粘液を滴らしながら、少年の身体の感触をその股間で楽しむ男の行動に、無気味さを感じ始めた薫が、怯えた瞳で男の次の動作を見つめていると、男は突然、薫のスカートを大きく捲り上げて、その中に自分の頭を突っ込んだ。
「きゃあぁ・・いや・・あっ！、んっ？、やだ・・あんっ！、ひぃ・・」驚いた薫がスカートの上から、男の頭を押さえるが、男は凄い力でその頭を上に進め、その顔を薫の股間に埋める。そして、いきなりスカートの中で薫の股を左右に押し開き、性器の下のきれいなアヌスに、その指を深く差し込んだ。
「あっうぅ・・やめて、痛い！、あっ！・・あっあぁ〜・・あっぐうぅーーっ！」経験した事の無い痛みに、顔を歪める薫。
　だがそのペニスは、いつの間にか硬く勃起して、スカートの前を高く突き上げていた。
　男はアヌスに入れた指を曲げて、刳るように使いながら、もう一方の手で薫の丸い陰嚢を強く引っ張り、そして、内部からの刺激にビンビン跳ねている薫のペニスの先端を、その口に咥えた。
　薫のスカートの股間部分が激しく上下に動き、強烈な刺激に薫の背中が反り返る。
「ひっ・・ひぃ・・助けて・・やめてッ、あうぅ・・ぐうぅ〜・・」
　薫は強い射精感に、その腰を跳ね上げた。だがペニスの先端からは、まだ精液は迸らない。
　男は、薫の茎を強く握り、玉を引っ張りながら、その射精を制御する。そして同時に、口の中で、幼い薫の敏感な性感帯を強く刺激した。
　薫の腰が、連続する絶頂感に高く突き上がり、その身体が反り返ったままになると、男は、薫の陰嚢と陰茎を握っていた手を緩め、その先端を深く咥えた。
「あっうぅ〜〜っ！・・はっ、ひっ・・ん゛ーーーっ！」
　たちまち、堰を切ったように、薫の身体の奥底から精液が噴き上がり、真っ赤に充血して、男の口の中で跳ね回っていたペニスの先端から、勢いよく迸り出る。
　男は、凄まじい快感に飛び跳ねている、薫の細い腰を押さえ付けながら、至福の悦びの中で、その熱い精液を喉の奥で受ける。
　この時、薫の絶叫はトイレの外まで、鳴り響いていた。
「わあ、すげぇ・・薫の悲鳴だ。」「凄い声だな。いったい何をされてるんだ？」二人の男の子は、興味津々の顔で、そお〜っとトイレの奥を覗き込んだ。
　そこには、スカートを開け、震える白い太股を顕にしながら、股間に吸い付いた男の口で、執拗に精液を搾り取られる薫の姿があった。
　腰を押さえ付けられて、舌と唇で激しくペニスを扱きたてられながら、連続して射精をする薫の身体は、鏡の前で弓形に反り返り、大きく開いた口からは、尖った舌が飛び出している。
「あっくうぅ〜〜っ、ハッ、ひっ・・おおぉ・・んっ！、うんっ！、ぐうぅーーーッ！」薫がまた限界を越え、その全身を痙攣させながら、射精を始める。
　男は片手で薫の両手を固定し、もう一方の手で薫の腰を押さえ付けながら、狂った様にその頭を上下させて、溢れ出る薫の精液を飲み続けている。
　二人の居る位置からは、鏡に映った薫の表情が、明るい照明に照らされて、はっきりと確認出来た。
　苦痛に歪むその顔は、まるで強姦されている少女の様で、下腹部に埋まった男の顔が忙しなく上下する度に、その顎がビクンッ、ビクンッと後ろに仰け反り、その瞳からは一筋の涙が流れ落ちている。
「わあぁ〜、ひでぇ。まるで拷問だな。」「あのオヤジ、出なくなるまで、飲むつもりだぞ。・・あぁ、気持ち悪くなってきた。」二人は顔を顰めながら、急いで外に出た。
　それから暫くの間、トイレの中からは、薫のかん高い悲鳴が絶え間なく聞こえていたが、やがてその声も止み、辺りは、水を打ったように静かになった。

７．

　トイレの中では、息も絶え絶えの薫が、台の上に上半身を横たえて、虚ろな眼で男の顔を眺めていた。
　薫の体液の、味と匂いを十分に堪能した男は、次に自分の股間の欲求を満たすために、ズボンを脱ぎ、パンツを下に降ろして、薫の横に座った。
　そして、ぐったりしている薫の身体を抱き寄せ、そのスカートを捲る。
　そのまま、自分の腰の上に薫を跨がらせた男は、その白く柔らかい尻を抱き締めて、自分の股間に薫の濡れた股間を強く押しつけた。
　腰を大きく、くねらせながら、薫の無毛の股間に自分の醜いペニスを擦りつける男。
　しばらく、勃起した自分のペニスの裏側で、薫の柔らかい下腹部の感触を楽しんだその男は、次に、ヤニ臭い口で薫の唇を奪いながら、薫の細くしなやかな指に、自分の太いペニスを握らせた。
「扱いて・・頼む・・お願いだから・・」男は切なくなるような声で、薫にそう哀願する。
　薫は、無表情な顔で、その手を動かし始める。
「あぁ・・いい・・ありがとう・・おぉ〜、気持ちがいい・・あぁ〜」男が、天使のような薫の手に激しく身悶えすると、その喘ぎ声を聞いた薫の顔が、徐々に変化してくる。
　口元に微笑みを浮かべながら、段々とその手の動きを速め、遂には、両方の手で無心に男のペニスを愛撫しながら、喜悦の表情を浮かべ始めた。
　男は薫の顔を見て、「嬉しいの？、男を悦ばせるのが好きなんだね。とっても、可愛いよ。・・ほら、君のもまた勃ってきた・・」と、桜色に染まった薫の頬に、そっと口づけをして、また勃ち上がってきたその股間を、スカートの中に入れた手で、ゆっくりと撫で回す。
　やがて男のペニスが、薫の手の中でピクピクと震えだすと、男は「頼む、その可愛い口でしてくれないか・・君に飲んでもらえるなら、このまま死んでも構わない。」と、必死になって、薫に口での愛撫を頼む。
　薫は黙って男の膝の上から降りると、その股の間にしゃがみ込んだ。
　そして男の股間に手を伸ばしながら、長い舌で、ゆっくりと自分の赤い唇を濡らす。
　それを見た男の胸が、大きく膨らみ、一杯に開けた口から、ハァ、ハァという激しい息遣いが、聞こえてくる。
　男の血走った眼は、自分の股間にゆっくりと近づいてゆく、小さな薫の口に釘付けになっていた・・

　つい先程、ペニスの本当の歓びを知ったばかりの薫が、その口を使って、どす黒い男のペニスを歓ばせている。
　小さな口の中で、男の大きな陰嚢を転がしていた薫の舌が、赤い唇の間から這い出し、裏側を見せてそそり勃っている、男のペニスの表面を先端に向かって、ゆっくりとよじ登り始めた。
　長く伸ばしたピンク色の舌が、男の太いペニスの表面を、忙しなく這い回る。
　薫の舌は、太いかま首の張り出した襟の部分を、せせるようにその先で擽りながら、ぐるぐると何度もその首の周りを回った。
　さらに、顔を横にした薫は、赤い唇で亀頭の裏側を咥え、性感帯の密集したその部分に舌の先を押し当てて、激しく振動させる。
「あうぅ、凄い・・おぉ〜・・アッアッ、堪らない・・あぁ・・もう・・逝きそうだ・・」
　薫は、男のペニスが強く跳ね上がり、その色をさらに濃く変化させると、今度は、唇で男の亀頭を咥えて何度もそこを扱きながら、ペニスの裏側に宛った舌の腹を高速に波打たせた。
　プロの女性も敵わない、その絶妙な舌技は、自分の股間でその快感を味わった者にしか、わからないものだった。
　一生懸命に、男のペニスを愛撫する薫の顔には、歓びの表情が浮かび、その股間はいつの間にか、スカートの中で硬く反り返っていた。
　やがてその男は、「はっ・・ひっ・・おおぉ・・」と、声も出せずに、薫の頭を抱えながら悶絶する。
　そして次の瞬間、つま先立つ様にその身体をピクピクと跳ね上げながら、大量の熱い精液をその先端から迸らせた。
「おうぅ・・ん゛っうーーっ！・・」
　薫は、射精の瞬間、口から男のペニスを抜いた。
　溢れ出る白い精液で、自分の顔が汚されてゆくところを見せると、相手の男が喜ぶという事を、男の子たちとの経験から学んでいた薫は、手で激しくペニスを扱きながら、顔を上に向けて、長く伸ばした舌の腹で噴出す男の精液を受ける。
　その美しい顔は、男の吐き出すどろどろの精液で、みるみるうちに真っ白に汚れてゆく。
　長い射精の後、男の興奮が治まると、薫は、スカートの中で自分のペニスをゆっくりと扱きながら、汚れた男のペニスを、丁寧に自分の舌と唇で拭い始める。
　精液がべっとりとかかった顔で、嬉しそうに男の股間に奉仕する、奴隷のようなその姿に、男は、思わずその胸を熱くした。
　そして、自分のペニスを握っていた薫の右手をその手に取ると、その細くしなやかな指を口に含む。
　お互いに相手の瞳を見つめながら、その身体の一部を口に含み、愛おしそうに愛撫をする二人。
　其々のその胸の中は、可愛い男の子に奉仕される至高の歓びと、嬲られながらもそれに歓びを感じる、歪んだ幸せに、満ち溢れていた。
　やがて、深い満足感に、その瞳を潤ませたその男は、だっこするように薫の身体を抱き上げ、そのツルツルの太股を優しく撫で上げながら、「とっても良かったよ。・・食べてしまいたいくらいだ。」と、薫の濡れた唇に熱い口づけをした。
　それから、台の上で薫を横寝の恰好にさせると、半立ちの己のペニスを激しく扱きながら、自分もその後ろに横になった。
「さあ、抱いてあげる。・・一緒に楽しもう。」薫の耳元でそう囁いた男が、薫の細いウェストに片腕を回し、自分のペニスに手を添えながら、その黒い下腹部を薫の白い尻に密着させた。
　次の瞬間、すでに男の指で十分に濡らされていた薫のアヌスが、男の身体を受け入れ、強引に押し拡げられる。
「あっ！・・はっあうぅーーーっ・・ハッ！、ひいっ！・・んっぐん〜〜んむっ〜〜」
　初めて、男のペニスをその身体に挿入された薫は、大きく口を開けて、悲鳴を上げようとする。
　だが一瞬はやく、その口を男が後ろから掌で塞ぎ、暴れ回る薫の身体をきつく抱き締めながら、その腰をゆっくり振り始めた。
　男の腕の中で、セーラー服を着た薫の細い身体が、苦しみもがき、激しくのたうち回る。
　長い脈動の末、麻痺して痛みを感じなくなった薫の身体が、力無く脱力すると、男は、望んでいたものを手に入れた歓びに、思わず低い笑い声を漏らしながら、薫の細い脚に自分の毛むくじゃらの脚をしっかりと絡めた。
　それから、すでに膨らんでいる薫のスカートの前に手を差し入れて、その股間を扱き始める。
　この後男は、かわいい薫の身体をその手の中に感じながら、大きく腰をくねらせ、一心不乱に絶頂へと昇りつめていった・・

　その日の夜、薫は、中年の男に弄ばれ、虐められた興奮を忘れることができずに、女に成りすまし、若い男とのチャットを楽しんでいた。
−（「あなたのこと、教えてくれない？」）年上の女に化けた薫が、相手の男にそう訊ねる。
−（「ああ、いいよ。」）
−（「色は？」）
−（「なんの？」）
−（「呆けないで・・ペニスよ。」）そう書き込んだ薫の顔に、妖しい微笑みが浮かぶ。
　それから少しの間、相手からは、考え込むように沈黙が続く。
−（「黒いの？、それとも紫？」）立て続けに薫がそう訊ねる。
−（「ピンクだよ。」）
−（「わぁ・・素敵ね。興奮すると赤くなるんでしょう。」）薫の目が輝いた。そして、またすぐに、次の質問を書き込む。
−（「何回、出せる？」）
−（「３回ぐらいかな。」）
−（「一時間に？」）
−（「うんん、一時間だったら、勃ったままだよ。」）
−（「へえ〜、逞しいのね。・・でも、何度も射精してくれた方が嬉しいな。」）薫は、もうこの会話に夢中だった。
−（「口でしてくれるなら、何度でも勃てるよ。」）
−（「いいわ。陰毛に顔を埋めて、唇と舌でカチカチにしてあげる。・・私にかけてくれる？」）
−（「ああ、おもいっきり。」）
−（「あぁ、興奮する。・・多い方？」）
−（「うん。いつもティッシュから溢れて、手がベトベトになるんだ。」）
−（「凄いわぁ・・あぁ〜堪んない・・首に押しつけられて、勢いよく、熱い精液をかけられるのが好きなの。・・もう濡れてきちゃった・・」）
　相手からの返事が無い。薫には、興奮した相手の男が、勃起した自分のペニスを取り出して、夢中で扱き始めるのが手に取るようにわかった。
−（「ハァ、ハァ・・私、キャミを捲り上げて、ショーツの脇から指を入れちゃった。・・ねぇ・・お願い。一緒に射精してくれない？、もう我慢出来ないの・・」）
−（「うん・・いいよ・・」）
−（「もう勃ってる？」）
−（「ああ、もうビンビン・・」）
−（「・・扱いて・・おもいっきりかけて頂戴・・あっあぁ〜気持ちがいい・・お願い・・一緒に逝って・・」）
　薫は、垂直に勃起した男のペニスが、激しく扱きたてられる様子を、頭の中で思い描きながら、自分のズボンのファスナーをゆっくりと降ろした・・