10.

　異性と初めて関係をもつ友美は、身体の中心を引裂かれる程の痛みに涙を溢れさせもがいた。
　屈強な男からの愛撫を受け、計らずも濡れてしまった女芯ではあったが、愛液を潤滑油としたのは最初だけで、襲い掛かる激しい痛みに女裂は完全に乾いてしまっていた・・。

「ぎひいぃ・・・・！　ぐううぅぅっっ・・・・・！」
　乾いた粘膜を、最大に屹立した肉弾が容赦なく切り刻んでいく！ギシギシと悲鳴をあげ、乙女の秘部は破瓜の鮮血を肉弾に付着させては、その痛みで可憐な唇から苦悶の叫びをあげさせる。
「むむううううううっっっ〜〜〜っっ！！　やああァァァァァ！！」
　乙女の顔が苦痛に歪むほど、その表情を正常位で見下ろす中年男の虐待心は温度をあげ、摩擦度の高い処女穴へ律動速度を速めながら砲身を擦りつけていく！

「はあ、キツくてたまらんっ！」
　ミッチリと肉幹に張りつく若い襞に締め付けられ、夢中で腰を振る桜木は唸った。
　何度も腰を打ち付けられた若鮎の股間部は赤く染まりあがり、蟻の門渡り付近は処女喪失の血で汚れていた。
　強烈な肉締めに耐えながらも、額に汗を浮かべ必死に腰の繰出しを続ける桜木の努力に未開発の乙女の性が僅かながらに反応をあらわしだす。
　肉幹に強い摩擦感をもたらしていた若壺が、時間が経つにつれてやや緩やかな抵抗へと変わってきた。
　門渡りを汚していた鮮血が、別の水分を浴びてピンク系へと薄くなっていく。まぎれもなく、友美から湧き出した女の体液が、肉幹の摩擦を弱め鮮血を洗い流していたのだ。

「くふぅん・・・　あっ・・あっっ！」
　苦悶に歪んでいた表情がいくらか和やかになり、苦痛に叫んでいた声がじょじょに糖度をくわえて甘さをおびてくる・・・。
「はんっ！　はあんんンンっ・・・・・やはあぁぁ〜・・・！」
　身体を引裂く痛みはゆるやかに消え失せ、乙女の裸身を恍惚感が包みこむ・・。
　処女を失ったばかりの自分の身体が、こうも僅かな時間で変化を見せるとは友美本人にも信じられない事実であり、下半身を動かす桜木にとっても不思議な現実だった。
　それ程に友美の身体は性に適しており、それも淫乱だった母親の血がそうさせるのかもしれない・・。

「ああっ！　すごく滑らかになってきた・・・・・凄いっ」
　腰のスライドにあわせ泡と液を鳴らす乙女の壺が、心地よい締め付けで桜木のジュニアをもてなす・・・。若さゆえに締まり良い蜜穴は、彼女のもつ本来の宝を機能させ中年の背中を官能で奮わせる！
「おいおいっ！　凄いマ○コだぜ・・・この娘わぁぁ！」
　瞬時に性に目覚めた若き令嬢の素晴らしき蜜穴の動きは、本人の意思とは無関係に嵌りこむ異物をやわやわと甘締めし、奥地に飛込む肉頭を子宮口が咥えて離さないと追いかけてくる！

「ああああんんんんっ！　いいっっ〜・・　やあんあん！　ははんンンンっっ！」
　つい数分前まで処女体だった女子高生は、異性との交わりに女性本能を開花させ、初めて味わう官能美をその裸身が受け入れはじめた。
　乙女が女性へと急成長をはたし、これから本格的な性交の醍醐味を知ろうというとき、高度な蜜機能に翻弄された中年男が、だらしなくも先に甘壺へ精を放った！
「ふふふふふんんんんっっっ！！！！！！　ああアアア〜〜っ〜っっ〜！」
　蜜奥に初めて受ける熱い迸りに、幸いにも若鮎は初体験で軽いアクメに達した・・・。

「はあ・・はあ・・はあぁ〜」
　若鮎の締め壺から己の肉弾を引き抜いた桜木は、鮮血と愛液の混ざり汁でテカる肉根を握り締めて呼吸を荒げた。
「どうしました？桜木様・・・」
　カーペットに尻をつき深呼吸を続ける桜木の汗ばむ肩に手をおいたヒトミは、いたわる様にその手で背中をさすりながら桜木の横顔をうかがった。

「どうもこうも無いよ・・・これで処女だなんて信じられない！この娘は、生まれ持ったＳＥＸ向きの体質をもってるんだよ・・・」
「そうですか・・・桜木様らしくもないって、どうりで感じましたわ」
「まったく情けないね！せっかくこんな美少女の最初の男になれたっていうのに、こうも先にイッちまうとは・・・とほほ」
「そう気になさらずに。きっと目の前でＳＥＸ鑑賞を続けたから、非情に昂ぶってらしたんだと思いますわ」
　汗にまみれた裸でうなだれる桜木を気遣うように、ヒトミは優しい口調で言った。

「でもね、取りあえずスッキリして落着いたから、すぐ次にいけるよ！」
　そう強がる中年男の股間では、蜜と血をまとった男子の象徴が息づき頭を揺らしていた。
「さすが桜木様！アナタのココはいつも元気でなければイケません・・・さあ、どんどん楽しんでくださいね」
　そう言って堅さをたもつ肉棒に指で刺激を与えるヒトミに元気づけられるように、血管を浮きあげてヒクつく肉幹が自分で嬉しい桜木だった。

　横を見ると、若熟女の乱れはバイブによって最高潮まで押し上げられていた！大きめのモチ尻を自分で左右に振っては頤を反らす美熟女は、揉みこまれる乳房への刺激にも敏感に快感反応をしめし、バイブの振動で迸る愛液で自分の裏腿をシドシドに濡らしていた。
「桜木様、彼女が欲しいとネダってますよ・・・」
「ああ、そのようだね」
　槍のごとく鋭くのびる肉剣を片手で支えながら、桜木の身体が若熟女の背後へ近付く・・・・。バイブを揺り動かしていた男がそれに頷くと、突き動かしていたプラスチック物を唐突に熟女の淫裂から引き抜いた。
「やああんんっっ！・・・！」
　消え去った淫芯への刺激に首を振って悶える若熟女の柔尻を掴んだ桜木は、槍の先を数回、蜜まみれの女芯に擦り付ける・・。
「あああっ・・・はああぁぁアアア・・・・っ！」
　人工的ではないナマの人肌に美熟女は後頭部を震わせ、赤く染まった肉目から新たな愛蜜を噴霧させる！
　ズドンっ！・・。その擬音が当てはまる勢いで刺し挿れられた男の強張りに、縄で括られたオンナはタマらないと全身で表現する叫びを挙げた！

「ああ、こっちもイイね・・・！」
　まだ堅い若鮎の蜜壷とは明らかに違う、経験をつんだ温かさをもつ熟女の壺味はまた格別だった・・・。肉棒を締める強烈さは無いが、じわじわと味をもった動きでナマめかしく肉襞を絡めてくる若熟女の使いこまれた穴・・・。
　今度は慌てず、ゆっくりと熟壺を味わう桜木の剣が、一定の速度をもって淫穴を出入りする・・・。その律動に囚われの若熟女は、全身で悶えをみせながら漏らし慣れた良い声で鳴きつづける。

「はあん・・・・っうう・・・！　やうううんんんんうう〜んっっ！　ああ　アアア　ああはあンンっ！！！」
　一度の射精で余裕をもって責められる桜木は、縦の動きに横の動きをまぜ、ときには円運動を加えながら素直に反応する美熟女の餅肌を堪能する。
　縄で括られたままでもピストンに合わせ見事に揺れる巨大な乳房を握り締めて味わいたい桜木は、後ろ手で結ばれた縄目を強引に解いていく。
　パラリと床へ落ちた赤い縄から開放された美熟女の全裸は、縄の跡をその白い餅肌に残したまま激しい悶えを繰り返し、開放された巨大な白乳を突きにあわせてブルブルと前後に揺らす。

　バックスタイルで脇から廻した両手で豊満な双乳を揉みしだく桜木の肉剣は鋭さをたもち、剣の先で時折、壺の奥を突き刺しては熟女の迸る嬌声と揉みごたえのある乳房に喜びを感じる。
　夢中で柔乳を握り締め美熟女の感触を深く味わう桜木の視線の先に、あらたな扉から登場した人間がなにやわワメきながらコッチへ近付いてくるのが見える。
　それはプロレスの覆面を被され、縄で両手を背面にくくられた、見るも情けない格好の中年男だった・・。

　その男は、屈強な二人に脇を抱えられたままバックで絡みあう桜木と美熟女の前へ連れてこられた。
　男の口には詰め物がされているらいく、呻くだけで何を喋っているか分からなかった。裸にされていた男の股間には、悲しいほどに縮こまったペニスが垂下がっている。
　その異様な姿に、桜木の腰が停止し、四つん這いで責めに喜んで悶えていた熟女が止まった突き刺激に身を揺すって鳴き悶える。
　覆面の下の男の目と桜木の目線が重なり、その怒りに満ちた眼光に一瞬時間が停止する・・。直後、覆面の男は全身を揺すって取り乱し、屈強な男が押さえつけていなければ桜木へ飛び掛る寸前だった。

「な、なんだよ！この男わあ〜！！」
　カーペットへ押し込まれる男の行動に桜木は美熟女の柔肌から手を離しあとずさった・・・！
「桜木様、彼は一応、本日のゲストなんですよ！訳あってあの様な格好をしてますが、彼はああされるコトが好みなんです」
「そ、そうなの・・・？」
「はい、ですから桜木様、彼の前でその女性を存分に燃え上がらせてください。手を出せない悶絶感が彼にとって最高のプレイなのですから」
「ふ〜ん・・変わった性癖の人もいるもんだね・・・・」
「ほら、女性が我慢できないってお尻を振ってますわ！最高の責めを再開して、彼女を満たしてやってください！」
　確かに、行為を中断された若熟女は尻の揺すりを止めずに淫芯への挿入を待っているように見える・・・。その痴態に萎えかけた桜木のペニスは復活をとげ、槍の先から雫をはきだして律動する！

「よし、中断してゴメンね・・・！すぐにもっと感じさせてあげるからね」
　柔尻をキツく握り締めた桜木は、ヤリ先を蜜穴に嵌めあわせると、間髪いれずに奥地まで圧し込んでいった！
「はうううううぅぅぅっっ！！！！　イイぃぃ〜〜っっっあああ！！」
　ガツンガツンとバックスタイルで抽送される豪剣の再来に、若熟女は柔らかな白乳をフリ乱して歓喜の雄叫びをあげる！
　髪を狂ったように振り乱し、突きこんでくる肉塊の衝突に磨かれた大人の女は甘い音色で悩殺的な反応を繰り返す。
　その乱れ姿態を目の当りにする覆面男が、膝立ちで両脇を拘束されたままウメきながら暴れだそうと躍起になる！

「そんなに騒いだら、集中して楽しめませんわ！　アナタ達、予定通り進めてちょうだいっ」
　今迄のヒトミとは少し違ったキツイ口調に屈強な二人の男は頷き、覆面男を両脇から軽々と持上げると、片側づつ腕と脚を太い腕で抱きかかえ、覆面男を二人ががりで幼児のオシッコスタイルに固めた。
　その情けない姿に取り乱したように暴れる覆面男を無視しオシッコスタイルで拘束したまま、乱れ舞う若熟女の前へ移動させる。
　四つん這いで前後に顔をふる熟女のちょうど顔前に、覆面男の開かれた脚の中心が近寄せられる・・・。微かに大きくなった股間のブラさがりが、段々に熟女の口元へ寄せられ、遂には桜木の強めの撃ち込みによって熟女の肉厚の唇が半立ちのペニスと触れ合う。
「うぐうっ！・・・」
　物を詰め込まれた口からくぐもった叫びをあげた男だったが、性行為にノメリ込む若熟女はあてがわれた別の肉根に桃色の表情を崩し、目の前の物体を受け止めようと唇を大きく拡げた！
　必死に下半身をゆすり熟女の唇へ呑まれそうなジュニアを逃がす覆面男だったが、屈強な男衆が抱きかかえた男の下半身をさらに前方へ突き出し、覆面男の無駄な抵抗を制圧する。
　より自分の濡れた唇へ近付いた肉根を今度は逃がすまいと、美熟女はいっそう大きく広げた淫唇でしっかりと亀頭をはさみ、そのまま半分ほどまで口内粘膜で包みとらえた。

「ぐうう・・・っ　ううぐっぐ！」
　ＳＥＸに夢中となる若熟女の温かい口内粘膜につつまれた男のペニスは、その意思とは関係なくすぐに立派な屹立をみせる。
　経験豊富な熟女の口奉仕は、こんな状況下でも抵抗をみせようとする男の理性を砕くように滑らかで厭らしく、肉厚の唇を幹にそって淫乱にスライドさせる。
　ついには最高潮まで隆起した覆面男の肉棒は、裏筋を伝う熟女の舌先に哀れなウメキ声を漏らしながらヒクヒクと跳ね上ってしまう。
　オンナの細い指が根元を握り締め、唇の動きと調和しながら上下にさすり捲くる。
　男の竿先からは透明な液体がこぼれだし、その液を嬉しそうに舌で舐めとる美熟女に、背後から桜木の強烈なピストンが見舞われる！
　前後を男に挟まれた悩殺ボディーの若熟女は、小刻みに裸身を痙攣させながら齎される官能美に淫乱な気分を上昇させていった・・。

　真っ赤な美熟女の舌が忙しなく覆面男の肉幹を這いずりまわり、男のタマ袋が収縮をはじめる。
　女の後頭部越しに二人の絡みを見詰める桜木は、白く濁った愛蜜を溢れさせ自分のペニスに熱くなった肉ヒダを纏わりつける柔壺に強烈なスパートをかけた！
　双臀に叩きつく桜木の腰に肉棒を咥えた口で淫声を吐き出しながら、自然と早くなる唇のスライドで覆面男を狂わせる若熟女。
　収縮したタマ袋内で二つの睾丸がざわめきだし、男の尿道へ精液が駆け上ってくる。女の淫唇はその兆候とともに締め付けを強め、今にも尿道口から飛び出してきそうな白液を心待ちにする。
　覆面男の口元が歪み、尿道を通過する精液に肉棒を痙攣させたとき、脇を固めた男達が覆面男の身体を後ろへ引張る！
　ジュポンっ！という音を残し、美熟女の淫唇から飛び出たペニスの根元を、素早くヒトミが細い５指でキツク握り締め、射精を求め律動する肉茎からの放出を強制停止させた！

「ぐあああううううっっっ・・・・！！！ぐうううう・・」
　ヒトミの指によって根元を締められた肉茎は激しくその身を暴れさせ、その苦しさに男の叫びが覆面を振動させる。
　ヒクつくペニスの先からは、最初に駆け上った僅かな精液が滲みだしており、それが膨れあがる亀頭を伝って糸をひきながらカーペットへ垂下がっていた。
　瞳の理解不能な動きに桜木のスパートがゆるみ、放出まじかだった肉棒が美熟女の愛壺の中で縦に揺れうごく。
　その小刻みな揺れ動きに淫穴の壁をたたかれ、美熟女は磨きがかった美裸体を激しく痙攣させ、今日最初の絶頂に叫び声をあげた・・。

　グッタリとその身を崩し、豊満な乳房を体重で押し潰した熟女の動かない双臀を背後から鷲づかむ桜木は、突き刺したままのペニスを抜くべきか悩んでいた。
　目の前では覆面男が射精を止められたことで狂わんばかりに全身を暴れさせ、覆面下の眼は怒りから充血しこちらを睨んでいた。
　その異様な姿に、蜜壷にくるまれた桜木の肉茎がじょじょに萎んでいく・・・。すっかり小さくなった肉茎は、呼吸を荒げて突っ伏す美熟女の淫穴からポロンと抜け落ち、情けないほどに下を向いてしまった。

「ひ、ひとみさん・・・・なに？これは・・・」
　両手を柔尻に置いたまま桜木は戸惑う顔をヒトミに見せた。
「ゴメンなさい桜木様・・・・もっと盛上げる趣向なんですが、桜木様に辛い思いをさせてしまって。しかし、その辛さを何倍にも喜びに変えてさしあげますわ！」
　そう言って悪意に満ちた笑顔をみせたヒトミは、正常な呼吸を取戻してきた若熟女のアイマスクに指を掛ける・・・。
「本日のゲストなんですよ。彼女もね！」
　アイマスクを取られた熟女の顔を凝視した覆面男は、今迄で一番取り乱した様子で屈強な男達を振り払おうと全身の力を使い激しく暴れ出す！
　それ程までに覆面男を狂わせる美熟女の顔を拝もうと、背後から桜木が餅肌の熟女の横を通って前へまわる。
　薄らと目を開き、カーペットにつけた顔を横向きにした若熟女の素顔を確認した桜木は、目を見開き、息を呑んだ！
　その素顔には見覚えがあり、その美しさに一度は配偶者を羨んだこともあった。
　唖然とする桜木に悪意の笑顔を続けたヒトミは、今度はうろたえる男の覆面に手をかけ、顎の下から顔を覆っていた布を引上げていく。
　現れた男の正体に桜木は再度驚愕する！その人物は、数日前に自分と同僚を苦しめた同期、田之上に他ならなかった・・。
　血走った目で桜木を睨みつける田之上・・・。頬には涙がつたわり、詰め物で膨らんだ唇がワナワナと怒りで震えていた。
　覆面男の正体に驚愕したのは桜木だけではなかった。四肢を突っ伏し美裸体で喜びを露にしていた美熟女も、男の素顔を見た途端に唇をブルブルと痙攣させ声にならない叫びをあげていた。
　
「あ、アナタ・・・・・・っ」
　美熟女の口から配偶者を呼ぶ声が小さく洩れる・・。田之上の妻である宏美は、余りの驚きに柔尻を突上げた格好のまま顔だけを上に向け、夫である田之上の震える顔を唖然と見詰める。
「ぐ・・・・ぐろご・・・」
　唾液でふくらんだ詰め物から滲み出る涎を顎まで流し、はっきり聞き取れない言葉で愛妻の名を呟く悪意の同期・・・。
　自分を呼んだであろう夫の聞き取れない言葉に、宏美は切裂くような泣き声をあげ、涙が幾筋ものラインを作りカーペットに跡を記した・・。

「まさか、こんなコトが・・・・・・」
　数年ぶりに同期夫婦が揃った姿をこんなシチュエーションで見た桜木は、次の言葉が喉から出てこなかった・・。
　その場で立ちつくし、見詰めあい精気を失う夫婦を呆然と見下ろす桜木にの下半身に、生温い粘膜の感触が湧き上がる。
　下を向いた桜木の目に映ったのは、萎えきってしまった自分の象徴に唇を被せ、口内で舌をカリ首に撫で付けるヒトミの姿だった。

「ひ、ひと・・みさん・・ナニを・・・するの？」
　予想不可能な展開の連続に、すっかり精気を吸い取られた桜木は、巧みな舌使いで自らの肉茎を刺激する若き受付嬢の頭頂部をただ見詰めた。
「桜木様・・・こんな背徳に充ちた経験、二度と出来ませんかもよ・・・・」
　赤い唇を萎んだままのペニスから離した瞳は、白魚の指でなおも刺激を加えながら桜木に語りかける・・・。
「背徳・・・・二度とない？・・・・」
「そうですよ、桜木様・・・。自分を辛い目に合わせた仲間の妻をその目の前で抱き、それを見て狂いまくる同期の姿・・想像するだけで興奮しませんか？・・・・」
「う、うん・・・・・」
　緩急をつける指の刺激に、萎えたままだったペニスが筋をつくりながら頭を持上げてくる。
「そうです、その調子です・・・」
　ヒトミの濡れた唇がふたたび肉頭を温かく包みこみ、柔軟にうごく舌腹が棒の裏をジュルジュルと舐めあげると、桜木の肉茎は一気に膨らみを増し堅くなる！

　見事に再起を遂げたＶＩＰの強張りに嬉しそうに微笑んだヒトミは、頭の前後運動を本格的に開始し、締める唇と唾液を乗せた舌腹で上を向く肉剣の昂ぶりを最高級に成長させる。
「さあ、桜木様。この素敵なお宝でこの夫婦をトコトン狂わせてください！」
　カクテルドレスに覆われていた張り詰める乳房が姿をあらわし、その巨大なマシュマロを怪しく揺すり囁くヒトミ・・。先端で佇む薄茶色の乳首が巨大な膨らみとともにプルプルと揺れ、桜木の目の中にそのサクランボを投射する・・。
　以前にも感じた感覚が桜木の脳内を霞みでおおいつくし、身体の底から沸きあがってくる異様な感情が身体を操作するように筋肉をつき動かす。
　慟哭する宏美の足元へ寄添った桜木は、突っ伏したままの人妻の足首をつかむと力任せに裸身を裏返す！

「いやあぁぁ〜っっ！！！！」
　夫の前で顔見知りの桜木に襲われる恐怖が人妻の叫びをよび、今更ながら芽生えた貞操観念が自らの身体を守ろうと堅く突っ張る。
「大人しくしろよっ！！」
　人生の中で発したことの無い威圧的な口調で叫ぶ桜木に、人妻の抵抗が一瞬とまる・・・。その隙を逃さずに、いつの間にか現れた別の屈強な男達が素早く宏美の四肢を押さえて抵抗を封じる！
　二つの白い腕を頭上で合わせて拘束され、肉付きよく伸びた両脚は胸の上まで引上げられ、屈強な男の太い両手で開脚したまま固定される。
　自分の妻が無防備な体勢で動きを封じられたことに、田之上はくぐもった呻きで何度も叫び続ける。
　

「田之上！オマエの女房だと分かって、最高にイイ気分だぜ！　良く見てろよっ、今からタップリとイタぶってやるからよ！」
　執り付かれたような顔で同期を浅笑った桜木の屹立する肉弾が、その全長を興奮でヒクヒクとさせながら、頭を左右に激しくふり懇願する宏美の壺へとブチこまれた！！
「いっひい〜っっ！！！！・・・・・っっ！！」
　三十路を越えた熟れた人妻は、最初の一撃に見事な胸の膨らみを開かれた両脚の下でブルンっと揺らして、一直線に埋没してきた肉の弾道に蜜奥の止まりを貫かれヨガり叫んだ！！

「ふうんんっ！　やはああぁぁぁ〜！！！」
　内側へ折られた柔肌の中心地へ、鬼へと化した桜木の凶弾が容赦なく叩きつけられていく！
　夢中で下半身を振りおろし、同期の面前でその愛妻を犯す現実に怪しい喜びを感じる桜木・・・。
　これは最高の背徳であり高級な楽しみなんだ！・・。桜木の本能が胸の奥でそう何度も叫んでいた。

「ひやんんっ！・・・いやはんんんうんうんっっ・・・・！・・・あうんぅん」
　亭主の眼下で知人に柔肌を蹂躙されながらも、熟れた身をもつ宏美の反応はじょじょに官能に色づき、その姿を見下ろす夫は、妻の裏切りに眼光を濁らせて呆然とする・・・。
「どうだっ！オマエの女房、すっかりソノ気になってやがるぜ〜！！」
　拘束を解かれた両脚が、割れ目を貫く桜木の腰にまわされ、自然と力をこめながら腰の裏側を柔らかなふくらはぎで締め付けてくる。
　熟女の脚で腰を前に引かれ、より密着した状態でグルグルと円運動で応える桜木に幹刺激に、宏美の口からは止め処ない淫声が漏れだし、夫である田之上へ向けて発声をつづける。

「いやん・・・っ　・・・・！！　イイぃぃ〜〜っっ！！　すぅ・・っ！すぅごいぃぃイイ〜〜〜！！っっ」
　ブシュゥ〜、ブシュシュっ！と、桜木の肉頭が蜜壷を貫くたびに、宏美の淫壺からは噴き上がるように愛液が外へ漏れ出してくる！
　止まる気配のない噴出す淫汁は、二人の結合部下のカーペットをベタベタに濡らし、淫蜜独特の臭いが周りの人間の鼻腔に流れこむ。
　その痴態に田之上の全身はすっかり精気を失い、屈強な男に支えられたまま頭を垂れて嗚咽をもらしていた。

「タマんね〜っ！　最高だあぁぁーー！！」
　一声叫んだ桜木は、数回強烈な突きいれを宏美の蜜穴へ送りこむと、柔らかな美熟女の体内へ人生最高の射精を激しく浴びせかけた！！