11.

　宏美の腹底へ多量の精液を注ぎ込んだ桜木は、満足そうな笑みを浮かべると愛蜜を噴き出す淫穴からペニスを抜き出した。
　かすかな縦運動をのこす蜜まみれの肉竿を宏美の震える臀部になすりつけ、幹に付着した濁りを拭い取っていく。
　最後まで我が妻を侮蔑する行為に田之上は嗚咽する身のまま怒りをあらわにし、失いかけた気力を振り絞り身体を揺らす！
　そんな同期に微塵も揺るぐことなく、角度を変えては竿の裏や横側の汚れまで宏美の柔尻になすりつけた桜木だった。

「あ〜ぁ、気分よかった〜！」
　う〜ん！と一声はっし、伸びをする桜木の心はとても晴れやかだった。
　元々は自分の撒いた種とはいえ、それをネタに早苗共々に強請りをかけてきた田之上の心を砕き、自分には高嶺の花と感じていた同期の女房の穴を好きなだけ突き捲くった。
　想像通りに素晴らしかった宏美の身体が、自分の責めに裸身を痙攣させ亭主の面前で恥も外聞もなく乱れとんだのだ・・。
　これ以上の快感が別にあるのなら、桜木は教えて欲しい気分だった。

　この女の亭主は、男達に両脇を拘束されたまま、ただその場に涙を落とすだけだった。
　この男の未来は、深い闇と渦巻く荒波にもまれなから続いていくのだ！・・・。考えるだけで桜木の歪んだ感情がたかぶった。
　
　二人の女と続けざまに絡みをみせた桜木は、喉の渇きを感じ、もと居たソファーへ腰を降ろすと、グラス内で薄まったブランデーロックを口に流し込んだ。
　薄まっていたとはいえ、度数の強いアルコールは桜木の腹を瞬時に焼き、より強い渇きを喉にもたらす。
　ふう〜・・と息を吐き前方を向くと、全裸となったヒトミが新しいドリンクを右手にもち、桜木の隣へ座った。
「どうぞ・・・お疲れ様でした」
　差し出された透明な液体を受取った桜木は、乾きを失わない喉へ液体の全てを注ぎ込む。
　それは幾分度数が低めだが、腹を熱くさせるには充分なアルコールだった。

　熱くなる腹をさすりながら部屋を見渡すと、桜木の気付かないうちに大勢の人間が部屋中で蠢きあっていた。
　処女をいただいた友美は、細い裸身で上下運動を繰り返しながら、屈強な男の腰をまたぎ可憐な乳房を揺らしている。
　男の筋肉質の腕が若鮎のからだを下から揺り動かし、強烈に太い肉竿を真上に突きあげている。その肉竿に素直なスライドで蜜穴を上下しながら、友美の唇は官能にふるえては甘く成熟した喘ぎを撒き散らす！
　今の友美からは、わずか前まで処女だった姿など想像することも出来ない程、性を謳歌するスケベな女性本能だけが熱く燃え盛っていた・・・。

　若すぎる裸身で喜びを表現する友美から横へ目を向けると、そこではフェロモン満載の悩殺ボディーが二人の男を喜ばせていた。
　四つん這いで揺らす桃尻に杭を打ち込まれ、それ以上に太い鉄杭を唇で咥えこんでいる女性は、桜木が最初に関係をもった沙紀であった。
　むせ返りそうな官能ボディーを汗で光らせ、褐色の肌を誇る男の責めに歓喜の喘ぎで応えては毛穴から噴き出すフェロモンで周りを釘付けにする。
　３Ｐで絡む沙紀の周囲には、千差万別の男達が股間で鎌をもたげる肉棒を豊満な熟女へと突き入れたいと、鼻腔をひろげ順番を待っている。
　それでもなかなか果てない屈強な男に恨めしそうな眼を向けては、先走りを見せる己のジュニアを手でシゴいて我慢を続ける男達・・・。

　順番を待ち焦がれる４人の男の前に、小部屋から連れてこられた新たなオンナが転がされた。大きな乳房を両手で隠し、自分を厭らしい顔で見詰める餓えた男達に怯えるのは、妹を毒牙にかけられた多恵だった・・。
　沙紀に劣らぬ悩殺な痴態をさらす多恵に、我慢の限界を通り越していた男達がいっせいに群がる！
　見る間に多恵の巨大な膨らみは多くの手で揉みくちゃとされ、乾いたままの蜜穴には遠慮なく肉竿が突き挿れられる！
　乾燥する壺を強引に裂かれた痛みに早苗の口から叫びがあがる。しかし声の出口をイキリ勃つ男竿がふさぎ、されるがままに熟れた人妻はハイエナの餌食となる。
　自分と肌を合わせたオンナ達が次々と弄ばれる光景に、桜木の胸には新たな興奮が沸き起こり、股から生えた肉樹はオンナの粘膜を求めて唾液をたらす・・。

「ふふふっ・・・・」
　その逞しい姿に淫蕩な笑いをこぼしたヒトミが、日に焼けた肌で桜木の視線をさえぎるように腰に跨る。垂直に立ち上る肉竿が、魅惑的なボディーで乗っかるオンナの蜜粘膜で覆われ、喜びで激しく律動した！


　もうどれくらい、茶色く魅惑的な裸身が腹の上で揺れただろう・・・・・。
　多恵や沙紀、そして友美が大勢の男から責めをうける様子にイキリ勃ったペニスが、生暖かい粘膜に覆われてからだいぶ時間が経った気がする・・・。
　現に、裸身を密着させ全身を上下する若き受付嬢の肌は、全体がタマの汗で濡れ光っている。唇からは荒く乱れた息を吐き出し、官能に出し続けた声は、淫声をかすれさせゼェゼェと濁った音を混ぜている。
　蜜穴を串刺す肉竿は、受付嬢が動けば動くほど堅さと強さを増していき、それがまた上で踊るオンナを心底から狂わせるようだ・・・・。

　桜木の意識は、いつからか朦朧としていた・・。ヒトミが上に乗っかり、締め付けをもつ蜜壷で男竿をつつんだまでは確かな記憶として残っている。
　しかし、そのわずか後には、目の前でよく揺れる褐色の乳房しか視界に入らず、その揺れる豊乳を呆然とみつめたまま時間が経過していた。

「あっ！！あっあっあっあっっ〜〜っっっああ！！！！　ぐふうぅ・・・っっ！！！！」
　淫らに褐色体を揺らしていたヒトミの喉から迸った嬌声が桜木の耳をつん裂き、大きく反らした背中の勢いそのままに床へ落ちていくヒトミを、コマ送り映像の様に見送る桜木・・。
　バタンっ！と大きな音をたて、ヒトミの背中が床へと落下し、激しく腰を打ちつけたヒトミはその痛みに呻くわけでなく、絶頂からくる全身の悶えに焼けた全裸を痙攣させて気を失せた。

　部屋の隅から聞こえた大きな音に、他の全員が動きをとめそちらを注視する。
　全員の視線を集めながら、フラフラと立ち上った桜木はよろよろと歩きだすと、寝転がる男の腰を跨ぐ沙紀の背後へ近付き、汗で光る白い背中を前方へ押し付ける。
　豊満な胸が、男の厚い胸板と女体のあいだで柔らかに潰され、タワワな乳肉が横へとハミだす。
　下から沙紀の全身を預かる男の太い腕が持ち上がり、沙紀の背中をシッカリと包みこむ。小刻みに動きだす男の腰が、蜜穴に埋る巨大な竿を上下させ、その甘い律動に沙紀の唇から吐息がもれる・・。
　男の律動にあわせやわやわと揺れる白尻へ下半身を寄せた桜木は、双臀に手をかけると左右に拡げていく。左右に開いた臀部のはざまには、膣の刺激に呼応してヒクつく菊門が小さく姿をさらしていた・・。。

　細かな皺を無数にきざみ、穴の中心を小さく開いては閉じる菊門の姿に桜木の肉茎が狂ったように縦揺れを繰り返す。
　暴れ馬となった自分のペニスの中程をつかみ下へさげた桜木は、太い肉竿に纏わりつく膣壁の上で静かにたたずむ禁断の穴へ狙いを定め、暴れる肉獣の頭を強引に嵌めこんでいく！
　後ろに見舞われる痛感に沙紀の頭が大きくゆれ、厚い胸板へ乗せた乳房を離そうと揺りもがく！
　下から沙紀を包みこむ太い腕は、その動きを許さずに固く拘束し、後方から禁断の穴を喰らいつくそうと昂ぶる桜木を上手にサポートする。
「ひいいぃぃっ〜っ！！やあぁあああっっああ！！」
　切裂く悲鳴とともに、メリメリと秘穴をえぐる肉の軋み音が聞こえ、躊躇いを持たない悪魔の剣が、腸粘膜をつらぬくために全長を窮屈な菊穴へ納めていった・・・・。

「・・・・・・っっ！！　はっ・・・・・・んんンっ！！・・・・・・はっっ！」
　幹芯をきしませて括約筋の中をはいずってくる圧迫と痛みに、大きな目を見開いた沙紀は、歪む唇から苦しそうな息を吐いた！
　膣に挿入されていた男の巨大なペニスと、菊穴を裂きながら突きこまれる桜木の肉幹が、薄い肉を境にして激しく擦りあわさる！
　悪魔の剣が大腸の入口に到達し、排出しようと躍起に活動する菊肉を嘲笑うかのように、禁断の場所でその全長を落ちつかせる・・・。

　沙紀の体内には、２本の堅く誇張する凶器がおさまり、身体の下方から真っ二つに引裂かれそうな感覚が沙紀を恐怖に震えさせる。
　呼吸のままならない沙紀の毛穴からは脂汗が噴出し、苦悶からおこる痙攣が豊満な裸体を徘徊する。
「ふうぅ〜・・・・・」
　ひと仕事を終えたとばかりに息を吐いた桜木は、脂汗で濡れる妖艶な裸を見下ろすと、直腸をたたいた肉の頭をズルズルと引き出しにかかる。
　
「ぐぅぅ・・・・っっ！！」
　菊粘膜を引き摺りだされる感覚に沙紀のくぐもった声がもれ、肉頭が門の入口付近まで這い出してくると、ややゆるやかになった圧迫感に正常な呼吸を取り戻す。
　だが、片方の竿がいなくなった体内では、残ったもう一方の肉剣が活動をつづけ、蜜穴の奥を突上げる腰とともに叩きだす。

「はううぅ・・・！　ヒャァァッ・・・アアァ！」
　棍棒のように堅い竿が、圧力の低下した淫穴をジュルジュルと律動し、巨大な亀頭が跨いだ脚の奥を叩いては引き出される！
　太い肉に掻きだされた淫蜜が、男のタマ袋周辺にたまりだし、一部は糸をひきながら垂れ落ちようと伸びていた。
　その糸雫を指で絡めとった桜木は、ネバネバとする指先の液体を豊満な柔尻の蕾へ塗りたぐっていく。
　無数の皺が蜜でうるおされ、肉剣の再来を受けやすくなったとその実がヒクつく・・・。
　添えられた肉剣が、禁断の秘穴へ再度、肉をきしませて埋もれていった。


　桜木の身体から時（とき）の概念が消滅して、長き時間が経過していた。
　今の桜木は、多恵の脚を１８０度開脚させ、その中心に腰を入れて縦運動を続けていた。
　大勢の男に人妻である身を抱かれつづけ、官能と諦めで放心状態の多恵を桜木は夢中で突きまくっていた。
　時折あがる、肉厚の唇からの喘ぎに嬉しそうな声をだしては、抱き心地のよい人妻の柔肌を両手で堪能して腰を動かす。
　男達の精液と己の愛液でユルくなった蜜穴がヤワヤワと作用をはじめ、元来もつ名器の淫動が桜木の砲身から新たな白液を搾り取る。
　精子を排出する睾丸が、活動のしすぎでジンジンと痛かった・・・。

　催眠状態に陥る桜木は、悶絶させた多恵のもとから立ち上ると、方向性の定まらない足取りで部屋内を歩きまわる。
　ふら付く片脚がナニかとぶつかり、体力を失いかけている桜木はその場で転倒する！
　つまづいたのは見知らぬオンナの脚であり、その白く健康的な姿に虚ろな目が輝きを取り戻す。
　すでに多数の男によって絶頂の極みをもたらされたそのオンナは、小さな呼吸を繰り返しながら、瞳を閉じて静かに横たわっていた。
　小振りな胸と、細くしまったウエスト。両脚は魅惑的に長く伸び、閉じた瞳には長い睫毛が揺れていた。
　今は誰にも相手にされず、ひとり息をひそめるオンナの裸身の上へ、転倒したままだった桜木はおもむろに覆い被さった！
　裸体にかかる体重にそのオンナは小さく呻きながら長い睫毛をパチパチとさせる。大きな二重瞼が数回上下を繰り返し、圧し掛かる男の表情を見上げ、微笑んだ。
　まるで、天使のような美しい顔のオンナだった・・・。圧し掛かった桜木は、流れるように動く長い睫毛に目を奪われながら、その美しい少女と唇をあわせた。

　薄く、冷たい少女の唇が桜木の唇を優しく受け入れ、伸びてきた舌を自分の舌腹で甘く絡めとる。
　吸い出す唾液はかすかに甘く、初夏の果実を含んだ感覚が桜木の舌先にふんわりと広がる・・・。
　合わさっていた少女の脚がゆっくりと横にひらき、上に乗る桜木の下半身を少なめの織毛でそよそよとクスぐる。
　じわじわと復活するペニスが、ちょうど天使の割れ目へとくるように、少女の腰はかすかな動きで右へ左へと可憐に移動する。
　復活した竿の先が、少女の誘導によって割れ目とピッタリあわさり、自然と前へ突き出る桜木の下半身が、何の抵抗も感じずにペニスを少女の体内へ進めていく・・。

「いいよ・・・・オジさんっ・・・」
　屹立し、痛みをも伴う肉竿を優しい柔肉でつつみ込む少女は、おずおずと動き出す桜木の腰に合わせて自分の下半身を軽やかに動かす・・・。
　精を放ちまくったイチモツは、それが最初の絡みかと間違うほどに堅く隆起し、優しい少女の蜜壷の機能を肉の芯から味わう。
　竿の全身をおおう天使の蜜壁は、いたわる様に高度な心地よさをイチモツに与え、絞り出すように竿の根元からヒダを揺すりあげてくる。
　あっという間の出来事だった・・・・。射精の前兆もなく桜木の竿から迸る精液が、天使の少女の子宮口を満たしていく。
「ああ・・・・素敵だ・・・・」
　桜木の脳内でスパークがおこり、その火花が全身を痺れさせ、そのまま意識の源を優しく奪っていった・・・・。