18．

　救急車で病院に搬送された桜木は、すでに心停止状態だった。
　処置室へと移動するストレッチャーにすがり付きながら、早苗は大声で名前を呼びつづけた！・・・。
　処置室の扉内へと桜木の姿が消え、佇む早苗は冷えきった床へ正座すると、両手で顔を覆いながら一気に泣きじゃくった・・・。
　
　病院の薄暗い廊下を、数人の男が処置室へ向かって歩いてくる。
　扉の前で項垂れながら嗚咽する女性を見付けると、中央を歩いていた男が優しく肩をたたく。
「失礼、中で治療されている方と一緒に居られた女性ですね？」
　何処かで落としてしまったのだろう眼鏡の取れた顔で振り向いた早苗に、温和な笑顔で語りかける老紳士・・・。
「・・・・・はい・・・・そうです・・・」
　涙に塗れる早苗に皺くちゃのハンカチを差し出した老紳士は、歳には似付かない力で早苗を立ち上がらせると、壁際の長椅子にそっと座らせた。

「駅の車掌から連絡を受けた者が、私を呼び寄せたんです・・・」
「はい・・・・・・？」
「話によると、治療を受けられている方は尋常では無い状態だったとか？」
「は、はい・・・・・うううう・・・」
　恐ろしい情景が思い出されたのか、早苗は止まりかけた涙を再度溢れさせ、上半身を折り曲げて小さく唸った・・・。

「ココではなんですから、もう少し落ち着く場所へ行きましょう」
　横で様子を伺っていた２人の男に支えられた早苗を引きつれ、老紳士は病院のロビーまで先を進んでいった・・・。

　見るからに若い男が、紙コップを早苗に手渡す。
　熱いコーヒーが無数の湯気を舞い上げ、血の気の引いた早苗の顔を暖めていく。

「何か、困難な事態に巻き込まれてるのですか・・・？」
　コーヒーを一口すすった早苗に老紳士が呟いた。
「・・・・・あの・・・・」
　幾分赤味の戻った表情の早苗は、自分の隣に座る男の正体を知りかねて曖昧な返事をかえした。
「ああ、失礼しました。私は○○県警△△署の松風と申します。今回の事態が少し複雑そうだと指令を受けまして、悲しみのところ申し訳なく思ったのですがこうして参ったわけで・・・・」
「警察・・・・の方ですか・・・」
「はい、良かったらちょっとお話など聞かせて貰えたら助かるのですが・・・」
　温和な顔付きと同一の、物腰柔らかい口調で話す松風は、早苗に向かってしきりに頭を下げた。

「何を話せば良いのでしょう・・・・？しかも何故、警察の方が来られたのでしょう？・・・・」
「ははは、こんな田舎ですからね、ちょっとしたコトでもすぐにお呼びが掛かるんですよ・・・。余り気にされなくて結構ですよ。それでは、まあ、色々と聞きたいことは有るのですが、まずはお二人の関係などお聞かせ願えますか？」
「別に・・・・普通の知り合いですが・・・問題ありますか？・・・」
　微かに沸き起こる警戒心が、早苗の口を幾分重くする・・・。
「そうですか・・・だだの知り合いと・・・・」
　下を向いたまま後頭部を掻く老刑事は、フムフムと意味深に頷くと手帳にボールペンを走らせる。
　その仕草を黙って見詰めた早苗は、この刑事の耳が変わった形をしている事に気が付いた。
　何かに押し潰されたように変形したその耳は、この男の強さを外部にアピールしているようにも感じられた・・・。
　
「ああ、コレですか？いやぁ〜、若い頃から柔道三昧でしてね、寝技で畳に擦られては段々と形が変わってしまいまして〜」
　早苗の視線を感じた松風が照れた口調で言いながら耳を撫でた。ツブれた耳たぶを指先でもてあそび、時折親指で弾いてみせる。
　早苗は、松風の仕草に不思議な感覚をおぼえ、指の動きを注意深く目で追った。
　松風を挟んで反対側で若い刑事が屈みこみ、何やら耳打ちをしている・・・。
　その話にウンウンと頷いた松風は、耳を弄る指の動きを止めると早苗へと目線を送る。

「話が逸れましたが、二人は単に知り合いだと・・・・。では質問を変えます。何故お二人は目的もなく地元から遠く離れたこの田舎町へ来たのですか？」
「・・・・・それは・・・・・温泉にでも、行こうかと・・・・・・」
「それは変ですね〜・・・。それなら湯につかることもなく旅館を慌てて後にしたのは何故ですか？」
　立花の目が、鋭く早苗の目を捕らえた！
　眼鏡を失った裸の目を射抜かれ、早苗は途端に心細くなり下を向いた。
「お嬢さん、貴女はともて美人だ・・・。涙で汚れてはいるが、それでも惹きつける美しさがある。治療中の男性とは特段年齢差はないけど、でもどうしても二人が只の知り合いで、仲良く湯治に来たなんて私には思えないんですよ・・」
「それは・・・・・・」
「私達は正真正銘の警察官です。貴女を救う術を持っているかもしれない。何も恐れず正直に話してくださらんか」
　温厚な口調に確信をつく強靭さをまとって松風は早苗に迫った！

　老刑事の顔を暫く見詰めた早苗は、切れ長の瞳を堅く閉じると、鼓動を鎮めるように胸の膨らみに手をあてて息を深く吸った・・・・。
「話します・・・・。全てをお話して、刑事さん達が救ってくれるとは思えませんが、私に選べる道はそれしか無いような気がしますから・・・」
「聞きましょう・・・。私達を信じて、決して恐れずに胸の内を吐き出してください・・・・・！」
　松風の真剣な眼差しに頷いた早苗は、冷めたコーヒーで口を潤すとポツポツと喋りはじめた・・・・。

　松風が興奮を抑えた面持ちで早苗の話を聞き続けていた頃、付き添っていた一人の若い刑事が誰にも怪しまれずに姿を消した・・・。
　神隠しに合ったわけではなく、本人の意思で松風や早苗に悟られないよう、最もらしい理由を言って持ち場を離れたのだった。
　若い刑事、金井は病院の長い廊下をひたすら歩くと、夜間では関係者も滅多に訪れない一角で立ち止まった・・・。

「金井です・・・。誰か居ますか？・・・・」
　雀の囁くような声が、静まり返った場所で壁に反射する。
「いるわよ。誰にも怪しまれなかった？・・・・」
「はい、大丈夫です。遅くなって済みません・・」
「それで、状況はどんな感じ？」
「今、特捜の松風が早苗から聞取りを行っております。あの分だと彼女は全てを松風に話すでしょう・・・・」
「そう、それはマズイ展開ね・・・・。早く手をうたなくては！」

　薄暗い一角から金井へと話しかける女は、緊張したまま直立する若き刑事にそっと微笑んだ・・・。
「金井、機転を利かせてすぐに連絡をくれた貴方にはとても感謝してるわ！でもね、あなたにもっとお願いがあるの・・・。私達を助けてくれるかしら？」
　話すオンナの後ろからもう一人の影があらわれ、揃って金井へと近付いてくる。青白い蛍光灯の灯りに照らされた二人のオンナは、若者の身体へ美しき肢体をすり寄せると、左右から媚びた目で仰ぎ見る・・・。
「そ、そんなっ・・・・。もちろんお助けしますよ！お二人の為なら僕は命だって惜しくありません」
「フフフ・・・・・そう言って貰えると嬉しいわ〜。それなら早速、桜木のオペの様子を探ってきて頂戴・・・」
　細い指を腹部から下へと滑らせた純子は、盛り上がる股間をなめらかに刺激して微笑んだ。
「あああ・・・・・っ！感激です！すぐに調べてきます」
　昂ぶる下半身をブルルと揺らした金井は、一目散に長い廊下を走っていった！

「金井の報告次第ではすぐに行動するわよ！いいわね、サンドラ！」
「もちろんよ！あの二人のせいでノエルお姉様がデビル様のお怒りを買ったんだもの・・・絶対に許さない！！」
「慌てちゃダメよ。早苗の近くには刑事が張り付いてるんだもの。事を誤ればコッチも無傷ですまないわっ！」
「そうね・・・・分かってるけど、ハラワタが煮えくり返って・・・・もうっ！イライラする〜！！・・・・」
「今頃ノエル様と瞳様が大急ぎでコッチに向かってるわ！それまでに何とかしてこの場を纏めるのよ！」
　サンドラが頬を膨らませて地団駄を踏んでいると、廊下の先から走り寄る靴音が響いた。
　咄嗟に身を隠す二人だったが、駆け寄ってきたのは桜木の状況を探りにいった金井だった。

「どうだったの？ヤツの状態は？」
　息を荒げたまま背中で呼吸する金井に純子は聞いた。
「はい・・・ハアハア・・・まだ・・ハア〜治療中ですが、ふうぅ〜〜！ああ、済みません・・・。まだ治療中ですが、とっ掴まえた看護士から聞いた話だと、かなりヤバイ状態らしいです」
「どの位ヤバイの？」
「なんだか訳の解らない薬か何かで内臓が侵されてるらしく、多臓器不全を引き起こしてるとか・・・・・」
「ふぅ〜ん・・・・薬ね〜ノエル様ったら・・・」
　サンドラは物知りげな顔で天井を見上げた。
「それで、桜木は助かりそうなの？」
「その看護士が医者から言われた事を総合すると、まず五体満足には戻らないらしいです。良くて植物、悪ければ朝までにお陀仏だそうで」
　両手を素っ頓狂に広げた金井は、自分の肩程の背丈で頷く純子を見ておどけた。
「良く分かった・・助かったわ金井。あと１時間もすればノエル様が到着します。そうなれば別の仕事が貴方を待っているでしょう。それまで貴方は仲間の所に戻って早苗の様子を伺ってちょうだい！」
「えっ！はあ・・・・でも・・・・」
「ナニ？　なんか言いたいコトでもあるの？！」
　持ち場へ戻ろうとしない金井に鋭い視線を送った純子は、普段の透通る声とは裏腹にドスを効かせて詰寄った！
「し、しかし・・・いつものご褒美をまだ貰ってませんが・・・・ダメですか？・・・・」
　ミルクを欲しがる仔犬まがいの顔で甘えてくる若者の仕草に少しクスぐられた純子は、鋭い視線を抑えて言葉を返した。
「我がまま言うんじゃないよ〜。今がどんな状況か理解してるでしょ！」
「そ、そうですよね・・・・・はぁ・・・そうですね」
　大きな具体をションボリさせながら金井は息を吐いた・・・。

「純子さん、ちょっとはイイんじゃないですか？桜木もこの分だと無理っぽいし、早苗だって桜木の状況が確認できるまでココに留まるわよ。しかもお姉様が到着するまでヘタに動くなって命令なんでしょ？」
　金井の脇を通って広い背中に張り付いたサンドラは、逞しいガタイの刑事を見上げて怪しく微笑んだ。
「ナニいってるのサンドラ〜！早苗が松風とかいう刑事に全部話す前に何か手をうたなきゃマズイでしょっ！！」
　３人以外無人の廊下に純子の声が響き渡る。
「純子さん、大きな声は禁物よ！気持ちは解るけど冷静に考えれば、こんな田舎の警察に知られたからって、デビル様が追い詰められたりしないじゃない」
　自分のヘソ辺りにある金井の腰を抱いたサンドラは、ツンと引き締まる若いヒップを外人女性特有の長い脚で挟み込む。そしてこれも白人特有の堅い乳房を金井のヒジにグリグリと押しつけ、怪しい眼差しで高揚する顔を覗き込む。
「ああ・・・・すごい弾力だぁ〜！ナマで触りたい・・・」
　ラグビーで鍛えた筋肉を堅くも甘美な弾力で押してくる舶来の乳に、金井の腰はカタカタと揺れた。

「まったく、サンドラには緊張感ってものがナイの？！確かにデビル様には大した影響はないと思うけど・・・・。仕方ないわね、長いことグダグダしてたら承知しないわよ！サッサと済ませてらっしゃい！」
「良かったわね、若い刑事さん！さあ、行きましょう〜」
「ええっ？？イイんですか〜！しかもサンドラさんだなんて、感激だな〜〜！」
「失礼な男だね〜、オマエはっ！私じゃ不満だったって言うのかい？！」
　片眉を吊り上げて純子が不満そうな声をあげた。
「いやっ！決してそんな訳じゃ・・・・スミマセン・・・」
「いいよ！早くそのバカデカイ股間をスッキリさせてきな！オマエのデカチンならアメリカ人のサンドラでも満足するだろうよ！まったく・・・」
「は、はい！！」
「二人とも声が大きいわよ・・・・ふふふ」
　金井のグローブの様な手を引いたサンドラは、廊下の突き当たりにある使用されることの無い部屋へ進んでいった・・・。

「さてと、サンドラ達が戻ってくるまで早苗を監視しなくちゃ！」
　先程、金井が走りよってきた方向へ歩き出す純子は、様々なシチュエーションを脳内で巡らせながら早苗の居るロビーへと歩んでいった・・・。

　限りなく足音を忍ばせロビーから少し離れた柱に身を隠した純子は、長椅子に腰掛け問答しあう早苗と松風を覗き見た・・・。
　距離にして１５メートルは離れているだろうか・・・・。二人の姿を確認できても話す内容までは聞き取れない純子は、なんとか早苗と松風を引き離し時間を稼ぎ、ノエル達の到着を待とうと思案した。
（もう・・・。やっぱりサンドラを遊ばせるんじゃなかった・・・・・！）
　苦虫を噛み潰した純子だったが、今更自分の判断を悔いても始まらなかった。仕方なく一旦その場を離れた純子は、無人のナースステーションへ忍び込むと部屋つながりの更衣室へ入った。
　非番を示すネームプレートの裏返ったロッカーを抉じ開け、ナース服を拝借するとそれに着替える。
　そして自分が着ていた服をロッカーへ放り入れると、いかにも当病院の看護士風情で廊下へと出る。
　途中、ナースステーションの事務机に置いてあった眼鏡を拾い上げ、それを身につけると、知人以外では純子と気付かない簡易変装を済ませた・・・・。
「さてと・・・・慎重にいかなくちゃ・・・・！」
　長い廊下を歩き、松風たちが居るロビーとは反対側へ周った純子は、まずは一人残った刑事を引き離すための方法を考えた。


「ああ・・・・！サンドラさん〜・・・凄いですぅー！」
　壁に背中を預ける金井の前でしゃがんだサンドラのクチビルが、太く長いペニスに唾液を塗していく。
「大きいわね・・・・素敵よ・・・・刑事さん」
　２つの掌を縦に並べても亀頭が飛び出す巨根を巧みに刺激し、大量に漏れる先走り液をピンク色の舌腹で舐めとっていく・・。
「ふうううう・・・・・・気持ちいい・・・です」
　ボッテリとする亀頭を口唇でつつみ、竿の根元まで含もうとするフェラテクニックに金井の息があがる。
　口奉仕を続けながらもＭ字にひらいた脚の間へ自らの指をあてがい自慰を続けたサンドラの淫芯は、多量の蜜を溢れさせ無機質な床へと愛液を零していた。
　
「ああ〜！欲しいわぁ・・・・コレ、この大きなオチ○チン」
　両手を使い長い竿幹をシゴいたサンドラは、興奮で目を血走らせる金井に背を向けると、白い双臀を突き出しながら机に手をついた。
「綺麗だ・・・それに、とっても厭らしいお尻だ・・・！」
　股間でイキリ勃つ巨根をブンブンと揺らして大股で歩く金井は、薄闇に浮びあがる白乳色のヒップを荒々しく握ると、カウパー滲む竿先から挿入していった！

「イエ〜ス！スゴイわぁぁ〜〜！！」
　ビッチリと隙間なく嵌った巨大なペニスが大きな体格に押されてはカリ首まで引き出される！
「アン！グレ〜イトゥ・・・！カム！カム〜！！」
　日本での活動が長く流暢な日本語を話すサンドラも、齎される高級な刺激に母国語が自然と漏れ出す。
「ああ〜・・・外人さんとＳＥＸなんて初めてだ〜！スゴク刺激的だああああ！最高っ！」
　盛り上がる金井の豪快に繰り出される前腰が何度も双臀へブチあたり、その都度跳ねあがるサンドラの輝く洋梨の尻がなんとも艶かしい・・・・。

「凄い！最高だよ・・・・サンドラさんのオ○ンコ〜！！」
　興奮度を高める若き刑事は、絶叫する白人女性の上着を荒々しく左右にひらくと、絡みに合わせ揺れる巨大なバストを激しく揉んだ！
「ウンっ・・・・！イイっ〜っっ〜〜！！　イエ〜ス！アイム、カミングゥゥーーー！」
　挿入された棍棒のようなペニスと握られたヒップで身体が持ちあがるサンドラは、強烈な杭打ちに金髪を振り乱し叫んだ！
「あっ！ウウゥゥ・・・・・！！もう・・・ダメかも・・・！」
　挿入してから数分しか経たないうちに金井が情けなくも限界を告げた。
「アアアアアーーーカモンっ！・・・・！カム！　カムゥゥーーー！！」
「ぐああぁぁ・・・・！！」
　一瞬膨らんだ竿先がヒクヒクと痙攣し、その直後に凄い勢いで精液が発射された！
「あっ・・・・・・・うううんんんん！！！！！うううんんんんん〜〜〜！！！」
　精子を噴きだす金井の全身が前後に激しく揺れ、持ちあがったサンドラの裸体も同じ痙攣を数秒続けると、大きなバストを一杯に揺すり甘く登りつめた・・・・。


「まったくサンドラはいつまで金井とヤッテるつもりかしら・・！」
　松風と早苗に張り付く刑事を引き離す方法に悩む純子は、やはり一人きりでは難しいと判断し、二人の戻りを待ちあぐねた・・・。
　純子がイライラを募らせていると、３人の元へ白衣を着た医師が近付くのが見えた。
　医師と松風がなにやら会話をかわし、厳しい顔付きへと変わった老刑事が早苗へと振り返る。
　松風が二言三言発すると、早苗は頭を垂れて深い溜息をついた・・・。
　医師が去り、松風が項垂れる早苗の肩を優しく抱く。何度か小さく頷いた早苗は、老刑事に付き添われると桜木が居る処置室方向へ歩き出した。
　一人残された刑事は、上着の胸辺りを手でまさぐると、何かを見付けたらしく出口へと歩いていく。
「きっとタバコを吸いに行くのね・・・チャンスだわ！」
　物陰から飛び出した純子は、自動ドアへと進んだ刑事のうしろを気付かれない様に進んでいった・・・。


「もううう・・・・・！　なんてタフなのぉぉ〜・・・！！」
　細く締まった足首を持ち、大股にひらかれた間でピストン運動を続ける若者にサンドラは呆れた声をあげた。

　立ちバックで果てたはずの若き刑事は、蜜壷からの抜き身のままサンドラを軽々と抱き上げると、事務机に裸体を落とした。
　戸惑いを見せたサンドラを無視したまま足首をひらく金井は、屹立したままのペニスで狙いをつけると、そのまま淫芯へと突き入れていく！
「あふうゥゥゥ・・・・・・・・・ビック・・・・コック・・・・・！！」
　情けなかった最初の絡みで中途半端に燃え上がっていた白人の裸体が、変わらぬ長大さで潜りこんでくる肉感で激しく背中を反らした！

「あああ・・・・・もっと、もっと感じてください〜！」
　物凄い握力で足首をつかんだまま見舞われる抽送に、サンドラのカラダは猛烈に揺り動かされては蜜裂から汁を排出する。
「だめ・・・よぉぉ〜！！・・・ああああ・・・！もう・・・・・ダメぇぇーーー！！」
　更なる刺激がサンドラから母国語を奪い取り、今では喋り慣れた和製語が止め処なく流れていく！
　ちょっと前まで頭の片隅に浮かんでいた純子の姿が、叩き込まれる極太な陰茎に壺奥を抉られ消えてゆく。
「ははあああああああああ〜〜っっ！！　やああんんんんｎ！　ああん！アアン！　イヤあんんんっっ〜〜」
　奥まった病院の一角で淫声を撒き散らすサンドラの膣口がビリビリと痺れだし、大きな波に襲われては引き、また更に強烈な大波にさらわれていく！
「あっっはぁぁぁああああああああ〜〜！！！！！あああんんんんん！！！カミングゥ！！　アイ・・ムゥ！カミングウゥゥウウウウ！！！」
　先程の中途半端なオルガとはかけ離れた、密度の濃い絶頂が一気に訪れ、サンドラの頭から重要な事柄を消し去っていった・・。