20.

「オカシイな・・・・。まだ戻ってないのか？」
　かれこれ５回目の我が家へのコールに応えない妻を案ずる立花は、思い切って家へ戻ろうかと考え始めていた・・・。
　現在の業務状況が立て込んでいるのは重々承知していた。しかし今迄こんな事が無かった妻の安否が最重要事項に思えて仕方なかったのだ。

「スマンが、１時間ほど留守にする。携帯はＯＮにしておくので、何か変化があったら適宜連絡をしてくれ！」
「分かりました！」
　デビルの所在を掴もうと全ての人員がやっきになっている・・・。そんな状態の本部から責任者である自分が離れるコトに無理を感じない訳ではなかったが、一目愛妻の無事を確認できれば業務に集中できると踏んだ決断だった。

「高橋！ちょっと持ち場を離れるが、菊地の取調べはどんな感じだ？」
　廊下の対面から歩いてきた高橋は、立花の問いに顔を曇らせた・・・。
「あまり進展していません・・・。とにかく、押収したビデオからヤツの弱味を見出そうとしているんですが、ちょっと予想外で・・・」
「予想外？立証するのが簡単じゃないのか？」
「はい、被害者の人権もありますので、その辺を勘案しながらですので・・」
「そうか、お前の力を信じているからな！スマンが１時間ほど留守にするが頼んだぞ！」
　立花は、ヒゲ面の部下の肩をポンと叩き叱咤した。

「主任、何かあったんですか？」
　責任感の人一倍強い立花が持ち場を離れるなど、よっぽどの理由だと感じ高橋が尋ねた。
「ああ、もう１時間ばかり妻が電話に出ないんだよ・・・。滅多に一人歩きしない妻が珍しく買い物にでも行ってるんだろうけど、どうも胸騒ぎがするんで様子を見てくる・・」
「日名子さんがですか？あれ？日名子さんはウチの女房と一緒じゃないかな？」
　ヒゲを弄びながら高橋は思案顔をした。
「そうなのか？君の奥さんと一緒だというのは考えなかったが・・・」
「いや、確か今朝、俺の出掛けに妻が日名子さんと待ち合わせしてるって言ってたような・・・・？」
「ちょっと奥さんに連絡して確かめてくれるか？一緒だとしても随分遅い時間だ・・・。生憎日名子は携帯を持たない主義なんだよ・・・。桃子さんは携帯持ってるかな？」
「はい持ってますよ。俺が嫌がるから滅多に連絡してきませんが、アイツはしょっちゅう携帯をイジくってますよ。若い女房を貰うとこんな所でもギャップを感じますね！一応メモリーに桃子の番号入ってますから、今かけてみます！」
「スマンな・・・」

　ゴソゴソと取り出した携帯をあ〜だ、こ〜だと操った高橋は、やっとの思いで桃子へコールを開始した。
「あれ〜、女房も出ないや・・・。アイツ、携帯だけは肌身離さず持ってるはずなんだけどな〜・・。オカシイな・・・」
　自分を見る高橋の目を、立花は真剣に見返すと、不安が一気に二人を襲ってきた！


「うううんんっっ・・・・アアアアア〜〜っっ！！！フアァァァーー！！！」
　肉芽への激しい舌責めに悲しくも一度飛ばされてしまった日名子は、更に刺激を強める男の責め技に四肢を揺り動かして悶えた！
　舌先が突起を甘くつつく下では、指から変化した器具が肉裂をひろげてウネウネと動きまわっている。
　長さはさほどでは無いが、異様に太いバイブレーターが膣口を大きく拡げ、細かい振動を続けてはクレパス全体を痺れさせている。
　ギッチリと嵌った器具は、男が手を添えなくても締まり良い日名子のクレパスから落ちることなく、溢れて止められない蜜を吸ってツヤツヤと輝いていた・・・。

「クウウウウウゥゥゥウウウウ〜〜っっ〜〜！！」
　蜜をたたえたバイブレーターの底を男が押し上げると、たまらず日名子は全身を痺れさせて嬌声を奏でた！！
　苦渋の汗で光る全裸を激しくバウンドさせ、２度目の絶頂を体感させられた日名子は、頭をグッタリと下げると、荒い呼吸のまま動きを停止してしまった・・・！

「ひ、日名子さん・・・・」
　隣で声を掛け続けた桃子は、清楚で憧れの象徴、日名子が見せるあまりにも大きな変化に目を見張りながらも、グッタリとする身に弱々しく言葉を投げ掛けた・・・。
　桃子の言葉に反応を示さない日名子の姿が、溢れ出る涙でじょじょに霞んでいく。遂には頬へと流れ落ちた大粒の雫がアゴを伝い衣服へシミを作ると、新たな動きに沸き起こった恐怖が全身を襲ってくる。
　日名子を悶絶させた男が自分へと近付き、日名子にした時と同じように大きなハサミで衣服を切り裂こうとていた。
　
「イヤっ！ヤメてぇぇ〜〜！！」
　桃子の訴えを無視した鉄の凶器が片刃の背を地肌に擦りつかせると、大きな音をたてながら首元へと登ってくる！
　３回あわさった両刃が桃子の上半身からシャツを切り取り、現れた可憐な乳房をおおう黒いブラジャーを若身から離そうと、小さなハサミが物言わず近付いてくる・・・。
「ひいいぃぃ〜っっ！！！」
　チャキンと細い線が切り離されると、下へとさがったカップの中から瑞々しい膨らみが姿を現す・・・。先端で色付く桃色の突起が恐怖で最小まで縮こまり、小振りな乳房が一層締まって感じられた・・・。

「ホホホホ！まだまだ発展途上なカラダですのね〜。どんな声で鳴くのかしら？聞かせて欲しいものね〜」
　オンナの言葉に二人の男が厭らしく頷く。一人、女体を楽しむ男はオンナの合図に返答するように、陥没した乳首を引き出すべく左右から摘むと、強引に前へと引っ張り出していく。

「ひっ！やあーっっ！」
　縮こまる実を挟んだ２本指がグリグリと捏ねまわされ、強弱を付けて引っ張っては先端を親指の腹で刺激してくる。
「あ・・・・っっ・・・！ふんンン・・・・っっ」
　２１歳の若い突起が、儚くも男の手中で大きさを増していく・・・。両の乳首を挟んだ指は、尚もその実を拡大させようと強度を高めて刺激を施してくる！
「く・・・・う・・・ううぅぅ・・・・！！」
「可愛いオッパイだね〜。それに若々しい堅さもイイよ・・・」
　人さし指と中指で膨張した乳首を挟んだまま、小振りな双乳をマサぐる男の掌に欲情をそそる質感が齎される・・。
「ふぁんっ・・・・！やあァァ・・・・・・」
　幼い顔を引き攣らせ、舞い上がってくる痺れに必死で抗う桃子を楽しむように、男の伸ばされた舌が若実を舐めとり始める。
「ふんぁぁ・・・！・・・・！」
　チクチクと突く濡れた舌先に声を漏らした桃子は、固く瞳を閉じ合わせると、心の中で高橋を呼び続けた！
　しかし、心の必死な叫びを打ち破るようにショーツへ宛がわれた指先が、割れ目の線を下着ごと揺りまわして合せ目を開いていく・・・。
　くちゅん・・・・・。何度目かの揺りまわしに小さく応えたクレパスは、音を発した弱味からか次々と下着に湿り気を現していく。

「オンナなんて弱いものだな・・・・」
　耳元で囁いた男の指がショーツの内部へ入り込み、湿り気を帯びたクレパスをさわさわと往復すると、驚きと共に桃子の口唇は縦にひろがり始めたが、深く息を吸い込むと飛び出しそうだった嬌声をゴクンと飲み込んだ。
「・・・・・・・・・っっっ・・・・・・・・・・・くうう！！」
　愛する夫にしか触れさせなかった場所を蹂躙する許せない行為に、カっ！と目を剥き息を吐いた桃子は、乳房へ張り付く男の頭にありったけの声で叫んだ！
「この卑怯者っーーー！！！あんた達なんかに好き勝手されたって、最後は夫が許さないんだから！！！憶えてらっしゃい！！」
　声を荒げた桃子に、クレパスを弄る男の指がピタリと止まる・・・。
「ふんっ！後悔したって遅いんだから！諦めるなら今のうちよ！！」
「そうよ！さっさと私達を解放しなさいよっっ！！」
　桃子の気勢に合わせるように、反対端の女性が声を昂ぶらせる！
「・・・・・二人とも・・・・。そうよね、負けないわよね・・・・・！」
　左右から発せられる頼もしいセリフに覚醒した日名子も、掠れた声で二人に追随した。

「儚い夢ってのを見るのは自由だが、それが意味の無い事だって解ったらシンドイよな〜！」
　桃子のクレパスから指を取り除いた男は、少量の液で濡れた２本指の臭いをクンクンと嗅ぐと、悪意の篭った笑いで３人を一瞥した・・・。
「ふんっ！アンタになんか感じてやるもんですか！いくらこのカラダを弄くったって、負けたりなんかしないんだからー！」
　桃子のセリフに、男は微かに濡れる自分の指を数秒見詰めると、その指を桃子の鼻先へ押し付けてきた。
「やめなさいよ！それはアナタに屈したからじゃナイのよ！アナタみたいな男は知らないと思うけど、女は自分の身を守るために自然と濡れるモンなのよ！」
「ハハハハハハ！！意外と威勢のイイ若奥チャマだな〜」
　鼻先に伸ばした指を引っ込めると、男は腹の底から高笑いをした。
「まあいいさ、暫く３人でムダな作戦でも相談してな！」
　男がそう言うと、他の連中と共に窓が一切存在しない部屋を出ていき、廊下側から扉に鍵をかけた。

「ゴメンなさい・・桃子さん・・。わたし、余りのコトにオカシクなってたんだと思うの・・・・それにしても恥かしいわ・・」
　桃子とは正反対に、男の責めに早々と屈してしまった日名子は、涼しげな瞳を涙で潤ませ小さく囁いた・・・。
「日名子さんがオカシイわけじゃないですよ！最初が私だったら、きっと同じように参ってたと思うし・・・元気だしてください！」
「そうですよ、こんな状況にいきなり置かれたら、誰だって変な気分になりますから・・・・」
　桃子の反対側でＸ字に身体を開いた女性が呟いた。
「有難う・・・・。でもどうしてこんなコトに・・・・。夫の仕事となにか関係あるのかしら？・・・」
「多分そうですね！日名子さんのご主人とウチの旦那は同じ職場だし・・・。もしかして貴女のご主人も関係者かしら？」
　首を命一杯前方へ伸ばした桃子は、日名子の向こうに居る女性に話しかけた。
「あの、お二人の苗字は何ですの？」
「高橋です」
「立花です・・・・」
「ならば主人も同じですわ・・・。立花主任さんの元指導官が、夫の現在の上司だと良く話してましたから・・・」
　磔られた事で大きな胸の盛り上りが強調される豊満なボディをモジモジと揺らして、その女性は答えた・・。

「ならば、松風さんの部下の方の奥様なんですか？！！」
「はい、夫は山部っていいます・・・・。私は妻の沙織と申します」
「そ、そんな・・・・・！山部さんの・・・！」
　拉致され拘束される３人の共通点に、日名子はとてつもない戦慄をおぼえた・・・・！
　
「でも何故、私達がこんな目に・・・・。主人たちの身にも何かあるのから・・？」
「いつの間にかこんな状況になっていて、皆目検討がつかなくて・・・・うううう」
　沙織がたまらず嗚咽を漏らすと、それまで気丈に振舞っていた桃子が心細さを訴えて涙を零した・・・。
　夕方待ち合わせをした日名子とショッピングをし、その後食事をしたまでは確かな記憶だった・・・・。
　そろそろ帰宅しようと歩いていた二人を、突然車に押し込んだ数人の男・・・・。すぐに充てられた口元の布切れが瞬時に意識を奪い、気が付いたときにはこうして拘束されていた・・・。
　曖昧な記憶の中から恐怖が甦り、桃子の口から弱々しい嗚咽がこぼれ出した。

　沙織にとっては日常となんら変わりのない時間を過ごしていた・・。
　来訪を知らせるチャイムに対応した自分を、一気に押し倒した何者か・・・・。
　やはり二人と同じく瞬時に意識を奪われ、今こうして３人は並んで無残な姿を晒しているのだ・・・。
　慟哭する沙織と咽び泣く桃子・・・。二人の姿を交互に見渡した日名子は、一番無残な格好な自分の辱めを改めて見下ろすと、腹筋に力をこめて強張った声をあげた。
「二人とも、何があっても私が守ってあげるわ！なんといっても、私の主人がご主人達の上司にあたります！ならばシッカリと二人を守るのが私の使命！・・」
　細身の裸身からは苦渋の汗が引いていた・・・・。日名子の言葉に、涙でくれる顔で頷いた両端の二人は、力を振り絞り、鉄の磔から逃れようと鼻息を荒げた！

　ガチャリ！
　３人の奮闘も虚しく息が切れかけた頃、扉の鍵が冷たい音と共に開錠され、先程の男が別の男を従えて戻ってきた・・・。
　責任者らしき女性の姿はなく、３人の人妻と下着一枚の男二人は熱く睨みあった！！
「話は済んだかい？儚い夢を見るのはよそうって！キャハハハハハ！！」
　桃子と同年代らしき男は、汗を滲ませ深い呼吸を繰り返す３人を低俗な顔で眺めると、日名子を弄んだ男の肩に手を乗せて嬉しそうにハシャいだ！

「儚い夢なんかじゃありません！私達は絶対にアナタ達になんか屈しません！夫達に関することだとは解りました・・・だから尚更、悪人に屈してはいけないんです！！」
　自分の裸を厭らしく見定める軽薄な男に強い眼差しで言い切った日名子は、何処かに隙がないものかと注意深く二人を観察する。

「そうかいそうかい！さっきはあんなにヨガッタ奥様が随分偉そうなコト言うんだね〜」
　拾い上げた極太のバイブをＯＮにした男は、先程の続きとばかりに低いモーター音を響かせる物体を日名子の脇腹へとナスり付ける！
「くうう・・・・・。幾らやってもムダですよ！そんなモノに・・・負けませんから・・・！」
「ほほ〜ぅ・・・。アンタを悩ました愛しのバイブちゃんにも冷たくするんだ〜！だったらコレはどうかな？」
　振動するバイブの先端が乳房の裾に宛がわれ、振動をともなったまま頂上へとすり上がってくる・・！
「・・・・・・・・・・」
　堅く目をつぶり、クチビルを真一文字に結んだ日名子は、一切の声を漏らすまいと腹の底に力をこめた！
　細かく振動するプラスチックの先が乳首へ電撃を伝え、背中を揺らした日名子は必死な形相で微塵の息も漏らすまいと呼吸を止めた！
「ありゃりゃ・・・・！こりゃ本当に頑張る気だわっ！マイッタね〜、どうする弟よ？」
　弟と呼ばれた若い男は、厭らしい高笑いを発すると日名子へと近付いてくる。
「兄貴〜！熟れた人妻なんて底が知れたもんだぜー！ちょっと俺にヤラせてみなっ！」
　弟格らしき男が兄貴格と場所を入れ替わり、日名子の素肌へ掌をあわせナメクジが這うような動きで上半身を撫で上げてくる。
「くっ・・・・・・・・・！！」
　その行為にも微動だにせずに耐える日名子に、男のドス黒い厭らしさが増幅していく・・・。

「へへへ、俺はこんな人妻が好きだな〜・・。飛切り綺麗な顔がじょじょに崩れて、柔らかいボディーがプルプルと震えだして・・・。遂には負けを認めて堪らないっ！てな感じで悶えちまうのが最高にイイんだよな〜！」
　そう語る男の掌が、細身には充分過ぎる程のバストをガッシリ握ると、弾力と暖か味を確かめるように絶妙な力加減で掌握してくる・・。
「いいオッパイしてるよね〜！旦那に毎日揉まれてんのかな・・・・羨ましいね〜！でもな、暫くしたら旦那の稚拙なＳＥＸなんて！って考えを改めるんだぜっ！」
　男の手が両乳房を絞り出すような動きを繰り返すと、飛び出した乳首に舌を絡みつけ、堅くした舌先で柔らかい先端を啄ばんでくる・・。
「何も知らないくせに！アナタが夫に勝てるものなんて一つも無いわっ！！」
　舐めあげられる胸を反り返らせ、男の顔を弾き飛ばした日名子は大声で叫んだ！
「へへへ、オッパイパンチってか〜！？柔らかくて最高だったぜー！そこまで言い切るなら、絶対に俺の方がスゲェ〜って分からせてやるぜ！！」
　男の姿勢が低くなり、開かれた細脚のあいだへクチビルが寄せられていった・・・・。

　ヌルリ、ぬるりと、軟体動物と化した舌先が日名子のクレパスを厭らしく割り拡げていく・・・。
　赤肌色のヒダを左右に押しやり、姿を見せたサーモンピンクで震える膣口へヌルヌルと舌先を這い上げていく。
「・・・・・・・！・・・・・・・！！」
　襲い来る感触に日名子のアゴがあがり、縛り付けられた四肢がプルプルと痙攣をともなう・・・・。
「日名子さんっ！負けないで〜！！」
　桃子の声に弱く頷いた日名子は、閉じていた目を大きく開くと、眼光鋭く股間で蠢く後頭部を見下ろす！
「そんな・・・・・子供みたいな行為では何も変わりません！・・・・！」
　日名子の震えるセリフに一旦舌の動きを止めた男は、フンフンと数回頷くと、両手の指をクレパスの突端にあてがい横に引き、肉芽の全体を外側へメクり出す。
「くう・・・・・・・！」
　クリトリスに感じる空気の流れに小さく唸った日名子は、その後に続く行為に全身を強張らせた！！

「さあ奥さん、いつまで我慢できるかな〜！！」
　男の舌先が肉芽をとらえ、先程の男と同じように高速で転がしはじめる！
「ひうっ・・・・・！・・・・・・・っっ！！」
　自分の機能の中で一番敏感だと自覚する場所への荒々しい責めに、日名子の顔が苦渋にゆがみ、額からは珠の汗が滴りおちる。
「ははは、やっぱり奥さん、クリちゃんが弱いんだね〜！俺のときはアッという間にイッちまったけど、今回も同じかな〜」
　見物する兄貴格の男が、大袈裟に言ってのける。
　男のセリフに睨みを効かせた日名子は、負けるものかと歯を食いしばると、下半身に力を入れた！
「あらあら、随分かたくしちゃって・・・・。そんな時はどうしたもんかね〜！」
　肉芽への責めにも耐えようとする人妻の健気さを感じた男は、脚の間から頭を離していくと、兄貴格と並んで３人を見詰めた。

「たぶんよ〜、旦那の部下の奥さんの手前、ハシタナイ姿をこれ以上晒すわけにはいかないんだよ！」
「きっとそうだよな〜・・！だったら先に、部下の奥様から崩しちゃえばイイんじゃねぇ〜」
「俺もそう思う！意見が合うね〜、弟よ！」
　二人の身体が左右へと別れ、日名子を挟んだ両サイドへと足を進めていく！
　
「俺はコッチね！若いモンは若い者同士、楽しみ倍増ってか〜！！」
「なら俺はムチムチ奥様にしよ〜！充分コッチも若いけどねー！」
　兄貴格の男は、沙織の服に手をかけると、力任せに左右へと引き裂いた！
「いやああーーーーー！！」
　晒された乳房が下着とともに大きく揺れ、数秒は動きを止めずに上下していた。
「いやぁ〜・・・・この奥さん、デカイよっ！ちょっとポっちゃりしてるけど、それにしても巨乳だね〜！うう〜ん！」
　男が谷間に顔を押し当てると、その場所で頭を左右に振ってみせる！
「いあや・・・・・・ヤメなさい！・・・・・絶対に・・・・屈しないからぁぁ！」
　沙織の顔が恐怖に引き攣り、悲壮なる決意を告げながらも、幾筋もの涙が頬へと流れ落ちていく・・・・！

「こっちの奥さんは巨乳じゃないよね〜！３人の中で一番の小振りオッパイだね〜！だ・け・ど！感度はダントツ良さそうだけどね！」
　桃子の小さ目のバストを揉みこむ男は、早くも薄桃色の乳首に舌を巻きつけ、とてつもないスピードで突起を舐めこんでいく！
「ふっ・・！！うううっっ・・そんなの・・ムダなことよ！！」
　感度の良い小振りの乳房が全身に痺れを伝え、堪らずに桃子は喘ぎを漏らしそうになる！
「へへへ、頑張っちゃって〜！この作戦、結構楽しめそうかもね〜！」
「同感〜！」
　二人の男は、中心で慄く日名子を嘲笑うと、目の前の餌に猛烈に食いついていく！
「や、やめなさいっ！二人から離れなさい！！」
　日名子の必死な訴えは、部屋に響き渡る男達の笑いにかき消されていった・・・・。


「やめ・・・ぇぇ・・・・てぇぇ・・・・・・！・・・ぇぇ！」
　先程まで気丈に振る舞い男の愛撫に耐えていた桃子が、今は豹変したように責め手に声を荒げていた・・・。
「はあ・・・っ・・・！はあああっっ！！！・・・・・・」
　肉感的な裸身を弄られる沙織は、無意識に漏れだしてしまう淫声を苦しげに挙げ続けている！
「どうしたの？二人ともお〜！負けちゃダメでしょっ！」
　日名子の切迫した訴えも、二人の耳には届いていない風だった・・・。

「だからオンナなんて弱いもんだって言ったのさ！」
　桃子のクレパスに指を挿入しながら乳首を舐める弟格が、日名子を横目で見据えながら言った。
「そうそう、頭じゃ分かってたって、雰囲気に左右されるのが女性本能ってね〜！」
　沙織の巨大な乳肉を存分に握り締め、絞り上げた豊乳の先をクチャクチャと舐める兄貴格が続く。
「そ、そんな・・・・・・」
「あああんん！！　イヤアアア〜！」
「ダメぇぇぇーー！！ああんんんっっっ！！」
　二人が突然屈したことに、日名子の顔は蒼白となる・・。

「アンタだって、さっきはアンアン声だしてたじゃん！」
「だよね〜！ましてや２回もイッちゃってさー！一番淫乱じゃんっ」
「くうう・・・・・・・！」
　自分の余りの弱さに、日名子は心底嫌気がさした。
「良く分かってないようだから教えてやるけど、こんなシチュエーションで刺激されたことないだろ〜？日名子奥さん！」
「・・・・・・・・？」
「だから、現実では有り得ない状況ってのが身体に作用するわけよ！コレ、人間の持つ性ってやつ〜？」
　男の言いたい事が良くわからない日名子は、顔を強張らせたまま頭を横に振った。

「う〜ん、言葉だけじゃ上手く伝わらないかな・・・・。だったらこうならどうよ！」
　桃子の股間に舌を這わせていた男が、右手を伸ばし日名子の股間へと触れる。
「うう・・・・・くぅぅ・・・・っっ」
　抵抗を受けない男の指が、スムーズに膣穴へと刺し込まれていく！
　ニチャっ・・・くちゃり・・・・。
　出し入れされる指の動きに日名子の中心は生々しい音をたて、絡みつく愛液が男の指の付け根まで伝わり落ちる・・・・！
「はあ・・・・・・そ・・・・そんなぁぁ・・・・・・！！」
「良くわかったかな〜奥さん！アンタは二人が悶えてるのを見て、自然とオ○ンコを濡らしちゃったわけ！ははははは〜」
「イヤァ・・・・・！ウソよ・・・・そんなはず・・・ナイ・・いぅぅぅぅ・・！」
　２本の指が根元まで挿入され上側の壁を刺激されると、、日名子の下半身は大振りな揺れを見せだす。
「絶対にぃぃ〜！！間違いよぉぉ・・・・！アンタ達みたいな卑怯者に・・うううっ！負けるはずが・・・・あああああ」
　こねくり回す指の刺激に儚く吼えた日名子だったが、全身へと立ち登る痙攣を静止することが出来なかった・・・。
「強情な人妻だね〜！兄貴、やっぱこの先輩主婦をやっつけなきゃダメかもねー」
「おう！こうなったら、自分がどんなオンナか身体で認めさせてやれよ！」
「了解いいい〜！！」
　日名子のクレパスを弄ったまま弟格が立ち上がると、左手を器用につかい唯一の下着を脱ぎ捨てていく。
「ヒッ・・・・・っっ！」
　弓道の弓のように反りあがったペニスが、亀頭を大きく膨らませ日名子のヘソへ迫ってくる・・・・！
「旦那と俺、どっちが立派ですか〜！？」
　急激に反りかえる裏側を日名子の太腿へあて、軽く上下しながら男は笑った。
「・・・・・・・・・・！！！！！！」
　引き攣る内腿にあたる強烈な硬さに顔を背けた日名子は、天井を見上げると声にならない叫びをあげた！！
（あ・・・あなた・・・・・〜〜！！）
「いくよ、立花日名子さんっ！」
　反り返りをそのままに、さげた腰を上へと持ち上げながら突きあがってくる鋭い凶弾が膣壺を貫き、その衝撃に日名子は堪らず空気を切り裂いた・・・・！！