５．

　早苗の到着を待つ桜木は、小波立つ神経を抑え付ける様に、咥えたタバコを忙しなく吹かしていた。
　待合わせ時刻丁度、小型の肩掛けバックを提げた早苗が小走りでやって来た。

「おはよう御座います。待ちましたでしょうか？」
「いや、僕もさっき来たところだから・・・ゴメンね、急に予定つけて貰っちゃって」
「大丈夫です。桜木さんの要望なら、何でも聞く命令ですから・・・あっ！いえ、その・・・・」
　デビルの操り事を、無意識に言葉にしてしまった早苗は、コンクリートの床へ視線を落とすと、ワナワナと細身の身体を震わせた。

「そ、そんな、大丈夫だよ！・・・僕にも少しは解ってるから」
「は、はい・・・・申し訳ございません・・・・」
「そ、それじゃあ、行こうか」
　震えたままの早苗の肩を優しく抱くと、桜木はマイカーまで早苗を誘導した。

「失礼します・・・・」
　溢れ出す動揺を隠した口調で断ると、早苗は助手席へと身を降ろした。
　小型の国産車のエンジンを吹かした桜木は、田之上から指定された場所へとハンドルを切った・・・・。

　郊外型の大型レジャー施設。ここが田之上から早苗を連れて来る様、指定された場所だった。
　水着を持参する事を言われていたので、海かプールかとの想像は出来てはいたが、夏休中の家族やカップルで賑う施設を目の当りにすると、これから田之上が行おうとしている悪意に桜木の身体は小さく身震いをした・・。

　駐車場に停めた車中で、取り合えず田之上からの連絡を待った。
　数分後、桜木の携帯が鳴り、何処か浮かれた音色の田之上の声が聞こえた。

「約束通り来たな。偉いぞ〜！ははは」
　能天気な田之上の口調に僅かに苛立ちを憶えた桜木だったが、不振な表情も見せずに助手席で微笑む早苗の美しさに、苛立ちが不安へと変化していった。

「彼女、ちゃんと水着持ってきてるか？確認しろよ」
「水着、忘れずに持ってきた？」
　桜木の問いに軽く微笑んだ早苗は、肩掛けカバンの中からオレンジ色のビキニを取り出し、それを桜木の方へ差し出した。
　いわゆる三角ビキニタイプの水着だった。スタイル抜群の早苗には、きっと良く似合うだろうし、コレを着てプールサイドを歩く早苗に、多数の男の視線が釘付けになるのだろう。
　そんな感情を抑えながら、田之上へ返事をした桜木に、田之上は電話口で満足気な相槌を打つと、次のセリフを発し、桜木を驚かせた。

「な、なんだと？もう一回言ってくれ！」
「だから、その車の中で、早苗に着替えさせろよ！何度も言わせて俺を怒らすなよ〜」
「し、しかし、ココでは・・・・・・」

　桜木の車の周りには、施設へ遊びに来た大人数が、列を連ねてゲートへと歩いていた。
　中には、車から降りずにいる二人の姿を興味本位で覗いていく輩もいる。
　こんな状況で水着に着替えれば、それがどんな結果を齎すかは簡単に想像できるはずだ・・・。
　だが、田之上は指令を取り下げる事はせず、早く行動しろと語気を荒げて迫ってくる。
　仕方なく桜木は、隣で俯く早苗に、この場で水着になるよう願いを伝えた・・・。

「えっ？ココでですか？はあ・・・」
　早苗の反応は当然と思えた。しかし、早苗にとって桜木の言葉は絶対であると、先程自分もで口を滑らせたばかりだった・・・。もちろん、デビルの魔力で縛られた早苗に、反抗する自由は許されていなかったのだが・・・・。

「分かりました・・・・着替えます」
　決心を小さな言葉に変えると、早苗は半袖のカッターシャツのボタンを上から順に外していく。
　４つ目まで外すと、男の欲情をそそる適量の乳房が作り上げる、繊細で真っ白な谷間が露となり、更に下側のボタンを全て外すと、刺繍を施したブラに包まれた双乳全てが、誰の目からも確認できる・・・。
　スモークなど貼ってない桜木の車は、少し視線をコチラに合わせるだけで、中の様子が容易に確認できる。
　すでに、数人の若い男が、少し離れた場所で何やら話しながら、着替えを始めた早苗の様子を盗み見ていた。
　シャツから両腕を抜き、上半身をブラジャーだけで隠す早苗の肌は、汗を滲ませ、羞恥から肌を赤く染めていた。
　その姿に、遠目で覗く若者グループが、感嘆の雄叫びを挙げた！
　若者の歓声の矛先に、何事かと別のグループも車中を伺っている。

　そんな周りの雑踏を気にするように、眼鏡の奥の瞳をキョロキョロとさせながら三角ビキニを手に取ると、ブラの上に簡易的に重ね、上手い具合に下側のブラジャーを外す。
　隣で見詰める桜木からも、乳房のトップが確認不能な鮮やかさで、早苗は上半身をビキニで覆った。
　首の後ろで紐を結び合わせた早苗は、照れ臭そうでいて、引き攣った笑みを桜木に見せると、桜木は安堵の表情で胸を撫で下ろした。
　その様子を、先程から覗き見ていた若者達は、舌を鳴らして悔しがっていた。

　上半身と違い、下半身の着替えは、余程大胆に行わなければ、簡単には外部から確認できない。
　そう感じた二人だったが、悪魔のコールが鳴り渡り、二人の動揺を果てしなく煽る。

「四つん這いで着替えろ！　シートを倒して、その上で尻をフロントガラスに向けた状態で、下を替えろ。分かったな！」
　田之上のセリフに、桜木は思わず息を呑んだ！
　それを伝え聞いた早苗の顔は、明らかに強張り、青白く顔面を変色させていた。

「さ、早苗さん・・・・もし嫌なら、いいんだよ！そんなコトまでする必要は無いんだからね！」
　いくら脅しを掛けられているとしても、衆人監視の中で早苗に恥をかかせる訳にはいかないと感じた桜木は、シートを倒そうとする早苗の肩を押さえ、声を荒げた。
　しかし、早苗の意外な反応が、桜木の脳裏にデビルの影を思い起こさせた・・・。

「大丈夫です・・・・・凄く、恥かしいですけど・・でも、良く理由は解りませんが、私が着替ないと桜木さんが困ることは想像出来ます・・・。だから、私が、我慢すれば良いのです・・・」
　コトの本質を、早苗が知っているとは思えない・・・・。しかし、早苗の言葉には、桜木と自分が置かれている立場を理解している様な、そんな重さが感じ取れた・・。

　眼鏡の奥の潤んだ瞳を、一度だけキリっと剥いた早苗は、シートを平らに後ろへ倒すと、その上で四つん這いの形をとり、小振りな双臀を覆ったショートパンツとショーツを、まるで桃の皮をツルンと剥くように、丸く艶やかな白尻から膝裏へと躊躇いもなく脱ぎ降ろした！
　車内を伺っていた若者グループから歓声が挙がる！
　先程より、より近くで歓声が聞こえたと感じた桜木は、早苗へ向けていた顔をフロント方向へパーンした。
　そこには、自分の車に群がる７〜８人の若者が、ガラスに張り付くように、美女の生着替えを観察していた。

「な、なんて、コトだ・・・・・！」
　ギラギラした眼を早苗に注ぎながら、興奮した面持ちで車中を覗き込む若者達の姿に、桜木は大きく息を吸い込んだ。
　外の様子は、早苗にもおぼろげに分かっているはずだが、敢えて早苗は後ろを振向かず、生着替ショーと化した自分の状況を、一時でも早く終了させようと必死になって着替を続けていた・・。

　ツルンと剥かれた桃尻が大きく左右に揺れ、それが狭い空間での着替の難しさを物語っていた。
　だが、その揺れが齎す人妻の姿態が、一層に若者達の欲情をソソるのは、言うまでもない・・・。
　水着の下を穿く際には、四つん這いの脚が僅かに左右に広がり、白桃の狭間で身を隠す亀裂の姿が、若者の目に露となる。
　時折、諦めと羞恥の溜息を漏らしながら、やっと着替が終了したときには、鼻の穴を最大まで拡げた若者の熱気が、車内まで伝わってくる様だった・・・・。
　幸い、一人の若者が後悔で叫んだように、美人妻の生着替に夢中になっていた全ての覗き魔達が、誰一人、携帯のカメラを使用しなかったコトが救いの種だった。
　完全に水着姿になった早苗は黙ったままシートを戻すと、助手席で身体を小さく丸め、米神に汗を滴らせながら外の喧騒が修まるの俯いたまま耐え忍んでいた。

　その後、何もアクションを起こさない早苗を名残惜しそうに振り返りながら、若者グループは施設入口へと歩いて行った。
　大多数の人間が施設へと入場し、駐車場には桜木達と遅れて来た数グループしか残って居なかった・・。
　桜木は、思わず早苗を抱き締めていた。力強い腕に包まれた早苗は、途端に小さな嗚咽を漏らし始め、眼鏡の下フレームはあっという間に涙で光を放っていた。
　デビルと自分の命令に絶対服従だが、やはり多恵と同じく、早苗も家庭を持った一人の普通の主婦だったのだと桜木は実感した。
　多恵のときに抑えた疑念が、再度桜木の心を支配していく・・。聞くなら今しかない！そう決心し、口を開き掛けたその瞬間、携帯電話がけたたましく鳴り桜木の意思を挫いてしまう。

「もしもし・・・・・」
「着替は終わったようだな〜・・・。しかし、結構な盛り上がりだったな！着替てる本人も、さぞかしヤリ甲斐があったんじゃないの〜！へへへっ」
　人を舐め切った田之上の言動に、桜木のボルテージが上がり、怒りの罵声を同期へ激しく浴びせた！

「コラっ！誰にそんな言葉遣いしてるんだ！お前等、今すぐ地獄に落としてやってもイイんだぜ！」
「ぐうっ・・・・・・ぅぅ！」
　威圧的な田之上の恫喝に奥歯を噛締めた桜木だったが、それ以上は強い言葉を放つことが出来ず、暴言を田之上へ詫びると、隣で押し黙る早苗の顔を見た。
　桜木の苦渋に満ちた顔を、涙で濡れた瞳で見返した早苗は、全てを理解していると言いたげな表情で、小さく何度も頷いた・・・。

「よし、じゃあ入場してこい！流石に水着で入場ってのも、また観衆の目を引くから、早苗は何か上に着てもイイぞ。俺はプールの入口に居るから、サッサと来いよな〜」
　一方的に言うことだけ言って電話を切った田之上が待つ場所へ、二人は車を降りると寄添うように歩いていった。


「待ち焦がれたぜ〜！奥様」
「た、田之上さんっ！」
　プール入口で自分を待っていたのが田之上だと知ると、早苗は顔面をフルフルと痙攣させ、今にもその場から逃出しそうな勢いだった。
　
「おい、逃げるなよ！逃げたら、お前等のスゲェ〜淫らな行為、旦那に喋っちまうぞ〜。出張中の旦那、自分の留守中に女房が同僚と倉庫でＨしてたなんて知ったら、きっと怒り狂うだろうな〜・・・・へへへっ」
　唇の端を吊り上げ、悪意に満ちた態度で早苗に詰寄る田之上に、身を捩って後退りする早苗・・・。
「じゃ、じゃあ、さっき桜木さんに命令してたのは、アナタなんですね・・・・・・。信じられない・・」
　後退る脚を止め、田之上を睨んだ早苗は、恐ろしい物を見る目で相手を凝視した。
「そうさ、俺が桜木と早苗奥様の命運を握ってるんだよ！だから奥さん、今日は俺の相手を存分にして貰うから覚悟しておけよ〜」
「だ、だって、アナタは私の夫の親友じゃないんですか？少なくとも、夫はいつもアナタのことを、そう私に話してくれました・・」
「ははんっ、親友だってことは事実だが、普段からお前のことを狙ってたんだよね〜俺は！まさか、こんなタナボタな現実が有るなんて想像もしなかったけどね！さあ、さっさとコッチへ来いよ！」
　そう言って田之上は、早苗の腕を強引に引張ると、腰に腕を廻し、厭らしい手付きで細い腰周りを摩った。

「ヤメテください！なんで、アナタになんか・・・・ああ・・っ」
　抵抗を見せる早苗の様子を、レジャーを楽しむ他人達が訝しげに見詰める。その視線に耐えられなくなった田之上は、桜木を睨み付けると、軽く顎をシャクり、ある種のフォローを促してきた。
　奥歯を噛み、苦渋の色を滲ませる桜木だったが、早苗の肩に優しく手を置くと、振向いた早苗に無言のまま頷いた・・・。

「あっ・・・・・、はい・・そうでした・・・」
　桜木の目を数秒見詰めた早苗は、強張らせた半身から力を抜き、腕を掴まれたままプール施設内へと田之上に引かれて行った。
「おい、俺はまだ着替えてないんだ、待っててくれ！」
　普段着のままの桜木の言葉に
「さっさと着替えてこいよ〜！俺達はお先に失礼するぜー」
　と言い残した田之上は、項垂れる早苗の腕をグングン引いて行くと、人混みに紛れてその姿を隠していった。
「チクショウっ！」
　慌ててロッカーへと走った桜木は、水着に着替えプールへ戻ってみたが、余りの入場者数に二人の姿を見付けることが容易に出来なかった・・・。

　田之上と早苗は、施設中央の流れるプール内で、大き目の浮き輪に身を任せて浮かび流れていた。
　大人二人が円の中にスッポリと収まる浮き輪に、早苗が前、田之上が後ろから早苗に張り付く状態で、時速数キロの流れに従って浮いていた。
　二人の周りには、隙間が無いほどレジャー客が溢れ、時折流れにまどろむ二人の浮き輪に子供がブツかってきては、侘びの言葉を放ってスイスイと泳いでいった。
　子供達の無邪気な様子に田之上は愛想良い微笑みを返していたが、前を陣取る早苗の表情は、至極硬いままだった。

　田之上の両手が、早苗の上半身に巻き付き、三角ビキニの上から片方の乳房をヤワヤワと揉みしだいていた。
　早苗の臀部へと押し当てた股間は、流れに任せながらも、堅くなった逸物で白尻の狭間を突き上げてくる。
　眼鏡の下で瞳を閉じながら、じょじょにエスカレートする田之上の行為に成す術がなく耐える早苗・・・。
　三角ビキニごとＤサイズの胸を弄んでいた掌が、ビキニの下側を掴み上へ引上げると、片方の乳房だけが水中で露にされた。
「いや・・・・・・っ」
　小さく叫んで、身体を丸めようとする早苗の股間に腕を通すと、密着する下半身をグリグリと動かし、生の乳房を厭らしく揉み廻す田之上の行為に、早苗は水中の細脚をワナワナと震わせ、必死の形相を続けていた。

「早苗奥さ〜ん、予想通り素敵な乳してるねー・・・俺の手にジャストフィットの良いサイズだよ」
　そう言って田之上は、片乳房を掌で揉み込むようにグニグニと掌握する。唇を真一文字に堅く結び水面を見詰めて耐える早苗だが、更にもう一方の乳房からビキニを剥ぎ取られたときには、田之上へ振向き、険しい表情で田之上を睨みつけた！
「ははんっ、威勢の良い奥さんだね〜！だけど、いつまでその強がりが続くのかな・・太田の奥様！」
　親友の妻を弄ぶ同僚の厭らしさに、早苗は心底怒りを憶えた。自分が原因を作ったとはいえ、あんな悪魔に支配さえされなければ・・・・。夫に対する懺悔の気持ちが次々と沸きあがっては消える・・。
　そんな早苗の胸中に全く感心を示す気配もない田之上は、揉み込む両乳房を堪能しながら、隙を見ては桃色の乳首を摘み捻りあげる。
　その都度、早苗の頭が上下に反動し、このままではプール内の他の人間にも、自分の置かれた状況が知れてしまう恐怖が襲ってくる・・。
　だが、田之上の真の狙いはソコにあった。誰から見ても貞淑な美人妻が、公共の場で男にその身を責め込まれ、恥も外聞もなく乱れる姿を晒してしまうことが、田之上にはこの上ない快楽だった。
　乳房を責め遊んだ田之上は、片手を水中へ沈めると、海水パンツの紐を解き、人妻の胸の感触を味わうことで堅くなったペニスを取り出す。
　そして、その先端を人妻早苗の臀部へ押し付けると、堅く膨れた先端で桃尻の狭間をグリグリと割り込んでいく・・。

「やっ！・・・・・・・・・っ」
　自分の無防備な部分に感じる生の逸物の堅さに、早苗は下半身を揺すり出来る限りの抵抗を試みようとジタバタを繰り返す。
　しかし、逸物を擦り付ける夫の親友は、その狼狽をも楽しむように、早苗の腰をガッチリと掴むと、押付けの強さを一層に増し、慌てる人妻の背中にヒゲた笑いを浴びせる。

「おいっ、あんまりジタバタすると、浮き輪からオマエを持上げちまうぞ！そしたら、何十人がその魅惑的なオッパイを見ちゃうのかな〜」
　尚も抵抗を続けた早苗を脅す目的で、田之上は少しドスの利いた口調で耳元に呟いた。
「くうぅ・・・・・っ　卑怯者！」
　首を後ろに捻り、ドスを利かす田之上を非難した早苗だったが、男の指が水着の淵にかかり、強引に横へズラした感触に旋律が走る！
「さあ、本番はこれからだよ・・・・早苗奥様・・へへへっ」
　お得意の悪意に満ちた笑い方をした田之上は、水中に晒された片尻の深みへ逸物の先を進めると、濡れ出してもいない人妻の淫裂へ圧し込んでいった。

「あううっ・・・・・・・！はあうぅぅっっっ！！」
　膣口を引裂くように捻じ込まれる亀頭の感覚に、苦痛の叫びを漏らしてしまう早苗。その声に、隣で流れる若いカップルが思わず二人を凝視する！
　若いカップルは同じ速度で流れながら、俯いて固まる早苗を訝しげに見続ける。そのカップルに、田之上は意味深なウインクを返すと、膣口に栓をする亀頭を更に奥へ圧し込んでいった。
　水中に、淫穴を切裂く音が聞こえるがごとく、圧し込んだ逸物の全容を早苗の体内へと埋め込んだ田之上は、若いカップルの驚いた顔を恍惚とした表情で見返した。
　乳房を弄っていた片手を水中へ降ろし、細く括れたウエストを両手でシッカリと掴み取ると、腰の前後運動を本格的に、人妻の淫穴に埋った肉棒を激しく動かす！

「うううっっっぅううう！　はうううああぅぅぅぅっっ・・・・・！」
　浮き輪の丸みを抱き抱えたまま、背後からの責め挿れに必死に耐えようとする早苗だったが、そうはさせじと、浮きバックスタイルのピストンを容赦なく早苗に見舞う田之上。
　背後に張り付く男の動きと、前で苦悶の表情を浮かべる美しき女性の様子に、若いカップルはコトの真実を理解したように、ニヤニヤとしながらお互いの浮き輪の距離を縮めてくる。
　事実を知ったカップルに見せ付けるように、田之上は水深のさほど深くない流れるプールの底に時折脚を着き、反動をつけて人妻の穴へ肉棒を突上げる！
　堪らず、早苗の細い唇からくぐもった声が洩れ出し、奥地へ跳ね上った逸物のブツカリに背中を一気に逸らし身悶える。
　反動の突上げはじょじょにエスカレートし、今迄で一番強烈な反動を見舞ったときには、早苗の身体が水中から飛上り、露になった乳房の全貌がカップルの目に確認される・・。
　その反応に味を占めた背後の悪魔は、何度も反動を繰返しながら、その都度に姿を現す乳房に視線を注ぐカップルの恍惚とした表情に淫欲を深めていく・・・。
　見せる喜びに浸る田之上は、もう周りの状況などお構いなしに、反動と回転を膣穴で堪能し、そのまま蜜穴へとフィニッシュを迎えた。

「はっ！はうううううううう〜〜っっつつつつつううう・・・！！・・・・・・っっ！」
　ギシギシと体内を蹂躙された淫棒から迸った液体の感触に、早苗は堪らずに嬌声を奏でた！
　咄嗟に唇を手で塞いだ早苗だったが、その叫びは周囲の興味を果てしなく惹き、若いカップルに留まらず、無邪気に泳ぐ子供や両親にまで、早苗の普通では無い様子が知られてしまった・・・。