７．

　ホテルで思う存分に早苗を責め込んだ田之上は、最寄駅で車から桜木を降ろすと、そのまま車で早苗を何処かへ連れ去って行った。
　その様子を呆然と見送った桜木は、虚ろな眼差しのまま電車に揺られ、家に辿り着くとそのまま泥のように眠りに落ちた・・・。
　レジャー施設に車を置いたままだと分かっていたが、そんな事を気にする活力は桜木に存在しなかった。

　週が明け、月曜に出社した桜木は、斜め前方でデスクに座る早苗を見詰めた。
　一見、普段と変わらぬ様子の早苗だったが、その心の奥底に宿る因果を噛締めた表情が桜木には伺い知れた・・・。
　だが、一向に桜木を見ようとしない早苗に自分から声を掛けることはしなかった。
　悪意の同僚に好き勝手された原因の一旦は自分にもある・・そしてホテルでの行為に加担した事実は消せない・・。そう思うと、傷を負った人妻へと言葉を掛ける勇気が沸かなかった。

　それ以外に、桜木には大きな気掛かりがもう一つ有った。
　メールを返信して来なかったデビルのことである・・・。
　恐らく、これから立ち上げるＰＣにはデビルからのメールが存在するだろう・・。淡い期待と不安が入混じりながら、桜木はＰＣの電源をＯＮにした。

　メールボックスには、やはりデビルからの送信が存在した。僅かに躊躇う指を動かし、そのメールをクリックする・・。
　瞬間、霞む目を擦りながら、幾分長めのメールを一字ずつ呼んでいった。

｛桜木様、お早う御座います。先日は大変お困りだったにも係わらず、返信せぬご無礼、何卒お許しくださいませ。当方にも其れなりの理由が御座いますが、それは敢えて語らない事とさせて戴きます。さて、早苗嬢とのトラブルですが、桜木様が心配する必要は御座いません。ご立腹かとは思いますが、私の言葉を深く詮索等せぬよう、重ねてご注進申し上げます。さて、済んだ事に囚われることなく、また新たな刺激を提供致します。今度の女性は、藤原育美（いくみ）と申します。歳は２４歳。現在都内でＯＬをしております。独身者ですが、３年間交際を続ける相手が居ます。ですが全く問題は御座いません。藤原育美との逢瀬の場所は、追ってご連絡をしたいのですが、ＰＣですとフットワークに欠けますので、この機会に桜木様の携帯アドレスをお教え願えますでしょうか。その方が早苗の時の様に、連絡が取り辛い懸念を解消出来ると思いますので・・。それでは、アドレスのご報告、お待ちしております｝

　事務的で一方的なデビルのメールに、桜木は一切の怒りを感じなかった。いや、理由は分からないが、怒りを説き伏せるナニかがこの文章からは滲み出ている・・・。
　早苗には申し訳ないが、桜木の心は瞬時にして新たな出会いへと向きを変えていた。

　夕刻、教えた携帯アドレスへデビルからの着信が入る。藤原育美との出会いは本日であり、場所は会員制のフィットネスクラブだった。
　沸き踊る気持ちに浮き足立ちながら、その場所へ向かう桜木だった・・・。

　
　１０階建ビルの８階に、そのジムは存在した。
　エレベーターを降り、ガラス扉を開いた桜木に、受付の女性が愛想良く微笑み掛ける。

　スパニッシュ色の濃い、とても掘り深い造りの顔をした、飛切りの美人だった・・・。

　受付嬢に名前を告げると、彼女は訳知りげに頷づき、桜木を奥のロッカーへと案内した。ロッカー入口で鍵を受取り、番号が記された扉を開いた桜木の目に、一塊の袋と、その上に置かれた封筒が確認できた。
　まずは封筒を手に取り、中の手紙を読んでみる。それはデビルからのメッセージであり、袋の中の服に着替え、フィットネスルームへ向かえと書いてあった。
　袋を開くと、運動に適した白のＴシャツと木綿のハーフパンツが入っていた。それと一緒に、一枚の写真・・・。
　写真の中で無邪気な笑顔を見せる女性は、とても若く、それでいて魅惑的な容姿でこちらを向いている。写真の下方には、その女性の名前がマジックで書かれていた。「藤原育美」・・その姿を見詰める桜木の胸が熱く震えていた・・・。

　着替を済ました桜木がフィットネスルームへ足を運ぶと、そこには数人が音楽に合わせ身体を動かし汗を流していた。
　その中心に、一際目立つ存在、藤原育美が大鏡に映る自分と格闘しながら、珠の汗を滲ませ踊っていた・・。
　身体にフィットしたコスチュームでリズムに合わせ大きく全身で舞う育美。その周りを５．６人の男が囲む様に踊っている。大鏡に向かった男達の視線は、育美の全身にくまなく注がれ、好色に満ちた表情を見え隠れさせている。
　同じ男として、その気持ちが桜木には容易に理解できた。
　全身で舞い踊る育美の汗で光る身体は、良くシェイプアップされたメリハリと、それを際立たせる凹凸がフィットした衣装上からでも明らかに男の欲情をソソる。
　暫く、全員の動きを観察していた桜木は、男達の後方へと位置を取り、踊る育美の背後を皆と同じく見詰めていった。

　小さく引締まったヒップラインが、踊りと共に健康的な筋肉を浮上がらせては弾ける。

　真直ぐに伸びた両脚は、全体的に締まり、細いながらも太腿が丁度良い太さでヒップへと伸びている。
　クビれたウエストが時折左右に折れ、躍動する背筋がそのウエストに魅力的なシルエットラインを描いていく・・・。
　笑顔で踊るその顔は、芸能界に入っても其れなりのポジションを築ける整った目鼻立ちをしている。肩甲骨まである黒髪が、整った顔に非常にマッチしていた・・・。
　堪らなかった・・・・！藤原育美の全てが、桜木の情念を奮立たせる。このオンナと交わる権利が俺にはある！そう思うだけで、ハーフパンツの中がジンジンと痛く痺れた。

　曲が終わり、踊りを止めた全員がタオルで流れ落ちる汗を拭う。桜木も同様に汗を拭き取っている
　と、突然、ジムの照明が落ち、辺りが暗くなった！
　桜木の後方で薄暗い非常灯が点灯し、その仄暗い灯りの下で先程の受付嬢がフィットネスルームの扉に鍵をかけた。そして、意味深な顔で桜木に微笑むと、桜木の横を通りルームの中央まで歩いていく。
　突然の出来事に、汗を拭っていた育美が自分の方へ歩いてきた受付嬢へ何事かと訊ねる。その育美に身振りを交えて話す受付嬢の対面にいた男が、育美の口へハンカチを押し当てる！
　一瞬、目を見開いた育美だったが、すぐに気を失うと、背後の男に力の抜けた全身を預けた・・・。

　状況が把握できない桜木の前へ、意識を失った育美の様子を伺っていた受付嬢がやって来る。
「桜木様、新たな刺激の始まりで御座います。どうぞ、存分にお楽しみ下さい・・・・」
「えっ！？・・・・」
　ポカンとする桜木へ、受付嬢は言葉を続けた。
「デビル様からの新たなプレゼントで御座います。一風変わった趣向で、本日はお楽しみ戴きたいと、デビル様が特別に用意した宴です」
「はあ・・・・・・」
　受付嬢の言葉の意味を理解出来ない桜木に、受付嬢は中央に手を伸ばし、「さあ！どうぞ」と叫んだ！その言葉を合図としてか、中央をスポットライトが明るく照らす！
　ライトで照らされた光の下には、気を失ったままの育美が、何時の間にか全裸へとさせられ横たわっていた・・・。その周りを先程まで踊っていた５、６人の男達が、血走った眼で引締まった裸体を見下ろしていた・・・。

「最初から参加なさいますか？それとも、暫くのあいだ見学されますか？」
　ライトに浮び上った異様な集団を唖然と見詰めていた桜木に、受付の女が声を掛けた。

　しかしライトに照らされ浮び上る育美の全裸体に瞬時に魅了され、問い掛けに答える事が出来ない。

　微動だにせず、フロアに仰向けで己の全てを晒す若き育美の胸が、呼吸に合わせ小さく上下している。仰向けに寝ても型崩れする気配のない釣鐘型の乳房が、酸素を吸入し排出する動きと共に、美しさをそのままに揺れている・・・。
　先端の乳首は限りなく桃色に近く、小指の先程の大きさが乳房の形状と良くマッチしてる。乳首を囲む乳輪は突起よりも僅かに濃い色だが、白く透き通る乳房に最高のアクセントを与えている。
　腰周りは一切の贅肉を持たず、薄らと肋骨が白い肌から浮かんでおり、体重の掛かった臀部は、育美の重量を受けても全く横へ拡がること無く張り詰めている。
　その見事な張りを誇る部分から先方へ伸びたカモシカの様な脚は、適度な量感の太腿部を過ぎると、膝から下は足首に向かって細く綺麗に伸びている。

　桜木は、余りの素晴らしき裸体像に息を呑んだ・・。まるで何処かで見た彫刻のようだと、真面目に感じた・・・。
　美しすぎるＯＬの生身が、すぐに食らい付く勇気を桜木の心に沸かせない。
　女の顔を見返した桜木は、気持ちの整理が付かないので暫く見学する意思を伝える・・。すると女は、丁寧なお辞儀をして集団の近くへ歩いていった。
　
「それでは皆様、心行くまでこの女性とのプレイをお楽しみください。ＶＩＰゲストの桜木様は、皆様の遊戯を暫く御見学されるそうです」
「うおっ〜！！」
　育美を取囲んでいた男達は、腹の底から重低音を響かせると、全裸でフロアーに横たわる育美に一斉に手を伸ばしていった！
　総勢６人の餓えた男衆が、透通る白さを誇る裸体を弄び始める。１２本の手が、餌に群がるハイエナのごとく一糸纏わぬ育美を食らい尽くそうと躍起になる！

　仰向けの育美の釣鐘型の膨らみを、脇を固めた二人の男が両手を使って揉みしだいていく。
　上下から絞りとる揉み込みに、育美の双乳は柔軟に応えながらも、その張詰めで男の掌を押し返す。両脇の男達は、その見事な膨らみに鼻の下を伸ばし、伸ばした鼻下を尖り出た乳首へ寄せて、舌先を蛇の様に動かし突起の先端を舐める。

　相好を崩し、上方からその様子を伺う男は、顔を伏せて育美の唇を貪り、無抵抗の唇を舌先で割り開き次々と唾液を送り込む。
　残りの３人は、二人が育美の細く長い脚を左右に引張り、右側の男は爪先を口に含み淫猥な唾液音を鳴らし、左側から膝裏を押さえる男は、引締まった裏腿にベロを使って唾液の線を引いていく。
　大きく開かれた股間部に最後の男が顔を埋め、秘裂に分厚い唇を押し充て、ジュバジュバと唾液を交えた淫猥な音をフロアーに響かせる。
　アングラな世界ではギャングバングという、一人の女を大勢で責め抜くプレイが、桜木の面前で容赦なく開催された！
　その複数プレイをビデオを構えた受付嬢がテープに収めていく。唾液に濡れるビーナスの乳房・・・開脚された細脚・・・その中心に貪りつく男・・・・そして、吸い尽くされる育美の唇と舌・・・。
　全てが卑猥で非合法な臭いを充満させ、一人の若き女性をこのまま別の世界へ連れ去ろうと躍動する。

　育美の乳房全体は男の唾液で塗れ光り、薄桃色の乳首は堅く大きさを変えている。薄らとした織毛の下の秘裂には指が挿入され、太い２本指の抽送に合わせて粘っこい音を溢れさせる。
　塞がれた唇からは苦しげて悩ましい呼吸が、時折甘い吐息を交えて繰り返される・・・。
　桜木は不思議な感覚だった。意識を失った女が、その状態で自分の身体に施される刺激で発情する事実を、初めて知ったからだ。
　贅肉の一切ない、それでいて悩殺的で引締まった官能ボディー全体が赤味を帯び、唇を貪っていた男が顔上を跨ぎ舌の代わりにペニスの先を宛がうと、自然と開いた唇が臭い立つ亀頭を迎え入れる。
　育美の覚醒は近いかもしれない・・・。そう感じた桜木は、かつて味わった事のない興奮感が湧き上がるのを感じた。
　事実、木綿のハーフパンツが大きく盛上がり、ペニスの先から滲み出た走り汁が下着を濡らしていた。

　屹立した男のペニスが、育美の細い唇から抜取られた。その瞬間、淫裂を拡げるゴツゴツとした指の愛撫に、育美の口から官能の喘ぎが迸り出た！
　ペニスで口を犯した男が、淫裂を弄ぶ男と場所替えをする。二人の男に裂き開かれた両脚の間へ正座した男は、鎌首をもたげる自慢の逸物をまだ意識の戻り切らない育美の蜜穴へ合わせる。
　その様子を、受付嬢のビデオがクローズアップして撮影する。撮影のタイミングを計った男は、照準を合わせた蜜穴へ凶器と化した肉棒を一気に挿入する！
　男の前腰が鈍い音とともに育美の恥骨へぶつかる。育美の全裸体がフロアーからバウンドし、唇からは大きな叫びが発せられた！

　衝撃によって強制覚醒した育美の目が、恐怖と驚きで血走る。事態が理解不能で声が出ないのか、唇をパクパクと開閉しながら自分を取り押える男衆を何度も凝視する。
　その間も、蜜穴へ肉幹を圧し込んだ男は、力の篭ったピストン運動を連続して繰り返し、官能ボディーで怯えるＯＬの締まり具合に目をトロンとさせて相好を崩す。
　囚われの女の飛散る蜜汁で、黒々とした己の陰毛を濡らし、濡れることで艶のでた陰毛を果てしないパワーで蜜裂に叩き付ける！
　育美の口から大きな叫び声が挙がり、その声にレイプ集団が腹の底から太い声で応える。
　意識を取戻した育美に、男達の容赦や情けは全くなかった・・。四肢を掴まれ身動きの取れない女を自由に弄べる現状に、男達も心底昂ぶりを感じていた。

「やあああああっっっ〜〜っっあああああああ！！！！！」
　唾液と摩擦で濡れ赤くなる裸婦体を必死に揺さぶり、出来る限りの抵抗を試みる育美だったが、叫びを挙げた口には顔を跨ぐ男のペニスが突き入れられ、強制的に口奉仕を強いられる。
「んんんんっっ！！　っふうううううんんンンっ・・・・！」
　正常位で激しく突き動かされる自分の身体に何人もの男が群がり、敏感な場所を余すことなく尽いてくる。呑まされる肉根は堅く太く、育美の口を性器代わりとして上下運動を浴びせてくる。
　
　育美の淡い唇は、次々と吐かれる男汁によって陰陽な光を放ち、薄目を剥いた瞳からは幾筋もの涙が零れ落ちていた・・。
　揉まれ続ける両の乳房は、すっかりと真紅へ変色し、舌が巻付く桃色の乳首は、ハチ切れんばかりに膨らみ茶色味を増していた。
　最初の男が唸り声とともに、育美の腹へと精液を発射させた。粘り気の強い精液が脇腹へと筋を作る様子を、ビデオが逃さず捉えていく。
　右脚を持っていた男が、待ってましたと淫裂の前へ陣取り、蜜液とペニスの摩擦で焼けた赤目の肉裂を、自らの屹立で塞いで尚も焼いていく。
　男の両脚がピンと伸び、床から膝が離れる。腕立て伏せの要領で垂直に肉棒を打ち降ろすダイナミックな律動に、育美の叫びが濃密に色付く。
「ははんんっ！！　うんんっ！　むんんんっっううぅぅ〜・・・・！！」

　異様な光景だった・・。しかし、異常な程の興奮を桜木に与えた。
　犯される女の明らかな変化と、競うように一人のオンナへ食指を伸ばす男達・・。最初はチグハグだった７人の絡みが、女の変調とともに一体感を帯び出してくる・・！
　誰もが羨む美貌と完璧なスタイルをもった女が醸し出す妖艶な苦悶が、途方もない力を持って全てを変化させるのだと桜木は知った・・・。
　二人目の男が、唸りを発して育美の内腿へ射精を施す。すると、餓えた目で順番を待っていた次の男が、すぐさま同じ場所へ下半身を沈めてピストンを開始する！

「やあああああ〜っ！！！　いっ！いっ！！　やああぁぁぁぁあああああ！！」
　育美を犯すために周到に準備されていた宴。いくら育美が叫ぼうと、この場所では誰の耳にもその声は届かない。
　まして、育美以外全ての人間が、育美ただ一人を犯すためにこの宴に参加しているのだ。モデル並の容姿を誇る若いＯＬは、自分に襲い掛かる現実に無駄な叫けびを連続するしか術がないのだ・・・。
　しかし、もし育美の叫びが他人に聞こえたとしても、それが救いを望む声だと感じる人間が今でも居るだろうか・・・？
　それ程に、育美の発する音色は甘さと官能を孕んでおり、本人は真っ向から否定するだろうが、歓喜の叫びと聞取られても仕方がないモノを腹の底から発している。

　３人目がフィニッシュに向かって力強い挿入を育美の蜜壷へ浴びせかける。育美の口からは、女がクライマックスへ落ちる前に繰り返す叫びが何度も放たれる！
　スパートを掛ける男の動きがキレを増しながら、淫穴と化した場所へ全体重を乗せてフィニッシュへ突き進む抽送を叩き付ける！そして、唸り声を残しジュクジュクと愛液を滲ませる蜜穴の入口付近に白液を撒き散らした！
「はああああああああああああああっっっっっっっ！！！！！！・・・・・・・！！！」
　動きを封じられた裸体を激しく痙攣させ、育美はフロアに響き渡る嬌声とともに犯された身体で絶頂の証を記した・・。

　犬の格好で高揚する若きＯＬは、男達の拘束から解かれた今では、背後から挿入する４人目の動きに、唇から発せられる喘ぎを止められずにいた。
「うう・・・良く締まるマ○コだぜ・・・・・！」
　壺の柔肉が、男の鎌首に絡みつき外へ中へと移動を繰り返す。男の肉根は、育美の白く粘り気のある物質へと変化した愛液に塗れ、抽送にともにヌチャヌチャと濃い音を醸しだす。

「はあ・・はああ・・・っ　！　ひぃぃいい・・・・っ！」
　４人連続で自分の蜜穴を蹂躙される育美の心身は極限まで痺れ、ただひたすらに色付いた音色と赤く染まる完璧なボディーを乱し、見る者を最高に昂ぶらせる。

「やっ！・・・・あああ　うううふふうううううんんんンンンっ！！」
　闇雲に塞がれた唇でペニスを頬張り、女優のような顔を歪めながらも官能の面持ちで舌腹を撫でつけ顔前に膝立する男を喜ばす。
　強制プレイから始まった宴は完全にその色を変え、一人の若い女と屈強な男衆との何とも淫靡で艶かしい乱交へと完璧にシフトしていた・・・。

「どうです、桜木様。そろそろ御自身でもあの美しい女性を乱したくなったのでは御座いませんか？」
「あ、ああ・・・・堪らない気分になってきたよ・・・凄く、興奮する」
「そうでしょう・・・・女性の私でもあの光景を長時間見ていたら、どうしようもない気持ちになりますから」
「受付の貴女も？」
「そうです。私も一人のオンナですもの・・。それに桜木様、確かに私は受付嬢ですが、ホラっ、ちゃんと名前が御座いますので、そちらでお呼びくださると嬉しいわ」
　そう言って受付嬢は、胸元に留めたネームプレートを桜木に見せた。「秋野　瞳」、そこにはそう印字されていた。

「失礼しました、秋野さん。参加したい気持ちは沸いているのですが、あれだけの男性陣に割って入る勇気が僕には有りません・・・・」
「そうでしたか、しかしココはそうは言ってませんでしょう？　それと、下の名前で呼んでください。ヒトミと・・・」
　盛上がるハーフパンツの股間部にそっと手を重ねた瞳は、屹立する性器にそって掌を絶妙に動かす。
「ああ、ヒトミさん・・・・・そ、そんなコトを・・・！」
「遠慮なしですよ・・・・桜木様」
　唇をひと舐めした瞳は、ハーフパンツの上側から手を忍ばせると、鋼と化した肉竿を細い指で直接弄くってくる。
　そのまま瞳の身体がじょじょに床へと下がり、その動きに沿った形でハーフパンツが足元へ下げられる。
　グン！と飛び出した桜木のペニスは、己の汁でテカテカと光り、根元から先に向かい太い筋がヒクヒクと痙攣している。

「もう、凄いことになってましたね・・・・素敵です」
　唇を縦に開いた受付の瞳は、口内粘膜で亀頭を包み込むと、舌を張付かせながら竿の根元まで簡単に呑み込んでいった・・・。
「ウクううっ・・・・！凄い・・・っ」

　ジュニアの先が喉に挟まれる感触に桜木は唸る・・。
　その顔を上目遣いで見るヒトミは、両手で桜木の尻を抱えると、尚も唇を根元まで近付ける！
　その限界と思えた呑み込みが、更に喉奥深くへと竿先を導く行為に、桜木の肉竿は経験したコトの無い震えを起こす。
　亀頭全体を喉奥で締上げるヒトミは、尻を抱いた腕を解くと、自らの上半身から受付嬢のコスチュームを剥ぎ取っていった・・・・。