〜あらすじ〜
　資本金500万円の小さな会社のオーナー中村武(38歳・妻子有)は、人妻とおおせを楽しむ為に、ワンルームマンションを借りていた。口説いて自分の女にした人妻をこの部屋に連れ込むのだ。
　いつからか数えた初めてもう直ぐ100人になる。ごく普通の人妻が中村の性奴隷になる様を綴ります。

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【 人妻くずし１０．繭�C〜出産へ〜 】

　結局、陽性が出た妊娠検査薬の検査を裏付ける、いや、繭自身は"間違いの裏付け"であることを心から願ったが、予約しておいた産婦人科医の検査では陽性だった。

　こともあろうに、たまたま代休を取っていた敬三も病院に付き合った。繭に不幸だとことは、この産婦人科医は藤井敬三の小学校時代の同級生だったことだった。繭の出産した三人の子は繭の実家の近くでいずも産んでいる。まさか、産婦人科医が敬三の幼馴染だったと、繭に不幸の条件が一つ加わったことになる。看護士が、繭さんは「今日はご主人もご同伴です。今か今と結果を楽しみにしておられます」と余計なことを、担当医師に耳打ちしていた。

　これは医師としても不倫の子、産児制限に繋がる堕胎などの暗い話の妊娠でないことに気が楽になり、医師もつい明るく繭に告げた「奥様、おめでとうございます。只今三ヶ月ですよ、順調ですよ♪」。それを聞いて、繭は一瞬気を失いよろめいて看護士に支えられて助けられた・・・。

　昨深夜寝つけずにブランデーを煽って眠った繭だが、今朝も朝５時前には目が覚めて、何がどうなってるのか、を気持ちの中で整理するのが精一杯だった。ただ、夫・敬三がパイプカット復元手術の話を嬉しそうに繭に話す状況をみては、繭の中にある"中村の影"を敬三は発見していないことを知り、取り合えずは、今日一日ベッドに入るまでは、自分が錯乱しない自信だけは持った・・・。

　医師の注意事項も適当に聞き流して、繭は敬三が運転する車で家に帰った。

　事態が収拾してくると敬三の"パイプカット復元手術"に、それを自分に黙って、避妊をせずに復活の日から膣内射精をし続けた暴挙について怒りが込み上げてきたのだ。
（自分の中村との、中出しセックスは脇において：笑）

　産む産まないの問題ではなく、繭自身の懐妊のコントロールを、１００％敬三に握られていたことに、腹が立つのだ。いや、腹が立つなんて通り超えて怒りで全身の血が逆流してるのではないかとさえ、繭は思った。

　敬三への男として人間としての少しだけ残っていた尊敬の念が吹き飛んだ。残ったのは軽蔑と憎悪だけだ。繭の（今の混乱した頭脳でも）深く考えれば、裁判にすれば法的にいっても自分が勝ち目がある、正しいと繭は思った・・・。ただし、それは中村の存在が無ければの話だが・・・。

　この、敬三の裏切り行為で、繭の脳裏からは、お腹の子の父親が中村である可能性が消えかけていた。物理的に考えれば（濃くて大量とはいえ）回数は別として中村が繭にした膣内射精は二日間だけだ。物理的に考えて安全日に幾ら巨弾を大量に撃ち込んでもそれは空砲に等しい、敵がいないのだからだ。

　たが、危険日なら小銃の弾丸でも命中するのと危ない理屈と同じである。敬三は騙まし討ちの膣内射精を数十日繰り返した・・・。

　そういうことがらを、帰りの車中、繭は敬三のほうに顔を向けずにサイドミラーのほうだけを見て考えていた。

　この日も繭は、体調が悪いからと、敬三との会話を避けて早めに一人ベッドに入った。

〜それから数日後〜

　横浜駅の西口を歩いていた中村を、呼び止める男がいた。

「ちょっと、ちょっと。中村さん！わたしです、Ｆ市Ｔ中学校・サッカー部の父母会長の藤井です。藤井敬三です！」

　敬三は、親し気に中村に話し掛けてきた。
　中村は、喉から口が出るかと思う程ビックリした！！
（敬三にバレている訳ではないのだが、悪事を働く人間はこういう不意打ちには肝を冷やすのだ）
　二人は、お互い時間に余裕がある事を確認して、一杯やることにした。
　執拗に、敬三がビール一杯だけお付き合い下さいよ、と中村を離さないからだ。
　その３週間前の日曜日、中村の息子のサッカー部（Ｍ中）は、敬三のところのＴ中学校にボコボコにやられて敗退した。ビールで乾杯した二人は、そのへんの事情を話しはじめた。

『いや〜、藤井さんとこのＴ中は強かった！我Ｍ中は、１−５の完敗です！お見逸れ致しました。しかも、うちの１点はＴ中のオウンゴールですから・・・、話に成りません。ハハハ・・・』
「いや、そのわがＴ中も県大会の三次予選で横●Ｍのジュニアチームにボコボコやられたよ！１対１５だぜ！まいった、参った・・・、ホント、上には上がいるもんだよ！笑」
（敬三に、参った、困った様子など毛頭ない：笑）

　中村は藤井のご機嫌の理由が何なのかが気になった。
　無邪気に聞けばどうってことないだろう・・・よ。

『いや〜藤井さん。私はさっきまでクレーム処理で取引先に頭を下げっぱなしだったんです。もう、凹んでしまって・・・。宜しければ、藤井さんの"ご機嫌"を少し分けてくださいよ！笑』
（クレーム処理なんて勿論、うそだ：笑）
「いやっ！分るかね！あんたは洞察力するどいね！その洞察力を子供達に教えてでもＭ中サッカーは強くならんのか？ガハハハ・・・笑」
『はあ、まあね。今度、藤井さんがＨ市に来てうちの子供達を指導してくださいよ！』

　敬三は益々機嫌良くなったが、要するにご機嫌は繭にも関係無さそうだし俺にも関係無い。「鈍い男の安酒に用は無い」と中村は帰り仕度を始めた。

『藤井さん、私は、さっきのクレーム先に出す報告書を作らねばなりません。今からＨ市の事務所に戻ります。お時間ある時に、今度じっくり"サッカー強化策"をお聞かせください』
「いや、中村さん悪かった。実は、あなたに話を聞いて欲しいのだ・・・。学校の連中には今のところ話す気はない。私はあなたに聞いて欲しいのです。頼む！あと一時間、いや、三十分だけ付き合って下さい」

　頼まれて仕方無く中村は着席し直した。

『どうされましたか？私に聞いて欲しいお話って・・・？』
「いや、実はね、中村さん。この歳になって非常にですね、お恥ずかしいというか、いや、私自身は嬉しいんですがね・・・」
『はい・・・』
「我が家の家族が一人、増えそうなんでよ！ガハハハ・・・いや！お恥ずかしいぃ、面目ない！」
『そ、それって、つまりどういう事ですか？私は、藤井家にはまだ一回しかお邪魔してませんから・・・ご家族の誰がどうなってらっしゃるか、サッパリ分りません』
「いや、スマン、スマン！あんたが家にこの前来てくれた時に、嫁がいたでしょう。藤井家の嫁がぁ！」

　中村は直ぐに繭の妊娠を察知した。しかし、ここで「そうでしょう」はマズイのである(笑)。

『藤井家の嫁・・・、お嫁さんって、あの若くて綺麗な奥様ですか！え、えっと、お名前は・・・』
「繭じゃよ！藤井繭！ガハハハ・・・」
『ひょ、ひょっとして・・・オメデタといことで？いや〜、藤井さんも隅に置けないなあ(笑)。いや、オメデトウ御座います、乾杯しましょう、乾杯♪』
「ありがとう。いや、実は恥かしい話、つい最近までナニが役だ立たんかったのよ。それで、病院でＥＤと糖尿の治療やって、パイプカットの復元もしたのよ。こんな話、Ｔ中の父母会には聞いてもらえんでしょう！だから、中村さんには迷惑だけど聞いてもらった訳！」
「いや〜、嬉しいねぇ・・・」

『パイプカットの復元なんてできるんですか？いや初耳です』
「あ〜、腕のいい医者だった。効果テキメンちゅ〜やつやね」
『いや、何はともあれおめでたいお話です、さっ、どうぞ！』
『少子化が騒がれている今の日本国に、藤井夫妻は大貢献されたことになります！さっ、どうぞ！グッと行って下さい、グッと』

　中村は、敬三に杓をしてやった。

『それで、そういうのって、確実に子種って復活するもんなんですか？・・・あっ、いえね、腕のいい医者で、既に"効果覿面"なんですもんね！今度は私が、馬鹿な質問をしてました・・・ハハハ』

　中村は一瞬、自分の発言に肝を冷やした。鈍い男で助かったのだ。
　敬三のパイプカットは、中村にとっては予想外の展開だったが、それならそれで好都合である。"不倫の子、妊娠"の修羅場を回避できるからてある。

　翌日から、敬三の、繭の女として妻としての人格を無視した『オメデタの宣伝』が始まった。
　つまり、子供の父母会関係、主だった敬三の会社の人間関係、そして両親を含む親戚一同への『オメデタの宣伝』が徹底した。繭の携帯を除いては、敬三の携帯と自宅の回線電話には「おめでとう♪コール」が殺到したのだ・・・。

　繭は、自暴自棄になって、（勿論、連絡を取っての話だが）気がついたら中村のマンションに来ていた。中村は大体の展開は読めている・・・。

『繭。ようこそ！相変わらず、繭は美人だ！』
　繭に愛想笑いをする余裕は無かった・・・。

『それで、どうする？今日はアルコールはやめて、お茶にしようか・・・』
「ううん。今日こそ、繭に、お酒タップリちょうだい」
『いいのか？自分の発言に責任もってくれるなら、いくらでも飲ませてやるよ！笑』
「責任！？はは・・・は」

　ここまで、繭は暗い人間だったが豹変した。

「ぁっ、そうね。いいや別に。中村さんに又、迷惑かけるし！」
「じゃあ！今日は、中村さんとのお別れパーティだから、ド〜ン！と明るく行きましょう！笑」
「ナカムラ君！お酒をじゃんじゃん、持ってきたまえ！！笑」
『・・・』
「ナカムラ君とは、ホントにホント、短い間だっけど、楽しかった！アリガ・・トよ！・・・」

　最後のほうは言葉にならないで、繭は中村の胸に飛び込んで、絶句して泣きはじめた・・・。

『繭。今日は一人芝居はやめてくれ！冷静になって何があったか教えてくれよ・・・』
「そうね・・・。ゴメンなさい。気が付いたら、ここに来てたの・・・」
『・・・』
「繭はね、オメデタなの。妊娠したの・・・。敬三に嵌められて、妊娠させられたの・・・」
「だから・・・」
『えぇ？繭の亭主はインポじゃなかったのか？・・・それにパイプカットも・・・』
「そうなの。インポ男、種無し男だったのよ・・・。ところが・・・」
『ところが？』

　繭は、平静に戻って、一連の「大事件」を中村に語り始めた。
　中村にとっては全て、筋書き通りだが、繭の話に一々頷く必要もある。それに中村としては敬三が繭に対して中出しのやりまくりを「いつから始めたか？」が重要なのである。それを聞き出す為にも、繭の話をせっつかないで注意深く聞きとる必要がある。

　繭のほうとして、こんな話を親身になって聞いてくれる男は、日本中どこを探してもいない、そういう尊敬の念もいだき始めた・・・。そして、尊敬の念を持って、繭は無意識に、中村のズボンのジッパーを降ろして、中村のペニスを愛しそうにシャブリ始めた・・・。

『ま、繭。そんなにされたら、直ぐにイクよ・・・』
「うん。出して。思いっきり、感じて繭のお口の中にいっぱい出して・・・」

　中村の問いに一旦ペニスを解放して、繭は、言い終わると、再び咥えて中村に教えられたとおりの口技を駆使した。中村は遠慮なく、繭の頭を押さえこんで精液を出した。
　繭は、瞬時に飲みこまずに、中村の精液を味わってから嚥下した・・・。

「同じ妊娠するなら、中村さんの、この精液で妊娠したかったの・・・」

　中村としては、これがオスとしての最上級の誉め言葉をもらったつもりだった。
　胸にしな垂れる繭を、中村も、繭の髪と乳房を無意識に愛しいそうに愛撫した。
　中村は、既に復活していた。繭にフェラチオされ復活させられたのだ。繭は中村の意向も聞かないでソファーに座る中村に対面座位で跨った。跨って、自分勝手に腰を動かした。キスをして、悶えて眉間にシワを寄せて、中村に呟いた。

「・・・いっぱい、く・だ・さ・い」
『何が欲しいの？』
「中村さんの、こ・だ・ね・・・(子種)」

　中村は右手で、繭の形のよい左の乳房をワシ掴みにして、繭の生膣にありったけの精液をぶちまけた。繭は、萎えた中村のペニスを生膣に咥えこんだまま、中村に尋ねた。

「ねえ、中村さん。聞いていい？」
『ああ』
「血液型おしえて・・・」
『なんで？』
「繭は、冷静になって考えてみたの。そしたら、中村さんの子である可能性も高いの・・・」
『俺の子だとしたら？・・・』

　繭は、咥えこんだ中村のペニスを生膣で絞めあげて中村のの瞳を見つめてイタズラっぽく、喋った。

「産むわよ」
「だから、教えて」
『俺はＯ型だよ』
「良かったぁ〜！繭もＯなの。敬三は、Ｂ。ＢはＢでもＢＯね。だから、中村さんの子であってもバレないし」
「うちの三人の子で、一人だけＯ型がいるの。敬三はＢＯ型、繭はＯＯ型、そんで中村さんもＯＯよ」
『やけに詳しいなぁ(笑)』
「嫉妬深い、敬三に教えられたのよ。だから、ＡかＡＢ型を繭が生むと不倫の子ってことになるの。中村さんがＯで助かった・・・」
『だけど・・・、いいのか？俺の子で妊娠してたとしたら・・・』
「もうね。出産するしかないところまで敬三に追い詰められたの・・・。パイプカット復元なんてしておいて、ゲリラ的にずっと中出しされてたのよ！敬三の精液なんか繭の子宮に入れて欲しくなかったけど、パイプカットしてる事が前提だったからコンドーム付けてって、言えないじゃん！」

　繭の言うことは正しい。
　中村としては、これは仕方無い話だ。繭の生膣を楽しまれた事は腹が立つが、それこそ中村の立腹は筋違いというものだ(笑)。法的にも道義的にも、妻である繭の生膣を楽しむ権利があるのは夫である敬三ただ一人だけなのだ。繭は、夫へのフェラチオは拒否している。第一、パイプカット復元手術など殆ど成功しない。年齢的に若い男性ならいざ知らず、敬三は高齢なのだ。

「でね。繭は敬三に復讐することに決めたの・・・」
『どんな？』
「実はね、一昨日なんだけど・・・。敬三にコンドームを付けさせたの」
『生で入れさせろ、って言わないのか？敬三くんは？』
「勿論言うわよ。でも、産婦人科の先生の指導、って言ったら敬三は大人しくコンドームした」
『それで？』
「その精液を不妊治療の検査に出した。女を妊娠させる能力があるかどうかの」
『ちょっ、ちょっと待ってよ、繭。もし敬三くんが種無しだとの結果が出たら、１００％俺の子ってことだよな・・・』
「そうよ・・・(にこっ)」

　繭の腹は据わっていた。
　本当に真剣に、中村の子を出産するつもりなのである。

「でも、中村さんにも責任取ってもらうわよ(にこっ)」
『ドキッ！怖いこと言うなよ、繭。どういう責任よ・・・』
「そうね・・・。繭にもね、性欲ってあるの。だから、出産直前まで繭を抱いて。ダブって妊娠する訳ないから、中村さんは全部生でＯＫよ！敬三には今後、生で挿れさせないし、フェラチオもしてやんない・・・どう？」
『じゃあ、俺の性欲奴隷になるのか？』
「ハハハ・・・。中村さん、繭はそこまで頭悪くないわよ。元々、最初っから繭をあなた専用の精液便所にするつもりだったんでしょう？(にこっ)」

　中村は驚愕した。

『・・・』
「ほらっ！図星じゃん！笑」
『自分のことを精液便所なんて卑下していいのか？』
「敬三に罵られたの、お前は"俺の精液便所だ"って・・・。それなら中村さんの"専用精液便所"にして欲しい・・・」

　中村は、繭の健気さに目が潤んだ。

〜一週間後〜

　敬三の精子の結果は出た。
「残念ですが、奥様を妊娠させる能力は９９.７％ありません」
「しかも、残りの０．３％の確率を満たす為の条件は・・・。貴方の夫の性器が長いこと。これは酸性の膣液に精子が殺される前に直接子宮に精液を注ぐという意味。そして、ご主人が毎日貴方を愛する（放出する）行為を止めて、いわば禁欲して精子を"濃く"するよるな努力があって、且つ貴方の排卵日に、妊娠しやすい体位で膣内射精するという条件が重なってのものです」

　繭は助かった。
　お腹の子は９９．７％の確立で中村の子だ。
　しかも、この不妊治療医の言う０．３％の条件を敬三は満たしていない。敬三のペニスは短小だし、精子を濃くするための禁欲もせず、猿のオナニーのように薄い精液を（子宮ではなく）膣内に撒き散らしていたことになる。つまりこの（僅かな可能性分の）０．３％をプラスすると１００．０％中村の子ということになる・・・。

　中村は、これから妊娠６ケ月くらいまで、ほぼ２週間に１度のペースで繭と会い、繭が言うよう（望むように）に繭の生膣を"専用精液便所"として使用し続けた・・・。

　女は恐ろしい生き物だ。だが、今の日本の男尊女卑で封建的に生きようとする"家族"は、大なり小なり配偶者を一個の人格の"妻"としてでなく、"嫁"として扱う。そうすると思わぬしっぺ返しがくるものなのだ・・・。

【 繭・編は完 】

次回タイトル予告【 レイプ請負屋�@ 】