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～あらすじ～
資本金500万円の小さな会社のオーナー中村武(38歳・妻子有)は、人妻とおおせを楽しむ為に、ワンルームマンションを借りていた。口説いて自分の女にした人妻をこの部屋に連れ込むのだ。
いつからか数えた初めてもう直ぐ100人になる。ごく普通の人妻が中村の性奴隷になる様を綴ります。
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【 人妻くずし１１．基子～レイプ請負屋①～ 】
中村の性奴隷としては"傑作"の部類に入る繭（Ｆ市に住む人妻）の出産への方向が決まって、鬼畜道では少しヒマしていた中村だった・・・。
ある日の夕方、会社の事務員、三橋未来(みつはしみらい・24歳)の叔母である藤井基子(39歳)の相談を受けた。その相談とは、基子の離婚係争中の夫に新たな不貞が発見されたからだ。
"新たな不貞"というからには、"過去の不貞"もあるのだ。基子の夫・藤井幹夫(44歳)の最初の不貞は、基子の親友を寝取ったことだ。基子の高校時代からの親友・山田美智子(39歳)を寝取って孕ませて、美智子も夫と離婚係争中だ。そして、新たな不貞とは幹夫の会社の事務員である岡本恵子(28歳)との交際のことなのだ。
藤井基子の相談とは、幹夫を岡本恵子と別れさせて美智子のもとに戻したいというものである。
基子と幹夫は籍の上では今も夫婦だが、基子に復縁するつもりは毛頭ない。
愛人関係を、恋人達を、カップルを文字通り別れさせるには、その手伝いをしてくれる、民間会社がある。全部、その情報力、行動力、交渉力に絶対的自信がある探偵（興信所）が母体となりこういう業界にビジネスを持ち込んだのだ。
①惚れさせ屋→費用と期間、１ケ月間で３５０万円
②別れさせ屋→費用と期間、４５日間で４２０万円
③レイプ・請負屋→費用と期間、１日で１５０万円
ことがことだけに、三橋未来の手前、掘り下げての話は中村の事務所ではできない。
事務所の応接室では、とおりいっぺんの話をして、Ｈ市では一番有名なＨグランドホテルの最上階のラウンジに藤井基子を案内した。話はそこでゆっくりしましょう、と。。。
ちょうど、夕食時だったので軽い料理(一品料理)を五品頼んで、小皿に分けて食べることにした。
三橋未来の叔母というこで、三橋未来の手前、中村は"中村法度"を適用している。つまり、自分の妻の友達や親戚、子供の学校関係の母親、会社の事務員の女(とその血縁)には手を出さない、というそれである。
万一、藤井基子が"中村法度"の適用外の女だったなら、中村は即座にアプローチしているであろう。中村は、芸能人はあまり好みではないが、高●沙耶だけは別格だった。その高●沙耶よりもむしろ基子は中村好みなのだ。何がどうという訳ではないが、性としての女を全面的に出すわけでもなく、かといって色気、艶気がないわけではない。ある程度均整がとれたプロポーションに中村好みのフェイスがあればそれで良いのである。(とはいえ、非常に理想は高いが…)
それと、高●沙耶のように色気を前面に出さない女は、セックスをした時の表情が激しい。つまり、中村は普段の顔とあの時の顔の"ギャップ差"を求めるのだ。
美佐枝しかり、信子しかり、繭しかりである。「セックスってなんですか？誰がするんですか？」
と、他人事のように涼しげな表情を持つ女を、快楽と悦楽の狂喜の表情に導くことが中村の楽しみなのだ。「簡単にやらせる人妻」「簡単に中出しさせる人妻」は掃いて捨てるほどいるが、中村はそういのには目もくれない…。
話は、少し戻るが、一品料理を小皿で分けて食べる、というのは女との接近距離を縮める手段としては、常套である。中村は口説いてはいけない女にも、こういう女口説きのセオリーを無意識でやっていた(笑)。ただ、基子としては「相談にのってもらう」為には中村のこの行為は、異性としてではなく人間関係の接近距離を縮めたので有り難かった。
食事中、中村は、（藤井基子が）「三橋未来の叔母でなければなぁ」と考え「そうでなければ、今晩にでも口説き落しやる！」と心で何度も呟いていた…。そういう呟きは当然相手に"気"となって伝わる。
「はぁ？中村さん、私の顔に何か付いてますか？視線を感じるんですが！(にこっ)」
『あっ、いえ。見つめていたのは確かですが、"変なこと"は考えてません。ご安心ください(笑)』
「"変なこと"考えて頂くのは、女として光栄ですが、残念ながら対処できかねますので…(にこっ)」
『当然でしょう！いえ、私は、単純に、あなたの美貌に見惚れていただけの話です(笑)。さあ、食事は終わりました。本題に入りましょう。基子さん、お話しして下さい』
基子は、一連の藤井幹夫と山田美智子、岡本恵子の話を丁寧に中村に説明した。
その話が終ると、基子はハンドバックの中から名刺三枚と藤井幹夫、山田美智子、岡本恵子の写真を取り出して中村のテーブルの目の前に並べた。
名刺は、
①惚れさせ屋→ターゲットを違う相手に惚れさせて、既存の関係を壊して別れさせる。
《 山下探偵事務所 》…費用と期間、１ケ月間で３５０万円
②別れさせ屋→①と同じパターンだが、それに加えて既存関係の相手の過去も調べあげ たりする。
《 西山興信所 》…費用と期間、４５日間で４２０万円
③レイプ・請負屋→ターゲットは女性オンリー。文字通り女をレイプして既存の男女間 信頼関係を破壊して分かれさせる。別れさせる事とは別個で復讐などの時に請け負う 場合が多い。
《 平尾探偵事務所 》…費用と期間、１日で１５０万円
写真は、（いや、中村個人の嗜好だが）
美智子は、美人だ。見方によっては基子より美人という男もいよう。しかし、中村好みではない。
恵子も、ある程度美人だ。しかし、これも中村好みではない。
が、(今、目の前にいる元女房)基子といい、美智子、恵子と水準以上の女と幹夫は付き合っていることになる…。そういう意味では、中村は幹夫に(心の中で)敬意を表してやった。
「相談というのはこれです」
「恵子と幹夫を別れさせて、美智子のもとに戻すには、どれが良いとお思いですか？」
『…』
基子の、この手際のよさに、中村は、女の愛憎への執念にビックリした。が、もっとビックリしたのは、《 平尾探偵事務所 》の名前があったことだ！平尾は、大学時代の体育会・空手部の大先輩だったのだ！いきなり無口になった中村に気遣いもせず、基子は話を続けた。
「正直言って、今の美智子に４２０万円はきつい。３５０万円もきついですけど、かと言って、レイプして別れさせるというのもなんだか後味が悪いしね…１５０万円という安さは魅力だけど…」
ようやくビックリ状態から平静に戻った中村も口を開いた。
『まあ、金額は別として、山下も西山もきっちり仕事をしてくれりゃ、いい訳でして。この平尾さんというのは、どうなんです？』
中村は、山下探偵事務所も西山興信所も"呼び捨て"にしたが、平尾探偵事務所だけは無意識に"さん付"をして『平尾さん』と呼んでいた。流石に体育会の先輩・後輩の間柄である(笑)。
「なんでも、平尾探偵事務所は相当の腕利きらしくて、今まで依頼人の期待を裏切ったことは、過去に一度もないそうよ！すっごく評判いいのよ！」
そりゃあそうだ。"秘密契約保持者"なんて、常人には理解し難い仕組みを勝手に作って、依頼人が平尾好みの女であれば、ちゃっかりセックスを楽しんでしまう先輩なのである(笑)。セックス上手な平尾に抱かれた依頼人が"喜ぶ"のは当然である…。中村は、急に愉快になって笑いがこぼれてしまった…。
「はあ？中村さん、私、変こと喋りました？」
『あっ、いえ。大変失礼しました。どうぞお話を続けてください』
「続けてください…、って、大方のことは話しました。今度は中村さんの番ではないですこと？」
『あっ、そうでした。度々トンチンカンなことしてすみません。ハイ！もう大丈夫です！では、私の意見を述べさせて頂きますっ』
中村は、やっとの思いで、脳裏から平尾先輩の残像を"追っ払った"。
『山下探偵事務所、西山興信所もやることは大抵知ってます。以前調べたことがあるんです。両事務所を庇うわけではないですが、きっちり仕事はやるようです。ただ、金額が高かすぎます。率直に申し上げまして、平尾探偵事務所をお薦めします』
「やけに自信たっぷりね…。平尾さんを奨める根拠ってなんですの？」
『直感です』
「ちょっ、直感ですか？中村さんの？」
『いえ、あのですね。基子さん。元はといえば"別れさせる"人間って、不貞あるいは恋人を裏切った人物なんでしょう？そりゃあ、裏切られたほうにも魅力欠如という多少の問題もあるでしょう。しかし、とにかく"裏切り者"を元のサヤに収めるにしては手緩いというか、銭のかけ過ぎというか…。時間と金の浪費です！』
『それならば、即日結果が出て、しかもレイプという制裁機能まで付加している平尾さんが一番！というのが、私の直感です』
「中村さん。そこまで考えてらっしゃるなら、それは最早、直感ではないですよ！信念というかしっかりしたご意見です」
中村は照れて頭をかいた。
『はあ、まあ。でも、これはあくまで私個人の意見です、参考になるかどうか知りません』
「いいえ。充分、参考になりましてよ。私も中村さんと同じ意見です。美智子には、そのように伝えて、その方向でいくように話しますわ」
「ところで…」
一段落しての、ウイスキーの水割りを楽しむ中村がドキッとした。
『あ、はい。なんでしょう？』
「もし、ですよ。もし。もしも、中村さんが恵子と幹夫の"別れさせ屋"だとしたら、お幾らで請け負ってもらえますか？あるいは、恵子の"犯し屋"はお幾らですか？」
中村は基子の滑稽唐突な質問に、飲みかけのウイスキーを噴出してしまった…。
『はあ、あのです、ね…』
「いえ。もしものお話、ってお断わりしてるじゃないですか…笑。で・お幾らです？笑」
中村は、基子の聡明ぶりと執拗さが気にいった。こういう女は口説くのは難儀するが、寝てしまえば豹変する。基子を悦楽で狂喜させたかったが、この時ほど"中村法度"が恨めしいと思ったことはなかった。
『基子さんは、ご自分の聞きたいことは納得するまでしつこく聞くタイプなんですね！笑。いや、そういう人種は好きですよ、私。お答えする前に訂正させて頂きますが、平尾さんとこは"犯し屋"じゃなくて"レイプ請負屋"です、どうでもええ話ですが(笑)…』
「あっ、ごめんなさい。以降、気をつけます」
『まず、別れさせ屋ですが、６００万円頂戴します』
「ろ、６００万円もないと…、だ、駄目なんですか…、中村さんに依頼した場合…」
呆れた基子は、開いた口が塞がらなかった…。
『どうしましたか？驚きましたか？じゃあ、恵子をレイプする場合ですが…。一億円積まれても無理です、できません(笑)』
「…」
『いえ、困りましたね、呆れられましたね…(笑)。では、大真面目にお答えした根拠をお話しますが、聞いて下さいますか？基子さん』
好奇心旺盛な基子だ、聞きたいに決まっている。それを分かり切った上で中村は尋ねたのだ。
「こ、根拠ですか？…」
『簡単な話、幹夫氏から恵子を奪うのは一週間もあれば十分です。ですから、経費としては600万もかかる訳がありません。この600万円は、私に支払われる慰謝料の前受け金とご解釈ください』
「い、慰謝料ですか？なんの為の…」
『妥当な質問です。"好みでない女"をビジネス上とはいえ、口説く為の私の"変心料"です』
「…」
『まあ、恵子に私を惚れさせる事はセックス抜きでもできます、ツライ仕事ですが(笑)。ですが、レイプとなると、もうこれは無理なんです。写真も拝見しましたが、この女では私は勃起しません！笑
だから、幾ら積まれても無理だ、とお話ししたわけですよ(笑)』
「そういう、論法でしたの…。やっと理解できました(にこっ)」
『基子さん、話はまだ続きます。仮にですよ、仮に。今度は、私が"仮"のお話をさせて頂く権利があります(笑)』
「笑！そうですね！私も聞く義務がありますね…笑」
『当然です(笑)。仮に、基子さん。あなたが"別れさせ屋"のターゲットであるならば、私は無償で引き受けます、ビタ一文要りません。一ケ月程じっくりデートを楽しみながら、基子さんの心を奪ってみせます！そして…』
基子は中村に聞き入って、生唾を飲み込んだ。
『そして、基子さんが仮にレイプ請負屋のターゲットであるならば、私は逆にお金を積んででもそのミッション(仕事)を請け負うつもりです！…』
中村は言い終えて、ハッとした。無意識に、完全に、基子を口説きにかかっているではないか…。
三橋未来の顔が去来した。が、同時に、基子のほうでも、中村の"口説き"を鮮明に受け止めていた。
愛情はないとはいえ、幹夫とセックスしたのは一年以上前だ。ホテルのラウンジとアルコールという設定が"眠っていた女"に点火した。それにも増して、中村が今言い放った言葉『２８歳の恵子では勃起しませんが、３９歳の"あなた"とは、お金を払ってでも"したい"』ここまで言われて感じない、自我に目覚めない女は不感症だ。実際、中村は、基子に嫌われる事を覚悟の上で「賭け」に出たのだ。基子は、"する・しない"は別個の問題として、もう少し会話の上だけでも、自分の女としての魅力を確認してみたくなった…。いや、確認などという生易しいものではなく、理性と本能のボーダーライン上にいる事に本人も気付いていない…。基子がこういうオーラを中村に発し始めた以上は三橋未来の顔は中村の中に二度と出てこなかった…。中村もメスに対して集中しているのだ。
基子は照れ笑いした。
「笑！へえ～。随分と私も評価されたんですね、中村さんに！笑。わたくしごときと"する"のにお金を払ってくれるんですかぁ？…」
『はい。ですが、あくまで、"仮"のお話です。実際、あなたの姪っ子さんがウチの事務所で働いていなければ"仮"のお話ではなくなるんですが…笑』
「笑！じゃあ、中村さん、もしもの話。三橋未来がいなくって、実際に私をレイプする場合、お幾ら払って下さるの？わたくしのために…」
中村は、楽しくなってきた。こういう展開は得意中の得意なのである。神妙な顔をしてスーツの内ポケットから財布を取り出して、基子に中身を見せた。
『今の全財産は８６，０００円です。仮に、今晩このホテルに泊まったとしても、ここの宿泊代はカードを切ります。カードですからルームサービスも頼めます。仮にこの後、部屋に連れ込んだあなたを朝まで犯しまくって、朝方お支払いできるお金は86,000円ということになります(笑)』
「８万円といえば大金ね！私にそんな価値があるのかしら…。いえ、もしものお話よ」
基子は本気で口説かれたがってきた。「もしも」を語尾につける展開がその証拠である。
当然、百戦錬磨の中村は、基子の機微の変化はお見通しだ。と、同時に、基子さえ口が堅ければ、この不倫はバレない、と自分に言い聞かせようとしていた。そして、性奴隷や精液便所ではなくて、純粋に、基子と恋人として付き合ってみたい衝動に駆られていた…。
「もしも、８万円の価値がない女だったら、中村さんはどうして？」
『どういう意味です？、仮の話』
「つまり、そのお…。私を抱いて、抱き心地がイマイチだった時のお話。もしもの仮の話だけど…」
もう、基子は自分の言葉である「もしも」も文法的に正しく使えなくなってきた(笑)。脳に熱を帯びて、中村用語である『仮の話』を混同してきたのだ…。中村は、もうゴールは近いと悟った。
『仮に、イマイチ…だった場合のお話ですか…。まあ、基子さんに限ってイマイチなんて有り得無いと思いますが…、金を返せこのアマ！とは言えませんし、私の性格上(笑)。そうですね…、次のデートの時のホテル代を出して頂きましょう！仮の話…』
現に抱いてもいない、女との、しかもホテルでの次のデートを意識付けするところが中村のテクニックなのだ。基子は、もう空想ではなく、実際に"して"みたい、中村に"抱かれたい"気持ち満々になっていた。
「ねええ、中村さん。いつまで"もしも"と"仮の話"を続けるおつもり？」
『どこまででも。ただ、ここ(ラウンジ)ではこれ以上は少々ヤバイかも(笑)。さっきからフロアチーフが嫉妬の目で私を睨んでます。美人同伴だと、これがツライんです』
『そうですね…。"する・しない"は別として、このホテルの部屋で続きのお話をする、というはいかがでしょう？これは仮の話ではなくて、マジの話です。"する・しない"は別として、ワインでも飲んで服着たまんま寝っころがりながら、夜通し話すってもオツですよ！』
「そうね…。"する・しない"は別として、私も椅子に座るの疲れたわ、少し…。でも、急に部屋なんか取れるの？」
『大丈夫です。私に任せて下さい』
中村はフロアチーフに命じて、部屋をリザーブさせキーを持ってこさせた。
その手際の良さに、基子は中村に心酔していた。
ラウンジの勘定を済ませると、二人は部屋へ向った。
エレベーターの中で、基子は中村の左胸にしな垂れて、乳房を押し付けていた・・・。
中村のペニスは既にギンギンに勃起していた。これは、中村としては、調教とか性奴隷とかの鬼畜道の世界とは違う、恋愛モードで基子をエスコートした。故に、自分の精液排泄欲は二の次にして、基子自身の快楽と悦楽追及の為の奉仕者となるつもりだった。コンドームは所持していないから、当然"生でいれる（挿入）"つもりだが、基子が膣内での射精を拒否すれば、それに素直に応じるつもりでいた・・・。
つづく。
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