息子の担任に一目惚れされる美しい母親　ＹＯＫＯ 作
期末面談の時期がやって来た。 　弘樹の頭の中は真理子との面談のことしかない。 　真理子の写真を見ては興奮が抑えられない。 　写真にキスをした。 　こんなことをするのは真理子が初めてだった。 　最初は顔だけだった。 　異常なほど真理子の顔に執着していた。 　今はそれだけではない。 　あのハンサムな旦那から真理子さんを奪いたいという思い、独占欲があった。 　弘樹は前髪こそハゲていたが容貌には自信があったことから真理子が自分に惚れていると思い込むようになっていた。 　期末面談の予定表が配られる。 　今度は優太の予想通り、真理子が最後だった。 　期末面談中、宿題を忘れた人は居残りが確定していた。 　優太はわざと宿題を忘れた。弘樹先生がママに何かしようとしたら今度こそ守らなければ、近くにいなければと思ったからだ。 　しかし、これもまた弘樹にとっては好都合な真理子との話すネタにしかならない。 　最終日またしても早めに進み、予定よりかなり早く真理子の番はやって来た。 　真理子は早く帰れると少し安心する。家事もあったからだ。 　しかし真理子の運命が変わるとはこの時は気づくわけがなかった。 　合間の時間に教室に来て優太の課題のチェックをしていた弘樹は優太にこう言う。 「次は君のお母さんだから教室にいてもいいぞ！」 　優太は驚く。 　しかし直後、「やっぱりダメだ。今日はもう帰っていい。帰りなさい」 　一瞬、弘樹は自分が何を言ってるのかわからなかった。 　せっかくの計画が台無しだ。 　少し早いが弘樹が戻ってきて「どうぞ」と言ったので真理子は教室に入り、挨拶をする。 　弘樹は真理子を見て相変わらず美しいと感じる。 「優太くん、しょっちゅう宿題を忘れるんですよ。今日もほら机の上に色鉛筆を出しっ放し。ちょっとだらしないので心配です」 　真理子は「息子がご迷惑をおかけします」と謝る。 　謝る姿も美しい。弘樹は勃起する。 「旦那さん素敵ですね」ととりあえず褒める。 　そして終わりの時間が来た。 　真理子と弘樹は席を立つ。 「失礼します」という真理子を見送る中で弘樹は「真理子さんに見せたいものがあるんです」と言う。 　真理子は振り返り「何ですか？」と聞く。 　弘樹は「こちらです」と案内する。 　そこは弘樹が頻繁に自慰をしていた。 　教材室だった。 　真理子が入ると弘樹は鍵をかけた。 　狭い教材室だったがそこにはベッドのようなものがあった。 　真理子が「ここは？」と聞くと弘樹は突然、後ろから真理子を抱きしめた。 「何するんですか？弘樹先生！」真理子は弘樹先生の突然の行動に驚きを隠せない。 　弘樹先生のタバコ臭で鼻がムズムズしてしまい 「ふぁくふー！ふぇくふー！はくふー！」とくしゃみを3連発してしまう。 　そんな真理子に弘樹は「美しい」と言う。 「あなたの顔はどんな表情をしていても美しい。たとえ今のようにくしゃみをしている顔も素敵だ」 　真理子は「離してください。何するんですか？」と言う。 「初めて会った時からあなたに、真理子さんに心を奪われていました。あなたのことが真理子さんが大好きです。愛してます。」強く抱きしめ、胸を触る。 「やめてください。大声出しますよ」真理子は抵抗する。 　抵抗する真理子に弘樹は「いいんですか？優太くんに対して更に厳しく指導しますよ」 　弘樹先生が特定の子に対して特別厳しいという噂は聞いていた。 　まさか優太のことだったとは？ 　優太はたしかに5年生になってから様子がおかしかった。 　新しい友達はできていたが以前してしくしていた友人とは離れ離れになった。それが原因で元気がないと思っていた。 　優太のことが心配になった真理子は「それだけはやめてください」 　おとなしくなった。そして弘樹先生のタバコ臭で鼻のムズムズは限界になり、 「ファクシュー！ふぇぎしゅー！ふぇぐしゅー！」とくしゃみが止まらなくなる。 　弘樹先生の顔にもかかったが弘樹は気にしていない。 　それどころかますます強く抱きしめ、真理子の唇に口付けをした。
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2015年5月13日掲載
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