| 息子の担任に一目惚れされる美しい母親 ＹＯＫＯ 作 |
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弘樹は真理子の写真を手にしてから暇さえあれば真理子の写った写真を眺めていた。 放課後、子供たちが帰ると教材室に入っては自慰をしていた。 真理子に一目惚れしてからというもの妻とは夜の営みは拒否しているのでムラムラしているのだ。 真理子のウエディングドレス姿の写真を思い出す。 また興奮する。 真理子さん！真理子さん！叫びたいのを堪える。 いつしか教材室は弘樹の自慰の場となっていた。 そんなこんなで再び真理子に出会える授業参観がやってきた。 続々と保護者が入ってくる。やはりブスばかりと笑う。ブスのくせに化粧濃いおばさんや無駄に露出の高いおばさんもいる。 真理子が入ってきた。やはり際立って美しい。 しかし今日も化粧はしていない。服装もシンプルだ。 美人なのにお洒落に無頓着なのだろうか。 それでもダントツの美しさだ。 弘樹は真理子を自分の女かのように思う。 真理子は貧乳だったが大の巨乳好きの弘樹も真理子の貧乳さにまた惹かれていた。今ではスッポンと思っている妻も巨乳ではなく妥協したと思えるぐらい巨乳好きの弘樹が貧乳に惹かれるのは自分でも不思議だったがそれだけ真理子の美しさが自分を魅了させているのだろうと思うしかなかった。 授業参観中も真理子にばかり目がいってしまう。 ハデなお母さんが多い分、保護者たちの間ではシンプルな服装の真理子の美しさは目立つことはなかった。 弘樹は真理子の美しさに気づいてるのは自分だけだと思ってまた興奮した。 真理子の美しさを独占していると思えたからだ。 しかし息子の優太も改めて自分の母親の美しさに気づかされていた。 化粧してないのにダントツの美しさだと思えた。 だから優太のお母さん美人だねと言われるのが怖かった。 優太もまた母親の美しさを独占したかったのだ。 授業参観も終わり、懇談会を迎えた。 弘樹はまたしても真理子ばかりに目が行ってしまう。 真理子はプレッシャーをかけられているのかと思い、ついに役員に立候補した。 弘樹は内心ガッツポーズしたいのを堪える。 デブスなおばさんが立候補しなくて良かったと安心する。 自分の容貌に夢中なおばさんたちが親しくなろうと役員に立候補するのではないかと不安になっていたからだ。 しかし真理子だけが立候補し、真理子が代表役員になった。 二人きりで会える機会も増えるというわけた。 会議室が仕様中だと言ってお茶に誘うこともできるかもしれない。 弘樹の期待は高まるばかりだった。 懇談会後、少しだけ打ち合わせといい弘樹は真理子と二人きりになる時間を作った。 近距離にいるだけで興奮してしまう。見れば見るほど真理子の美しさを感じる。 弘樹は真理子が役員になったことで真理子を落とせるという確信が強まっていた。 家族調査票によれば真理子と旦那は10歳違うらしい。10歳も上の旦那なら48歳。きっと白髪だらけでハゲている。おまけに中山優太の父親だからダメ男に違いないと決めつけていた。完璧な自分に真理子は惹かれるだろうと確信していた。 そうまさか真理子タバコ嫌いだとは知らずにタバコを吸うことがカッコイイと思っていた弘樹は自分のことを過信しすぎていることに気づかなった。 ある日。優太は歯医者に行くために午後の授業を抜け出すことになっていた。 待ち合わせは昼休み校門前。 しかし弘樹先生は「君は宿題を忘れるかもしれないから今、やりなさい」と教室から出させない。 理由は明確だった。ママの顔が見たい弘樹先生はママが教室まで迎えに来るのを待っていたのだ。 ママの顔を弘樹先生に見せたくない優太は「そろそろ行きます」と言うが弘樹先生は言うことを聞かない。 そしてついにママが迎えに教室まで来てしまった。 弘樹先生の顔はあの一目惚れしたい日のように嬉しそうだ。 鼻の下を伸ばしながら「どうもどうもこんにちは」とまた少し動揺している。 学校で見るママは家にいる時より美しいと優太は思った。 なぜかおでこを目立つようにしている真理子に優太は不安に思える。 弘樹先生の髪型と似ていたからだ。 そう何を隠そう弘樹先生は前頭部がハゲていた。 本人は微妙な前髪で隠しているつもりかもしれなかったがクラスメートからはこっそりと指摘されていた。 おまけにカッパに似ていた。前髪でなく後頭部がハゲていたなら本当にカッパだった。 それでもモデル体型で起用男であることには変わらず母親の前髪が弘樹先生と重なったことに優太は不安なった。 するとママは「ハゲている人をハゲとか言っちゃダメよ」それは弘樹先生のことを言ってるのは明らかだった。 加えてタバコ臭のする弘樹先生にママが惹かれることはないだろうと少し優太は安心したのだった。 |
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| 2015年5月6日掲載 |
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