息子のためなら 熟女ゲッター 作
第四章　母の強欲、新たなる誘惑 　矢崎と関係を持って１年になる。 　この間、常に週に２度は交わった。 　行為を終えた２人。いつもなら久子がさっさとシャワーを浴び帰り支度をはじめるのだが、今日はゆっくりだ。 「いいの？早く帰らなくて」 「大丈夫よ、今日は旦那帰りが遅いんだって……」 「そうなんだ」 　いきなり久子が抱きついてきたから矢崎はびっくりしている。 「ははは、冗談よ、また襲われると思った？」 　久子は悪ふざけで矢崎の厚い胸板の乳首を噛んだ。 　まるで２人は恋人のようにイチャイチャしている。 　悪いけど嘉夫への罪悪感が薄れてしまった。 　申し訳ない気持ちから「抱いて」とせがみ夫を迎え入れ、罪の意識から解放されてきた気がしたが、もうここまで裏切り続けたら何も思わなくなった。けっして仲の悪い夫婦関係ではなかったはずなのに……。 　もちろん矢崎との関係が続けば続くほど嘉夫との回数は激減している。 　先日のこと、嘉夫がオナニーをして自分を処理していた。 　こっそり持ち帰るレンタルＤＶＤ、そっと中身を見ればＡＶ。 　これで処理しているのか。道理でティッシュの減るのが早い。 　先日のこと、ベッドに入ると抱きしめられた。 「溜まってるんだよ、久子、いいだろう？」 「ごめんなさい、明日は純一郎の試合なのよ、朝も早いからね……ごめんね」 　あっさりと拒否してしまった。 「そうなのか……」 　素直に引き下がる嘉夫。 　だんだんとダメ男になっていくようで……。 　私がいけないのよね、そんなことわかっていても後には引けない。 　逆に矢崎はますます元気になっていく。 　美羽との真の夫婦の交わりをセーブしつつ、久子には充分応えようと頑張ってくれている。 　会えば２度、つまり２回の射精は当たり前、時間が許せば３回目も要求される。 　でも男としてそれは嬉しい光栄なことだ。 　久子はますます綺麗になっていく。 　若い男の生のタンパク質が肌を美しくしている。 　純度の高い生のタンパク質を週に２度３度も啜っているからだ。 　純一郎に言われたことがある。「ママ、最近、綺麗になったね」 　少しドキッとした。 「そう、嬉しいこと言うわね〜」本気で喜んだ。 　むっちりとした熟女の裸体が蛇のように矢崎に纏わりついている。 「ねえねえ、純だけど、なかなかトップから呼んでもらえないじゃん、しっかり上にプッシュしてくれているの？」 　胸板に顔を埋め矢崎をみつめた。 「う、うん……徳山さんには話してあるんだぜ、上もいっぱいいっぱいで純の入る隙がないんだろう。俺はしっかり言ってんだぜ」 　トップチームの徳山二郎、知る人ぞ知る往年の名ストライカー。 　トップチーム、つまりＪリーグの監督なのだ。 「そっか……それもそうだよね……上もいっぱいいっぱいなんだ〜」 「そうだよ、無理言うなよ」 　矢崎は久子の髪を撫でてた。 　ハッと久子が表情を変えて矢崎の胸から離れた。 「そうだ、そうだよ、いい考えがある、私が直接押してみる」 　矢崎も一瞬で久子の言葉が何を意味しているのかわかった。 「お、おい、そりゃマズイよ、徳山さんだよ」 「徳山さんだから何よ……徳山さんも男でしょ」 　久子はメラメラ燃えはじめた。 「徳山さんの連絡先教えてよ」 「本気か？　やめろよ」 「妬いてるの？」 「冗談だろ、妬いてなんかないよ」 「妬かないでね……少しだけ我慢して……」 　せつない声で久子は矢崎の耳を舐った。 「お、おぃ！」 「ふふふっ、もう１回、いい？？」 　久子の手が矢崎の柔らかい可愛い坊やに触れた。 「ちょっと、待てよ……おいおい……」 　可愛い坊やがイタズラ坊やに変身するのに時間は掛からなかった。 　新幹線ホーム、ぐーっとおめかしをした久子が乗車口から乗り込もうとしていた。 　矢崎はそれを付き添い見送りにきた。 「いい女だな〜！それにしても〜！　勃起しちゃうよ俺……」 「バカね、あんたが勃起してどうすんのよ、徳山さんに興奮してもらわないとね……還暦でしょ徳山さん、どうなんだろね？」 「知らねえよ、上手くいかなかったらいいのにな。つまんねえよ俺……」 「も〜う、まだ妬いてるのね。奥さんと楽しみなさいよ」 　矢崎に持たせていた旅行カバンを受け取り乗り込んだ。 　久子は行動に出たのだ。この日のトップチームは東北へ遠征中。 　宿泊先ホテルへ出向いて徳山に接触を試みようというもの。 「頑張れよ」　「ありがとうね」 　むっちりラインにピッチリのワンピース、スカート丈は年甲斐もなくミニで頑張ってみた。 　まぶしいヒップラインを矢崎は見届けてゾクッとした。 　本当にいい女だ。 　車窓から見える景色を眺めながら久子は決意した。 　今もう一度、再び自分の磨きがかかった熟体と卓越された性技を使い監督を誘惑、純一郎を夢のＪリーガーにさせる。 　これからおこなわれるであろう新たな肉体賄賂こそ集大成となるだろう。 　どう口説き落とすか？具体策は練ってある。
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2015年10月21日掲載
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