息子のためなら
熟女ゲッター 作
第５章　　猥褻な約束

　本当にやってきた久子。
　母の強欲は果てしないものだ。

　トップチームの宿泊先ホテルへ到着。矢崎にその一報を入れて部屋に落ち着いた。

　決行できる時間はあるのか？　徳山監督にとにかく近づくこと、それしかあるまい。

　時間もあるしお天気もいいので近くの露天風呂に出向いてみた。
　男女混浴も選ぶことができる。
　ちょっと勇気がいるもんだが、さすがは久子だ、堂々としたものだ。
　久子は眩しい熟体をさらけ出し湯船に浸かった。
　周囲に数組の夫婦？らしきカップルや単独の男性もいた。
　もちろん男性の目は落ち着かずキョロキョロしている。
　それを見ていると面白くて仕方ない。

　つい先ほどから視線を投げかけてくる男性がいた。
　少しずつ近寄っくる。
　若い頃ならドキドキもしたけど、もう今となればなんてことはない。

「このあとお茶でもどうですか？」
　案の定、やはり予想通りだ。
　股間をタオルで覆った同年代の男。
　細面のなかなかのイケメンだ。

　くっきりとイチモツがシルエットで浮かび上がっている。
　これかなり長いぞ大きいぞ！……。
　実に美味しそうなイチモツ……だけど……。
「ええっ、ごめんなさい、都合がわるいもので……」なんて丁重にお断りした。

　生唾グックンものだけど、なんと残念なことをしてしまったのか。
　徳山の餌にならねばならない、本当はこの男の餌にしてもらうほうが好いに決まっている。
　それだけ自信を持って声を掛けてきた大物の持ち主だったのに……。

　湯上りの熟体に精気がみなぎってきた。
　部屋に戻り鏡の前で再び全裸になる。
　入念にカラダの隅々までお手入れ。少し香水をふっておいた。
　用意したセクシーランジェリーを身につけた。
　我ながら眩しい体つきだ……と納得。
　その気になってもらえれれば良いが、失敗するとその後の純一郎の居場所さえなくなるのかも。

　窓の外を見ると練習を終えた選手たちがマイクロバスで戻ってきたようだ。
　後続の車からはスタッフに囲まれた年配の紳士が……。
「徳山さんだ」
　さすがの久子も動揺は隠せない。

　賽は投げられた。
　会議室で行われていた夕飯後のミーティングも終わり選手たちは方々へ散っていく。
　純一郎が憧れるＪリーガー選手、皆がたくましい。
　イケメンの選手にファンがいつの間にか囲んでいる。

　最上階のＶＩＰルームが監督の部屋。
　孤独を愛する徳山はプライベートな時間を有意義に使うことで有名、チームスタッフでさえ彼の部屋には近づき難いというのは矢崎から聞いていた。

「これから体当たりしてみるわ」
　夜の１０時を回っていた。久子は矢崎に電話した。
「そうなのか……頑張れよ。　俺はこれから美羽と交えるよ……」
「あら、そうなのね、悦ばせてあげてね」
「報告待ってるよ……帰ったら抱かせろよ」

「うん、ありがとう、ごめんね」

　電話を切るといよいよ行動だ。
　最上階ＶＩＰルームに向かう。

　緊張の一瞬、ドアをノックする。
「マッサージにまいりました」
　扉が開いた。
「うん？　マッサージは今夜は呼んでいないが」
「ええ、それが特別なマッサージということでホテルの方から言われまして、お疲れのご様子なので、ぜひ監督さんに受けていただくようにと……」
「そうなのか……ここも気が利くようだな、よし、うん、じゃお入りなさい」
「ありがとうございます」
　ドアが開くと丁寧に会釈して久子は徳山に迎えられた。

　なるほど、還暦を迎えたとはいえ元は一流選手、人気もあったそうだが、そこそこのイケメンだったのがうなづける。
　都合がいい、ナイトガウンを羽織っている。

「ちょうど今、風呂からあがったところなんだ。特別なマッサージだそうだが、なんだろう？フロントに聞いてみるか？」
　ベッドの枕もとの受話器を取ろうとするものだから久子は慌てた。
「いえいえ、ご無用でございますわよ、徳山監督に至福のひと時を、至福の眠りを……ベッドに横になってもらえますか」
　久子は数枚のバスタオルをベッドの上に並べて敷いた。

「なんだ？こんなもの敷くのか？」
「ええ、ローションでマッサージを施します」
　ニッコリ微笑みかける久子に「そうか……そんなマッサージがあるのか？気持ちよさそうだな。よし頼むよ」
　徳山は安心したのかベッドに横になった。

「じゃ失礼して、施術用に着替えをさせていただきますね」というとサッサと着ているものを脱ぎ始めたから徳山は慌てた。

「おい！　君！　何をしているんだ！」
「大丈夫ですよ、特別なマッサージですので黙ってうつぶせになってください」

　かなり小さめのブラジャーにパンティ姿、しかもバックショットはＴバックときたから徳山の驚きも無理はない。

「しかし、君ね……困るよ」
「いえいえ、こういう施術スタイルになっているもので……ローションで汚れますでしょ」

　あたふた落ち着かない徳山をさらに慌てさせた久子。

「ガウンをお脱ぎになってもらえますか」

　半信半疑、仕方なくガウンを脱ぐとパンツ一枚でうつぶせになる徳山。
「失礼しますね」
　久子は腰から下の部分にバスタオルを掛けた。

　むっちりの完熟尻にＴ紐が食い込んでいる。

「なんだか変な気分だな、　君、何者だ？」

「失礼します」それには答えず背中にローションをたらしはじめた。
「おおっ、なんだかくすぐったいな……」
「たくましいお体をされていますね」
　年齢のわりには筋肉質の徳山の体を褒めちぎった。

　背中から腰、しなやかな指がローションを引き伸ばす。手のひらで押す。
　もちろん我流の即席マッサージも疲れた体の徳山には効くようだ。

　バスタオルをかけてあるお尻の部分は飛ばしふくらはぎへと。
「さすがはサッカーで鍛えておられた足ですね、パンパンじゃないですか〜」
　ふくらはぎを掴むと入念に揉み解した。

「う〜ん、気持ちいいよ……」
　徳山は少し安心したのか？本当に気持ちがいいのだろう。目を伏せ身を任せた。

　久子の我流マッサージは膝の裏、太腿へと移る。

「じゃ失礼しますね」
　バスタオルの中に両手が差し込まれパンツを引き下ろそうとかかる。
「おいおい、待てよ、お尻はいいよ」
「いえいえ、お尻も見たところ張っておられますよ」

　素早くパンツを引きおろすと足首から抜いた。
　徳山は全裸に剥かれた状態になった。
　さらにローションを垂らす、指で手のひらで尻の頂点部を撫でる。押す。親指は少しずつ割れ目に沿って上下する。

　久子の体勢も少しずつ徳山の両足の隙間に潜り込む。
　久子の割って入った両膝が徳山の裏太ももを左右に分けた。
　お尻が開けた状態の徳山、その股間から丸い袋状のグロテスクなものが見え隠れしていた。

「失礼しますね」
　割れ目に従って指が下りると袋に軽くタッチ。もう１度タッチ。
「む、むむむっ」　徳山の小さな呻きが聞こえた。

「お疲れのようで、こういうところをマッサージすると効果的なんでございますのよ」
　いつのまにか袋はテカテカに光り輝くゴールデンボールとなる。

「君……君は……」
　ずべて身を任せていた徳山が振り返ると久子はブラジャーを外しながら微笑んだ。
「お任せください、監督」
「なんだ、おい！」
「汚れましたもので……ブラ、外させていただきました」

　徳山にとってそれは久しぶりに見る桃。
　やや垂れ気味ではあるが、もちろん妻のモノとは比べ物にならないほど素晴らしい。
「君、ワシも男なんだぞ、どういうつもりなんだ」

「いいですわよ、男になってください、仰向けに寝てもらえますか」
「そ、それは……」
　徳山は拒んだ。　というのも先ほどの睾丸マッサージで全身の血液がすべて股間へ注がれていたからだ。
「いいんですよ、ほぐしてさしあげます」

　徳山は言われたとおりに仰向けになる。
　天空を向いた徳山の勃起が力を漲らせていた。

「こんなになるのも久しぶりなんだ」
　そんなつもりじゃなかった徳山だが、まさかの展開に自分が正直になり戸惑い恥ずかしい。

「ふふふふ、そうなんですか……奥様とも、ございませんの？」
「還暦を過ぎてみろ、もうそのようなことは縁がなくなるもんだよ」
「そんなもんですかね……失礼しますね」
　改めて勃起を見つめると、それはなかなかのモノである。

「あらら、ご立派ですこと」
　年齢を重ねややグロテスクではあるが血管が蛇目のように浮き出た勃起がそそり立っている。
「恥ずかしいモノを見せてしまったな、申し訳ない」
「お若い頃は、これで何人もの女性を泣かせたんでしょうね」

「冗談言うなよ、ワシはこれでいて妻以外はあまり縁がなかった、サッカー一筋だったからな」

「先ほどのマッサージ、すまんが続けてもらえないか」
　徳山から発された言葉だ。
　観念した？出したくなったの♪

「ええっ、これでございますか」
　袋をサラリと撫でた。

　勃起にさらにククッと力が蘇る。
「おっ、おおっ、それだ」

「そんなところが気持ちいいとは……こんなになるとは……初めての体験だ」

　徳山はどうやら睾丸も性感帯であること忘れているようだ。
「続けてもらえんか、お金は払う」

「いえいえ、お金なんていりませんのよ、監督さんのお力だけ頂ければと」
　もう１度スーッと袋を撫でた。

「むぅぅぅ、いいっ！　ワシの力？　どうすればいい？」

　睾丸を掴んだ。少し力をこめて揉んだ。
「おおおっ！」

　悶絶する徳山のを厳しい目つきで見つめて久子は言った。
「約束してもらえますね」
「何をすればいい？」
「ユースの渡部純一郎の母親です、単刀直入に言いますと、息子をよろしくお願いします、それだけです」

　もう１度睾丸を強く揉んだ。
「うぐっ！」徳山が大きく呻いた。
「わ、わかった、渡部の話は聞いておる、何度か見たがいい選手だ、上で使ってみる」
「本当ですか？」
「も、もちろんだ、嘘は言わん」
「ありがとうございます監督、じゃさっそく気持ちよくなってください」

　股を広げさせ分け入った。
　睾丸を軽く持ち上げるように摩ってみた。
　まだ勃起には触れない。焦らそう、とにかく焦らして焦らして気持ちよく導けば印象も強いだろう。

「袋もこんなに大きくなってますのね」
「こんなところが気持ちがいいなんて……むぅぅぅ、ううっ……」

　指でツンツン、トントンとタッチしてみる。
　皮をキューッと引っ張ってみる。
　収縮を繰り返す玉袋が面白い。

　引っ張った皮を左右に引き伸ばし、身をかがめて舌先で舐めた。
「うぐっ！」　ものすごい勢いで徳山の全身が波打った。

「口でしてもらえるとは……」
「はい、なんでもご奉仕させていただきますわよ」
　久子はそう微笑むと大口ですっぽりと玉袋を含んだ。

　モグモグ、モグゥ〜！　
「こ、これは！　キツいよ、おおおっ！　くぅぅぅ！」
　徳山の呻き声がＶＩＰルームに木霊する。
　睾丸を揉みしだく、まだ竿には触れない。
　とにかく焦らす、焦らして焦らして導こう〜。

「気持ちいいですか？　じゃ、もう１度うつぶせに寝てください」

　もう徳山は快楽に酔いしれていた。
　もう完全に身を任せた。

　背中にお尻にローションをトロトロたらす。
「むっ、むぅぅぅ」
　徳山は呻く。
　熟体を密着させお尻に乳房を押し当てて背中を唇で吸う。
　舌先を立てて背中から腰へ、そして尻の割れ目をなぞる。

「くっ、くぅぅ、こんなこと初めてだ！」
「お尻を持ち上げてください」
　素直に従う徳山。面白くて仕方ない久子の悪戯な笑み。

　後ろへ回り込みお尻を抱えた久子。舌が尻肉を這う。
　玉袋を持ち上げ、引っ張り、再び大口で吸い込むと勃起が悲鳴を上げるように勢いを増した。

　久子の舌先はとうとう菊の門に到達した。
　それは遠慮なく菊門をほじくる。
「ぐぅぅぅ！　いかん！　そ、それは！ううっ！」

「気持ちいいでしょ」
　さらに続けた。
「も、もう、なんだかおかしくなりそうだ」
　徳山はイキたがっている。
　先ほどから勃起竿には触れない。それがムズムズしてどうしようもないのだ。

「監督、そろそろ出しちゃいますか？」
「たまらんのだ、頼む、出してもらえんか」

　自ら仰向けに反転して勃起をしごいた。

「いけませんわ、私が出してさしあげます」
「頼むよ」
　泣きださんばかりの表情が可笑しく感じる。

　いよいよ竿に手が触れた。軽く握っただけでキュッと硬くなる。
「こんなに硬くなってますよ」
　シコシコしごいた。

「久しぶりだ、こんなになるなんて」
「ご立派ですよ、お元気です」
　左手で玉袋を、右手でしごきながら王冠部分を舐める。

　裏筋も丁寧に、舌は玉袋までを往復する。

「おおっ、おおっ！」
「出ちゃいそうですか？」

　勃起はますます硬度を増した。
「出そうだ」
　身をよじる徳山だが、久子はあえて焦らした。しごく手を止め徳山を厳しい目つきで見た。

「約束、守っていただけますね？」
「も、もちろんだ、は、早くしてくれ、もう限界だ」

「承知しました、出しちゃいますね」
　しごきがハイスピードに……。
　猥褻な指先は玉袋と菊門付近を摩る。時にはトントンとリズミカルに叩いたりもした。

「うっ！ううっ！」
　握った手のひらに余震を感じる。そろそろかな……。

　瞬間が来た。その瞬間をこの目に焼き付けようと久子が覗き込んだ。
　玉袋が収縮、竿が鼓動した。ビクビクッ！
「ぐぅぅ！」徳山の呻きと同時に鈴口が堰を切った。白濁エキスが宙を飛ぶ。

　ドッピュウ〜！と久子の頬を直撃。
　なおも後続のエキスがものすごい勢いで顔面を直撃した。
「おぅ、おおぅ、ぐふぅ！」

　久子の手のひらの中で徳山のが萎えしぼんだ。
　あれだけカチカチだったものが、一瞬で萎えた。

　それにしてもすごい勢いだ。
　若い矢崎でもあれだけの勢いは感じられないのに。

「すごいですよ、いっぱい〜！」
「何年ぶりだろうか、こんなに……」

　徳山は目を閉じ息を弾ませている。

「濃い〜ですよ、まだまだ若いですよ監督」

　久子の顔が白濁液で汚れているのに気がついた徳山。
「申し訳ないことをした」
「いえいえ、監督さんの熱い精子を受けとめさせていただき幸せです、息子をよろしくお願いしますね」
「わ、わかったよ……」

　後始末を終えた久子は徳山の胸にすがりついた。
「監督……もうあなたしか頼る人はいませんの……」
「おおっ、ワシも今になって思ったよ、女はすばらしい、忘れていたものを思い出した気がした、また頼むよ」
「はい、いいですよ、いつでも呼んでくださいな」
　久子は誇らしげな表情を浮かべ徳山の抱かれて眠りについた。

　徳山の胸に抱かれ眠った久子は夢を見た。
　純一郎がｊリーグの舞台に立つ姿。ピッチを駆け回る、コールを決める。歓声がこだまする。
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あなたのひと言が作者の励みとなり、新たな作品が生まれます。ご感想宜しくお願いします。
2015年10月24日掲載
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