息子のためなら
熟女ゲッター 作
第六章　つまみ食い

　深い眠りから目が覚めた。
　すでに徳山の姿はなかった。

　枕元に走り書きのメモと名刺が……。

　早くも練習へ出かけたようだ。
　継続的に会いたいという趣旨が書かれていた。
　愛人関係になるということか……。
　Ｊリーグのトップの監督がこんなことでいいのか……。
　なんて思ったがまんざらでもない。

　予定外ではあったが純のために徳山は必要、そして、もしかすると久子の金蔓にもなるかもしれないのだ。
　富豪との愛人関係なんて別世界だと思っていたが、まさかこういう展開になるなんて。
　自然と頬が緩む、満面の笑みが漂う。

　お天気がいい気持ちの良い朝。

　前日に訪れた露天風呂に出向いた。
　運よくか？悪くか？か誰もいないようだ。

　ついつい鼻歌が出てしまう。

　気持ちよく湯に浸かっていると誰かが入ってきた。
　男性である。さすがの久子も女ひとり、少し気が引けた。

　３つある一番奥の湯に身を潜めるように浸かっているのだが、いまさらあがれない。
　男性の足が近寄ってきた。
「あ！　昨日の？」思わず声をあげてしまった。
　久子に「お茶でも……」とナンパしてきた長い銃身の大砲を持つ男性だ。
　同年代に見えるのだが背が高く細身、しかもそこそこのイケメン。

「あっ、昨日お会いしましたよね……」
　気さくな笑顔で声を掛けてくれるのはよいが……。
　まったくの無防備なので目のやり場に困る。
　昨日はタオル越しのイチモツが、今日は生である。

　まったく気にしていないのか堂々としたもんだ。
　それにしても！ひとことで言うと長い筒。
　夫の嘉夫は平均サイズだと思っていた。若い矢崎も並だろう。昨夜、心をこめてご奉仕した徳山、「ご立派ですわ」と褒めてはみたが並程度だと思う。

　しかし、このイチモツはタダモノではないぞ、久子はついついチラ見してしまう。

「いいですか、一緒に」ニッコリ微笑まれると断れない。
「ええ……どうぞ……」
「失礼します」男は惜しげもなく晒しながら少し間を取って湯に浸かった。
　見逃さなかった。
　長い筒ももちろんながら垂れ下がった玉袋がドッシリ重そうだ。

　これは！すごい、欲しい……。
　ドキドキの久子とは対照的に男は物怖じせず話しかける。

「奥様ですよね？　お１人で旅行ですか？」
「ええ、まぁ……」
「○○ホテルに宿泊してるんですよ、どちらですか？」
　偶然にも同じホテルだった。
「そうなんですか、私も○○です」

　少しずつだが話が弾みはじめた。
　同時に距離も縮みはじめた。

　男は、志水一郎、と名乗った。
　ハワイで日本料理店を数店舗展開している実業家、美味しい魚を仕入れに日本に戻ったそうだ。明日には北海道に向かい後日、日本を離れるとか……。

　久子はのぼせてきた、長時間の入浴はキツイが、志水より先に湯から出ればすべてを見られてしまう。

「あの……私、そろそろ出ますので……目を閉じてていただけますか……」
「ああ、遠慮なくどうぞ、見ないようにしますから」

　志水が後ろを向いてくれたので久子は安心して湯から出ようとした瞬間だった。
　ザブン！一緒に志水が立ち上がった。
　突然に背後から抱きしめられた。

「きゃ！　何を！」
「奥さんに近づきたい」
「えっ！　離してください」
「奥さんのカラダが素晴らしすぎるんだ」
　ピンクに染まった火照った乳房を両手に掴まれてしまった。

「すごいよ、すごすぎるんだ」
「やめてください、大きな声だしますよ！　」

　とは言うものの、抱きすくめられたお尻には異物を感じていた。
　すぐに志水の興奮したイチモツというのがわかった。

　当たってる、柔らかい熟尻に当たっている。そして小刻みに突かれている感じがする。

「こんなに興奮してるんですよ、ほら、こんなになってる」
　志水はためらいなく押しつけてくる。
　長くてダラリとしていたものが、別の生き物のように頭を持ち上げている。
　今すぐ振り返ってこの目で確かめたい……だけど反射的にためらってしまう外交辞令だ。
「困ります……こんなところで……」
「じゃ、場所を変えればいいのかな？」
　耳たぶをゾロリと舐められた。
　久子は身震い、すーっと力が抜けた。
「とにかく落ち着いてください、誰かが来たら……」
「わかったよ、場所を変えよう」志水は納得してくれた。

「え〜！　いやだぁ〜！」と驚いたのは徳山の部屋と同じ最上階のＶＩＰルーム。

　志水もここの常連さんだという。
　通された部屋は徳山の部屋とはまた一風違った雰囲気になっていた。
　まさか！昨夜、同じ階の別なお部屋で楽しませてもらってました〜なんて言えない。

　ベッドに腰掛け、改めて肩を抱かれる久子。
「昨日、あなたを見て思った、抱きたい、抱かないと帰れないと……」
「そ、そんなに……」
「きっとまた会えるんじゃないかと思っていたんだよ、嬉しいよ」

　一旦、久子を解放した志水は椅子に腰かけた。
「僕の目の前で脱いでほしい、脱いでいく君を見たいんだ」
「えっ、でも……恥ずかしい……」
「この目に焼きつけてハワイへ戻りたいんだ」

　そんなにまで私のカラダに惚れたのか？そこまで思われてしまったら従うしかない。
　彼を喜ばせてあげられれば……。

　久子は着ているもの一枚一枚恥らいながら脱いでいった。
　志水はその光景を一瞬でも見逃すまいと瞬きも惜しむように食入った。

　ワンピースをトンと床に落とすとブラとパンティに……。
「恥ずかしいですわ……」
「いいよ、その豊かな乳房を僕に見せて」
　後ろ手を回すとためらいながらブラを外した。
「う〜ん、いいよ、たまらないよ」

「これも……脱ぎますか？」
「も、もちろんだよ、女性が脱いでいく姿は美しい、特にあなたは美しい、素晴らしい」
　パンティの両端を少しずつめくる、ずらす、三角のデルタ地帯から黒々とした藻が覗く瞬間を志水は楽しんだ。
「たまらないよ、さあ、すべてを脱いで」
　三角デルタにスーッと空気を感じた。パンティはムッチリした太腿に邪魔されながら膝小僧をすり抜け足首から抜かれた。
「脱いじゃいました……」

「うん、僕の理想のカラダだ……。見てて、今度は僕が脱ぐよ」
　さういうと志水は手際よく全裸になっていく。
　すでに注目のロングペニスがパンツを持ち上げていた。

「いいね、脱いじゃうよ、見てて」　志水は脱ぐこと、見せることを楽しんでいるようだ。
　ためらいもなく脱がれた。
「すっ、すっごぃ！」久子は思わず声をあげてしまった。

　白人男性のペニスが長いというが、きっとこんな感じなのか。
　長いので細く見える、陰毛が薄いから長く見えるのか？
　長い筒が力強く天を仰いでいる。
　王冠部分もしっかりと皮が剥けてテカテカの敏感肌が丸く露出していた。
　垂れ下がった玉袋の毛も薄い。

　志水が近寄ってきた。
「奥さん、好きだよ」
　強く唇をむさぼらる。舌が絡み久子はそれに応える。
　お腹のポッチャリお肉をロングペニスが突く。
「長い……」
「ほしい？」
「ええ、ほしい……」
　素っ裸の２人は縺れるようにベッドに転がる。
　巧みな志水の愛撫は久子を狂乱させた。
　もっとも昨夜は徳山へのサービスばかりで欲求も溜まりに溜まっている。
　そんな矢先の志水の大胆なハイテク愛撫はいつもの何倍も感じた。
　陰毛をかきわけ入ってきた舌先は蜜を舐め啜り、陰核をこねくり回した。
　それはアナルまで丹念に動き回った。
　時間をかけてたっぷりと志水は久子の肉感的な肌の感触を楽しむ。

「とってもお上手……もう感じちゃう」
「奥さんが素晴らしいからはりきっちゃうんだよ」
　長い舌が壷の置く深くまで埋没して動き回る。

「も、もう……イッちゃう〜！」
　ヒクヒク、ヒクヒク、久子は薄紅色に染まりながら果てていった。

「よかったかい？」
「え、ええ……すっごくて……」
　志水は抱きしめてキスの雨を降らせる。

「今度は私が……」
　待ちに待った志水のロングペニスを頂く。

　仰向けになった志水にキスの雨を降らせる。
　乳首を丹念に転がすように舐めながらロングペニスに手を指し伸ばす。
　もうピンピンに反応している。
　根元を握っても、さらにもう一握りできるほど長い。
　日本人のペニスは一握り半なんて言うがそんなもんじゃない。
　いや、二握りしても亀頭が見えている？そのぐらい長いのだ。

「ご立派ですよね、だから外国に？」
　なんて冗談を言ってみるが、しばらく感触を味わわせてもらう。
「そんなわけじゃないけど、妻にも言われるよ、あなたは日本人じゃないみたいってね」
「奥さんはハワイの方？」
「そうだよ、白人女性なんだ」
「そうなんだ〜！　ダイナミックなんでしょうね〜」

　久子の這い回る舌がロングペニスに到達した。
　改めて大きな口を開けて咥えこむ。
　さらに深く深く咥えようとも喉につかえて苦しい。

　根元をしごきつつ亀頭をミゾを舌先でなぞる。
　ハーモニカのように横舐めしてみたり。
　ありとあらゆる口の技を披露して楽しんでもらう。

「上手だね……ううっ！そこがいいよ！ううっ！」
　やはり玉袋が敏感に感じるようだ。

「どう？イッちゃいそう？」
「う、うう……いいの？」
「いいわよ、私も感じてもらえるのが嬉しいの」

　さらにヒートアップした口技。
　しゃぶり尽くし、舐め尽す
「ここも？？いい？」指はアナルを刺激する。
「こ、こんなことまで……いいっ！いかん！　出ちゃいそうだ」
　モグモグ、レロレロ、亀頭を咥えたまま舌を回す得意技。
　玉袋を撫で掴む。
　アナルにソフトタッチ。これで誰もがイチコロ〜！

「むぅぅぅ、おおっ！ううっ！うっ！」
「いいわよ、出して！」
　ビクッ！さらにビクッビクッ！ドビュ！ビュビュッ！　口内に粘りが充満する。
　ものすごい勢いで下の裏にへばりつく精子。
「あふぅ〜」
　志水は目を閉じ陶酔している。

　久子はためらわずそれを飲んだ。
　飲みきれないエキスが卑猥に唇の隙間を抜け落ちる。

「君はなんてエロチックなんだ……」
「ごめんなさい、激しすぎましたか？イカセちゃいましたね……」
　唇のエキスを舐めとりながら久子はあっけらかんと笑っている。

「参りましたよ〜！　ご主人がうらやましい」
「ううん、主人にはしませんのよ」
　久子の意外な答えに志水は驚いた。
「じゃ、誰に？」
「うふふ、色んな人に……」
　妖艶な笑みを浮かべると久子は志水を覆いかぶさった。

「色んな人に？　恋人がいっぱいいるんだね？」
「ううん、今はあなただけ……」

　再び濃厚に舌を絡めあう。
　絡んだ２人の唾液は顎を滴り落ちる。

　久子をうつ伏せに寝かせると志水はうなじから肩へ背中へと舌で攻める。
　熟女の証、脂の乗ったわき腹はマシュマロのように柔らかい。
　２つの桃のような肉塊の隆起、尻のカタチを舌で確かめる志水の長い舌。
「素敵なお尻だ」
「ううぅん……はずかしい……」
　身をよじる久子。

　尻肉と尻肉に挟まれる卑猥な果実は早くも蜜を含んでいた。
　それを指ですくい取り舐める志水。

　尻を大きく持ち上げさせると後ろに回りこみ顔を埋める。
　ザックリ縦割れした女芯を広げると舌が押し入った。
　卑猥な突起部のめくれを舌で突いた。
「ひぃ〜っ、くくぅっ」
　久子の子宮に波が押し寄せる。
　志水の指が壷に食い込みスポットを探し当てたようだ。
「そ、そこっ！　うひっ！　いいっ！」
　ゾワゾワ〜とした波が次第に高くなっていく。

　チュブゥ〜！ジュップゥ〜！ヌッビュ〜！ヌラヌラ……。

「いっ、イッうっ……イックぅぅぅ！」
　久子は登りつめた。

　その右手にはしっかりと志水の竿が握られており、それは復活の勢いをみせていた。

「やらせて……」
　身を乗り出して竿をしごいた。
「うれしい〜食べていい？」
「うん、いいよ」

　久子のスロートが始った。玉袋を摩りアナルまで指を這わせる。
　竿の裏筋、玉袋への舌さばきも丹念に。
　見事にカチンカチンのロングペニスに復活していた。
「入れて……ほしい、長いの……」

　仰向けに転ぶと白くまったりとした太腿を開いた。
　雌壷はヒタヒタと潤い挿入を待つ。

　志水は砲身を握り雌壷にあてがい先端で焦らす。
　クチュ、クッチュ〜チュルッ！と焦らされた雌の泣き声がする。
「いゃだぁ、早く入れてぇ」　「いいかい、いくよ」
　ヌプッ！　長い、長いモノが入ってくる、この瞬間が好き。
　入ってくる、入ってくる、ゆっくり、じんわり、奥の奥まで……。
　初めての感触だろう、こんなに奥まで届いたモノ。

「すっ、すっごいょぉ、奥まで入ってるよぅ……うううっっ！」
　子宮の奥をコツコツと突かれている感じがする。
　ヌップゥ〜ヌッチャ〜ズルッ！　志水が動くたびに濃蜜がかき回される。
「いいょ、すっごくいいっ！」
「嬉しいよ、僕もいいよ」
　志水は調子に乗って腰をグイグイと加速させた。
「あぁぁん！」
　よがる久子の表情を楽しむ志水。

「いい、私が乗っていい？」
「いいよ、君の好きにしてくれ」
　久子のお得意、騎乗位の体勢で跨った。
　大きく股を開きＭ字姿勢で尻を上げ下げする。
　ロングペニスの長さ分、余裕たっぷりのピストン具合がお互いに激しく感じさせる。

「とってもいいわ、この感覚なのよ〜またイッちゃうかも〜」
　グラグラ〜と久子に波が再び押し寄せた。
「く、くるわ、くっ、くっ、くっっっ！！」
　絶頂して跨ったままひれ伏す久子。

「よかったかい」志水の甘い囁きが耳元を刺激する。
「と、とっても……」

　グンニャリして離れる久子の腰を掴むとうつ伏せに寝かせた。
「後ろから入れるよ」

　２つの桃肉が立ち上がった。間からズルズルに滴る愛液。愛液の隙間からサーモンピンクの雌壷。
　ロングペニスが突き刺さった。
　ビックヒップが波打つ。
　ビックン、ビックン、ダップ、ダップ。
　桃肉が弾み、垂れ下がった乳房が踊る。余った余分な腹肉も踊る。

「ふぅぅぅ〜！はぁぁん」
「いいぞ、いいぞ、いい尻だ、たまらんよ！」
　志水の腰づかいがハイスピードに達した。

「お尻に、尻に出すよ」
「いいわ、かけて、お尻に熱いのかけて！」
　パンパン！パンパン！尻肉が弾ける。

「ぐっ！　イクよぉ！うっ！」
　志水のロングペニスが引き抜かれた。
「ぐぅ！うぉぉぉ！むぅ！」

　雄叫びとともに尻肉に熱い飛沫が飛び散った。
　ツーッと太腿に流れるエキス。

　久子は目を閉じたままその感触を楽しみ、尻に手を回しエキスをすくい取ると舌で味わった。「綺麗にしてあげるね」
　鈴口の残り汁を吸い取り口に含んだ。力を失い萎えていくロングペニスが愛おしい。
「最高だったよ」
「私も……」
　お互いに唇を絡めた。


「もう行かなきゃ……」
「私も……」

「また日本に来たときは会ってくれる？」
　志水は名刺を差し出した。
「うん、もちろんよ……ありがとう、楽しかったわ」
　２人は最寄の駅で互いに別方向の列車に乗り別れた。

　久子には久子の志水には志水の現実が明日から待っている。
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あなたのひと言が作者の励みとなり、新たな作品が生まれます。ご感想宜しくお願いします。
2015年10月28日掲載
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