なごり雪 『新・ＳＭ小説書庫２』二次元世界の調教師 作
１２．小道具の活用で白熱する狂乱の初夜セックス（４６０３字） 「美里！」 　とうとう恥ずかしい「おねだり」を口にした彼女の女性器は、痛がって拒絶したのが嘘のように、スムーズに俺を受け入れてくれた。とは言え、処女の美里のアソコは、やはり狭小で、さして大きくもない（はずだ）俺のチンポでも、楽ではなかった。だが、おかげで粘膜がきつく絡み付き、その心地良さは、俺を夢中にさせるに十分であった。 「さあ、もうこれはいらないわね」 「お嬢ちゃん、浩平にしがみ付くといい」 　こうして、処女と童貞が無事合体を果たしたのを見届けると、おばさんと正志さんがやって来た。そして金具に繋いでいた、美里の手錠、足錠を外す。美里はすぐに、俺の背中に両手を回し、ガッチリとホールド。確かにこうなったらもう、拘束など不要だった。美里は逃げるどころか、離してくれない勢いで俺にしがみ付き、股間の粘膜の締め付けも強烈。冗談抜きで食い千切られそうである。さらに、目隠しも外されると、美里は恥ずかしそうに照れ笑い。もっとも、そんな可愛らしい反応は、上半身だけ。俺のチンポをグイグイ締め上げるのは、処女だったとは信じられない淫らさであった。 　そして、こうして一呼吸入れられて、俺は重大な過失に気付く。全面協力してくれる2人に甘える事にした。 「あのう、すみません。一旦抜きたいのですが。コンドームを忘れてました」 「あら、自分じゃ抜けないの？」 「お嬢ちゃん、許してやれよ」 　それは、冗談みたいだけど、本当だった。苦笑いを浮かべる２人が間に入って、「イヤ」とむずかる美里は、ようやくマ○コにくわえ込んだチンポを解放してくれたのである。 「お前、どうせ自分じゃ用意してなかったんだろ？」 「すみません」 「仕方ないわねえ。美里ちゃん、オクチで着けてあげましょ」 　そう言えば、フェラチオさせる余裕も、まるでなかった。おばさんの手でコンドームを含んだ美里の口が、俺のチンポをくわえ、一生懸命避妊具を装着してくれる間、俺は感激でいきなり射精せぬよう、我慢せねばならなかった。それじゃ、まるでコントである。それにしても、こんな重要な避妊具まで、用意してもらい、２人にはお世話になりっ放しであった。 　そして、再び挿入する前に、おばさんは、ココも一緒に可愛がってあげなきゃ、と美里の股間に顔を埋めたのである。それは、少し腰を浮かせた美里のお尻の穴。何と、おばさんは、舌をつぼめるとその不浄の穴に挿入し、さらに女性器には、指を2本入れてしまったのである。もう後は名人芸。後ろの穴をチューッと吸い上げながら、同時に前穴をクチュクチュ弄るテクに、美里はたちまち「イキマス！」と叫び、ブシャッと体液を吹きあげてしまったのである。 「俺、そんな器用な事出来ませんけど」 「そのために、道具があるんじゃない！」 　おばさんは、美里の乳首に貼られた卵型の振動具を、尻穴に挿入。 美里は一瞬ウッと顔をしかめたが、ブブブと振動が加わると、気持ち良いのか、ウットリ忘我の表情を浮かべる。 「この子、本当にエッチの覚えが早いみたいね。オシリノアナがそんなに良くなっちゃたの？　美里ちゃん」 「……そんな事、ありません」 「恥ずかしがらないでいいんだぜ、お嬢ちゃん。ホレホレ、コイツを食べてみな」 　尻穴の快感を認めようとしない美里を見て、正志さんが手に取ったのは、男性器を象った張り型である。電動らしく、スイッチを入れると、全体が小刻みに震え始める。正志さんが、それを女性器に当てがうと、スムーズに飲み込んでしまう美里。胴体から突き出て激しく震える小枝で、クリトリスを責められた美里は、呆気なく気をやってしまった。 「……イキマス！」 「シリアナとマ○コを同時に責められると、たまんねえだろ？　お嬢ちゃんがいくらおしとやかでも、我慢するのは、無理だな」 「浩平が疲れたら、使ってもらうのよ。男の子は、３回くらい出したら、打ち止めだからね」 「浩平！　時々バイブに代わってもらって、ゆっくりエッチしてやれよ。女は底なしだから、何度でもイッチまうんだ。今日は朝まで寝れないぞ」 　とんでもない事を言われ、俺は思わず身震いしていた。もちろん大好きな美里を、心行くまでセックスで歓ばせ、アクメさせてやる事に異論はない。でもやはり男には限界がある。いくら途中で道具に代わって貰っても、徹夜なんかしたら、ぶっ倒れてしまう。すると真理おばさんが言った。 「アラ正志さん。朝までエッチしてくれるのかしら」 「バカ、俺はもう歳だから無理だ。浩平なら朝飯前だろうと、言ってるんだ」 「まあ残念。昔は徹夜も平気だったのに」 ーーやった事があるのか！　参りました…... 「美里ちゃん。朝までエッチしてもらうのよ」 「…...はい」 「浩平。責任重大だな」 ーーオイ！　ちょっと待ってくれ！ 　だが、もう遅い。美里は恥ずかしそうに、徹夜でセックスすると意思表示してしまったのだ。さすがに俺も、死ぬ気で頑張らないと、男がすたる。正志さんとおばさんは、乳首と尻穴だけでなく、クリトリスにまで、卵型の振動体（ピンクローターと言うらしい）を貼って、すぐイカないよう、加減しなさいとコントローラーのアドバイス。さらに、チンポ型の張り型（バイブというらしい）も、同様に使い方をレクチャーしてから、もう寝ると言って、去って行く。気が付けば、いつの間にか１１時を過ぎていた。 「ねえ浩平、エッチしよ」 「お前、恥じらいがないのかよ」 「きっと、あのクスリのせいだよ。シタクて、シタクて、頭がおかしくなりそうなの。責任取って！」 　２人切りになるなり、大股を開いて座ってた美里は、指でビロンとアソコを開き、俺のチンポに手を伸ばして、実もフタもなく、セックスを要求。どうもしつこく塗ってやった軟膏は、効果があり過ぎて、処女だった清楚なお嬢様を、色きちがいに変えてしまったらしい。俺はもちろんチンポを強烈に勃起させてたけど、美里のペースに嵌まるのはまずい。おばさんによれば、３発で打ち止めらしいので、まず道具を使ってやる事にした。 「美里。マ○コを弄るのはやめて、背中で手を組んでくれ」 「うん、いいよ」 「仰向けで横になるんだ」 　媚薬で発情し、ねっとりテカテカに、汗の滴る美里のカラダは全く素晴らしかった。大きな乳房は全く形が崩れず、特大のプリンみたいで、先端の両乳首には、ピンクローターがピトリと貼られている。そして、ムチムチ逞しく、色白の太腿がピッチリ閉じ合わされ、股間の飾り毛に覆われたピンクのワレメが顔を覗け、端っこのクリトリスにも、ローターが密着。見えないがお尻の穴まで、ローターが仕込まれてると思うだけで、俺の心は踊った。これから美里は、振動の快楽を味合わされて、恥を晒す事になるのだ。 「リモコンで動かすから、どのくらいが丁度いいか、教えてくれ」 　セックスする時の補助と言うのは建前。ウォーミングアップで、美里が悶え狂い、イッテしまう痴態を眺めて、楽しむのが目的だ。 「……あ！　キモチイイ…...ア、イヤ、ダメッ！　もう止めてえ！　イクっ！」 「オシッコ洩らすとは、恥ずかしい女だ、お仕置きが必要だな。じゃ、もう１回」 　やはり、思った通り、ローターで悶絶し、アクメに敗れる美里の姿は絶品だった。クリのローター直撃はキツイから、加減が必要だと言う、変態夫婦のアドバイスはその通り。だがこれは、本番セックスの前のプレイに過ぎない。加減せず、美里を思う存分イカせてやる。色白な柔肌がワナワナと震え、乳房を揺すり、太腿をよじり合わせて、美里は悶絶する。汗が飛び散り、アクメと同時に、股間からビシャッとオシッコが噴出するのだ。５回くらい繰り返すと、俺は美里に聞いた。 「オイ、もう日付が変わったぞ。まだ続けるか？」 「うん。オチンチンを入れてちょうだい」 　ヤレヤレ、覚悟は固いようだ。俺は決死の覚悟で、コンドームの装着を確認すると、いよいよゆっくり入れてやった。すると美里は背中で組んでいた両手を、俺の首に回してガッチリ抱き着く。長持ちさせるため、のんびり抜き差しし、その快感をじっくり楽しむつもりだったが、けしからぬことに、美里がスローセックスを許してくれなかった。「オチンチン、だーいすき！」等とうそぶくと、「キモチイイ」「もっとして」と恥ずかし気もなく口走り、はしたない粘膜をギュっと絡み付かせると、自分から腰を使って、貪るようなストローク。どんどんペースが速くなり、思惑の外れた俺は、たちまち射精に追い込まれていた。 　大量の射精で用をなさなくなったコンドーム。幸いおばさん夫婦が、箱で置いたくれてたので、ありがたく使わせてもらう。その姿は、いかにもマヌケだったけど、美里は女性器を弄りながら、大人しく待っている。 ーーとても終わりにしようなんて、言い出せないな 「ねえ、疲れてる？　私が上になって、動いてあげようか？」 「悪い。頼むわ」 　続行を期待して待っていた美里は、ヤル気満々でそんな提案をする。仰向けで寝そべった俺の勃起チンポを手で?み、ナビゲートしながら、大きなお尻を下ろして、ラブジュースの滴る女性器で、まだ十分な硬度のチンポをくわえ込んだ。そして恐ろしい速度で、腰を上下させると、俺は高速シゴキに耐え切れず、又もや射精。 「もう１回、出来るよね。お願い」 ーーコイツ、どんどん激しくなるな 　チンポをくわえ込んで、ガンガン腰を動かしていた美里が、両手を合わせて「おねだりポーズ」。俺に断る選択肢はなかった。再び俺の上で馬乗りになり、チンポをくわえた腰を、激しく上下運動させる美里。遠慮なく快感を訴えるよがり声が、意味不明に乱れていく。３発目の射精を果たした俺は、凄まじい気怠さを覚えながら、感慨に耽る。どんどん活力が失われ、「打ち止め」になってしまう男に反比例して、女はどんどん激しく乱れ、際限なく快楽を貪るようだった。ともあれ、おばさんの言葉通り、俺はもう「打ち止め」だ。ピンチヒッターの登場である。 「よし、俺は休憩だ。美里、まだ続けるか？」 「うんっ！」 「コレ、自分で使ってみろよ。今から、１０回イクのがノルマだ。そしたら、俺も元気になってるか知れん」 　本音を言えば、バイブを使うのすら億劫になっていた。眠気はなかったが、やはり射精が限度を超えたのだろう。チンポは情けなく萎れてしまい、復活する気配はなかった。 「あん、コレ凄く気持ちいいよ。ホラ、見てて、ズッポリ入っちゃった。ア、ア、ア、アア......浩平！　イッチャウウ！」 　美里は生々しいチンポ型バイブにも全くひるまず、積極的に股間を慰め、快楽を味わっていた。そしてクライマックスが近付くと、俺の名を呼び、アクメしてビチャッと体液を巻き散らす。好きな女が、名前を呼びかけてイッテくれるのだ。寝てる場合じゃない。俺は美里のオナニーを、一瞬も見逃すまいと目をこらす。美里がとうとう１０回アクメをクリアした頃、朝の３時を回っていたが、俺の股間は頼もしく復活を遂げていたのである。 「浩平……浩平......アン！　又イッチャウ......」 「よし、美里、生チンポだぞ」 「エヘヘ、生チン？」 　勃起が復活したチンポを見せると、床にへたり込んでオナニーに励んでた美里が、腰を上げてむしゃぶりついて来た。クチュクチュとしゃぶられて、危うく誤爆しそうになった俺は、引っこ抜いて手早くコンドームを着用。美里との早朝の一戦が始まったのだった。
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新・ＳＭ小説書庫２
2025年4月6日掲載
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