若妻・預かります
ひら 作
◆第１２章

　俺は甘美な乳房をネグリジェごと口に頬張ると、何度も何度も甘噛みを繰り返していった。

「ああっ、食べられちゃう、食べられちゃうっ、あうううっ！」
「美味しい‥‥、優美の胸はとっても美味しい！」

　唾液に濡れたネグリジェ越しに彼女の乳首が勃っていくのがわかる。俺はその可愛らしい蕾を舌先でグリグリと刺激してやりながら、乳房全体を揉み上げていく。若い乳房のコリコリとした弾力感に頭が痺れてくる。

「ああっ、あああぁっ！ もっと食べてぇ、私のオッパイを食べてぇぇっ！」

　その淫らな叫び声に理性がはじけ飛ぶ。俺は彼女のネグリジェのボタンを一気に外すと、胸の両側へと剥いていった。目の前に現れた真っ白な乳房がプルンと揺れる。
　男を妖しく誘うような少し大きめの乳輪と、初々しいピンクの乳首を見た瞬間、我を忘れてむしゃぶりついていた。
　かたく勃起した乳首を咥えると、狂ったように吸い上げていく。

「あふううっっ！ 吸われてる、吸われてるうううっっ！」

　舌先で乳首を転がしてやりながら、もう一方の乳首を摘むとグイッと引っ張り上げる。伸びきった乳首とそれに引っ張られて歪む白い乳房がたまらなくいやらしい。

「あうっ！ いやっ、いやぁっ！ あくううううっっ！」

　激しい喘ぎ声に興奮が止まらなくなっていく。俺は乳首を乳輪ごと咥えると際限なく甘噛みを繰り返していった。
　よがりまくりながら快感に震える優美の姿に激情がこみ上げてきて、気がつくと右手に摘んだままの乳首を思いっきり捻り上げていた。

「あああぁっ！ あふううっっ！ イッちゃうっ！ イッちゃうううううっっ！」

　優美が身体を大きく仰け反らせながら、ビクンビクンと断続的な痙攣を繰り返していく。
　俺はそんなゾクゾクするような痴態を眺めながら、自分のガウンと下着を一気に脱ぎ捨てると、彼女の身体を軽く抱き起こして、ネグリジェとパンティーを優しく脱がせていく。
　透き通るような白い肌、ツンと上を向いた形の良い乳房、キュッと引き締まったウエスト、スラリと伸びた白い太腿、その全てがこの世のものとは思えないほどに美しかった。
　彼女は絶頂の余韻に身体をプルプルと震わせながらも、俺の視線に気がつくと、恥ずかしそうに頬を染めた。

「私の身体は‥‥いかがですか‥‥？」
「ああ、とってもきれいだ‥‥。この身体の‥‥全てが欲しい‥‥。欲しくてたまらない」
「晃さんに‥‥そんなことを言ってもらえるなんて‥‥夢にも思わなかった‥‥」

　俺は嬉しそうに微笑む優美の顔をジッと見つめながら、その愛らしい身体を強く強く抱き締めていった。
　唇を重ね合わせると舌と舌とを激しく絡ませていく。しっとりと吸い付くような彼女の舌触りはどこまでも甘美で柔らかかった‥‥。
　その蕩けるような快感に全てを忘れて、お互いの口腔を狂ったように貪り合う。二人の唾液が一つに混ざり合いながら、激しい興奮が止まらなくなっていく。

「晃さん‥‥、大好きっ！」
「愛してる‥‥。優美だけを愛してる！」

　彼女の背中から腰、腰からお尻、お尻から腿へと続く美しい曲線に手を這わせていきながら、しっとりとした肌の感触を存分に味わっていく。

「ああっ！ 私、変になっちゃう、変になっちゃうっ！」

　首筋から鎖骨へと舌を這わせていきながら、彼女の柔らかい二の腕を持ち上げて、腋の下へと何度もキスをしてやる。

「あああっ！ そ、そこは汚いです！ いやっ、いやぁっ！」

　困惑する彼女の反応を存分に楽しみながら、きれいに処理されたその恥ずかしい秘所を丁寧に舐め上げていく。

「あはあああぁぁっっ！」
「ふふっ、優美の腋はいやらしいな‥‥。最高にエッチな味がする‥‥」
「あううっ！ 私のいやらしいところを舐められてるっ、はずかしい、はずかしいっ！」

　腋の下をジュルジュルと吸い上げてやりながら、すでに愛液が滴り落ちている陰部に指を差し入れると、熟したクリトリスを激しく擦り上げていく。

「あっ、ああっ！ きちゃう、またきちゃうっ！」

　またもや痙攣を始める優美の事はお構いなしに、たわわに揺れまくる甘美な乳房をわし掴みにすると、付け根の方から激しく揉みしだいていく。ぐにゅぐにゅと歪む白いかたまりの淫靡な感触に興奮が止まらなくなっていく。

「あうっ、あふうっ、あふううううっっ！」

　その刹那、俺の心に一つの強い想いが湧き上がってきた。

　“優美と一つになりたい”

　その想いに呼応するかのように俺の分身が激しく反り上がっていく。
　俺は絶頂の渦の中で未だに放心状態にある彼女の両腿を大きく左右に広げると、テラテラと随喜の涎を流している大陰唇に、堅く勃起したペニスを押し込んでいった。
　うねうねと包み込んでくるような花弁の快感に耐えながら何とか膣口をとらえると、やっと俺の意図に気づいたのか、彼女の身体が急速に強張っていく。
　俺はそんな優美の姿を見つめながら小さな声で囁いた。

「優美、ごめんな‥‥」

　彼女は身体を少し震わせながらも、覚悟の表情を浮かべて頷いてくれた。
　俺はそれを見届けると、優美の膣内にペニスを一気に突き入れていった。
　まるで処女のアソコのように狭い膣の中を力任せにズブズブと貫いていく。３年ぶりの膣の感触に頭がジーンと痺れてくる。気がつくと俺のペニスは、奇跡的に堅いままの状態で、優美のヴァギナの最深部に到達していた。
　彼女の大きな瞳が何とも形容しがたい表情を浮かべながら俺の顔を見つめている。
　優美のヴァギナの最深部の感触は、今の彼女の気持ちをそのまま表しているかのように優しくて静寂に満ちたものだった‥‥。
　俺はゆっくりとペニスを引き抜いていきながら腰に力をためると、もう一度力強く押し込んでいく。

　そうして注送運動を開始してみると、優美の膣内が俺の動きに全く反応していないことを実感する。
　そんな俺の気持ちを察したのか、彼女の瞳にわずかな暗い影が宿ったように見えた。
　俺はそんな彼女の瞳を振り払うように激しく腰を突き出していったが、それから数回のピストン運動で、全く役に立たないぐらいにペニスが縮んでしまっていた‥‥。

　俺はベッドの上でぐるっと仰向けになりながら、暗い天井をボーッと仰ぎ見る。
　こうなってしまうであろう事はある程度覚悟をしていたので、それほど大きなショックはなかった。しかし、優美はどう感じただろうかと思うと、そちらの方が心配になってくる‥‥。
　と、隣に横たわっていた彼女がムクリと起き上がると、俺の萎れてしまったペニスをいきなり口に咥えて吸い上げ始めた。

「ゆ、優美っ！？ どうしたんだ？」
「ごめんなさい。晃さん、ごめんなさい‥‥」
「うっ！ 優美っ、気にすることは‥‥くうっ！」

　激しいディープスロートに俺のペニスは一気に勃起していた。陰嚢を指先で揉みしだきながら、頬をすぼめて上下運動を繰り返す優美のエロティックな姿を見ているだけで、激しい興奮に頭が真っ白になっていく。
　すると、彼女が二つの柔らかな乳房の間に屹立したペニスを挟み込んでいきなり擦り始めた。
　彼女の両手で押しつぶされる白いかたまりの余りにも淫猥な姿と、ペニスを激しく擦り上げる乳房の蕩けるような感触に底知れぬ快感がせり上がってくる。

「晃さん、私のオッパイでイッてください。私には‥‥それぐらいしかできないからっ！」
「優美っ、最高だ！ 優美っ、優美いっ、うおおおっ！」

　彼女は自分の唾液を胸の谷閒に垂れ流しながら、乳房の上下運動をどんどんと加速していった。
　かき乱れる美しい黒髪と俺の脛に擦りつけられる彼女の割れ目の淫靡な感触に、頭が真っ白になっていく。
　俺はパイズリを繰り返しながらよがりまくる彼女の最高にいやらしい姿を目に焼き付けながら、激しい絶頂感の中で優美の顔に大量のスペルマを放出していった。
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2010年2月24日掲載
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