若妻・預かります
ひら 作
◆第１７章

「おい、そろそろカメラの撮影を代わってくれ！ 俺の我慢も限界に近いぜっ！」

　がっしりとした体格のリーダー格の男がカメラを無造作に床へ置くと、もうこらえきれないといった感じで作業服と下着を一気に脱ぎ捨てていく。
　そして未だに荒い息を吐きながら小刻みに震えている優美の上半身を抱え起こすと、その愛らしい唇にいきなりブジュルッといやらしい音を立てながら口元を重ねていった。
　その瞬間、それまで放心状態だった優美が、激しく首を振りながら男の唇を引き剥がそうとする。

「いやっ！ いやあっ！ 唇だけは絶対にいやあああっっ！」

　なおも叫びながら頭を振り回す彼女に業を煮やした男が、長い黒髪を掴んで力任せに引っ張り上げると、その頬に２回、３回と強烈な平手打ちをお見舞いする。
　ビシャン！ ビシャンッ！ ビシャンッッ！ という激しい暴打の音が倉庫内に響き渡る。

「静かにしろっ！ これ以上暴れると二度と見られないツラにしてやるぞ！ このアマがっ！」

　優美は髪を引き掴んでいる男を呆然と眺めながら、溢れ出しそうになる涙を必死にこらえていた。

「ひっひっ、屈辱に耐える姿がもうたまらんぜ」
「くっくっ、唇をこんなに嫌がるという事は、愛しい彼氏との大切な思い出が汚されるとでも思っているんじゃないのか？」
「まあ、そういったところだろうな‥‥。それじゃあまずは、その思い出とやらを完全にぶち壊すところから始めるとするか」

　リーダー格の男はそう吐き捨てると、激しい暴力の反動によって放心状態となっている優美の唇を再度奪いにいった。
　男はブジュッと口元を合わせると、彼女の柔らかい唇全体を満遍なく甘噛みしていきながら、半開きになっている可愛らしい口の中にねっとりとした大きな舌をジュブジュブと挿入していく。
　唾液にまみれた凌辱者の汚らわしい舌が優美の小さな舌にうねうねと絡んでいき、舌の裏側から歯肉、頬肉、口蓋へとその舌を這わていきながら、秘所の甘美な感触を存分に味わっていく。
　優美は口腔内を隅々まで蹂躙していく強引なディープキスにも、ただ呆然とされるがままの状態になっていた。
　男はそんな彼女の様子を確認すると、少し腫れた頬をいきなり両手で押さえ付けながら、大量の唾液をその愛らしい口の中に流し込んでいく。

　優美が瞳を大きく見開いて驚愕の表情を浮かべる。

　男はそんな彼女の顔を満足げに眺めながら、さらに大量の唾液をダラダラと垂らし込んでいく。
　優美は苦悶の表情を浮かべながらその汚らわしい唾液を必死に吐き出そうとするが、顔をがっちりと固定され、唇をぴったりとふさがれた状態ではどうする事もできなかった。
　口の中一杯に強烈なオスの味がする液体があふれ返っていき、口の端からこぼれたそれが白い首筋を伝い落ちていく。
　そしてついには、瞳に大粒の涙を浮かべながら、凌辱者が次々に流し込んでくるおぞましい液体をゴクン、ゴクンと飲み込んでいった。

「くっくっ、恋人とのキスの味を忘れてしまうぐらいにおいしかっただろう？」
「うぶっ‥‥うっ‥‥ううっ‥‥」

　男は沈痛な面持ちで顔をそむけている優美の黒髪をグイッと引っ張り上げると、その顔を真っ正面からジッと見つめながら冷酷な声で言い放った。

「咥えろ！ 俺のペニスをイカす事ができたら、ここからすぐに解放してやる」
「え‥‥？」
「ふっふっ、お前にとってはこれ以上ない好条件だろうが」
「そ、それは‥‥本当ですか‥‥？」
「おいおい、こんな状況で俺が嘘をつくとでも思っているのか？ まあ、信じる信じないはお前の勝手だ。どうするかは自分の意志で決めろ」

　男はそう言うと膝立ちになって、剛直したグロテスクなイチモツを彼女の目の前に突き出してくる。

　ここからすぐに解放してやるという男の言葉に優美の心は大きく乱れていた。
　凌辱者の汚らわしい唾液を飲まされたばかりか、その禍々しい性器を咥えろという命令には絶対に応じる事ができない。自ら進んでそのような行為をする事は、愛するヒトへの裏切り以外の何物でもなかったから‥‥。
　しかし、その一時の背信行為によって、これ以上の耐え難い辱めから解放されるかもしれない‥‥。再び幸せだったあの場所に戻れるかもしれないのだ‥‥。

“晃さん‥‥、私を許して‥‥”

　優美はそう心に念じると、目の前に突き出された黒光りのする剛棒をおそるおそる咥えていった。



　６月の漆黒の空から、まるで全てを覆い隠すかのような濃い霧状の雨が降り注いでくる‥‥。俺はそんな朦朧とした雨に打たれながら、荒い息を何度も何度も吐き出していた。
　優美の携帯の位置情報が消失した地点に到着すると、手当たり次第に周辺の倉庫群を捜索して回ったが、それらしい手がかりは全くと言っていい程に掴めていなかった。
　自分の携帯を開いて時間を確認すると午後の１０時を回っている。優美が消息を絶ってからすでに３時間以上もの大切な時が経過していた。
　俺の脳裏に先ほど見た悪夢の状景が蘇ってくる‥‥。思わず携帯を持つ手がブルブルと小刻みに震え出す。

「優美っ、お前はどこにいるんだ‥‥。たのむ‥‥教えてくれ‥‥」

　その時、手に持っていた携帯が突然鳴り出した。俺は急いでそれを耳に押し当てながら応答する。

「もしもしっ！ 山之辺さんか！？」
「ああ。そちらの状況はどうなっている？」
「だ、だめだ‥‥。全く手がかりがつかめない。そっちの方はどうだ？」
「警察のＮシステムの情報を極秘に入手した。優美の位置情報が消失した場所と時刻を起点にして、周辺地域における黒いワゴン車の国道通過画像を調べてもらったところ、該当しそうな車が３台見つかった」
「３台っ！」
「そのうちの２台は国道○○号線を通ってＴ空港とその周辺の工業団地に向かうルート。もう１台は国道△△号線を通って海岸線を北上するルート上で確認したそうだ」
「そ、そうか！」
「警察の方では写っていた車のナンバーを基に、所有者の洗い出しとルート上の捜索に着手するそうだ‥‥。後は彼らに任せるという手もあるが、お前の方はこれからどうする‥‥？」
「ああ、俺の方は‥‥海岸線を北上するルートを中心に引き続き捜索を続ける」
「ん‥‥なぜだ？ お前の先ほどの話だと工業団地の方が該当しそうな古い倉庫群がたくさんあるように思えるが‥‥」
「お、俺の勘だっ！」
「‥‥勘か。ふふっ、お前らしいな」
「笑うな！ こっちは真剣なんだぜ。とにかく俺の方は海岸線に点在する水産倉庫群をしらみつぶしに捜索していくっ！」
「わかった。また何かあったら連絡する。最後に‥‥くれぐれも‥‥優美の事をよろしく頼む」

　彼女の叔父との通話を切ると、俺は自分の車に向かって全速力で駆け出していた。

　先ほどは勘だと答えたが、俺にはまだほんのわずかな手がかりが残されていた。３年前にかつての恋人と一緒に監禁された場所は‥‥ジメジメとした湿気の多い倉庫だったように記憶している‥‥。
　したがって、条件的には海に近い倉庫の方が、内陸部にある工業団地内の倉庫よりも可能性が高いと感じていた‥‥。
　３年前の事件との関連性は全く不明だったし、単なる思い込みに近い不確かな手がかりではあったが、俺はその勘に賭けることにした。

「優美、待っていてくれ！ どんなことがあっても、絶対にお前を助け出す！」



　優美が凌辱者の汚らわしいペニスの愛撫を始めてからすでに２０分近くの時間が経過していた。

　手首を縛られたままの状態で口だけによる注送運動を必死に繰り返す彼女の姿を見下ろしながら、男があざけるような言葉を次々にぶつけていく。

「ふふっ。こんな中途半端なフェラチオじゃ、いつまで経っても俺をイカす事はできないぜ」
「むうっ‥‥むむっ‥‥むふっ‥‥むふうっ‥‥」
「おいおい‥‥。あんたの決死の覚悟とやらはこの程度のものだったか？ こんなザマじゃ、あんたの恋人が泣いて悲しむぜ」
「むうっ‥‥むふっ‥‥むぐっ‥‥むううっ‥‥」

　巨大なペニスを舌で舐め上げたり唇で吸い上げたりしながらも、優美の心の中は狂おしいばかりの焦燥感に苛まれていた。
　それは‥‥もう一人の陰気そうな男が自分の背後からぴったりと抱き付くようにして、胸と陰部を執拗に刺激してくるせいだった。
　禍々しい剛棒を咥えて大きくスライドさせようとする度に、彼女の敏感な乳首と陰核に甘くて強烈な刺激が加えられる。
　陵辱者の汚らわしいペニスを舐め上げるという嫌悪と屈辱の中にあってさえ、甘美な刺激に反応してしまう自分自身の不貞な肉体に深い絶望を感じていく。
　そんな優美の挫折しそうな心に追い討ちをかけるようにして、乳首がグイグイと引っ張られ、陰核もカリカリと引っ掻かれ、もはやペニスを愛撫している余裕さえないほどに自分の肉体が追い詰められていく。

　そして彼女は‥‥力尽きたように凌辱者のペニスから口元を離すと、深い挫折感の中で全身を震わせながら嗚咽を漏らしていった。
　その絶望に打ちひしがれる女の姿を満足そうに見下ろしながら、リーダー格の男が力強く宣言する。

「お前の負けだ。肉体の快楽の前にはきれい事など一切通用しないという事さ。ふっふっ、負けたからには俺の言うとおりにしてもらうぞ！」

　男はそう言い放つと、小ぶりな優美の頭をがっちりと固定しながら、剛直したペニスをその口の中へズブズブと突き刺していった。
　彼女はその凶悪な挿入物に吐きそうになるのを必死にこらえながら、喉の奥深くまで必死に飲み込んでいく。
　男はペニスを従順に受け入れた女の様子を見て満足そうにうなずくと、その愛らしい口の中を根こそぎ犯していくような激しいピストン運動を開始した。

「ぶぼっ、ぶぶっ、う゛ふっ、ぶぼっ、ぶぶっ、ぶほっ」

　優美の唇から淫靡な音色が響きわたる。
　すでに優美の貞淑な女としてのプライドや防衛本能は崩壊しつつあった。前方の男から口の奥深くまでペニスを突き刺されながら、後方の男からは乳房を握りつぶされてウネウネと悶えまくる有様は、もはや淫婦以外の何者でもなかった。
　リーダー格の男の注送運動がどんどんとスピードを上げていき、その力強い脈動によって優美の頭の中が朦朧としていく。
　男はその小さな頭をグイグイと押し付けながら、固く反り返った巨大な剛棒を彼女の咽頭にブシュッ、ブシュッとぶつけていく。そして腰を突き出すようにして最後の力強い一撃を押し込むと、激しい雄叫びを上げながら優美の口腔に大量のザーメンを放出していた。
　彼女は既に、その凶悪なペニスからほとばしるドロドロとした白濁の液体を、ひたすら飲み込んでいく以外に選択肢は残されていなかった‥‥。

「ふふっ。これでもう恋人の味を思い出す事はできないだろう‥‥」

　優美は唇の間から精液を垂れ流しつつ、その言葉を呆然と聞いていた。

「女っていうのは不思議な生き物でな、愛する男を裏切ってしまう事に激しい抵抗感を示すクセに、一度のその境界線を越えてしまうと、その背徳的な行為の前に、手のひらを返したように溺れていってしまうんだ‥‥。お前もその典型のような卑しい淫売女だったという事さ」
「ひっひっ。こうやって肉欲の前に負けていく女の痴態を眺めるのは最高に興奮するぜ！」
「ふっふっ。もう少し頑張って俺たちを楽しませて欲しいところだが、さてこれからどうする？」
「ん、そうだな‥‥俺たちの息子が回復するまでの間、いつものヤツで楽しませてもらうとするか」
「くっくっ、そりゃいいな。この女の肉体がどこまで耐えられるか超見物だぜ！」

　三人の男たちはお互いの顔を見合わせてニタニタと笑いながら、次のステージの準備を始めていく。

　男たちはマットの傍に無造作に置かれた段ボール箱の中から様々な器具を取り出していくと、未だに放心状態で横臥したままになっている優美の周りを取り囲んでいく。
　彼女の身体から精液にまみれたブラジャーとパンティーを乱暴に引き剥がすと、その剥き出しになったピンク色の乳首と愛らしいクリトリスに強力なローターを押し当てて、しっかりとテープで貼り付けていく。
　そしてさらに、ロープで縛られた彼女の手首を床に設置されたフックへと固定し、続けて両方の足首にベルトを装着すると股が大きく開いたままの状態で動かないように固定していく。

　男たちはそれらの準備が終わると、性感帯に真っ赤なローターを貼り付けられた白い裸体を満足そうに眺めながら、タバコに火をつけておいしそうに吸い始めた。

「それじゃあ、目一杯よがりまくってもらうとするかっ！」

　猫背の男がそう叫びながら３つのローターのスイッチをカチリと入れる。ジジジジッという金属音とともに優美の敏感な部分に装着された性具が振動を開始する。
　茫然自失となっていた彼女の顔に驚愕の色が走り、唇からは悲痛な叫び声が舞い上がる。

「いや、いやっ！ や、やめてっ！ もうやめてええぇぇっ！」

　優美にとってはかつて経験した事がないような強烈な刺激だった。小刻みな振動が乳首と陰核をチリチリと焦がしていき、それが際限なくどこまでも続いていく。
　徐々にせり上がってくる快感とそれを抑えようとするせめぎ合いの中で、彼女の身体がくねくねと妖しく悶え始める。
　プルプルと全身を震わせながら甘美な刺激に耐え続ける優美の痴態は、これ以上ないほどに嗜虐心を掻き立てるものだった。
　猫背の男はその悶えまくる美しい裸体を恍惚の表情で眺めながら、ローターの振動数を徐々に上げていく。
　かん高くなっていく振動音とともに、優美の身体がビクッ、ビクッと跳ね上がるようになり、悲鳴に近かった叫び声にも甘い嬌声が混じり始める。

「はうううっ！ お、お願いっ、もうやめてぇっ！ あはああぁぁっ、あうううううっっ！」

　身体の奥底からせり上がってくる快感を必死になって押さえ込んでも、次から次へとその甘美な波動が性感帯に襲いかかってくる。
　しかし優美は、その蕩けるような感覚にくじけそうになる肉体を、最後に残された固い意志の力だけで必死に抑え付けていく。
　全身から大粒の汗を流しながらブルブルと痙攣する白い裸体の壮絶な美しさに、３人の男たちが思わず感嘆の声を上げる。

「大したもんだぜ。先ほどの賭けに敗れた時点で、ほとんど堕ちたと思っていたんだがな‥‥」
「この強力なローターによる三点責めでイカなかった女は初めてだぜ」
「くっくっ。攻め堕とし甲斐のある女じゃねえか‥‥。こうなったら最終兵器を使うしかなさそうだな」

　男たちは互いに目配せし合うと、マットのそばに置かれていた器具類の中から大小様々な電動バイブを手に取ってコンセントに繋げていく。

　優美は無限に押し寄せて来る官能の波に抗うのが精一杯といった状況で、自分の身体に迫って来る６本の激しく振動するバイブレーターの姿を恐怖の目で凝視している事しかできなかった‥‥。
　３人の男たちの６本の手に握られた電動性具によって、ローターとは比較にもならないほど強烈な刺激が、彼女のうなじや腋の下、乳房、臍、腰、股、太腿、割れ目など、ありとあらゆる性感帯に一斉に加えられる。
　その瞬間、全身に電流が駆け巡る様な強い刺激に、優美は身体を大きく仰け反らせながら嬌声を張り上げた。

「あうううううっ！ あっ、あっ、あうっ、あうっ、ああっ、あくうっ、あくうううううっっ！」
「ひゃっ、ひゃっ、さすがは最終兵器と言ったところだな」
「女のオルガスムは薄っぺらくないとかほざいているヤツがいたが、女なんて所詮はこんなもんよ」
「見ろよ。オマ○コから大量の愛液がこぼれ出して来たぜ。も、もうたまんねえ！」
「くうっ、やめっ、やめてえっ！ あううううっ！ くううううっ！ くふううううっっ！」

　優美は全身をくねらせながら、身体の奥底から湧き上がってくる凄まじい快感の嵐になおも耐え続けていた。こんな下劣な男たちにイカされようとしている自分自身をけっして許す事ができなかったから‥‥。
　しかし、それも刻一刻と限界が近づいていった。全身のあらゆる性感帯を同時に責められるという、未だかつて経験した事のない様な圧倒的な愛撫の前に頭が真っ白になっていく。
　優美はほとばしる官能の渦の中で思わず叫んでいた。

「晃さんっ、助けて、助けてっ！ あううううっ、いやあっ、いやああああっっ！」
「ひゃっ、ひゃっ、こいつ恋人の名前を叫んでいやがるぜ」
「お嬢ちゃん、早くあきらめな。あんたのいやらしい肉体は恋人を裏切って、すでに快感をむさぼるだけのメスブタに成り下がってしまっているんだからよ」
「くっくっ、大人の電動オモチャによがりまくるアンタを見たら、愛しい恋人もさぞや絶望する事だろうぜ」

　男たちは優美の心を言葉で貶めながら、その昇りつめていく淫靡な肉体にさらに激しいバイブの嵐を加えていく。
　電動バイブにはさまれた白い乳房がブルンブルンと狂ったようにたわみまくる。割れ目に押し込まれた複数の電動バイブによって大陰唇がブルブルと震え出し、優美の身体が大きくエビ反りの体勢になっていく。

「あぐうっ！ あう、あうううううっ！ あふううううっ！ あふううううううううううっっ！」

　次の瞬間、彼女の全身に激しい痙攣が始まった。全身がビクンッ、ビクンッと何度も突き上がり、股間からは大量の愛液が吹き出していく。
　今まで蓄積されてきた快楽への衝動を一気に吐き出すような凄まじい絶頂だった。

「こいつ、清純そうなツラをして、イクときはＡＶ女優顔負けの淫売さだぜ」
「ああ。あまりにもいやらしいアヘ顔に、こっちの方もギンギンに勃ってきちまったぜ」
「くううーっ！ は、早くこいつのオマ○コをぐちゃぐちゃしてやりたいぜ！」
「まあ、ちょっと待て。今回は約束どおり、こいつを最初に見つけてきた俺がまずは味わわせてもらう」
「ちぇっ、しゃあねえな！」
「くっそー、待ち切れんぜ！」
「ふふっ。悪いな」

　リーダー格の男はニヤリと笑いながらそう言うと、未だに身体を痙攣させている女の手足を解放し、その両脚を持ち上げると左右に大きく開いていった。
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2010年6月19日掲載
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