３．

「部屋、広〜〜〜い。ベットも大き〜〜〜い。」
　部屋に入るなり美沙はカバンを放り投げてベットにダイビングしている。なぜか女って部屋に入ると大胆になる。こんなこと思うの俺だけかな？
「おい、ピンクのパンツ見えるぞ。」
「見えちゃった？　可愛いでしょ、美沙のパンツ。」
「えっ？俺に見られて恥ずかしくないの？」
「全然。見られて恥ずかしかったら、こんな短いスカートはかないもん。」
「そうすっか…。」
　そう言いながらも、照れ笑いを浮かべてスカートの裾を気にしている。その仕草がちょっと可愛い。
「ねぇ、湯船につかるでしょ。お湯を入れてくる。」
　気がきく。何人目の男が教えたんだろう…。
「ねぇ、ＡＶは見ないの？」
　手を拭きながら浴室から出てくるなり、ＴＶの前でリモコンを操作しだした。すぐに、ＴＶからすごい映像とすごい声が出てくる。
「慣れてるなぁ…。」
　俺は思わず口に出して言ってしまった。
「何がぁ？」
「えっ？フロにお湯を入れたり、ＡＶを映したり…。」
「なんだぁ。そんなこと？それより、いつまでそんな所に突っ立ってるの？ここ座れば？」
　自分が座ってるソファーの横を叩いて誘ってくる。俺は圧倒されながらも美沙の横に座った。
「美沙のこと、どうせ「ヤリマン」だと思ってるでしょ。」
「えっ？」
「今のセリフだってそうだし…。ナンパされて、直ぐにホテルに連れ込まれちゃうし…。ねぇ、聞いてる？本当は、こんな…。」
　俺は美沙の口をキスで塞いだ。そして、静かにソファーに押し倒して舌を入れると、美沙も直ぐに舌を絡めてくる。もう、キスに酔い始めている。
「思ってないよ。「ヤリマン」なんて。」
　美沙から唇をはがし、この状況で当然のセリフを言った。
「本当に？」
　美沙は、それだけ言うと直ぐに唇を求めてくる。嘘です。本当は「ヤリマン」だと思ってます。でも、俺は積極的な子のほうが好きだ。それに、俺のアソコもムクムクしてきた。やった！！
「ねぇ、そろそろ風呂、大丈夫だろ？」
　俺のアソコ、完全復活！！「よかったぁ」と安心した俺は、夢中になってる美沙だけをソファーに寝かせたまま、自分だけ起き上がった。
「俺、タバコ吸ったら行くから、お前、先に入ってろよ。」
　いっしょに洋服を脱ぐのは恥ずかしいだろうと思い、美沙に気をきかせたつもりだった。
「え〜〜、嫌よ。一緒に入ろう。美沙だけ先に入ってて、俊に財布を盗まれて逃げられるの嫌だもん。」
　美沙は起き上がって、とんでもないことを言い出した。
「はぁ？」
　こいつ、普段、どんな生活を送ってるんだ？
「だから、美沙と一緒に入ろうよ。そのほうが楽しいよ。」
　あっけらかんとなる俺を横目に、美沙はさっさと洋服を脱いでは折りたたんで、ソファーの上に積み重ねていく。そして、最後の一枚であるパンツも躊躇なく両足から抜き去った。
「なにしてるの？一人じゃ恥ずかしくて洋服も脱げないの？もう…、私が脱がしてあげる。」
　ビキニのあとを露骨に浮かび上がらせた美沙にズボンを簡単に下ろされた。俺のＴバックパンツのモッコリが自信に満ちている。
「男のくせにすごいＨなパンツ！！」
　美沙が俺のパンツを見て喜んでいる。そしてパンツの上からナデナデしてくる。美沙に好きなようにさせながらシャツと靴下を脱いで、最後にパンツを引きずり下ろした。
「すご〜〜い、元気ジャン。溜まってる？」
　昨晩のことは嘘のようにパンツから飛び出してそそり立っている。嬉しい。本当によかった。
「めちゃくちゃ溜まってるぞぉ！！」
　うけ狙いで、ガンガン腰を振ってチンポを揺らした。美沙も大笑いしている。
「ヤリチンの俊に、美沙、食べられちゃう〜〜〜。」

　美沙に手を引っ張られて浴室に入ると、すでに浴槽からお湯が溢れ出ていた。美沙が嬉しそうに俺の手を握りながら浴槽に入っていく。
「俊も早くおいでよ。」
　誘われるがまま俺も浴槽に入った。美沙が気をきかせたのか、今の季節にはちょうど良いぬるま湯だ。
「お湯、もったいないな。」
　適当なことをいいながら、俺は美沙を抱き寄せた。俺のマジな態度に美沙から照れ笑いが消え俺に体を預けてきた。俺は女が身を任せたときの表情がたまらなく好きだ。それだけで、チンポもビンビンになる。
「俺、お前に惚れたかもしれない…。」
　とりあえず言っておく。「愛してる」「好きだ」は照れくさいけど、「惚れた」は、なぜか簡単に言える。
「俊…。」
　唇を近づけただけで、美沙の方からかかとを上げて唇を合わせてくる。おっと？「惚れた」の効果が出ちゃったかな？
　人差し指で転がしていた可愛い乳首がコリコリに立ってくる。美沙はキスしながらも甘い声を出してくる。
「あぁ…。」
　美沙から唇を離し、姿勢を少しずつ低くしながら舌を美沙の乳首に移していく。左手は美沙の張りのあるオッパイをわしづかみにする。
「うっ…、はぁぁ…。」
　さて、そろそろ…。アソコが気になる。右手をわき腹にそって下ろしていくと、美沙もどこを狙われているのか察知して、腰を引きながらも自然と足を広げてくる。
　まだ閉じている割れ目を少しずつ指で広げていく…。
「あっぁぁ…。」
　中指がクリちゃんに触れた瞬間、美沙の体がビックと震え、甘い声が浴室に響く。その声に、アソコに集中していて手と舌の愛撫が止まっていることに気が付いて慌てて再開させる。
「あぁ…、気持ちいい…。そこ、そこ…。」
　中指を少し乱暴にグリグリさせてみる。痛がるかと思ったけどツボにはまったみたいだ。
「あぁぁぁぁ…。」
　中指を少し後ろに移すと、結構濡れているのがわかる。そのまま美沙の中に指が入った瞬間、美沙の声が大きくなり、抱えられている俺の頭が美沙のオッパイに押しつけられる。
「美沙、ここ、すごいじゃん。」
「だ、だってぇ〜〜。あん、だめ…。あっ。」
　中指をちょっと出し入れしただけで美沙はしゃべれなくなる。俺は愛撫を続けながら浴槽に沈んだ。もちろん、美沙も俺に合わせて体を沈めてくるが、後ろ向きにさせて背中から美沙を抱きかかえた。
「なんだよ。美沙だって、かなり溜まってるジャン。」
　後ろから適当に胸を愛撫しながら雑談モードのイチャイチャ状態に入る。
「そ、そんあことない…。」
　美沙が恥ずかしそうに蚊の鳴いたような声で答えた。
「じゃぁ、彼氏と、やりまくりかぁ？」
「彼氏なんかいないもん…。」
「彼氏がいないってことは、オナニーしまくりかい？」
「違うよ！！」
　俺は美沙の片手を後ろに回して、チンポを握らせた。
「濡れやすい体質だって言われるもん…。」
　おいおい、誰に言われるんだぁ？　そして、美沙はゆっくりとチンポをシゴキながら恥ずかしそうに言い訳をしてくる。
「ずっと握ってろよ。」
「うん…。」
「ねぇ…、俊は彼女いるの？」
「いないよ。」
「今日みたく、ナンパばっかり？」
「違うよ。今日は美沙が可愛かったから勇気を出してナンパしただけ。」
　そうだとは言えない。
「嘘ばっかり！！」
「痛い、痛い。」
　美沙が俺のチンポに爪を立ててくる。
「本当、本当だって。」
「本当に？だったら、美沙のこと、やり逃げしないよね。」
「するわけ無いじゃん。後で、メアドと携帯の番号を交換しようよ。」
「うん。」
　美沙はその後、俺の体を手で丁寧に洗ってくれた。チンポなんか口で咥えて舌の絡みなんか絶品で、あやうく出そうになった。
「今度は、俺が美沙のこと洗ってあげるよ。」
「いいよ。恥ずかしいから。ベットに戻ってて。」
「なんだよ、恥ずかしいって？」
「だって…、濡れてる、濡れてるって、俊、絶対に言うもん。」
「えっ？美沙は体を洗うだけで濡れちゃうの？」
　手の中でボディーソープを泡立てて、座っている美沙の背後から抱きついてオッパイを泡だらけにしていく。
「あん…、な、なによぉ、俊だって、こんなに大きくさせてるでしょう。」
　まったく嫌がらない。それどころか、後ろに手を伸ばして、浴槽のときのように俺のチンポを握ってシゴイてくる。
「当たり前じゃん、美沙のようないい女の前で大きくしなきゃ失礼だろ。」
　俺はボディーソープで自分のチンポを泡だらけにして、座っている美沙の前に回って中腰になると、泡だらけのチンポを美沙のオッパイに押し付けて腰を回すようにグラインドさせた。
「美沙が大きくしたチンポでオッパイを洗ってあげるよ。」
「やだ、やだ。止めてってば！！」
　言葉とは違って、美沙は大笑いしながら喜んでいる。俺は股間に泡を付け足すと、股間で美沙の太腿や手を挟んで腰を振りながら洗った。ＡＶの受け売りだけど美沙はキャッキャ言いながら喜んでくれた。
「俊って、すごい技を持ってるね。」
「そうだろ。美沙に惚れちゃったから、もう、全力疾走だよ。」
　美沙の背中に股間をこすり付けながら、手を美沙のアソコに伸ばした。
「すげ〜〜、濡れ濡れじゃん。美沙！！」
　美沙は直ぐに気が付いて足を閉じたが手遅れだよ。
「ほらぁ、やっぱり言ったぁ〜〜〜。」

（続く）